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ドライバーの面接でよくある質問16選|回答事例や受け答えのコツ、適した服装

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ドライバーの面接でよくある質問16選|回答事例やふさわしい服装、受かるコツ

自動車業界において、ドライバーは非常に重要な役割を果たしています。

ドライバーは荷物や人を運ぶだけでなく、常に安全運転を心がけ、交通事故を未然に防ぐことが求められるからです。

そのため、ドライバーの採用は企業にとって大きな意味があります。

今回はドライバー志望者が採用面接を受ける上で押さえておきたい心得や注意点、面接で聞かれやすい質問・回答などをまとめて紹介します。

これからドライバーを目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。

ドライバーの面接でチェックされる5つのポイント

ドライバーの面接でチェックされる5つのポイント

まず、ドライバーの面接で面接官は求職者の何を見ているのか、5つのチェックポイントを紹介します。

責任感や安全に対する意識

ドライバーの主な業務内容は運転であるため、安全に対する高い意識が求められます。

同時に、物や人を無事に目的地まで送り届ける責任感も重要です。

特にトラックドライバーは車体が大きいため、高い運転技術が必要であり、操作を誤れば大規模な事故を起こす可能性があります。

ドライバーを志望する人の中には、「運転が好きだから」「免許があればできる仕事だから」という理由だけで志望する人も少なからずいるのです。

だからこそ、面接官は求職者が安全への配慮や責任感を持てる人材かどうかを厳しく見ています。

仕事量の変動に対する耐性

ドライバーの仕事の中には、繁忙期と閑散期がわかりやすく発生するものがあります。

例えば、トラックドライバーの場合は季節によって流通量が変わったり、引越しドライバーの場合は3月〜4月にかけて案件が激増したりします。

早く仕事を終わらせなければいけないのに、道路状況が悪くてスムーズに運転できないこともあるでしょう。

しかし、だからと言ってスピード違反をしたり、事故を起こしたりすれば元も子もありません。

どれだけ忙しくて、身体が疲弊していたとしても、安全運転で業務を遂行できる素質があるかどうか、面接ではそのような耐性も見られます。

長く働けるかどうか

ドライバーの仕事は、全国的に人手不足の状況にあります。

特に物流業界で働くトラックドライバーは、若い人材が少なく、高齢化が問題となっています。

だからこそ、採用側としては「長く働いてくれるかどうか」が重要な指標です。

長く働けるかどうかは、主に求職者の経歴や家族構成などをもとに判断される傾向があります。

例えば、過去に何度も短期間で転職をしているのであれば、印象は良くないでしょう。仮に採用しても、すぐにまた辞めてしまうのではないかと思われる可能性があります。

また、採用側からすると家族構成は、長く働けるかどうかを判断する上で重要な情報です。

なぜなら、家族構成次第で続けられる職種とそうでない職種とがあるからです。

例えば、幼い子供がいたり、親の介護があったりする人は、拘束時間の長い長距離運転には不向きと言えるでしょう。

そのような状況を事前に把握できれば、採用側からは拘束時間が長くなりにくい地場配送やルート配送等を提案することもできます。

採用側としても、採用活動を何度もするのは避けたいため、「長く働けるどうか」は採用の可否を決める上で重要なチェックポイントなのです。

社会人としてのマナーがあるか

運送業に誤ったイメージを抱いている一部の人は、社会人としてのマナーが欠けていることがあります。

例えば、面接に来る際の服装があまりにラフな格好であったり、胸ポケットにタバコやスマホなどを入れたまま面接に臨んだりなどです。

「ドライバーは運転するのが仕事だから、そこまで重要ではないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、

あくまで運送業はサービス業であり、少なからず社外の人間と接する機会はあります。

服装や基本的な挨拶、名刺の受け取り方など、社会人として最低限のマナーがあるかどうかを、面接官はしっかり見ています。

ミスマッチがないか

会社の労働条件が、求職者の望む条件に合致しているかどうかも重要なチェックポイントです。

例えば、会社は土日休みにも関わらず、土日に働きたいと思っている人、あるいは給与形態が歩合制にも関わらず、固定給を望んでいる人などは、ミスマッチが起きてしまいます。

労働条件がミスマッチしていることに気づかずに採用してしまい、その人がすぐに辞めてしまえば、会社側はまた採用活動をしなければなりません。

そのため、面接官は自社の労働条件を本当に理解しているかどうかを、念入りにチェックします。

関連記事:ルート配送の志望動機の例文4選|書き方のコツ・ES・面接対策・NG集・逆質問対策も徹底解説!

