産業廃棄物収集・処理

ゴミ収集車作業員の給料を年齢・地域・雇用形態別に徹底解説

更新日:

ゴミ収集車作業員の給料を年齢・地域・雇用形態別に解説します。

また、給料に対する現役作業員の口コミ、給料を上げるコツなども紹介します。

ゴミ収集車作業員への転職を検討している方は参考にしてください。

この記事のまとめ

・産業廃棄物処理業の給料は高い
・公務員か民間かで給料は変わる
・ゴミ収集車作業員にはボーナス制度がある

ゴミ収集車作業員の平均給料

厚生労働省の調べによると、令和4年度の時点でゴミ収集作業員の平均給料は21.2万円平均年収は382万円です。

年齢別に見ると、50歳前後の年収が最も高く約434万円となっています。

さらに、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、扱うゴミの種類が「一般廃棄物」か「廃棄物」かによっても年収に差があるので、それぞれ紹介します。

一般廃棄物処理業

令和3年12月時点の決まって支給する現金給与額は、29万336円です。年収に換算すると約348万円となります。

産業廃棄物処理業

令和4年度の決まって支給する現金給与額は、31万8000円です。

こちらに年間賞与(その他特別給与額)58万5500円を加えると、年収は約440万円になります。

このように、産業廃棄物処理業の作業員の方が年収は高いです。

参考:ごみ収集作業員|職業情報提供サイトjobtag

参考:令和4年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

ゴミ収集車作業員で年収1000万は目指せる?

ゴミ収集車作業員で年収1000万円を目指すことは現実的に難しいでしょう。

公務員の作業員だとしても、高くて60代で800万円台くらいです。

ただし、ゴミ収集車作業員は夕方には仕事が終わることが多いので、副業によって年収1000万円を目指すことは不可能ではないでしょう。

【年齢別】ゴミ収集車作業員の平均給料

以下のグラフは厚生労働省が調べたゴミ収集作業員の年齢別の平均年収です。

年齢を重ねるにつれて、徐々に年収が上がっているのがわかります。

引用:年齢別の年収|職業情報提供サイトjobtag

さらに、厚生労働省の賃金構造基本統計調査「廃棄物処理業」のデータによると、以下の通り年齢によって給料に差があります。

区分 年齢 勤続年数 所定内
実労働
時間数
超過
実労働
時間数
きまって支給する現金給与額 所定内給与額 年間賞与その他特別給与額 労働者数
  時間 時間 千円 千円 千円 十人
男女計
学歴計
47.7 11.3 170 10 318.0 295.0 585.5 18286
~19歳 19.1 1.0 168 6 207.9 196.5 71.7 90
20~24歳 22.9 2.3 168 9 237.5 220.2 317.1 502
25~29歳 27.6 4.2 169 11 269.2 247.1 492.3 965
30~34歳 32.7 5.6 168 12 296.3 270.7 512.9 1341
35~39歳 37.6 7.8 170 12 315.0 287.2 613.3 1851
40~44歳 42.5 10.1 170 12 331.7 302.6 631.1 2434
45~49歳 47.6 12.3 170 11 343.0 316.5 671.8 2990
50~54歳 52.5 13.4 171 10 341.7 318.2 653.4 2893
55~59歳 57.5 15.4 171 9 349.7 327.9 658.2 2395
60~64歳 62.4 15.1 168 6 291.1 277.6 543.5 1700
65~69歳 67.2 13.6 167 6 256.4 245.5 298.6 716
70歳~ 73.4 16.6 168 5 244.3 237.2 228.6 409

経験やスキルがある程度あり、即戦力として活躍する40代や50代が高くなる傾向のようです。

参考:令和4年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

【雇用形態別】ゴミ収集車の作業員の給料

続いて、正社員とアルバイト・パートなど、雇用携帯別に給料事情を解説します。

正社員

弊社が運営するドライバー専門の求人サイト『ドライバーキャリア』に掲載の求人情報を見ると、正社員のゴミ収集作業員の場合、月給は25万前後が多い印象です(中には、月給50万円のところもあります)。

