エネルギー管理士

エネルギー管理士の資格取得の難易度は高い?必要な勉強時間や将来性について

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チェック作業をこなす女性作業員

年間の使用エネルギー量が所定の量を超える工場では、エネルギー管理者の選任と定期報告書の提出が義務付けられています。

このエネルギー管理者として選任できるのは「エネルギー管理士」の資格保有者だけです。工場におけるエネルギー管理の役割を担っており、工場勤務において貴重な存在と言えるでしょう。

この記事を読む人の中には、資格取得を検討しているものの「難易度が高い」と聞いて、合格できるのか不安に感じている人もいるでしょう。

この記事では、エネルギー管理士の取得難易度や学習方法を中心に解説していきます。試験概要も紹介していますので、無理のない受験計画を立てて合格を目指しましょう。

エネルギー管理士は難しすぎる?難易度を解説

作業員が話し合う様子

エネルギー管理士は、製造工場におけるエネルギーの効率的な利用の促進や、省エネ法に基づく法令遵守、コスト削減といった役割を担っています。

資格取得するには、エネルギーに関する法令や規制、供給システムに関する知識だけでなく、効率化を図るためのスキルが必要です。そのため、誰でもすぐに取得できる簡単な資格ではありません。

ここでは、エネルギー管理士の合格率や資格偏差値について、他の難関資格と比較しながら解説していきます。

エネルギー管理士の合格率

エネルギー管理士を取得するには、以下のいずれかを満たす必要があります。

  • エネルギー管理士試験に合格する(実務経験1年以上で免状交付)
  • エネルギー管理研修を受講して修了試験に合格する(実務経験3年以上)

各試験の合格率は、以下の通りです。

実施年度 国家試験 修了試験
令和5年度 37.8% 67.1%
令和4年度 33.9% 61.3%
令和3年度 31.9% 61.2%
令和2年度 36.7% 65.2%
令和元年度 32.6% 54.8%

直近5年における国家試験の合格率は約35%、修了試験は約62%であり、修了試験の合格率の方が毎年高い状況です。

ちなみに、国家試験の試験課目は「必須基礎」と「熱分野」「電気分野」のいずれかを選び受験します。どちらを選択しても、合格後の資格内容は変わりません。

参照:一般財団法人省エネルギーセンター

エネルギー管理士の資格偏差値

エネルギー管理士の資格偏差値は57前後と言われています。簡単に取得はできないものの、適切に対策した上で受験すれば、十分に合格を狙えるレベルです。

ちなみに、同じ偏差値の資格には以下のようなものがあります。

  • 二級建築士
  • 宅建(宅地建物取引士)
  • 社会福祉士

エネルギー管理士を取得するために必要な勉強時間は、別の見出しで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

参考:一般財団法人省エネルギーセンター

エネルギー管理士と電験三種の難易度を比較

「電気主任技術者」は電気設備の保安監督業務を行える国家資格です。3種類に分けられており、第三種電気主任技術者(電験三種)は、電圧5万ボルト未満の電気工作物を取り扱えます。

エネルギー管理士と役割が似ており、工場で電気設備管理を行う業務で役立ちます。資格取得の難易度では、電験三種の方が若干難しく、資格偏差値は58です。

電験三種の合格率は、約15%前後で推移しており、エネルギー管理士の合格率よりもかなり低い状況です。

電験三種の試験では「電力」「理論」「機械」「法規」の4課目が出題され、全課目で合格基準を満たさなければなりません。

計算問題も多く、テキストを丸暗記すればいいというわけでもないため、勉強時間もエネルギー管理士より多くの時間が必要と言えるでしょう。

ちなみに、エネルギー管理士は「電験2.5種」とも呼ばれており、電験三種と出題範囲が重複している部分が多くあります。エネルギー管理士を取得した後は、電験三種の受験も検討してみましょう。