ドライバーの面接に臨むときの心構え

ドライバーの面接に臨むときの心構え

続いて、ドライバーの面接時に求職者が押さえておきたい5つのポイントを解説します。

第一印象に配慮する

面接において、第一印象は採否に大きく影響を与える要因の1つと言えます。

なぜなら面接官にとって、第一印象は採用後の勤務態度や仕事先での接客態度をイメージするのに重要な参考材料となるからです。

アメリカ・カリフォルニア大学の心理学名誉教授であったアルバート・メラビアンによると、人がコミュニケーションを取る際に人が印象を受ける要素の55%は「視覚」です。

視覚に次いで聴覚が38%、言語が7%の割合で、印象に影響を与えると言われています。

つまり、どれだけ立派な言葉を並べたとしても、見た目や話し方次第で、面接官に与える印象は大きく変わる可能性があるのです。

そのため、まずは視覚を意識して、清潔感のある見た目で面接に臨む必要があります。

また、受け答えも元気にハキハキとするようにしましょう。

面接の応募をする時や会社に問い合わせをする時も、丁寧で聞き取りやすい話し方を心がけてみて下さい。

志望動機を明確にする

採用面接でほぼ間違いなく聞かれるのが志望動機です。

「なぜドライバーになりたいのか」「なぜこの会社に入社したいのか」、その理由を問われます。

この時、志望動機を明確に伝えられないと、印象はかなり悪くなる可能性があるでしょう。

なぜなら、志望動機を伝えることは、求職者自身のモチベーションの高さをPRする絶好のチャンスだからです。

  • 必ず聞かれる質問の準備をきちんとしているのか
  • なぜ他社ではなく自社を志望するのか
  • 自社のリサーチをきちんとしているのか
  • 職種への理解は十分か

