運転技術

重量物運搬方法を初心者にもわかりやすく解説!

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トラックを用いた業務をしていると、荷物などの重量物を扱うことが多いと思います。

今回はその、重量物についてお話ししていきます!
重量物って?どのくらいの重さの物からなの??
どこに運搬しているの??方法は??
など様々な点についてチェックしていきます!

人力で持てる重量物の運搬方法


まずは人間が持ち上げられる範囲の重量物について説明していきます!

労働基準法が定義する重量物とは

実は業務上取り扱う重量物には運搬に関する労働基準法によって規定が設けられています。

腰痛予防指針

というものです。

腰痛…重量物を運搬している人は必須の悩みですもんね…
この対策とは

18歳以上の男性が機械を使わずに取り扱えるのは55kgまで
女性は継続作業→ 20kg未満まで
継続作業なし→30kgまで

と決められています!
ですので、重量物とは男性の場合55kg以上の物のことを指すわけです!

男性は55kg、女性は30kg以上の重量物を運搬する場合には

2人以上での作業となります。

この対策は16歳未満の場合条件が変わります。

以上が一人で取り扱える物です。上記の数字を上回った場合重量物扱になります。

重量物運搬台車などを活用する

フォークリフトを出して運搬する程ではないけど、自分で持ち上げて運ぶのは厳しい....何かいい方法はないのか!!!

そんな重い物を運搬する時は、重量運搬台車を使うことを一つ覚えておきましょう。
メーカーや用途によって形状も違いが出てくるのですが、中でも使いやすいのは小型の平台車。
小型である為運搬しやすく、保管が簡単にできます。移動は台車にキャスターがついている為平らな地面であれば手で押すだけで平行に移動することができます。
ハンドパレット
倉庫などでの業務で重量物を運搬する際、自走式のタイプを導入すれば運搬する人間の腕の力に頼りすぎず、誰が使っても作業効率が上がること間違いなし!!

重量物運搬用器具を活用する

ショルダードリー
みなさん町中で引っ越し屋さんや、精密機器の運搬業者さんを見た事がありますか!?
重量物を運搬する時、様々な道具がありますが、その中の一つショルダードリー。
ショルダードリーとは(株)ダッチウエストジャパンが開発した重量靴運搬器具!!

人力で上げるのが難しい時、 重量物の下に通して持ち上げることによって、1人では持ち上げるにはキツい重いものも、荷物の重さを2人で分け合って上げる方法です。 使い方はショルダーハーネスを2人で身につけ、二人の間をストラップで繋いで使います。重量物の下に通して持ち上げることによって、1人では持ち上げるにはキツい重いものも、荷物の重さを2人で分け合う為安全かつ1人の時より軽く上げることができます。

1人でやるには身体への負担も大きいですし、実際私も腰を痛めたことも・・・・泣
尚、こちらの器具はアメリカで特許も取得している為性能は間違いないです。今以上に作業を早くしたい方や極力人力でやりたい!という方にはオススメです。

人力では持てない重量物(数百キロ~数千トン)の運搬方法

 

先程、人力ではこうすればできる!と書きましたが、とはいってもいくら人力でも限界はありますよね。
では、人力で運搬する方法とは一体どうすればいいのでしょうか?

そこで!実際工場で活躍している、数百キロから数千トンの重量物の運搬方法について紹介していこうと思います!

人間の手では持てない重量物の種類

それでは重くて運搬できないものはどんなものがあるのか!
それは、工場用の工作機械や設備などが挙げられます。工作機や大規模な設備となると、人間の手で運搬できないもの
_」:が当たり前に出てきます。

そんなの人力でやるなんてどんな力自慢の人がやっても上げることはできません。また、CTスキャン、MRIといった大型の医療機器も人の手で上げるのは難しいです。他にも、楽器、美術品など人間が持つには限界があります。

大型の重量物を運搬する方法

先程挙げた持つには難しい重量物を運搬する方法は?条件とは?
それは、大型トラックやトレーラーで運搬することになります。場所によっては自動車ごと貨客を運ぶカーフェリーを使うこともあります!