参考:一般財団法人省エネルギーセンター

エネルギー管理士に合格するために必要な勉強時間

資格勉強をする技術者

エネルギー管理士に合格するために必要な勉強時間は、300〜600時間と言われています。

既に関連業務に従事しており、ある程度の知識が身についている場合は300時間前後、未経験から資格取得を目指す場合は600時間を目安に受験計画を立ててみましょう。

資格取得にかかる時間の目安

  • 1日2時間勉強:5~10ヶ月
  • 1日3時間勉強:4~7ヶ月
  • 1日4時間勉強:3~5ヶ月

働きながら取得を目指す場合、仕事の繁忙期などで勉強時間が確保できなくなる可能性もあるため、余裕のある受験計画を立てましょう。

エネルギー管理士のおすすめの過去問サイトや学習方法

施工管理技士取得に向けて学習する様子

エネルギー管理士の勉強を効率良く進めていくには、自分に合った学習方法で知識を身に着けながら、過去問で試験対策するのがおすすめです。

主な学習方法としては、参考書や通信講座などがあります。ここでは、各学習方法で効率良く学ぶポイントについて解説していきます。他の学習方法も紹介していますので、参考にしてみてください。

重要なポイントがまとめられている参考書を選ぶ

エネルギー管理士試験の参考書はたくさん販売されており、総合的に学べるものや、各分野に特化したものなどがあります。

自分のペースで学習できて、数千円程度で購入できることがメリットと言えるでしょう。過去問と組み合わせることで、さらに効率良く知識を身に着けられます。

試験の内容は都度見直されているため、購入する際にはなるべく最新のものを選びましょう。また、自分のレベルに合った参考書を選ぶことが大切です。

基礎的な内容が掲載されている初学者向けのものや、応用問題がメインとなる上級者向けのテキストがあるため、事前にチェックしてみましょう。

試験に向けては、熱や電気の技術に関する複雑な理論や計算方法について理解する必要があります。初学者の場合は、図や表が豊富に用いられており、理解しやすい参考書を選ぶことが重要です。

ネットで購入する場合は、実際に使用した人の口コミや評判も参考にしながら、自分に合った参考書を選びましょう。

独学が難しい場合は通信講座を利用する

効率良く学習を進めるもう一つの方法が「通信講座」です。

通信講座は、試験傾向を把握した講師のサポートが受けられるため、テキストを読むだけでは理解が難しい箇所などもスムーズに学べます。分からない箇所がある場合は質問も可能です。

最短で試験合格を目指せるカリキュラムが組まれているため、無理なく学習に集中できることも大きなメリットと言えるでしょう。

近年は「eラーニング教材」が中心となりつつあり、スマートフォンやタブレットでちょっとした空き時間でも学習を進められます。初学者の状態で資格取得を目指すような人におすすめです。

2024年9月時点では、以下のような通信講座がありました。

講座名 料金
SAT:エネルギー管理士電気分野通信講座 ・eラーニング講座:54,780円
・DVD講座:65,780円
・eラーニング、DVD講座:71,280円
JTEX:エネルギー管理士受験講座 ・電気分野特別受講料:36,300円
・電気分野一般受講料:38,500円
・熱分野特別受講料:36,300円
・熱分野一般受講料:38,500円

一般財団法人省エネルギーセンターにある過去問を活用する

エネルギー管理士に関する知識が身に付いたあとは、過去問を繰り返し解きながら知識を深めていきましょう。試験のペース配分に慣れておくことも大切です。

過去問は試験の実施機関である「省エネルギーセンター」のホームページに掲載されています。問題を解きながら、自分の苦手課目を把握した上で対策していきましょう。

この他では、YouTubeの解説動画で学習する方法もあります。各課目について詳しく解説されており、コメント機能を利用した質問も可能です。

参考:過去の試験問題|一般財団法人省エネルギーセンター

エネルギー管理士の受験資格

女性がデスクワークをこなす様子

エネルギー管理士には、特別な受験資格はなく誰でも受けられます。ただし、合格後の免状申請に関しては、1年の実務経験が必要です。実務経験は試験前後のいずれかで満たしていれば問題ありません。

実務経験と認められる主な勤務先には「第一種エネルギー管理指定工場や事業所」があります。主な業種は「製造業」「鉱業」「ガス供給業」「電気供給業」「熱供給業」の5業種です。