特に、産業廃棄物を取り扱う企業は少し給料が高めに設定されているようです。

産業廃棄物とは、建築資材や医療関係から出るゴミなどのことで、ゴミの量が多かったり廃棄物などの取り扱いに専門知識が必要だったりするため、給料が高いと言われています。

また、一般的なゴミ収集車の作業員は土日が休みですが、会社によっては土曜出勤のところもあります。

土曜出勤の場合は休日手当が出るため、少し金額が上がります。

さらに残業があるとその分手当がつくため、月に30万円以上稼いでいる方も少なくありません。

アルバイト・パート

同じく『ドライバーキャリア』に掲載中の求人情報を見ると、アルバイト・パートの場合は、時給900~1500円と幅広く設定されています。

正社員同様、扱うゴミの種類が産業廃棄物であれば、少々高めのところが多いようです。

【地域別】ゴミ収集車の作業員の給料

続いて、厚生労働省のデータをもとにゴミ収集車作業員の年収を地域別に紹介します。

地域賃金(年収)
北海道333.7万円
青森県284.4万円
岩手県271.3万円
宮城県364.8万円
秋田県278.8万円
山形県361.3万円
福島県350.1万円
茨城県388.5万円
栃木県388.6万円
群馬県365.9万円
埼玉県407.1万円
千葉県406.7万円
東京都454.5万円
神奈川県410.8万円
新潟県362.6万円
富山県384.6万円
石川県447.1万円
福井県376.7万円
山梨県353万円
長野県323.3万円
岐阜県393.3万円
静岡県413.7万円
愛知県354.3万円
三重県443.8万円
滋賀県410.4万円
京都府384.6万円
大阪府429.9万円
兵庫県416.2万円
奈良県330.2万円
和歌山県331.3万円
鳥取県346.4万円
島根県380.2万円
岡山県390万円
広島県433.8万円
山口県366万円
徳島県320.4万円
香川県408万円
愛媛県326.3万円
高知県281.8万円
福岡県380.9万円
佐賀県365.2万円
長崎県348.6万円
熊本県309万円
大分県362.3万円
宮崎県339万円
鹿児島県359.4万円
沖縄県258.5万円

東京都や大阪府、首都圏に近い埼玉県や神奈川県などが年収が高い傾向にあります。

反対に、地方になると平均年収がグッと下がり、300万円を切るケースもあります。

しかし、これらはあくまでも平均の数値です。平均年収が低い都道府県でも、企業によっては高い給料を設定している場合もあるでしょう。

出典:ごみ収集作業員|職業情報提供サイトjobtag

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ゴミ収集車作業員の給料は公務員と民間とで変わる

ゴミ収集車の作業として勤務する場合、民間で働くか公務員として働くか、大きく2つの選択肢があります。

そこで、こちらでは公務員として働くか民間で働くかによって、仕事内容や給料がどう異なるのか紹介します。

公務員として働く場合

仕事内容

公務員の作業員は家庭や企業から出る燃えるゴミや空き缶、ペッドボトルなどの燃えないゴミを取集することが仕事です。

2〜3人の組を作り、決められたコースを回ってゴミを回収します。ゴミの回収後は作業車を洗浄して業務は終了です。

公務員のごみ収集員の給料

公務員のごみ収集員の平均給料は約40万円平均年収は650万円となります。

公務員の場合、民間よりも高い給料が設定されているため非常に人気です。

しかし、今はあまり採用をおこなわず、民間に委託することが主流となっているため、公務員として働くことは難しくなっています。

公務員のごみ収集員になる方法

公務員として働く場合ですが、地方自治体でごみ収集事業をおこなっているところを見つけないといけません。多くの場合、市町村でおこなっているため市町村から探しましょう。