面接官は、志望動機の質問を通してこれらのチェックをしています。

業界や会社、職種についてきちんと調べた上で、自分の言葉で伝えることができれば、自分のモチベーションの高さを十分にアピールできるでしょう。

安全意識の高さをPRする

ドライバーの仕事は、常に事故を起こす危険性と隣り合わせです。

事故が起きれば貴重なドライバーを失う可能性がありますし、会社の信用にも悪影響が出る可能性があります。

だからこそ、ドライバーの面接では安全意識が高いかどうかを厳しく見られるのです。

具体的には、事故や違反を含む過去3年間の運転経験が記録された「運転記録証明書」を面接官が確認します。

そこで、事故を起こしていれば、なぜそのような事故を起こしてしまったのかを詳しく聞かれます。

もちろん、過去に事故や違反を起こしたからと言って、必ずしも不採用となるわけではありませんが、ネガティブな印象を与えてしまう可能性はあるでしょう。

もし、無事故無違反であるならば、日頃から運転時にどのような配慮をしているのか、安全意識の高さをPRしましょう。

他の志望者との差別化を意識する

採用面接では、自分の長所と短所を聞かれるのが一般的です。

その際、特に長所の伝え方を工夫するようにしましょう。

ありきたりな長所を伝えるだけでは印象に残りにくいため、過去の経験やストーリーを織り交ぜて伝えられるとオリジナリティが出ます。

また、特殊な技能講習で取得した資格や免許があれば、あわせてアピールすると良いでしょう。

そして、長所を紹介した後に「その長所を活かせるのが御社だと思いました」と繋げられると、志望動機に一層説得力が生まれます。

無理に他の志望者と差別化する必要はありませんが、興味深いストーリーや珍しい資格があれば、積極的にアピールすることをオススメします。

時間厳守を徹底する

ドライバーの面接において、面接官は求職者が責任感のある人間かどうかを厳しく見ています。

また、時間厳守という面においても同様です。

例えば、トラックドライバーは基本的に荷主から指定された時間に荷物を届けなければなりません。

時間を守れなければ、荷主から苦情が来ることもあるでしょう。

だからこそ、面接でも時間に対する意識の高さが見られています。

少しでも面接の時間に遅れれば、印象が悪くなりますし、場合によっては会場に入れてもらえない可能性もあります。

遅くとも面接が始まる10分前には会場に到着し、待機しておきましょう。

万が一何かしらの理由があって時間通りに到着できない場合は、早めに電話をして遅れる旨を伝えることが大事です。

関連記事:ドライバーの志望動機の例文23選!面接で好印象を残す志望動機を紹介

ドライバーの面接:理想的な服装

ドライバーの面接:理想的な服装

続いて、ドライバーの面接での服装について注意点を5つ紹介します。

服装の指定内容は会社ごとに異なる

面接時の服装の指定内容は会社ごとに異なります。

複数の面接を同時期に受ける際、指定内容を混同しないように注意が必要です。

なお、必ずしも求人票に面接時の服装の指定内容が記載されているわけではないため、指定があるかどうかは事前に企業の窓口で確認しておきましょう。

繰り返しになりますが、面接では見た目の印象を重視して、清潔感のある服装が望ましいです。

私服で面接を受けられる会社もありますが、その際は派手な柄物やダメージ加工などの服は避けましょう。

私服の場合でも、フォーマルに近い服装にすることをおすすめします。

迷ったときはスーツがおすすめ

迷ったときはスーツがおすすめ

服装に迷った時は、とりあえずスーツを着ておくのが無難と言えます。

ただし、スーツを着る際も細部まで気を配りましょう。

サイズが合っていないとだらしなく見えてしまいますし、シワやシミがあると清潔感がないと思われてしまいます。

自分の体に合ったサイズで、目立つ汚れのないスーツを選びましょう。

また、色味にも注意して下さい。ネクタイやワイシャツや派手な柄や色を避け、スーツは黒やネイビー、グレー系などの落ち着いた色味だと印象が良いです。

目立つストライプ柄や冠婚葬祭用のスーツ一式はできるだけ避けるようにしましょう。

NGの服装例と例外

NGの服装例と例外

繰り返しになりますが、清潔感のない服装や派手な色や柄の服装、ダメージ加工のある服装などは基本的にNGです。

ただし、会社によっては「作業をしやすい私服でOK」「前職で着用していた作業着を着てお越し下さい」などの指示があるケースもあります。

例えば、職場体験や職場見学があるケースなどです。その場合は、多少汚れている服装でも問題ないケースがあります。

このように、面接と同日に職場体験や職場見学がある場合は、事前に窓口で服装の指定内容を確認の上、服を用意しましょう。

服装の指定がない時はどうするか

ドライバーの面接では、特に服装の指定がないケースもあります。ただし、その場合も事前に確認をとっておいた方が無難です。

職場体験の有無によって適切な服装は変わるので、そちらも含めて確認するといいでしょう。

面接時の服装次第で、面接官に与える印象は大きく変わります。

「特に指定がないからなんでもいいと思った」などの理由で、ふさわしくない服装をすれば、自分の首を絞めることになります。

全ての企業が服装の指定について丁寧に案内しているとは限らないので、指定がない時は自分から確認するよう心がけましょう。

「服装自由」には注意する

服装の指定内容に「服装自由」と書いてあるからと言って、どのような格好をして行ってもいいわけではありません。

