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西濃運輸は本当にブラック企業?口コミや噂から読み解く残業/福利厚生/ノルマを解説!

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何故か運送関係には動物をシンボルマークにした企業が多いですね。
クロネコ、象、こぐま、パンダ、アリ、ペリカン(消滅)・・・ 世間の運送仕事に対するブラックなイメージとはおおよそかけ離れているような気もいたしますが。
今回は「カンガルー」をシンボルマークとした西濃運輸について検証してみます。

 

西濃運輸がホワイト企業と呼ばれる理由

 

ブラックでないホワイトな運送会社なんてあるの? と誰もが疑問に思いますよね。
世間一般にイメージするホワイト企業ではなく、あくまでも運送会社の中での相対的な評価として西濃運輸はブラック側よりホワイトの方に位置すると考えていただければよいでしょう。
また、大型ドライバーの転職先候補としてよく挙げられることもホワイト企業と見られている証でしょうか?

福利厚生の充実度

西濃運輸は実は業界において5本の指に入る輸送量を誇り、企業間物流においては業界最大手です。大型・重量物の扱いが多く、大型ドライバーが多数活躍しており男性ドライバー比率が非常に多いのも特徴です。資本金1億円の大企業だけあって福利厚生面では他業種の大手企業となんら遜色のない内容になっています。待遇面でもブラックなイメージの運送会社の求人募集においては西濃運輸の福利厚生の充実度は強みになるでしょう。転職を希望するトラックドライバーの多くが西濃運輸に興味を持つ一つの理由が福利厚生にあります。

残業代がしっかり支払われる

西濃運輸では過去にサービス残業を強要された社員が自殺する事件があり、それ以降西濃運輸社内ではサービス残業の改善が進められ現在では申請すればきちんと支払いがされているようです。ただし営業所によってはいまだ申請しづらいとの不満も見受けられます。また、運送会社に特有である前残業とも言われるブラックな早出出勤がいくつかの営業所で常習化しており、どこまでサービス残業の改善が進んでいるかは不透明です。

残業代が支払われるのは当たり前。西濃運輸も当たり前なことをしたらホワイト企業と呼ばれるのですから、いかに運送業界のコンプライアンスのレベルが低いかがわかります。

 

西濃運輸がブラック企業と呼ばれる理由

 

西濃運輸はホワイト企業とも呼ばれる反面、運送会社らしい(?)ブラックな部分も多く存在します。
西濃運輸に限らずどの運送会社も抱えるブラックな部分とは?

 

顧客からのクレームが多い

西濃運輸がブラックのイメージがつくきっかけとなった社員の自殺事件。亡くなったのはクレーム担当者でした。日常茶飯事のクレーム対応に残業の毎日と上司からの叱責でうつを発症し追い詰められたブラック環境の不幸な出来事。いったいどんなクレームが多いのか?

西濃運輸のクレームで多いのは遅配と荷物の破損。特に西濃運輸の場合は宅配上位3社(ヤマト・佐川・日本郵便)が扱わない宅配規格外貨物(3辺計180cm以上、重量30kg以上)を取り扱うため、小荷物より破損機会が多いという事情もありそうです。遅配についてはどの運送会社も指摘されていることですし西濃運輸に限った問題ではないのですが、口コミでは必ず登場する内容です。ただ西濃運輸の場合、クレーム担当者を置いているだけマシなのかもしれません。いや、担当を置かねばならないほどクレームが多いブラック企業ということか?

拘束時間が長い?

運送会社がブラックと言われる大きな原因です。ドライバー職は内勤職とは違って時間で管理するのが難しい。天候や道路事情に大きく左右されるし、特に大型ドライバーは積込み荷降ろしにかかる時間も相手や荷量により変わります。早く終わることが滅多に無いし、残業代として会社がカウントしてくれるか信用できない部分もブラックですね。

物販ノルマがきつい?

運送会社によく見られる荷主関係からの斡旋販売協力。例えばビール会社と取引があれば西濃運輸には販売協力としてビール数百ケース購入のようなノルマが課せられます。アルコールを飲まない社員にも物販を強要してきます。これは荷主から西濃運輸へのパワハラ、西濃運輸から社員へのパワハラであり、立場の弱い者を食い物にしたブラックな商法と言えますね。
西濃運輸社員による口コミでは年3回物販があり、夏・冬はそれぞれ最低35,000円は自腹で買わされるとか。ただでさえ賃金が安いのにこれでは会社にいられませんね。社員にパワハラまがいの物販強要がまかり通っているのはブラックな職場以外の何物でもない。西濃運輸は社員のことより取引の方が大事なのでしょうか?

体力的にきつい?