また、ごみ収集員は「技能労務員」と呼ばれ、技能労務員として働くためには公務員試験を受けて合格しないといけません。

臨時職員やアルバイトの場合は資格がなくても就業可能ですが、その分賃金は安くなります。

民間で働く場合

仕事内容

民間のゴミ収集車は地方自治体から委託された場合のごみ収集、企業や飲食店から依頼を受けた場合のごみ収集など、様々な形があります。

どちらも燃えるごみや燃えないゴミの収集を担当しますが、回収の時間が日中や夜間など、公務員として働く場合とは時間帯が異なります。

飲食店やホテルの場合は、ゴミをまとめ終わる夜間に回収することが多いですが、地方自治体から委託された場合は家庭や企業のゴミを回収するため、日中に回ることが多いです。

民間のゴミ収集員の給料

民間のごみ収集員の給料は約350万円となり、公務員よりも300万円ほど低い金額です。

しかし、働く地域や勤続年数、扱うゴミの種類などによって、より高い給料を稼ぐことは可能です。

民間のゴミ収集員で働く方法

民間のゴミ収集員となるには、その会社の求人から応募する方法が一般的です。

ゴミ収集車を運転するためには自動車免許の取得が必要となります。

ちなみにゴミ収集車は基本的に2トン車です。そのため、普通免許を取得した年によっては準中型免許が必要となります。

<平成19年6月1日までに取得した場合>

車両総重量8トン未満
最大積載量5トン未満
乗車定員10人以下

<平成19年6月2日から平成29年3月11日までに取得した場合>

車両総重量5トン未満
最大積載量3トン未満
乗車定員10人以下

<平成29年3月12日以降に取得した場合>

車両総重量3.5トン未満
最大積載量2トン未満
乗車定員10人以下

平成29年の3月12日以降に免許を取得した方は、2トン車の運転ができないため、準中型免許の取得が必要となります。

ゴミ収集車作業員の給料は仕事内容で変わる

先述のように、ゴミ収集車作業員の給料は仕事内容によっても変わります。

そこで、こちらでは一般廃棄物収集と産業廃棄物収集の仕事内容や1日のタイムスケジュールを詳しく紹介します。

一般廃棄物収集

仕事内容

一般廃棄物収集とは、主に家庭から出るゴミを回収する仕事です。

ゴミ集積所を周り、ゴミを収集車に積むこと、積んだゴミは清掃工場などの処分場に搬入することです。

1日に回る件数は、100件から多いところでは200件以上回ることもあります。

1日のタイムスケジュール

時間仕事内容詳細
7:30朝礼、車両点検会社内もしくはゴミ収集車のある駐車場などで朝礼を行います。その日の仕事の流れや注意事項などを共有します。
朝礼後は、担当するペア同士で車両点検を行います。
ゴミを回収する回転板のチェックや方向指示器ランプやブレーキランプが店頭するかどうか、タイヤの空気圧などをチェックします。
8:00ゴミ回収開始担当する地域へのゴミ回収を開始します。決められたコースをたどり、集積場にあるゴミを回収車の中に入れていきます。
この時、ゴミの中に分別されていないものが混じっていないかを確認することが大事です。
可燃性のゴミの中にガラスビンやスプレー缶が混じっていないかなどを確認します。スプレー缶を入れると火災の恐れがあるので特に注意が必要です。
12:00処理施設へゴミの搬入各地域にある処理場にゴミを搬入します。
搬入口は複数用意されているので、収集車を計量後、状況によって最適な搬入口からゴミを投入します。
12:30休憩ゴミの搬入が終われば昼休憩に入ります。
13:30洗車、活動報告書の作成休憩後はごみ収集車の清掃を行います。
ゴミを入れていた部分が特に汚いので、念入りに清掃します。
これを怠ると収集車の劣化が早まったり、汚臭のもととなるため、時間をかけて掃除します。それが終われば日報か報告書を書きます。
15:00退社上記の作業が終われば勤務終了となります。