荷物の積み込み、積み下ろしをする際

フォークリフト
ユニック車
クレーン車

が使われます。みなさん工場地帯には行かれたことがあるでしょうか?または引越し作業中に家電等をクレーンで吊っているのを見たことはあるでしょうか?
そう。工場地帯では毎日大活躍!引越し屋さんも一戸建ての2Fへの搬入の際にクレーンが使われるなど日常の生活でも見る機会は多いです!

以上のように、人の力では厳しい重量物も、機械などを使い作業を行います。

重量物の移動や運搬作業の改善

 

重量物をいざ運搬する時、重さや形、どの方法で作業をするか又は、経路はどうなっているのかなどなど、確認すべき事がたくさんあります。確認不足による事故だけは避けたいですからね...

どんな事を確認するかというと、搬入先の道はトラックが入れるのか、台車を使った際通るスペースの確認且つ使える環境かフォークリフトは使用可能かなど作業前に確認して、安全且つ確実に作業をおこなえる方法をしっかり把握しておけばスムーズに進める事ができます。

キャリアスタート

パレットを使った重量物の移動・運搬には「ハンドパレット」

パレットを使って、倉庫や工場などで機械や商品・機材などの移動、運搬をする場合はハンドパレットを使い作業を行います。
ハンドパレットは小さく、置き場所の幅を取らずすぐに利用できるので重量物を手軽に運搬する事ができます。
しかし、手動のハンドパレットでは「場所が広くて移動が辛い、時間がかかって作業の進みが捗らない」などもっと効率よくできる方法はないのか!と思った事はありませんか?
そんな時は、自走式のハンドパレットがオススメです!!
自走式のメリットは、どの人でも作業効率がアップする為運搬する人によって変わる事がありません!
用途に合わせてご利用してみてはいかがでしょうか!

ガラス・サッシなど板状重量物の運搬には「ポニー台車」

建築現場、引越しなどでガラスやサッシ、パーテーションなどの台車で運搬するには大きすぎて難しく、傷をつけてしまうかもしれない。実際、私も大きく扱いが難しいものは手でやる事がありますが中々の労力を使います...
そんな時は、ポニー台車が大活躍!
ポニー台車はガラスやサッシなどの板状の重量物を運ぶ為に開発された台車なので手で運ばず、台車を使って作業する事ができるので効率アップ間違いなし!

悪路や坂道で重量物を楽に運搬できる「パワーキャットとパワーキャットリフター」

山道やデコボコになっている道路で台車を使うとなると、押しにくく、いつか荷物が落ちるかもしれないので神経も使いへとへとになってしまいます。
また、重量物を運搬している最中坂道なんて出てきたら体力を使うし身体への負担も大きいしもう大変です...

このような条件で作業する際はパワーキャットやパワーキャットリフターがまさにピッタリ!
身体への負担が減りサクッと仕事をこなす事ができます。

サイズの大きい重量物を運搬するには「電動ローラ直進型」

従来手動タイプの重量ローラを使った作業はウインチ等の牽引用の機会が必要であり、準備に手間がかかります。
しかし、電動ローラは文字通り電動でおこない牽引力など関係なく重量物を載せて自走します。
つまり、安全且つ確実に重量物を移動する事ができるなら、1人での作業が可能なので費用の削減、手の空いている人に他の仕事を割り振る事ができるので効率アップ!
一台当たり、5〜10t、他と同時に使用することによりさらに重い物でも運搬する事が可能になります。

重量物を陳列棚などへ運搬・昇降するなら「パワーリフター」

パレットを使い移動して重量物を運んだ際、棚に物を置くのにフォークリフトを使うほどではないけど、人力でやるには少ししんどいな、あそこの棚に置きたいけどフォークリフトが入らない...
その時にぜひ使いたいのはパワーリフター。

パワーリフターはフォークリフトほど大きいわけではないので狭い場所でも作業を行う事が可能です。
これで狭いとこでも重量物を移動する事が出来るので安心ですね!

クレーンが使えない場所で重量物を運搬するには「チルローラ」

チルローラーは重量物の移設、移動に使う機会です。
名前の通りこれは重量物を上に乗せてコロコロ転がします。主にどんな場所で使うかというと、狭い場所、トラックやクレーン車が入れない場所、「あそこが通れれば楽なのになー」って思った時チルローラーが大活躍!!!