むしろ、指定がない方が服装の選択肢は増えるので、求職者側の社会的常識が試されているとも言えます。

面接官に不快感を与えないような、清潔感のある、整った服装を心がけましょう。自分で服装の組み合わせを考えることが苦手な人は、スーツを着ておくと無難です。

また、服装だけでなく髪型や髭にも十分注意しましょう。こちらでもやはり清潔感が大事です。

不潔感のないように髪型を整え、長すぎる場合はきちんと散髪しておきましょう。

髭は絶対にNGではありませんが、清潔感を優先するのであれば剃る方が無難です。

最初に「だらしない」「清潔感がない」という印象を面接官に与えてしまうと、「細かな部分まで配慮が行き届かない人」と思われる可能性があります。

面接において見た目で損をするのは非常にもったいないことです。

「服装自由」と言われた時こそ、社会人としてのマナーや常識があることを示すチャンスと言えます。

関連記事:ドライバーの面接で理想の服装は?身だしなみのルールを解説

ドライバーの面接:聞かれやすい質問&回答の事例

ドライバーの面接:聞かれやすい質問&回答の事例

ドライバーの面接では、いくつか聞かれやすい質問があります。

そこで、こちらでは聞かれやすい16の質問とその模範解答を紹介します。

前職を辞めた理由は何か

前職を辞めてドライバーの面接を受ける場合、聞かれやすいのがこちらの質問です。

退職理由を伝える時のポイントは、できるだけポジティブな内容にすることです。

例えば、仮に人間関係のトラブルが原因で退職した場合、被害者的な立場から前職の悪口を言うのは避けましょう。

「何か起きた時に他人のせいにする傾向があるのではないか?」と印象が悪くなる可能性があります。

自分にも落ち度はあった」「建設的な話し合いをしようと歩み寄ったが力が及ばなかった」など、できる限りポジティブな表現で伝えることをオススメします。

そうすることで、採用後に同様のトラブルが起きる可能性は低いと判断してもらえるでしょう。

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前職の仕事内容・経験・スキル

ドライバーの面接では、前職の仕事内容に関する質問をされることがあります。

前職でもドライバーの仕事をしていたなら、どのような労働環境だったのか、どのようなポジションを任されていたか、どのような荷物を運搬していたのかなど、

活かせる経験やスキルがあるかどうかを見られます。

また、採用側としては、こちらの質問をすることでどの程度の教育期間が必要なのか見立てがつきます。

即戦力になると判断されれば、採用される可能性が高くなるでしょう。

なぜドライバーになりたいのか

ドライバーの面接をする上で、面接官が特に重きを置いているのが、ドライバーの仕事へのモチベーションです。

注意したいのは、面接官が求めているのは「給料が良いから」「免許を活かせるから」などの表面的な理由ではなく、根本的な理由である点です。

他にも仕事の選択肢がある中で、なぜドライバーの仕事を選ぶのか、なぜドライバーになりたいのかを知りたがっています。

  • 昔から運転が好きであり、いつか仕事にしたいと思っていたから
  • 現代人の生活を支えるネット通販に欠かせないドライバーの仕事は、社会的貢献度が高いと感じているから
  • 子どもの頃に見た映画の影響でトラックが大好きだから

このように、前向きな理由で挑戦する気持ちがあることをアピールすると良いでしょう。

なぜその会社を志望するのか

ドライバーになりたい理由と同じくらい重要な質問がこちらです。

面接官は「他にもドライバーを募集する会社はあるのになぜ自社に入社したいのか?」を知りたがっています。

きちんと志望する会社のことを調べていないと、説得力のある解答ができないので注意が必要です。

会社の歴史や事業内容、特色等を把握した上で、何が決め手となったのかを答えられるようにしましょう。

また、こちらの質問は会社と求職者との相性を確かめることにも有効です。

求職者が会社に期待していることと会社側が提供できる労働環境に、ギャップがないかを確認できます。

熱意を伝えられる重要な質問ですので、入念に企業リサーチをし回答内容を準備しておきましょう。

運転経験はあるか

ドライバー面接の特徴の1つが、運転経験を聞かれることです。

主に即戦力として対応可能かどうかを判断するために聞かれます。

どのような車種に、どの程度の期間乗っていたのかを聞かれるので、前職がドライバーだった人は自分の経歴をきちんと振り返っておきましょう。

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過去に事故や違反の経験はあるか 

過去に事故や違反の経験はあるか

採用側にとって、求職者の運転に対する安全意識が高いかどうかは、合否を決める上で重要な参考材料です。

そのため、ドライバーの面接では過去に事故や違反の経験があるか、運転経歴を聞かれます。

会社によっては、面接時に運転記録証明書の提出を求めるケースもあります。

事故や違反の経験があるから不採用にするわけではなく、仮にそれらの経験があった場合、採用後に安全教育をする必要があるためです。

過去に事故や違反がある人は、正直に事実を伝えた上で、現在はどのように安全を心がけているのかを伝えましょう。

参考:「運転経歴に係る証明書」(自動車安全運転センター)

