ガソリンスタンド・エッソでは給油の他にも、洗車サービスをセルフで利用することが可能です。
道具や施設も整っているため、仕事帰りや休日に使用することで、早く簡単にマイカーをきれいにすることができます。
今回はエッソの洗車機の営業時間やメニュー、その特徴について詳しく解説していきます。
また、エッソなどガソリンスタンドの自動洗車機を利用するメリット・デメリットなどについても解説していくので利用を検討している方は是非参考にしてみてください。
ガソリンスタンド・エッソの洗車について
洗車は、自分でやったり専門店へ依頼したりする方法がありますが、その中の1つにエッソなどガソリンスタンドでの洗車があります。
ガソリンスタンド・エッソの洗車は他と比べて特に特別ということではなく、誰でも気軽に利用することが可能です。
特に以下のような項目に該当する方にはおすすめです。
- 給油ついでに車もきれいにしたい
- 洗車をしている時間がない
- マンションの駐車場など自宅での洗車が難しい
- 洗車の仕方がわからない
- 洗車グッズなどの使い方がわからなかったり、肌が弱くて自分でできない
- 旅行前などいつも以上に車をきれいにしたい
ガソリンスタンド・エッソの洗車機を利用する人は上記のような場合がほとんどです。
メニューも豊富で、お店によっては自動洗車機だけではなく手洗い洗車などもあるので、更に自分の車にあった洗車などを選択することが可能となっています。
エッソの自動洗車機について
自動洗車機と言っても種類が豊富で、取り扱うメニューもお店により違います。
エッソに関しても、全てのお店で同じメニューを取り扱っているわけではないので、あるお店のメニューを参考に詳細を紹介していきます。
エッソの自動洗車機の営業時間
エッソの自動洗車機に限らず、ガソリンスタンドで自動洗車機を利用する場合、お店によって営業時間が異なります。
一般的には8時~22時くらいの間が営業時間となります。
洗車自体は機械が行うため、以前は24時間利用可能なお店もありました。
ですが、洗車機の動作音などが騒音となってしまい、近隣の住民に迷惑がかかるため、最近では上記のような営業時間となっています。
また防犯上、お店の営業時間内となっている場合がほとんどのようです。
エッソで使用されている自動洗車機について
エッソで使用されている洗車機は全てのお店で統一されているわけではありません。
今回はエクスプレスウォッシュという機種についてメニューや使用方法などについて詳しく紹介していきます。
※機種は同じであってもメニューの種類や料金などはお店により違います。
エッソの自動洗車機メニューについて
今回紹介するお店はあくまでも参考にはなるのですが、基本メニューとオプションメニューに分かれていることがほとんどです。
【基本メニュー】
泡ジェットコーティング:1,000円
泡ジェットワックス :800円
エクスプレスワックス :500円
エクスプレスシャンプー:300円
【トッピング】
パワフル洗浄:スゴ布ブラシと特殊ケミカルにより固着した汚れや軽度な水垢などが落ちやすい強力な洗浄です。
ホイール洗浄:高回転する特殊なブラシを使用してホイールの表面に付着した汚れや鉄粉などを洗浄します。
下廻り洗浄:洗浄しにくい下廻りをしっかりと洗浄し車をサビから守ります。特に冬など道路に融雪剤などが巻かれるので定期的な洗浄が効果的です。
光沢ポリマー:シリコーン被膜を形成することにより車体に光沢が出ます。泡ブローコーティングとの組み合わせが効果的です。
エッソは他のモービルやゼネラルと一緒にブランド統一され、エネオスとなっており、上記メニューとは別に、現在エネオスが紹介している洗車メニュと特徴が以下のと通りとなります。
※お店によって洗車機の機種や施工可能なメニューには違いがあります。
- 泡ブロープライムコート:ガラス系のコーティングが同時に施工可能となっており、他の泡ブローグラスコートと比べても撥水性や耐久性、防汚性能に優れています。
- 泡ブロースプレンダーコート:新しく誕生したポリマー系コーティングが施工可能なメニューで、他のポリマー系泡ブローコートに比べ光沢や撥水性に優れています。
- 泡ブローグラスコート:ガラス状の被膜を形成し、高い耐久制でボディを守ることが可能であり、お手入れのしやすさも特徴の1つです。
- 泡ブローコート:高圧ブローでホコリなどを飛ばし、泡で汚れを浮かせてから洗浄を行い、ポリマー樹種をコーティングします。
- 泡ブローワックス:高圧ブローでホコリを飛ばし、洗車した後にワックスを散布することで高い艶を体感することが可能です。
エッソで自動洗車機を使用する場合の注意点
エッソなどガソリンスタンドの自動洗車機はどのような車でも使用できるというわけではなく、事前に知っておく必要がある注意点があります。
まず、洗車機を利用できない車は以下の通りです。
- たためなかったり、極端に大きなサイズのアンテナがついている車
- 剥がれやすいステッカーなどが貼ってある車
- 明らかに塗装などが剥げかけていたり破損部分がある車
- ルーフに何かしら乗せていたり、背の高い車
- エアロパーツの装着車
次に利用前の注意点についてです。
- 洗車中はエンジンを切ること