産業廃棄物収集

仕事内容

産業廃棄物とは、製造業や建設業で出されたゴミを回収する仕事です。

ゴミとしては、廃油や廃プラスチック、汚泥や廃材など多岐にわたります。

工場などへ産業廃棄物を回収しにいき、脱水や焼却などを行う中間処理業者へ運搬する、さらには埋め立てまでを行う最終処分業者まで運搬することが仕事となります。

1日のタイムスケジュール

時間仕事内容詳細
6:00~8:00現地へ出発・到着早いところだと朝6時くらいに現地へ出発します。企業によっては到着後に、朝礼を行うところもあるようです。
8:30~作業開始各自担当する業務を行います。
11:30~12:30お昼休憩お昼休憩企業によっては10時頃に途中休憩を取って、12時頃からお昼休憩を取るところもあるようです。
12:30作業再開各自担当する業務を行います。
15:0017:00退社上記のことが終われば勤務終了となります。早いところは15時に退社します。

マニフェスト制度

産業廃棄物を処理する仕事をする仕事は一般廃棄物の処理と違い、マニフェストという制度があります。

マニフェスト制度とは、産業廃棄物を処分するにあたって、責任者の氏名、運搬業者名、処分業者名、取り扱う上での注意事項を産業廃棄物の送り先に届けなくてはいけないといったものです。

産業廃棄物作業員に必要な資格

産業廃棄物ドライバーとして働くためには、最低でも中型免許を取得していることが望ましいです。

産業廃棄物を運ぶトラックは一般廃棄物を運ぶ小型トラックと違い中型トラックもしくは大型トラックとなります。

運ぶものが大きく、重量もあるため、中型もしくは大型トラックとなります。

もし大型トラックで運搬している業者であれば、大型免許の取得が必要となります。

それ以外では、クレーン運転講習修了者やフォークリフト、パワーショベルなどの重機を扱える免許があると就職に有利となります。

関連記事:産業廃棄物ドライバーはきつい?仕事内容や給料、資格を一挙解説!

ゴミ収集車作業員にボーナスや退職金制度はある?