免状の交付申請では、「エネルギー管理士免状交付申請書」と「エネルギー使用合理化実務従事証明書」を省エネルギーセンターへ郵送します。申請時には交付手数料として3,500円がかかります。

各申請書の記入例や様式は、省エネルギーセンターの「エネルギー管理士免状の交付に関するご案内」で確認できます。

エネルギー管理士の申し込み方法や試験概要

現場作業員が話し合う様子

エネルギー管理士試験は毎年7〜8月に全国各地の試験場で実施されます。年に何回も挑戦できるわけではないため、試験日程に合わせて余裕のある受験計画を立てましょう。

ここでは、令和6年度試験を基にエネルギー管理士の試験概要について解説していきます。

参考:第46回エネルギー管理士試験の内容|一般財団法人省エネルギーセンター

エネルギー管理士の申し込み期間

エネルギー管理士試験は、毎年7〜8月に実施されており、令和6年度の試験は8月4日(日)に実施されます。受験の申し込み・入金制限の受付期間は以下の通りです。

  • 令和6年4月5日(金)~6月19日(水)

受験の申し込みは、インターネットによる手続きで省エネルギーセンターにて行います。

受験料の入金は「銀行振込」「クレジットカード払い」「コンビニ払い」から選択可能です。入金方法によって入金期限が異なるため、間違えないようにしましょう。

受験申込が完了すると、7月中旬ごろに受験票が省エネルギーセンターより発送されます。受験票未着に関する問い合わせ期間は7月23日〜25日までとなり、合格通知書は、9月下旬ごろに発送されます。

エネルギー管理士の受験費用

エネルギー管理士試験の受験費用は、17,000円(非課税)です。

旧制度の電気管理士または熱管理士の免状を取得しており、平成17年度の改正法附則第4条に規定する試験課目の免除を受けて受験する場合は10,000円(非課税)となります。

エネルギー管理士の受験場所

エネルギー管理士試験の試験地は、以下の通りです。

  • 北海道、宮城県、東京都、富山県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

インターネット申請の際に、希望する試験地を選択すると、受験票に当日の試験会場が記載されます。試験地によっては複数の会場が用意されますが、受験票に記載されている会場以外は利用できません。

試験地は、実施年度によって変わる可能性があるため、省エネルギーセンターの案内を必ず確認しましょう。

エネルギー管理士の受験課目

エネルギー管理士の受験課目は共通課目である「エネルギー総合管理及び法規」と熱分野、電気分野のいずれかを選択します。試験はマークシート方式です。

エネルギー総合管理及び法規の出題内容

  • 非化石エネルギーへの転換及びエネルギー使用の合理化等に関する法律、命令
  • エネルギー総合管理(エネルギー政策、情勢、エネルギー概論、エネルギー管理技術の基礎)

熱分野を選択した場合「流体と熱の流れの基礎」「燃焼と燃料」「熱利用設備及びその管理」の3課目が出題されます。

熱分野・出題課目 出題内容
流体と熱の流れの基礎
(試験時間:110分)
・熱力学の基礎:2問
・伝熱工学の基礎:1問
・流体工学の基礎:1問
燃焼と燃料
(試験時間:80分)
・燃焼計算:1問
・燃焼及び燃焼管理:2問
・燃焼計算:1問
熱利用設備及びその管理
(試験時間:110分)
・制御及び計測:2問

【熱利用設備】
・貯蔵装置、蒸気輸送、蒸気原動機、ボイラ、内燃機関、ガスタービン:2問
・熱回収装置、熱交換器:1問
・冷凍、空気調和設備:1問
・熱設備材料、工業炉:1問
・蒸発、蒸留、乾留、乾燥装置、ガス化装置:1問