- 指定された位置で停止すること
- 窓やドア、トランクなどが閉まっているかの確認
- 洗車中に車へ近づかないこと
自動洗車機には上記のような注意点があります。
自分の車が利用できるのか不安な場合は、一度ガソリンスタンドのスタッフに聞いてみるといいでしょう。
エッソで自動洗車機を使用する場合の流れ
自動洗車機にはいくつかの種類があるのですが、利用方法と洗車の流れについてはある程度同じです。
1.洗車機前にあるパネルで注意事項を確認し、洗車メニューの選択をする。
注意事項に関しては、機種やお店によって違うのですが、上記で説明したような注意事項がメインとなります。
洗車コースで、どれを選べばいいかわからないという場合は、一度スタッフに相談して車の状態で決めるといいでしょう。
2.料金を支払う
洗車機は先払いと決まっているのですが、機種などによっては全ての紙幣に対応していないことがあります。
繁忙期などは混み合うので、事前に確認しておくといいでしょう。
3.窓などの閉め忘れをチェックする
全てのバイザーの有無関係なく窓やサンルーフを締め切って、サイドミラーをたたみ、必要に応じてアンテナを外します。
4.スタートボタンを押して停車位置へ車を進ませていく
スタートボタンを押すと、停車位置まで進めるようになるので前進して駐車します。
基本的に音声案内や掲示板で教えてくれるので運転が苦手という方でも大丈夫です。
5.洗車開始
エンジンを停止すれば洗車がスタートします。
洗車中何もする必要がなく車内にいるか、場合によって車外で終わるのを待ちます。
6.洗車終了
洗車が終了すると音声などで案内があるので、その指示に従って進みます。
洗車機はブローまでおこなうので、ほとんど水分はなくなるのですが、細かい部分の拭き上げやエッジ部分の拭き掃除などは専用のスペースで行うようにしましょう。
ちなみに洗車機の利用にかかる時間はメニューの選択なども含めて約10分程度となります。
エッソの自動洗車機の特徴について
洗車の方法には自動洗車機の利用の他にも、手洗い洗車があります。
エッソなどにある自動洗車機を利用すると、手洗い洗車などに比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
エッソの自動洗車機を使用するメリット
まずエッソなどの自動洗車機を利用するメリットについてですが、下記のような項目があります。
- 料金が安い
自動洗車機はブラシ洗車のみの場合であれば、数百円ほどで利用が可能となっており、とにかく安いことが特徴です。
手洗い洗車の場合、サイズによって料金は変わるのですが軽自動車で約1000円前後、普通自動車中サイズで約2000円前後、ミニバンなどになると約3000~4000円ほどかかります。
- 手ぶらですぐに利用できる
エッソなどを利用せずに自分で洗車をする場合、利用料金などはかからない一方でカーシャンプーやスポンジ、ウエスなどを全て揃える必要があります。
洗車一回あたりの単価で換算すると一番お得にはなるのですが、道具を購入しにいったり洗車に時間がかかってしまいます。
- 洗車時間が早く、給油ついでに利用できる
手洗い洗車を行う場合、プロのスタッフで合ってもボディを洗って水気を飛ばすまでに約20分ほどはかかってしまいます。
自分でやる場合はさらに多くの時間が必要な一方で、自動洗車機は5分~10分ほどで全ての作業が完了します。
そのためスケジュールをわざわざ考えなくても、簡単に利用することが可能です。
- 簡単にコーティングができる
少し前までは自動洗車機と言えば、名前の通り洗車だけのものでしたが、最近ではワックスやコーティング剤も一緒に施工できるようになっています。
コーティング専門店などに比べると品質は落ちますが、料金がとても安いので気軽に利用することができます。
エッソ自動洗車機を使用するデメリット
次に自動洗車機の利用デメリットについて見ていきましょう。
- 細部までの洗車ができず、手洗い洗車と比べて品質が低い
自動洗車機は、センサーで車の形状を感知して機械が全ての作業をこなしていきます。
人の目ほど優れているわけでは無いので、その車によって洗い方を変えたりすることは不可能です。
手洗い洗車の場合は人が洗車するので、細かい隙間などの洗浄はもちろん、足回りやくぼみなど特に汚れているところを入念に洗うなどの判断ができます。
また洗浄だけではなく、エアブローや窓拭きなど細かい部分の仕上げに関しても手洗い洗車の方が圧倒的に品質が高いと言えます。
- 洗車キズがついてしまう
利用者が特に気にするのが洗車キズです。
車のボディは予想している以上に柔らかく、塗装の上にあるクリア層は手で少し擦ったり下だけでも簡単に細かい線キズが入ってしまいます。
自動洗車機は人の手で洗うわけでは無いため、ボディの細部まで力の強弱をつけることが難しく、手洗い洗車に比べて線キズが付きやすくなります。
最近では自動洗車機の性能が大幅にアップしているため、しっかりとブラシなどの手入れをしていればある程度線キズを防ぐことは可能です。
ですが、そこまで丁寧にお手入れをしているガソリンスタンドはまだ少ないため、現実的には線キズが付きやすいと考えるのが一般的です。
- コーティングなどの品質は低い