ゴミ収集車作業員の仕事でボーナスや退職金の制度はあるのか、それぞれ紹介します。

ボーナス

ゴミ収集事業をおこなう多くの企業で、賞与(ボーナス)を支給しています。

金額は企業によってまちまちですが、多いところでは年に2回、合計4ヶ月分支払われます。

ボーナスの計算は基本給をもとにして計算されるため、4ヶ月分なら基本給×4が支給額です。

なお、ボーナスの有無を確認する際は求人票の賞与欄を確認しましょう。

記載がない場合はボーナスがない、もしくは支給されても10万円程度の可能性があります。

退職金

民間企業の場合は、退職金が出ないケースがほとんどです。

ただし、公務員の場合は退職金が支給されます。

金額は勤続年数によりますが、大卒から働いた場合は1000万円以上支給されることもあります。

平均年収や退職金制度を考えると、公務員の方が魅力的に感じるかもしれません。

ただし、公務員の給料は一般企業の平均値を採用しており、給料にも上限があります。

そのため、たくさん働いて稼ぎたい場合は民間の方が期待できるでしょう。

ゴミ収集車作業員として働くメリット・デメリット

こちらではゴミ収集車作業員として働くメリットとデメリットを紹介します。

現役作業員による口コミ情報も紹介するので、あわせて参考にしてください。

ゴミ収集車作業員のメリット

勤務時間が短い

ゴミ収集車の仕事は朝が早いですが、その分早く仕事が終わります。

ゴミを回収し始めるのが朝8時過ぎと少し早いですが、午前中には終わるため、午後からは収集車の清掃と日報の作成だけで済みます。 

会社によっては15時までで退勤して良いところがあるため、実働で言えば一般的な会社よりも短い時間で済みます。

残業もあまりないのもゴミ収集車作業員のいいところです。

精神的に楽

ゴミ収集車の仕事はゴミを回収することです。特にノルマがないので、プレッシャーを受けることは少ない仕事と言えます。

また仕事は同僚と2人もしくは3人でおこなうことが多いので、人間関係のストレスも少ない傾向があります。

社会貢献している

ゴミ収集作業員がいなければ、ゴミが回収されず町中に溢れかえって大変なことになります。

社会にとっては必要不可欠な仕事であり、非常に社会貢献度が高い仕事と言えるでしょう。

毎日やりがいを感じながら仕事に取り組めます。

土日が休みであることが多い

ゴミ収集車の仕事は土日が休みであることが多いです。

特に、仕事内容が家庭のゴミの回収である場合、土日休みになる可能性が高いでしょう。

ただし、飲食店のごみの回収がメインの場合は、土曜出勤の可能性があります。

プライベートを優先して土日はしっかり休みたいという方にオススメです。

【実際の口コミ】よかった点

すごく楽

7時から勤務が始まり、12時に一回昼休憩をし、午後からの作業は14時には終わるためとても楽でした。

ゴールデンウィークや年末年始は少し残業がありますが、それでも15時までなので労働時間は短いです。

臭いはあまり気にならない

全然臭いがない仕事とは言い切れないけど、基本的にはあんまり臭いを気にすることはありませんでした。ただ袋が破れていて、汁が服についた時が最悪でした(笑)

その汁さえ気をつけていれば後は全然大丈夫でした!

楽しい仕事だった

休憩が多く、作業を早く済ませれば後はのんびりおしゃべりしながら仕事をしていたので楽だし、楽しく仕事ができました。

コーヒーやお茶をいただきつつ仕事をするので毎日が気楽でよかったです。

産業なし・給料がいい(公務員)