電気分野を選択した場合「電気の基礎」「電気機器及び設備」「電力応用」の3課目が出題されます。

電気分野・出題課目 出題内容
電気の基礎
(試験時間:80分)
・自動制御及び情報処理:1問
・電気計測:1問
・電子理論及び電気:1問
電気機器及び設備
(試験時間:110分)
・電気機器:2問
・工場配電:2問
電力応用
(試験時間:110分)
・電動力応用:2問
・照明:1問
・電気化学:1問
・電気加熱:1問
・空気調和:1問

各課目で6割以上の正答率であれば課目合格、4課目全て合格で試験合格となります。試験不合格となった場合でも、課目合格した試験は翌年度より3年間免除されます。

エネルギー管理士の試験当日スケジュール

エネルギー管理士試験の当日は、1時限目の試験開始10分前までに受験票に記載してある受験番号の席に着席します。全ての時限で30分以上遅刻すると入室できなくなります。

筆記用具(ボールペン不可)以外では、時計と電卓を使用できますが、スマートフォンを時計の代わりとして使用することはできません。試験科目のスケジュールは以下の通りです。

  熱分野 電気分野
1時限目
9:00~10:20

エネルギー総合管理及び法規

2時限目
10:50~12:40
流体と熱の流れの基礎 電気機器及び設備
3時限目
14:00~15:50
熱利用設備及びその管理 電力応用
4時限目
16:20~17:40
燃焼と燃料 電気の基礎

試験時の注意事項は、省エネルギーセンターの「受験に当たっての注意事項」で確認できます。内容を理解した上で受験に臨みましょう。

エネルギー管理士の年収はどのくらい?

作業員が話し合う様子

エネルギー管理士の年収は500〜600万円と言われています。エネルギー管理士は、大量の電気や熱エネルギーを消費する施設において欠かせない存在です。具体的には以下のような企業で活躍できます。

  • 製造企業での工場勤務
  • ビル管理や施設管理
  • エネルギー関連企業(電気、ガス会社など)
  • 再生可能エネルギー関連企業

勤務する業界や企業によって年収が異なります。実際の求人には、以下のような内容のものがありました。

求人の内容と想定年収 主な業務内容
製鉄所でのエネルギーの操業管理
想定年収:570~1,100万円
動力設備、水処理設備などに関わる操業改善業務や技術開発業務など
オフィスビルの施設管理
想定年収:450~560万円
電気、空調、衛生、防災設備の運転や保守の計画実行。工事の受発注など
自動車工場での設備導入と運用
想定年収:430~690万円
省エネ性を重視した設備導入と運用業務全般

この他では、電気主任技術者の求人で、エネルギー管理士の保有者を優遇するようなものもありました。経験を積み重ねることで600万円以上も十分目指せるでしょう。

参考:indeed

エネルギー管理士の将来性

作業員が横並びに立っている様子

エネルギー管理士の取得を検討する上で、各企業における必要性や将来性が気になる人もいるでしょう。

ここでは、エネルギー管理士の具体的な仕事内容や企業における役割、将来性について解説していきます。

エネルギー管理士の仕事内容

エネルギー管理士は、製造工場やビルといった大規模施設において、エネルギーを効率的に管理・運用する役割を担っており、以下のような業務を行います。

  • エネルギー使用の監視と管理
  • 省エネルギー計画の策定と実施
  • エネルギー関連法規の遵守
  • 設備の運用管理や改善
  • 再生可能エネルギーの導入推進
  • 従業員や技術者への教育

工場やビルでは、さまざまな設備が稼働しています。エネルギー管理士は、各設備のエネルギー消費状況を監視しながら効率的な運用をサポートします。

日常のエネルギー使用パターンの分析を行い、改善点が見つかった場合、運用方法の改善や新技術の導入などを計画するのもエネルギー管理士の仕事です。

一定以上のエネルギーを消費する大規模施設では、省エネ法に基づく運用が義務付けられています。各設備において違反がないか監査を行うことも重要な業務の一部です。

エネルギー管理士の必要性

製造工場やビルなどの大規模施設において、エネルギー管理士は以下のような役割を果たしています。

  • 省エネ法に基づく選任義務
  • エネルギーコスト削減による企業の競争力向上
  • 環境保護による社会への貢献
  • エネルギー消費における法令遵守

省エネ法では、年間エネルギー使用量が原油換算で1,500kl以上の事業所において「エネルギー管理統括者」と「エネルギー管理企画推進者」の選任を義務付けています。これらの監理者として選任できるのがエネルギー管理士です。