最近になり当たり前となりつつあるカーコーティングですが、自動洗車機での施工は専門店での施工に比べ圧倒的に安い一方で、品質や仕上がりは大きな差があります。
新車の状態をなるべく保ち続けたいと考えているのであれば、専門店へ依頼したほうがおすすめと言えます。
また、施工後に何かボディに関して異常があったり悩みがあった場合、自動洗車機では相談したり手直しを依頼したりすることが基本的にできません。
自動洗車機を使用した場合のキズについて
上記で説明したように自動洗車機は性能が大幅にアップしているとはいえ、店舗によってブラシなどのお手入れ頻度に差があるため、利用すると線キズが入ってしまうのが一般的です。
ですが、線キズがついてしまう原因はブラシによるものだけではなく、洗車前に一工夫するだけでキズの量を減らすことが可能です。
線キズがついてしまう原因は2つあり、1つ目がブラシなど洗う素材が固くなってしまっていることです。
そして2つ目が汚れを引きずってしまうことです。
ボディに付着した砂ぼこりをそのまま引きずって洗ったため、全体に線キズがついてしまうことはよくあります。
これは手洗い洗車にも言えます。
この対策としては自動洗車機を利用する前に強めの水流ではじめに汚れを流すということです。
洗車機でも最初に水で汚れを流すのですが、どうしても機械的な作業になってしまいます。
高圧洗浄機があれば、まずは足回りの汚れを落としてからボディの上から下へ汚れを流していきます。
特に3月あたりの花粉の時期や、黄砂の被害が酷いときなどはこの一手間を入れるだけで全くキズの付きやすさが変わってきます。
また鳥糞や虫の死骸などはボディに侵食して表面に凹凸ができるほど深刻なダメージを与えます。
付着している場合は、無理やり擦ってとるのではなく水圧で流すような感じで除去するのがおすすめです。
コーティング施工車の自動洗車機利用について
エッソなどにある自動洗車機を利用する上で、よくある疑問がコーティング施工車の利用です。
使用しても大丈夫なのか、そもそもコーティングとはどのような効果があるのかを解説していきます。
コーティングってなに?
カーコーティングとは、専用の溶剤をボディに塗布することでコーティング被膜を表面に成形することです。
ボディの表面は塗装が塗られており、その上にクリア層という透明な層があるのですが、その上に更に一層のコーティング被膜を形成します。
被膜が形成されることで汚れが固着しにくくなり、水を強く弾くためセルフクリーニング効果で雨水と一緒に汚れを落としやすくなります。
また、膜圧が高くなることで美しい艶と輝きも備わります。
エッソなどの自動洗車機は利用可能?
コーティング施工車の自動洗車機利用ですが、一概に使用不可というわけでは無いのですが、利用しないほうがいいと言えます。
上記で説明したように、エッソなどガソリンスタンドの自動洗車機の性能は上がっていても普段からしっかりとお手入れしているお店は少なく、見極めることができないからです。
また、最近ではコーティングも一緒に施工できる洗車機が当たり前となっており、その後に使用するとブラシなどに付着してそのままになった別の溶剤がボディ表面にかかったりしてシミになったりする恐れがあります。
ディーラーなどに行ったときにも注意が必要
コーティング施工をしているからと、自分で洗車機をりようすることがない場合でも、ディーラーなどに行ったときは注意が必要です。
ディーラーでは無料で洗車をしてくれることが多く、裏で自動洗車機を使用しているからです。
専門店と違い、コーティングに関する知識がないスタッフもいるため、必ず来店した際は自動洗車機を使用しないように伝えるようにしましょう。
コーティング施工車を自動洗車機で洗いたい場合の対処方法
自動洗車機を利用するとコーティング被膜が弱ったり、剥がれる恐れがある他にも線キズが入る恐れがあります。
ですが毎回手洗い洗車をお願いすると費用がかかってしまいます。
そのような場合の対処方法としてあるのが「ノンブラシタイプ」の洗車機を利用するということです。
洗車機の中には、ブラシを使用しないものがあり水洗いとシャンプーのみで洗車を行います。
このような洗車機を利用すれば線キズが入る恐れがありません。
ブラシ洗車に比べて汚れは落ちにくいデメリットがありますが、コーティング施工車は比較的汚れが固着しにくいため最適な自動洗車機の利用方法と言えます。
関連記事:エッソの洗車料金やメニューを細かく紹介!他のガソリンスタンドとの比較も合わせて解説します
まとめ
今回はエッソ(エネオス)の自動洗車機の営業時間やメニュー、利用方法などについて解説してきました。
最近の自動洗車機は、性能が大幅にアップしたことで洗車はもちろん、様々なメニューをセルフで利用可能となっており短時間で行うことができます。
コーティング施工車などは使用しない方がいいと言えるのですが、ノンブラシタイプのものを使用するなど対策をすることで被膜が弱ったりすることが防げます。
自動洗車機は所要時間が約5分ほどと短く、給油ついでに利用が可能です。
仕事終わりや旅行前など愛車をきれいにしてみてはいかがでしょうか。
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