種類も豊富な為それぞれの環境に合わせた物を選んで利用することにより今まで出来ないと思っていた作業もできるようにかもしれません!

大型の重量物を運搬する際に必要な免許と取得方法

 

上記の中で重量物を運搬する際にはフォークリフトや大型のの車などを使用するのは分かったと思います。
それらを扱うためには必要な免許があります。

その為に必要な免許、取る為の方法を話していきたいと思います。

大型免許

大型免許はその名の通り大型トラックを運転する為に必要な免許です。

・車両総重量11t以上
・最大積載量6.5t以上

上記の車を運転できるようになります。
取得条件は、

・満21歳以上
・普通免許か大型特殊免許を取得している
・免許経歴が通算3年以上

他に

・視力は両眼0.8以上
・片目0.5以上
・深視力は誤差が平均2cm以下
・色彩識別ができる
・10mの距離から90dBの警報が聞こえる
・自転車の運転に支障を及ぼす身体障害がない

などの条件もあります。

けん引免許

次はけん引免許の方法について話します。
車両総重量が750kg以下の車をけん引するときは、けん引免許はふようなのですが、なにしろ運搬するのが重量物なので、取らないなんて事は言えません。なので大型トレーラーを運転する為にはけん引免許が必要なのです。

けん引免許の取得条件は、

・満18歳以上
・大型免許、大型特殊免許、中型免許、普通免許のいずれかを取得している
・視力や聴力、色彩識別などの条件は大型免許と同様

以上が挙げられます

フォークリフト運転技能講習

最大積載荷重1t以上のフォークリフトを運転する方法は、フォークリフト運転技能講習を受ける必要があります。この講習は18歳以上であれば受けられる事ができます。
運転技能講習は車の免許を取りに行くみたいに学科を受けて尚且つ実技があります。原則的に35時間の講習が必要であり、所持している免許の種類、実務経験が有るか無いかによっては免除される科目もあります!

なので取得までにかかる時間は人それぞれなのです!フォークリフトの免許を取得したい方は、各都道府県の労働局長が登録した教習期間で受けることができるので最寄の教習期間がどこかを探すことをお勧めいたしいます。

小型移動式クレーン技能講習

小型移動式クレーンとは、吊り上げ荷重1t〜5tのものが小型と定義されています。ユニック車がこれに当たります。
小型移動式クレーンを操作する条件としては、技能講習を修了して修了証を受け取ることです。
こちらの技能講習もやはり学科と実技に分かれていて、持っている資格によって修了までの時間も変わります。

可動式クレーン運転免許

可動式クレーンは、吊り上げ荷重が5t以上のものつまり先程の小型移動式クレーンが吊り上げる事ができない物はこちらの担当と言うことになります。

こちらを操作する条件は、移動式クレーン運転士免許の取得が必要です。
こちらも先に説明したものと一緒で、学科と実技に分かれています。免許センターにより料金、受講時間は様々なので、近くの免許センターにお問い合わせをお願いいたします。

玉掛け技能講習

これでクレーンの操作は完璧だ!!
と思った方ちょっと待った!
クレーンを操作するには免許だけではダメなのです。クレーン車を運転する事は出来ても荷物をクレーンのフックに掛ける作業ができません。荷物をフックに掛ける資格が玉掛けなのです。一緒に取らせてくれれば楽なんですけどね...

今回扱う物は重量物の玉掛けなのでそうなると荷物は1t以上、したがって技能講習を受ける必要があります。
この玉掛けの資格を持っていると、小型移動式クレーンの受講が一部免除されます!
なのでクレーンの免許取得を考えている方はこちらから取ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

 

ここまで重量物の運搬方法を説明してきましたがお役に立てる物はありましたー?
こんなにたくさんの資格が必要なんだ!
自分が今必要なのはこの資格だ!
などなど参考にしていただけたなら幸いです!
余談ですが、運送費についても少し触れようと思います。荷物がだいたい100kgの場合、同じ県内だったら15000円前後程かかり、隣の県になると倍ほどの運送費がかかります。もちろん扱う重量物によって変わりますし、どの作業工程を行うかでも変わります。自身が行おうとしている重量物の運送費が気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか?
もしこれらの仕事に就いている又は就こうとしている方は今一度確認してこれから先の為に活かしてみてください!!!

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