役所のお仕事だから時間はきっちりしているけど 残業がないし、給料もよく満足しています。

今31歳で年収500万円。同世代では、すごく収入がある方だと思います。

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ゴミ収集車作業員のデメリット

体力が必要

ゴミ収集は1日に何件もの集積場を回ります。少なくとも100件、多い時は200件以上も回って回収しないといけません。

積場に着くたびに車から出てゴミを車に積み、1日何百袋ものゴミを持ち運ぶため、体力的に厳しいところがあります。

ゴミによっては、重量があるので腕や腰の負担が大きくなります。これらを続けていくうちに体を壊してしまうことがあるようです。

匂いがきつい

ゴミを回収する仕事であるため、臭いのきつさがつらいと感じる人もいるでしょう。

特に夏場は食べ物が腐りやすく、匂いが充満してしまうこともあります。

悪天候になると作業が大変

どんな悪天候でもゴミ回収を行わないといけないのがゴミ収集車の仕事の大変な部分です。

大雨が降っても雪が降ってもゴミを放置できないため仕事が休みになることはありません。

大雨の日は濡れながら作業をしないといけないですし、積雪があった日はゴミ袋に積もった雪を払いながら仕事をしないといけないためきついと感じるでしょう。

朝が早い

基本的にゴミを回収する時間は午前中となります。

回収スタート時間は8時ごろとなるため、出社は7時過ぎという会社がほとんどです。

そうなると起床時間はもっと早くなり、朝が苦手な人にはきついかもしれません。

特に会社までの距離が遠い人はその分早起きする必要があるので、大変でしょう。

【実際の口コミ】大変だった点

給料が安い

北陸の民間業者で働いていましたが、給料は手取りで15万円くらい。

生活はギリギリだし、正直前の会社を辞めなければよかったなと後悔しています。

将来性が少し心配

残業がなく、年収も500万円弱と安定した給料をもらえるので家族持ちとしては嬉しい仕事。

休日もしっかり取れるので家庭サービスに時間を割けるのがいいところ。ただ将来的にずっと会社が存続できるのか怪しいのが心配です。

ゴミ収集車作業員に向いている人の特徴

転職して後悔しやすい瞬間の1つは、「実際に働いてみたらイメージと違ったとき」です。

そこで、こちらではそのようなミスマッチを防ぐために、ゴミ収集車作業員に向いている人の特徴を3つ紹介します。

早起きが得意な人

ゴミ収集車の作業員の仕事は朝早いのが特徴です。

ゴミの回収は朝8時から始まるため、出勤時間は7時頃が基本になります。

そうなると普段の起床時間は6時くらいとなるため、早起きが得意な人が向いていると言えるでしょう。

健康に自信のある人

ゴミ収集の仕事は特別重いものを持つわけではありませんが、毎日何百個ものゴミ袋を持つため、体力を必要とします。

特に夏場となると炎天下のもとでゴミ袋を回収するため、熱中症や脱水症状にならないよう普段よりも体調管理に気をつけなければなりません。

そのため、健康状態がよく、体力に自信がある人が向いていると言えるでしょう。

単純作業が好きな人

ゴミ収集車の仕事は単純明快で毎日決まったコースをたどり、ゴミを回収することです。仕事が単調であると感じることも少なくないでしょう。

そのため、毎日同じことをしても嫌にならない人が向いています。

ゴミ収集車作業員に向いていない人の特徴

潔癖症がある人

ゴミ収集車の作業員はゴミを扱う仕事です。

家庭や企業から出る生ゴミや汚いゴミを扱うため不衛生な部分がよくあります。

時にはカラスやネズミなど動物に荒らされた現場に出くわすこともあるでしょう。

軍手をはめているとはいえ、散らかったゴミを取らなければいけないとなると、潔癖症の人にはつらいかもしれません。

ちなみに事務所にはシャワーや大浴場が設置されているところもあるので、仕事後は体を洗い、清潔な状態で帰宅できます。

ルーティンワークが苦手な人

ゴミ収集の作業員は基本的に毎日同じ作業の繰り返しです。

午前中にゴミの収集をおこない、処理場に持っていき、午後からは収集車の清掃と日報の作成というルーティンワークが続きます。

そのため、飽き性の方には退屈に感じるかもしれません。

しかし、仕事内容は何年経っても変わらないため、ルーティンワークになれるか、飽きたら早めに転職するか。どちらかを選択する必要があるでしょう。

ゴミ収集車作業員の給料に関する口コミ

  • 月給29万円(30代男性)

以前は大型トラックドライバーの仕事をしていたので、当時と比べると給料は少し減りました。

でもその分肉体的な負担は減りましたし、休みも取りやすくなったので、幸福度は上がっていますね。

  • 月給33万円(40代男性)

現在のメインの仕事は粗大ゴミの回収です。年齢の割には耐力があるのでできていますが、この先はちょっと心配です。

少し給料が下がっても手積み手下ろしの作業がない仕事に転職できればいいなと思っています。

  • 月給26万円(30代女性)

女性は働きにくいのではないかという偏見がありましたが、全然そんなことはありませんでした。

前職が毎日のように残業があったので、残業のない今の環境には満足しています。

ゴミ収集車作業員が給料を上げるコツ

ゴミ収集車作業員が給料を上げるのは容易ではありません。

なぜなら、他のドライバー職のように資格手当や歩合給があるわけではないからです。

そのため、基本的には勤続年数を上げるか転職によって給料をアップを狙うのが定石と言えるでしょう。

ただし、産業廃棄物運搬業の場合は、資格の取得によって昇進しやすいくなる見込みがあります。

具体的には特別管理産業廃棄物管理責任者や廃棄物処理施設技術管理者などです。

特別管理産業廃棄物管理責任者については各自治体のホームページを、棄物処理施設技術管理者については一般財団法人日本環境衛生センターのサイトを参照してください。

参考:廃棄物処理施設技術管理者講習|一般財団法人日本環境衛生センター

ゴミ収集車作業員の給料についてのまとめ

今回は、ゴミ収集車作業員の給料事情について紹介しました。

口コミの紹介にもあったように、勤務先や勤務エリアさえ慎重に選べば、民間の企業だとしても決して安くない給料をもらえることがわかったと思います。

また、ゴミ収集車作業員は土日が休みだったり、稼働時間が短かったりと、労働条件が良いという側面もあります。

さらに、ゴミ収集作業員の仕事は未経験の方でも積極的に採用している企業が多いのが魅力です。

ゴミ収集車作業員への転職を検討中の方は、ぜひ弊社が運営するドライバー専門の求人サイト『ドライバーキャリア』で、求人をチェックしてみてください。

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