日常的に飲酒はするか

日常的に飲酒はするか

ドライバーの面接では、日常的に飲酒をするかどうかを聞かれます。

ドライバーの飲酒運転は今でも大きな社会問題であり、絶対に避けなければならないからです。

ただし、日常的に飲酒をするからと言って、面接での評価が下がるわけではないので安心して下さい。

入社後にアルコールに関する教育をおこなっている会社がほとんどですので、教えられた内容に従って適切な飲み方をすれば、特に問題はありません。

なお、ドライバーの職場では、出勤前と出勤後にアルコール検知器で酒気帯びの有無を確認するのが一般的です。

検知器に表示される数値が「0.00」でないと運転ができないため、出勤日の前夜は酒量を控える必要があります。

どのような免許や資格があるか

ドライバーの面接では、保有する免許や資格の確認をするため、実物の提示を求められることがあります。

希望する職種に必要な免許・資格をきちんと持っているのか、有効期限が切れていないかなどを確認するためです。

そのため、面接当日は免許証や資格証を忘れずに持参しましょう。

いつから働けるか 

ドライバーの中でも、トラックドライバーのように人手不足が深刻な職種は、即戦力を期待される傾向があります。

そのため、ドライバー経験がある求職者であった場合、いつから働けるのかは採用側にとって重要な判断材料です。

また、未経験者の場合も同様の質問をされます。

未経験のドライバーには熟練ドライバーが添乗教育をすることが多いため、人員の確保やスケジュールの調整を事前におこなう必要があるからです。

ドライバーを続ける自信はあるか

採用側が避けたいことの1つは、苦労して採用したドライバーが定着せずに離職することです。

ドライバーの採用には時間もコストもかかるため、長く続けてくれるに越したことはありません。

だからこそ、面接では長く続ける自信があるかどうかを問われます。

例えばトラックドライバーの場合、会社によっては土日祝日に出勤が必要だったり、体への負担が大きい荷物の手積み手降ろし作業があったりすることがあります。

予期せぬトラブルで運転がスムーズにできず、拘束時間が伸びてしまうこともあるでしょう。

長時間の運転によって腰痛を発症してしまう可能性もゼロではありません。

このように、仕事が大変な状況であっても、すぐに投げ出さずに仕事を全うし、ドライバーを続けていく覚悟があるかどうかを見られます。

ドライバーにはどのような苦労があるのか、事前に理解した上で、それでも続ける自信があることをアピールしましょう。

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入社後にどうなりたいのか

入社後にどうなりたいのか、具体的な自分のビジョンがあるかどうかを聞かれます。

こちらに関しては正解があるわけではありませんが、具体的である方が好ましいです。

例えば、

  • 新しい免許や資格を取得して、キャリアップを目指したい
  • ドライバーの経験を積んで、ゆくゆくは運行管理の仕事に就きたい

注意点として、「独立するためのステップアップとして経験を積みたい」など、離職を前提とするような発言は控えましょう。

あくまでも会社に貢献することを前提として、熱意を伝えることが重要です。

自分の長所は何か

採用面接の定番の質問と言えるのが、長所に関する質問です。

長所を伝える上で大事なポイントは、長所を言うだけで完結させず、その長所がドライバーの仕事にどう活かせるかまで伝えることです。

例えば、普段周りの人間から「細かいことによく気づくね」と言われるのであれば「仕事が丁寧である」「周りがよく見える」などが長所と言えます。

そして、そのような長所はドライバーの仕事をする上で「安全運転を徹底できる自信がある」と言い換えることができるでしょう。

また、前職でもドライバーの仕事をしていたのであれば「荷積みが早い」「道を覚えるのが早い」「長距離運転が苦ではない」など、ピンポイントで長所を伝えるのも有効です。

ドライバーの経験がある場合もそうでない場合も、スラスラ答えられるように、きちんと自分の長所を洗い出しておきましょう。

自分の短所は何か

長所とセットで聞かれるのが短所です。自分の不得意な作業や苦手分野を整理しておきましょう。

短所を伝える際のポイントは、不必要に面接官の不安を煽らないことです。

例えば「集中力がない」などの短所は、ドライバーの適性をはかる上でマイナス評価につながる可能性があります。

仮にそのような短所を挙げる場合は、自分なりの改善策や対策を合わせて伝えるといいでしょう。

会社としても、事前に短所を把握できれば、採用後の安全教育を進める上で参考になります。

自分の短所を自分自身で理解しており、改善する気持ちがあることを伝えることが重要です。

他の会社も受けているのか

ドライバーの面接では、他の会社の面接も受けているのかを聞かれます。

なお、こちらの質問に対する回答内容は慎重に考える必要があります。

なぜなら「他の会社も受けています」という同じ回答でも、求職者の経験やスキル、免許や資格の有無によって印象が大きく異なるからです。

例えば、前職でもドライバーをしていて、経験値や人柄も申し分なく「即戦力である」と面接官が判断している場合、

他の会社も受けていることがわかれば、自社に入社して欲しいという気持ちがより高まるでしょう。

他の会社も受けている事実が、面接でプラスにはたらく可能性があります。

逆に、求職者が全くの未経験で、人柄も少々難があると面接官が判断している場合、他の会社も受けている事実がマイナスにはたらく可能性があるでしょう。

自分が面接官からどのように見られているかを客観的に理解し、適切に回答する必要があります。

持病があるか

ドライバーを採用する上で、持病の有無の確認は欠かせない質問と言えます。

なぜなら、持病があることを知らずに採用すれば、その病気によって業務に支障が出たり、事故につながる可能性があるからです。

タクシー業界など、人を乗せる仕事は人命に直結するため、特に重視しています。

問題が起きてからでは遅いので、持病がある場合は正直に開示しましょう。

関連記事:ドライバー面接でおすすめの逆質問7選

ドライバーの面接:志望動機を回答する際の注意点

ドライバーの面接:志望動機を回答する際の注意点

面接で聞かれる質問の中でも、志望動機に関する回答は特に慎重になる必要があります。

求職者がどれくらい本気で入社したいと思っているかを判断するのに、最もわかりやすい指標だからです。

そこで、こちらでは志望動機を回答する際の注意点を3つ紹介します。

他人の言葉ではなく自分の言葉で伝える

面接官はこれまで多くの面接を経験してきています。

だからこそ、志望動機を回答する際は「よくある模範的な回答だな」と思われないような工夫が必要です。

面接官の心を打つには、誰かが考えた例文をそのまま使うのではなく、あくまで自分の言葉を伝える必要があります。

ポイントは「なぜ?」を自問し、動機を深掘りすることです。

例えば、トラックドライバーを志望するのであれば、

  • なぜ運送業界に興味を持ったのか?
  • なぜ運送業界の中でもトラックドライバーがいいのか?
  • なぜ他の会社ではなくこの会社を志望するのか?

