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エネルギー管理士の勉強におすすめの過去問サイトやアプリまとめ

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点検作業をこなす作業員

エネルギー管理士は、限られた資源を無駄なく有効に使うことを目的に2006年に誕生した比較的新しい資格です。エネルギー管理士の取得を目指し、過去問での対策を考えているものの、どこに掲載されているのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、エネルギ―管理士の過去問を解けるおすすめのサイトやテキストを紹介していきます。

おすすめの勉強方法や勉強時間の目安なども解説していますので、受験勉強で役立ててみてください。

【この記事で分かること】

  • エネルギー管理士の過去問を解けるサイト
  • エネルギー管理士の過去問を解けるテキストやアプリ
  • エネルギー管理士を取得するための勉強時間や勉強方法

エネルギー管理士の過去問を解けるおすすめのサイト

女性がデスクワークをこなす様子

エネルギー管理士試験の過去問を解けるおすすめサイトは3つあります。

  • 省エネルギーセンター
  • 【目指せ!エネ管 電気分野】要点ノートと過去問解説
  • JQOS.jp・日本資格取得支援

上記3つのサイトについて、特徴なども踏まえながら解説していきます。

省エネルギーセンター

一般財団法人・省エネルギーセンターは、指定試験機関としてエネルギー管理士試験を実施しています。試験に関するさまざまな情報を発信しており「過去の試験問題」では、各年度の試験問題が試験用紙のままで掲載されています。

解答は正解のみが掲載されており、問題の解説などはありません。内容に関する問い合わせ等もできないため、勉強を始めた段階ではなく試験直前での利用がおすすめです。

過去問を無断で複写・転写することはできません。個人利用の範囲を超える場合は、センター試験部まで連絡するようにしましょう。

参考:一般財団法人省エネルギーセンター

Masassiah Web Site

Masassiah Web Siteとは、エネルギー管理士や電気工事士など、さまざまな資格を取得した運営者が各試験の情報を掲載しているサイトです。

平成18年度から現在に至るまで、過去問が課題ごとに掲載されています。解答には解説も付いており、問題を解きながら知識を身に着けられるのが特徴と言えるでしょう。

過去問以外では、出題範囲に応じて学習ポイントが紹介されており、運営者が実際に資格を取得するうえで気付いた内容が掲載されているため、非常に参考になります。

受験勉強から過去問による試験対策まで、一緒に進めたいといった人におすすめのサイトです。

参考:目指せ!エネルギー管理士|Masassiah Web Site

JQOS.jp・日本資格取得支援

JQOS.jp・日本資格取得支援は、あらゆる資格の情報が掲載されているサイトで、難易度や目的別で資格を探し、情報を閲覧できるようになっています。

過去問は10問ほどが掲載されており、解答に解説は付いていません。過去問の掲載数は少ないものの、試験日・合格率・受験者の声など、資格取得を検討するうえで役立つ情報が掲載されています。

おすすめの通信講座やテキストも紹介されているため、これから受験勉強をスタートする予定の人におすすめのサイトです。

エネルギー管理士の過去問を解けるおすすめのテキスト

サラリーマンが笑う様子

エネルギー管理士試験の過去問を解いて受験勉強を進める場合、テキストの活用もおすすめです。今回紹介するテキストは、2つあります。

  • 【オーム社】2024年版 エネルギー管理士(電気分野)過去問題集
  • 【電気書院】2024年版 エネルギー管理士熱分野模範解答集

各テキストの内容や特徴、購入者の口コミなどを紹介します。

【オーム社】2024年版 エネルギー管理士(電気分野)過去問題集

エネルギー管理士の過去問を解けるおすすめのテキスト

画像引用元:amazon

エネルギー管理士の電気分野に特化した過去問題集で、過去10年間の全問題が掲載されています。問題ごとに詳しい解説があり、初心者でも理解しやすいように図面が多用されていることが特徴です。

過去問を解く以外の勉強法や、試験に関する手続きの流れなども紹介されており、受験者のレベルに関係なく合格を目指せるテキストと言えるでしょう。

「解説がとても理解しやすく、未経験者にもおすすめ」という声もあれば、「分厚いので持ち運びが少し大変」といった声もありました。

工学教科書 エネルギー管理士 熱分野 出るとこだけ!

エネルギー管理士の過去問を解けるおすすめのテキスト

画像引用元:amazon

試験に合格するために最も重要な127項目が厳選されており、過去問題を元に解き方が分かりやすく解説されています。

Kindle版で持ち運びも簡単で、暗記に便利な赤いシートも付いています。「他の参考書よりも理解を深められた」「効率良く勉強を進められた」といったレビューがありました。

単行本の場合は7,081円と高めですが、電子書籍であれば2,178円で購入可能です。

エネルギー管理士の過去問を解けるおすすめのアプリ

学科免除について調べる様子

スマートフォンで空き時間に利用できる、アプリ型も存在します。1つ目はGoogle Playの「エネルギー管理士」です。

過去問の収録数が非常に多く、難しい専門用語などは長押しすることで簡単にWeb検索できます。見やすい文字の大きさに変更可能であり、誰でも気軽に勉強を進められるアプリです。

2つ目のアプリはGoogle Playの「エネルギー管理士全問収録」で、文字の大きさなどが自由に設定できます。どちらも過去問を解いていくスタイルのアプリで無料版と有料版があります。

