北海道内のドライバーの政策
北海道には公益社団法人「北海道トラック協会」があり、全日本トラック協会も含め以下のような助成を受けることが可能です。
運転者適性診断受診料
道内の自動車事故対策機構や、釧路自動車学校、苫小牧ドライビングスクール、中央バス自動車学校が実施する適正診断受診料の一部を助成してもらうことが可能です。
運行管理者一般講習・整備管理者選任後研修受講料
運転管理者の「基礎講習」及び整備管理者「専任者研修」を除いた一般講習において、それぞれで助成してもらうことが可能です。
運転経歴証明書交付手数料の助成
自動車安全運転センターで発行ができる、無事故・無違反の証明に必要な手数料を補助してもらうことができます。
ドライバー健康診断受診料助成
ドライバーがより安全に運行を行えるように必要な健康診断の受診料の一部を助成してもらうことができます。
中型ドライバーとして働く場合に必須となる運転免許ですが、北海道内にある教習所で取得することが可能です。
北海道内にある教習所を5校紹介していきます。
中央バス自動車学校
〒001-0908
北海道札幌市北区新琴似8条17丁目1-1
TEL:011-764-2525
URL:https://www.cds.chuo-bus.co.jp/
新得モータースクール
〒081-0005
北海道上川郡新得町本通北6丁目17番地
TEL:0156-64-6111
URL:https://city.hokkai.or.jp/~sms/
手稲自動車学校
〒006-0852
北海道札幌市手稲区星置2条1丁目13-1
TEL:011-683-5131
URL:http://www.keishin-g.com/teine/
釧路星ヶ浦自動車学校
〒084-0915
北海道釧路市大楽毛南2丁目2-76
TEL:0154-57-8127
URL:https://www.hoshiji-ds.com/
帯広自動車学校
〒080-0846
北海道帯広市緑ケ丘9丁目2
TEL:0120-345-095
URL:https://obiji.jp/
北海道は近年、人口減少が進んでおり、道内を発着する国内貨物輸送量は減ってきています。
取り扱っている品目としては、砂や砂利、石材などの鉱業品や石油製品などの化学工業品がメインとなります。
他にも食品等の軽工業品などがあり、道外への輸送では化学工業品や金属・機械工業品が多くなっています。
また、最近になり道内物流の内容が変化しており、コロナウイルスの影響などもありインターネットを介した売買が多く増えてきています。
EC事業の急成長もあり、宅配分などの取扱量が大きく増えており車両やドライバー不足が懸念されている状況です。
北海道では、高規格幹線道路網の開通計画1,825kmのうち、平成29年度時点で約1,120kmが開通しており、道内の各主要都市と札幌までの所要時間は大幅に短縮されました。
残りの開通を目指しつつ、課題となっているのが大雪などへの対応で4車線化などの対策です。
また直轄国道網に関しては、主要都市や空港、港湾などを結ぶ重要な機能を担っている一方で、国道37号、38号、5号線において4mの高さ制限等があり、コンテナ車などの通行に支障がでてしまっている状況です。
このような国際海上コンテナに対応した道路機能の強化が必要となっています。
北海道は日本最北端の都道府県となっており、面積は83,456,20㎡と日本面積の約22%を締め、九州と四国を合わせた面積よりも広くなります。
梅雨がなく台風もめったに上陸しないことが気候の特徴であり、畑作や稲作、酪農業、漁業などが産業として有名なほか、食品加工や紙パルプ製造業も盛んです。
道内の貨物流動としては、都市部である札幌を中心に国際拠点湾口である苫小牧港、室蘭港などとの流動が多くなっています。
また、生産された農水産品は十勝やオホーツク、釧路といった東道地域が主な生産地となっているため、このような場所でのドライバー需要は高いと考えられます。
最近ではEC事業関連の貨物も増えてきているため、各都市部での配達ドライバーの需要も今後高まる可能性があります。