など、自分への問いかけを繰り返すことで、オリジナリティのある回答内容が出来上がるでしょう。

提出書類との一貫性を意識する 

志望動機を考える上で注意したいのが、提出書類との矛盾が生まれないようにすることです。

履歴書や志望動機書に書いた志望動機と、口頭で答えた志望動機に矛盾があれば、面接官に不信感を抱かせてしまいます。

一字一句同じ回答をする必要はありませんが、要点は外さないように気をつけましょう。

同時に、志望動機を口頭でスムーズに言う練習をすることをオススメします。

細かくて書類には書き切れないような経験談を織り交ぜて話すとなおいいでしょう。

前職の愚痴を言わない

志望動機を伝える上で注意したいのは、前職の愚痴を言わないことです。

「職場の環境に不満があったので辞めた」という事実だけを伝えると、他責の傾向があると捉えられ、マイナス評価に繋がる可能性があります。

仮にネガティブな理由で前職を辞めていたとしても、「自助努力をしたが結果に繋がらなかった」ことをきちんと伝えましょう。

あくまでポジティブな表現で伝えることがポイントです。

関連記事:トラック運転手向けの自己PR例文・面接のコツを紹介

ドライバーの面接で自己PRをする際の注意点

ドライバーの面接で自己PRをする際の注意点

続いて、自己PRをする際の注意点を3つ紹介します。

自然な文脈の中で伝える

自己PRはタイミングが重要です。

文脈を無視してPRをすれば、配慮に欠ける人物という印象を与えかねません。

「どのようなドライバーを目指したいのか」「長所や短所は何か」「前職では何を頑張ったか」など、面接官から自己PRに繋がりやすい質問を受けた際に伝えるようにしましょう。

また、回答の結びはあくまでも質問に回答するという軸からずれないこともポイントです。

例えば、「どのようなドライバーを目指したいのか?」と質問された場合、自己PRを織り混ぜながら回答する流れは以下の通りです。

  1. 「私は〜のようなドライバーを目指しています」(結論)

  2. 「なぜなら、〜が私の強みであると思っているからです」(理由+自己PR)

  3. 「(自己PRを補足できるようなエピソード)」(補足)

  4. 「だから私は〜のようなドライバーを目指しています」(まとめ)

回答の結びを自己PRにすると、質問に対して回答が噛み合っていない印象を与えかねません。

上記のように、自己PRを織り混ぜつつ、質問に回答するという軸からずれないように心がけましょう。

自分本位の夢や理想を語り過ぎない

面接ではダイレクトに「何か自己PRがあればお願いします」と言われることもあります。

この時に注意したいのが、自分本位の夢や理想を語りすぎないことです。

熱量があるに越したことはないですが、面接官が知りたいのはあくまで自社と求職者との適性です。

適性を測る上で関連性のない話をし過ぎると、面接官が困惑する可能性があります。「自分のことしか見えていない、客観視が苦手な人物」という印象を与えかねません。

夢や理想を語る場合はきちんと現実的な内容に留めつつ、あくまで自分がその企業にどう貢献できるかをPRするように努めましょう。

ドライバーに必要な適性があることを伝える

自己PRをする際に重要なのが、ドライバーの適性があると伝えることです。

ドライバーの仕事は、ただ運転ができればいいわけではありません。

荷主との連絡、届け先での接客など、コミュニケーション能力が求められる場面も少なくないです。

自己PRをしつつ、面接官から追加で質問が来ても、きちんと意図を汲み取って適切な回答ができる能力があることをアピールしましょう。

また、ドライバーは体力が求められる仕事でもあります。健康管理をする上で、日頃から気を付けていることがあれば伝えましょう。

さらに、安全意識の高さもドライバーに必要な適性の1つです。人や物を目的地まで安全に送り届けることへの責任感が強く求められます。

過去にドライバーの仕事の経験があれば、具体的に何に気をつけて業務に取り組んできたかをアピールしましょう。

関連記事:トラック運転手の適切な服装は?作業・面接のベストな服装を解説!