エネルギーの効率化や省エネ技術の導入は、企業の大幅なコスト削減に繋がるだけでなく、環境保護にも大きく役立っています。

近年、地球温暖化といった環境問題への対策が課題となっており、エネルギー消費の削減は二酸化炭素の排出抑制に直結します。そのため、エネルギー管理士の需要はさらに高まっていくと言えるでしょう。

エネルギー管理士を取得してキャリアアップできる

前述したとおり、効率的なエネルギーの活用は工場やビルを中心に、多くの企業で必須の課題となっています。

エネルギー管理士は「エネルギー管理者」として、省エネ全般をサポートできる重要な存在です。資格取得することで、幅広い業界で活躍できるようになるでしょう。

特に、製造業や建設業、再生可能エネルギー関連の業界で働いている場合は、資格取得によりキャリアアップを目的とした転職もしやすくなります。

エネルギー管理士の難易度に関するよくある質問

技術者が打合せする様子

最後は、エネルギー管理士の難易度に関する、3つのよくある質問に答えていきます。

  • エネルギー管理士と電験三種はどちらが難しい?
  • エネルギー管理士試験に数学の知識は必要?
  • エネルギー管理士研修の合格率は?

エネルギー管理士の取得難易度に関する内容ですので、受験を検討する上で参考にしてみてください。

エネルギー管理士と電験三種はどちらが難しい?

エネルギー管理士と電験三種は、どちらも電気設備を扱うための資格ですが、出題範囲などが異なります。そのため、受験者の知識や経験によって、難易度の感じ方は異なります。

ただし、電験三種の方が難しいといった声が多い傾向です。主な理由には「電験三種の出題範囲の広さ」が上げられます。

電気理論や計算問題も多く出題されるため、出題範囲を丸暗記するだけでは、高得点を狙えません。

エネルギー管理士試験に数学の知識は必要?

エネルギー管理士試験では、電気分野や熱分野に関する計算問題が出題されますが、高度な数学の知識が必要なわけではありません。

基本的な計算問題が多く、各分野の基礎知識を身に着けていれば十分対応できます。

どうしても公式などが理解できない場合は、講師陣のサポートを受けられる通信講座の利用を検討してみましょう。

エネルギー管理士研修の合格率は?

エネルギー管理士の認定制度である「エネルギー管理研修制度」では、各研修区分の講義課目を受講し、修了試験に合格すると免状が交付されます。修了試験の合格率は、下記の通りです。

研修実施年度 合格率
令和5年度 67.1%
令和4年度 61.3%
令和3年度 61.2%

エネルギー管理士試験の合格率は約35%であるため、研修制度の方が難易度はかなり低めと言えます。ただし、研修を受けるためには3年以上実務経験を積んでいる必要があります。

参照:一般財団法人省エネルギーセンター

エネルギー管理士の資格を取得してキャリアアップを目指そう

技術者が腕を組む様子

エネルギー管理士は、工場やビルといった大規模施設におけるエネルギーの効率的な利用の促進や、省エネ法に基づく法令遵守などの役割を担っています。

資格取得するには、1年の実務経験を経て国家試験に合格するか、3年以上の実務経験を経て研修を受講し、修了試験に合格する方法があります。

国家試験の合格率は3~4割と決して高くはありませんが、十分な対策を行えば合格を目指せる資格です。建設業や製造業におけるキャリアアップに役立つため、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いたライター

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工業高校・航空専門学校で「電気工事士」「危険物取扱者」「けん引免許」などの資格を取得。学校卒業後は、航空貨物を扱う会社の輸入部署にて、倉庫業や物流業に関する仕事に約8年ほど従事。転職後はカーコーティング会社でマーケティング担当として約5年間勤務。現在は自身の経験をもとに専業Webライターとして活動中。

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