これもガテン系のブラックな部分です。そもそも肉体労働を覚悟の上で西濃運輸に飛び込んできたのですから、ある程度頑張れないとお話になりません。ただ先に触れたように宅配規格外荷物を多数扱うため、普通の宅配仕事よりは重労働になっている可能性があり他社に比べてブラック度が高いのかもしれません。
問題はそのきつさが賃金と見合っているかどうかです。西濃運輸はブラックという声が多いことから、割に合わないと感じているドライバーが多いのでしょう。

 

なぜ西濃運輸がブラック企業と呼ばれるようになったのか?

 

西濃運輸がブラック企業と呼ばれるきっかけは何だったのか?

西濃運輸でクレーム対応を担当していた23歳の男性社員が、タイムカードの退勤打刻を強制的に早く押させられたりすることが常習的に行われついにはうつを発症。自殺へと追いやられました。その遺書には「毎日12時間以上働かされたこと。サービス残業を強要されたこと。」が記されており、西濃運輸のブラックさが世間に明るみに出ました。
男性が自殺した月の残業時間は98時間にものぼり、また過去に3度の退職の申し出を全て西濃運輸に認められなかったことも発覚しました。世間の注目を集めた後も西濃運輸のブラックさは変わらず、ついには遺族から慰謝料・損害賠償請求8,100万円の提訴を受けます。

これが話題となり2013年に西濃運輸はブラック企業対象にノミネートされました。(ちなみにその数年後には佐川急便やヤマト運輸もブラック企業としてノミネートされています。)
この件がきっかけで西濃運輸はブラック企業と呼ばれるようになっていきます。

 

それでも運送業界が注目される理由とは?

 

運送業界にはすっかりブラックのイメージが定着しているのですが、それでも毎年一定数の応募者がいるのは何故でしょう?

 

人手不足を専門職にすることで仕事に困らない!

運送の仕事は専門職のようでいて意外に門戸は開かれています。
2t~4tの小型トラックは需要も多く普通免許で乗れます(4tは平成19年6月1日以前に普通免許取得した場合)。人手不足もあってどの運送会社もドライバーは喉から手が出るほど欲しい。直近で事故や違反をしていなければ大手以外の運送会社であれば未経験でも採用されると思います。大型免許を持っていればまず転職に困ることはないでしょう。それだけ大型ドライバーの人材は貴重だし収入面でも優遇する会社は多い。

出て行く人も多くブラックと呼ばれる運送業界ですが、職に困っている人の受け皿でもあり覚悟を決めれば仕事に困らない環境でもあります。

需要が増え続ける運送業界!今後の動向

企業の在庫管理が徹底されてきて昔と比べて大口の荷物は減少傾向にありますが、それを補って余りあるほどネット通販を中心とした小ロットの流通が激増しています。顕著な傾向としては宅配事業、特に軽自動車による配送が活発になっておりドライバーの奪い合いの様相を呈しています。最近ではブラックな環境も改善されてきて、他業種からの軽ドライバーへの転職も増えています。

またAmazon Flexやピックゴー、ウーバーイーツといった登録型ドライバーという働き方が注目され、これまでブラックと言われ敬遠されていたドライバー職にも若者が参入してきたことも新鮮な流れです。時間の拘束から解放された働き方がドライバー職のブラックなイメージを緩和していることは確かであり、人手不足の運送業界には大きなヒントになっていると思います。

 

健全に運送業界で働くためには?働いている人たちの声!

 

ブラックと呼ばれた暗黒時代を過去のものとすべく、運送業界には襟を正し企業利益優先から社員優先、コンプライアンス厳守の徹底を業界をあげて遂行していかなければなりません。
社会には無くてはならない仕事であり、労働環境さえ整ってくれば人手不足は解消に向かうはずです。現在はまだ内輪での転職による人材移動が多いですが、これからは若者も含め就職対象として認知してもらうよう業界・運送会社に自浄作用を促してブラックではなくクリーンな労働環境をアピールして欲しいですね。

この業界で働いている人は自分の仕事に誇りを持っている人が多い。ただ残念ながら世間的に低い評価とブラックな労働環境がその誇りを傷つけている。せっかくの労働意欲を断念させるブラックな環境を解消できれば、辞めずに済んだドライバーも数多くいたことでしょう。

 

まとめ

 

ブラックと呼ばれる業界・ブラックな仕事をいかに改善していくか?
これは西濃運輸に限ったことではないが、業界の上位にいる企業が率先して動かないと改革は先に進まない。「法を順守すると仕事が成り立たない」という呆れた言い訳が蔓延っていることが異常であり、そんなブラックな仕事が敬遠されているのはある意味日本社会がまだ正常であるとも言える。

多くの犠牲を払いながらようやく国をあげて働き方改革の機運が盛り上がっているこのチャンスを逃してはいけない。特にブラックの烙印を押されている運送業界は本気で存続を望むのであれば、多少の痛みを伴っても人手不足解消のための策を講じなければいけない。
西濃運輸もブラック企業のイメージから脱出するためにも、他社に先んじて大胆な改革を実行して欲しいものです。

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