レビューには評価の低い内容もあったため、まずは無料版で試してみるとよいでしょう。

エネルギー管理士の過去問を独学で勉強するのが難しい場合は通信講座もおすすめ

試験準備する様子

未経験で受験勉強に取り組む場合、専門用語が分からなかったり解説内容がイメージできなかったりして、上手く理解できないといった人もいるでしょう。また、初めての受験では学習のペース配分を調整するのも大変です。

上手く受験勉強が進められていない場合は、通信講座の受講も検討してみましょう。通信講座は受験者のレベルに応じたカリキュラムが用意されており、eラーニング教材で外出先でも気軽に勉強できます。

対面講義とは異なり繰り返し聴き直すことも可能で、万が一分からない箇所があった場合は、講師陣への質問もできます。

専属スタッフのサポートは講座によって異なるため、内容を確認したうえで自分に合っているものを選んで見ましょう。具体的には、以下のような講座があります。

講座名料金
SAT・エネルギー管理士電気分野・通信講座・eラーニング:54,780円
・DVD講座:65,780円
・両方セット:71,280円
e-DEN・エネルギー管理士電気分野・熱分野対応。クローズアップ数学エネルギー管理士DVD通信講座・DVD版:33,000円
・オンライン版(6ヶ月):14,500円
・オンライン版(12ヶ月):28,700円
JTEX・エネルギー管理士受験講座・特別受講料:36,300円
・一般受講料:38,500円

講座には複数回のレポート提出がついていたり、不合格時のサポート期間延長サービスがついていたりします。

参考:【2024年最新】エネルギー管理士の通信講座おすすめランキング・主要3社を徹底比較|グッドスクール・資格取得情報比較

エネルギー管理士の過去問や試験に関するよくある質問

確認作業をこなす様子

最後はエネルギー管理士の過去問や試験に関する、3つのよくある質問に答えていきます。

  • エネルギー管理士取得に必要な勉強時間は?
  • テキストやサイト以外の勉強方法はある?
  • 国家試験を受けずにエネルギー管理士を取得する方法はある?

資格取得にかかる時間や勉強方法に関する内容ですので、受験計画を立てる際に参考にしてみてください。

エネルギー管理士取得に必要な勉強時間は?

エネルギー管理士の取得に必要な勉強時間は、受験者のレベルによって異なりますが、一般的に300〜600時間と言われています。

過去問で現時点での実力を把握したうえで、受験スケジュールを立ててみましょう。ちなみに勉強時間別の取得にかかる期間の目安は以下の通りです。

  • 1日1時間勉強:10ヶ月~1年10ヶ月
  • 1日2時間勉強:5ヶ月~10ヶ月
  • 1日3時間勉強:3ヶ月~7ヶ月

エネルギー管理士試験は、年1回しか実施されないため、余裕のある受験計画を立てるようにしましょう。

テキストやサイト以外の勉強方法はある?

テキストや過去問を紹介しているサイトを活用する以外では、YouTubeの活用もおすすめです。

YouTubeでは、エネルギー管理士の出題範囲や勉強の進め方などについての解説動画が投稿されています。移動中に音声を聞くだけでも知識を身に着けられるためおすすめです。

必ず返信があるとは限らないものの、コメントから質問することも可能ですので、ぜひ試してみましょう。具体的には以下のようなチャンネルがあります。

参考例:【法令大幅改正】エネルギー管理士(必須基礎)課目Ⅰエネルギー総合管理及び法規(令和5年度)【エネ管合格率アップ・過去問徹底解説】
参考例:エネルギー管理士が必要な工場は?毎年出題されるエネルギー管理員問題 エネルギー管理士試験課目1

国家試験を受けずにエネルギー管理士を取得する方法はある?

エネルギー管理士は、国家試験に合格して取得する方法とは別に「エネルギー管理研修」を受講することでも取得できます。

エネルギー管理研修は、省エネルギーセンターが実施しており、6日間の研修(33時間25分)を受講し、最後にある修了試験に合格すれば資格取得できます。

研修はオンラインで、9月20日〜12月10日までに所定の講習を全て受講すれば問題ありません。最後に実施する修了試験のみ、12月15日に所定の会場にて受験することとなります。

受講料は7万円(非課税)です。詳しくは省エネルギーセンターの「エネルギー管理研修の内容」で確認できます。

エネルギー管理士の過去問を繰り返し解いて合格を目指そう

遠くを見つめる作業員の様子

エネルギー管理士試験の過去問は、試験実施機関である省エネルギーセンターの他に複数のサイトで掲載されています。問題と解答だけでなく、解説付きであったり勉強の進め方などを紹介していたりするサイトもありますので、参考にしてみましょう。

テキストやスマホアプリと組み合わせることで、より効率的に勉強を進められます。未経験で内容が難しいと感じた場合は、初級者を対象とした通信講座の利用も検討してみましょう。

エネルギー管理士試験は、年1回しか実施されないため、無理のない受験計画で失敗しないように注意しましょう。複数の勉強方法を組み合わせながら試験合格を目指してみてください。

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この記事を書いたライター

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T・S

工業高校・航空専門学校で「電気工事士」「危険物取扱者」「けん引免許」などの資格を取得。学校卒業後は、航空貨物を扱う会社の輸入部署にて、倉庫業や物流業に関する仕事に約8年ほど従事。転職後はカーコーティング会社でマーケティング担当として約5年間勤務。現在は自身の経験をもとに専業Webライターとして活動中。

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