ドライバーの面接:想定外の質問が来た際の対処法

ドライバーの面接:想定外の質問が来た際の対処法

面接では想定外の質問をされることもあります。専門的な知識がなければ答えられないような難しい質問を、あえてするケースがあるのです。

その場合に注意したいのが、背伸びをして無理に答えたり、嘘をついたりしないことです。

無理に答えて、さらに追加で質問されると、答えられずに自分の首を絞めることになります。

面接官があえて難しい質問をする時は、回答の内容よりも機転がきくかどうかを見ています。

回答するのが難しいと感じたら、焦らず正直に「勉強不足でわかりかねます」と誠意を伝えましょう。

ドライバーの面接:他の求職者と差をつける5つのテクニック

ドライバーの面接:他の求職者と差をつける5つのテクニック

特別な資格や免許を保有していなくても、他の求職者と差をつけることは可能です。

そこで、こちらでは他の求職者と差をつける5つのテクニックを紹介します。

履歴書にスーツでの写真を貼る

履歴書の証明写真のOK例とNG例

履歴書にはできるだけスーツの写真を貼りましょう。写真はスマートフォンで撮影したものでも問題ありません。

スーツの写真は印象が良く、誠意や本気度が伝わるので、書類審査で通過する可能性が高まります。

履歴書や職務経歴書は綺麗に書く

手書きの履歴書や職務経歴書を提出する場合は、綺麗な字で書くことを心がけましょう。

字が雑である場合、面接官にマイナスの印象を与えてしまいます。

また、文字だけでなく、写真の切り方や貼り方、書類の折り方にも注意しましょう。

些細なことですが、これらの点に配慮するだけでも誠意が伝わりますし、丁寧に仕事をする人物だとプラスの印象を与えられる可能性があります。

関連記事:【ドライバー向け】履歴書の書き方と志望動機・自己PRの例文

会社のリサーチをしておく

面接当日までに、会社のリサーチは十分にしておきましょう。

求人サイトで確認できる仕事内容や労働条件だけでなく、会社のホームページや採用サイトも念入りに確認することをオススメします。

それらのサイトには先輩社員の声や現場の雰囲気など、より具体的な情報が掲載されていることがあるからです。

きちんと会社のリサーチをした上で「こういう情報を見て、より御社で働きたいと感じました」などの話ができれば、誠意が伝わり志望動機に説得力が生まれるでしょう。

運転好きをPRする

ドライバーを志す上で、運転好きであることは大きな武器と言えます。

なぜならドライバーの仕事の大半は運転なので、運転好きであれば、仕事自体が嫌になって離職する可能性が低いからです。

面接官に「入社後も積極的に知識を身につけ技術を磨いてくれるだろう」と思われやすいでしょう。

運転が好き、あるいは車が好きという人は面接でしっかりPRして下さい。

面接官にイメージさせる

他の求職者と差をつけるためには、自分が働いている姿を面接官にイメージさせることが重要です。

頭の中でイメージさせることができれば、他の求職者と比べて強い印象を残すことができるからです。

入社後にどのような仕事をし、どのような場面で活躍できるのか、面接官が想像しやすいように具体的に説明しましょう。

ドライバーの面接で逆質問されたら聞くべき5つの内容

ドライバーの面接で逆質問されたら聞くべき5つの内容

ドライバーの面接では、面接官から質問を求められることがあります。

そこでこちらでは、面接で聞いておきたいドライバー特有の質問を6つ紹介します。

1日の仕事の流れについて

ドライバーの勤務時間は担当業務や担当エリア、交通事情によって異なります。

また、季節によって繁忙期と閑散期の差が激しいこともあるでしょう。

基本的に毎日配達や積み込みのノルマがあるので、状況次第で勤務時間が延びる可能性があります。

そのため、何時に出勤し、何時に休憩を取り、何時くらいに退勤するのか、先輩社員の1日の流れを確認しておくといいでしょう。

拘束時間や残業について

ドライバーの中でも特にトラックドライバーは、拘束時間が長い傾向があります。

長距離運転だったり、荷物の積み下ろしの待機時間があったりするためです。

拘束時間や残業の実態に関する情報は、求人票には掲載されていないことが多いため、面接で確認することをオススメします。

運転距離について

ドライバーの仕事をする上で、運転距離は事前に確認したい情報の1つです。

道を覚えるのが苦手な人は「ルート配送」のように毎日決まった道を走る方が向いていますし、

長時間の運転が苦でない人は数日かけて運送する仕事が向いているなど、適性によって運転距離が異なるからです。

1日にどれくらいの距離を運転するのか、面接時にきちんと確認しておきましょう。

荷主や荷物について

採用後のミスマッチを防ぐためには、面接で荷主や荷物の確認をすることも大切です。

それらの情報が事前にわかっていれば、自分が現場で働いている姿をより想像しやすくなります。

荷主の情報を聞いてもイメージがわかない場合は、具体的にどのような荷物を運ぶのか確認しましょう。

休日出勤について

会社によっては、休日出勤を求められることがあります。休日でなくとも、早朝出勤や深夜帯の出勤を求められることもあるでしょう。

ゴールデンウィークや年末年始など、大型連休の際は交代制で出勤する可能性もあります。

採用後のミスマッチを防ぐために、休日出勤の有無を事前に確認しておきましょう。

