乗り合いタクシーとは、不特定多数の乗客がハイエースやミニバンタイプの車両に相乗りをし、目的地まで利用するタクシーを指します。
乗り合いタクシーの種類
乗り合いタクシーは大きく分けると2種類あります。
定時定路線型
定時定路線型とは、毎日決まった時間・場所にタクシーが派遣されるものです。バスと同じように停留所があり、乗客はそこから乗車し、目的地まで向かいます。
この型に多いのは限界集落といった人が少なく、かつバスや電車がない地域で病院や最寄りの駅まで送迎しているタイプです。
バスは経費がかかるため廃止をして、タクシー会社に切り替える自治体が多くなってきました。自治体で料金の一部を負担しているため、通常よりも安く利用できます。
デマンド型
デマンド型とは、乗車地は同じですが目的地が異なる乗り合いタクシーを指します。空港タクシーに多く、空港からそれぞれの乗客の自宅まで送る際に利用されるものです。
他には足の不自由な高齢者などがスーパーや病院から自宅まで送ってもらう際にこのデマンド型の乗り合いタクシーを利用します。
乗り合いタクシーの利用方法
乗り合いタクシーを利用するには事前予約が必要です。一般的には電話やネットから予約ですが、デマンド型は少し異なります。
デマンド型で市町村が行うもの(スーパーや病院への送迎)は事前に登録が必要な場合があります。登録は市役所や区役所で行いましょう。その後、事業会社に利用予約を行います。
決まった時間やルートがないため、事前に必要な手続きが多い点がデマンド型の欠点です。
乗り合いタクシーの料金
乗り合いタクシー料金は地域によって異なります。自治体が管理を行うものは費用の一部を負担しているため、数百円程度で利用できる場合が多いです。
空港タクシーの場合は空港へ向かう際は乗車地域によって異なり、空港から自宅の場合は自宅の地域で分けられています。通常のタクシー料金よりもだいぶ割引されるので、お得に乗車できますよ。
関連記事
・ジャンボタクシーってなに?車種や料金、おすすめの利用方法などを紹介!
まとめ
乗り合いタクシーは各自治体がタクシー会社に委託をして行うものと各タクシー会社が個人向けに行うものとがあります。
利用できる範囲はそれぞれ異なるので、自治体のHPやタクシー会社のHPを確認するようにしてください。
タクシードライバーのお仕事をお探しの方へ