同僚にどのような人がいるのか

質問を求められた際に何を質問すればいいか困ったら、現場で働く同僚について聞いてみましょう。

一緒に働く上司はどのような人柄なのか、どのような経験があるのかなどです。

採用後のミスマッチを防ぐのに有効ですし、意欲的な姿勢を見せることにも繋がります。

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ドライバーの面接で質問を求められた際の注意点

ドライバーの面接で質問を求められた際の注意点

面接官から質問を求められた際、質問の内容や伝え方によってはネガティブな印象を与えることがあります。

そこでこちらでは、質問を求められた際の注意点を3つ紹介します。

求人票に書いてある内容を質問してもいい

「求人票に書いてある内容を質問したら、確認不足だと思われないだろうか?」と不安な方がいるかもしれません。

しかし、求人票に書いてある内容だったとしても、面接で質問することは悪くありません。

そもそも求人票に掲載できる情報量は限られており、追加で質問しないと詳細がわからないことがあります。

労働条件の詳細、資格保有者への手当、経験の有無による待遇の違いなど、気になることは納得できるまで質問しましょう。

質問項目は事前に厳選しておく

聞きたいことを全て質問すれば、膨大な時間がかかり、面接官に迷惑がかかります。

そのため、前章で紹介した質問項目を参考に、質問したいことは多くても5つ程度に絞ることをオススメします。

「●つ質問させていただきます」と伝えた上で質問すれば、きちんと準備してきたことが伝わるため、好印象になりやすいでしょう。

意欲が低く見える質問はNG

質問を求められた際に避けたいのは、意欲が低く見えるような質問です。

例えば「残業をすればたくさん稼げますか?」などの質問は避けましょう。「お金を稼げればどこの会社でもいい」という悪い印象を与えかねません。

また、「臨時で休日を取りたい時は対応してもらえますか?」などの質問も注意が必要です。

ドライバーとして働く意欲が低いと捉えられる可能性があります。

ただし、「幼い子どもを育てている」、「持病があって通院が必要」など、やむを得ない事情がある場合は別です。

その場合は、質問する理由をきちんと説明した上で伝えるようにしましょう。

ドライバーの面接で不採用になりやすいNG行動集|5選

ドライバーの面接で不採用になりやすいNG行動集|5選

採用面接では、話す内容と同じくらい、見た目や行動の良し悪しが合否に影響を与えます。

そこで最後に、ドライバーの面接で不採用になりやすいNG行動を紹介しますので参考にして下さい。

派手過ぎるまたはカジュアル過ぎる服装で参加する

派手な色の服、ダメージ加工されたジーンズなどは避けましょう。

また、よれたTシャツやサンダルなど、カジュアル過ぎる服装も当然NGです。

スーツを着て、白シャツとネクタイを着用して臨むのが無難と言えます。

会社によってはスリッパに履き替える可能性があるので、靴下も派手な柄や丈の短いものは避けましょう。

胸ポケットにスマートフォンやタバコが入っている

面接と関係のないものはきちんとカバンにしまいましょう。

スマートフォンは音が鳴らないようにマナーモードにするか、できれば電源を切ることをオススメします。

在職先のトラックで訪問する

在職先のトラックでの訪問は、迷惑であるのはもちろん、面接をする会社にも失礼になります。

在職中の休憩時間や荷待ち時間に面接に立ち寄るなどはもってのほかです。

きちんと面接の時間を確保した上で、マイカーや公共交通機関など、しかるべき移動手段を選びましょう。

「エージェントに面接に行けと言われたので来ました」と発言する

仮に事実だとしても、このような発言をすれば採用される可能性は激減するでしょう。

きちんと自分の意思で、入社したいと思って面接に来たことをアピールする必要があります。

会社を批判する

どのような状況であったとしても、その会社に入社したいのであれば、会社を批判するのは得策ではありません。

過去に実際にあった例としては、面接を受けた際「フォークリフトが2台しかないのにどうやって仕事するんですか?」と、角の立つ質問の仕方をしてしまい

悪印象を与えたケースがあります。

理にかなっている発言だったとしても、印象が悪ければ不採用になる可能性が高いでしょう。

関連記事:運送会社の面接で落ちる人の特徴は?合格のコツも解説

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ドライバー面接についてのまとめ 

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この記事を書いたライター

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高坂 勇介

工業高校で電気技術・機械制御・自動車工学を専攻。卒業後、複数業種を経験したのち、大手プラントメーカーで非破壊検査、造船メーカーで品質・工程管理に従事。物流業者への発注業務も多数経験。現在は製造・建設業界で培った12年の知識と経験を活かし、転職専門ライターとして活動中。

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