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【不採用にならない】機械設計エンジニアの志望動機の書き方5選

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ヘルメットかぶった現場の人

機械設計エンジニアへの就職を考えるにあたって、志望動機の書き方を知りたい人も多いのではないでしょうか。

実際に、機械設計エンジニアの志望動機を書くにあたってのポイントは5つあると言われています。たとえば、ポイントのうちのひとつが「機械設計エンジニアを目指している理由を記載する」です。

この記事では、機械設計エンジニアへの就職に向けた書類審査で不採用にならないための志望動機の書き方と例文を紹介します。機械設計エンジニアへの就職を検討している人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

機械設計エンジニアの志望動機で書くべき5つのポイント

機械設計エンジニアを志望している人

機械設計エンジニアの志望動機で書くべきポイントは次の5つです。ポイントを踏まえて志望動機を記載できれば、熱意が伝わり通過しやすくなります。

  1. 機械設計エンジニアを目指している理由を記載する
  2. 応募先の企業を選んだ理由を記載する
  3. 自分のスキルや経験を記載する
  4. 入社したあとに自分が貢献できる内容を記載する
  5. 志望理由は具体的に記載する

それぞれのポイントについて解説します。

1.機械設計エンジニアを目指している理由を記載する

機械設計エンジニアを目指している理由を明確に記載しましょう。

機械設計エンジニアを通して、どのような活躍・貢献ができるのかを志望動機に含めるとよいでしょう。

また、自身のキャリアビジョンなども踏まえて記載するケースが一般的です。

2.応募先の企業を選んだ理由を記載する

志望動機には、応募先の企業を選んだ理由も記載します。

たとえば、「企業理念や事業内容に共感した」や「業界トップクラスの技術力を持っている」などです。ただし、志望する理由を単に記載するだけでなく、入社後の貢献度を採用担当者にイメージさせる内容を記載しましょう。

採用担当者に自分をアピールするには、過去の経験などを用いて具体的に話を展開するのがポイントです。

3.自分のスキルや経験を記載する

志望動機には、自分のスキルや経験を記載しましょう。そして、自分のスキルや経験が応募先の企業でどのように活かせるのかを示します。

機械設計エンジニアの経験があるのであれば、過去の実績を伝えるとよいでしょう。仮に機械設計エンジニア未経験でも、過去の仕事・学生時代から活かせるポイントを記載して、採用担当者に活躍をイメージさせましょう。

たとえば、CADソフトの使用歴や製品の設計経験を記載するケースが一般的です。

4.入社したあとに自分が貢献できる内容を記載する

入社したあとに自分が貢献できるポイントを示します。

過去の経験を踏まえて得意なことや成果を、応募先の企業における機械設計エンジニアの業務に置き換えて記載しましょう。

5.志望理由は具体的に記載する

志望動機は可能な限り具体的に記載します。

前職で取り組んだプロジェクトや自身の強みを志望動機に織り込みましょう。

参考:エントリーシートの自己PRや志望動機の書き方 | マイジョブ・カード

【状況別】機械設計エンジニアの志望動機の例文

機械設計エンジニアに異業種から転職した人

機械設計エンジニアの志望動機の例文をパターン別に紹介します。シチュエーションは大きく分けて3つです。

  • 新卒の場合
  • 異業種から転職した場合
  • 同業種から転職した場合

それぞれの状況に応じた志望動機を解説します。

新卒の場合

新卒の志望動機の例文は次のとおりです。

私は大学で機械工学を専攻しており、実際の製品開発に携わりたいと考えています。貴社の革新的な製品開発に魅力を感じ、私の知識と情熱を活かして、チームの一員として成長していきたいです。
私は大学のゼミで機械設計について研究するほど興味があり、○○の成果を挙げました。大学で研究したことを貴社の業務で活かしていきたいと考えています。

新卒の場合、企業の魅力に加えて、大学・高校生活で成し遂げたことなどを盛り込みながら具体的な志望動機を作成しましょう。

異業種から転職した場合

異業種から機械設計エンジニアに転職する場合の志望動機の例文は次のとおりです。

私はこれまで異業種に身を置いてきましたが、貴社の機械設計エンジニアとして勤務したいと思っています。なぜなら、○○のためです。私は異業種での経験を通じて、○○のスキルを身につけました。
実際に、前職では○○のスキルを活かして○○に貢献してきました。貴社の機械設計エンジニアとして、これまでの経験やスキルを活かして、○○できると感じています。

異業種から機械設計エンジニアへの転職の場合、なぜ未経験から挑戦したいのか、どのような点で企業に貢献できるのかを踏まえて志望動機を作成しましょう。

同業種から転職した場合

同業種から転職する場合の志望動機の例文は次のとおりです。

私は機械設計の分野で培った専門知識と経験を活かし、貴社の機械設計エンジニアとして勤務したいと思っています。なぜなら、私は○○のキャリアビジョンを描いてきました。貴社であれば、○○の点で自分のキャリアビジョンを叶えられると考えています。
また、私が培った専門知識と経験を活かして、貴社で○○の点で貢献できると考えています。実際に、私は前職で○○の実績を残してきました。貴社の○○の部分で役に立ちたいと考えています。

同業種の場合、なぜ転職したいのかを明記しましょう。また、転職を検討している理由はネガティブではなくポジティブな内容を意識します。

さらに、これまで培ったスキルや経験が応募先の企業で役に立つ点も示しましょう。

機械設計エンジニアの志望動機を書く前に準備すべき3つの内容

機械設計エンジニアに関する資格を持つ人

機械設計エンジニアの志望動機を書く前に準備すべき内容は主に3つです。

  • 今までの経験を振り返る
  • 応募先を詳しく調べる
  • スキルと資格を棚卸しする

それぞれの内容について解説します。

今までの経験を振り返る

学生時代や前職での経験を振り返り、機械設計に活かせる知識やスキルを具体的に書き出してみましょう。

単に経験を羅列するのではなく、それぞれの経験から得られた学びや成長をアピールできる点がないかを探りましょう。

たとえば、「大学時代もしくは前職でにCADを用いた設計プロジェクトに参加し、チームで協力しながら課題解決に取り組んだ経験から、コミュニケーション能力と問題解決能力を身につけました」などと、具体的なエピソードを交えて記述すると説得力が増します。

応募先を詳しく調べる

応募先企業のホームページやパンフレット・ニュース記事などを読み、情報収集しましょう。

情報収集すべき内容の例は次のとおりです。

  • 企業理念や事業内容
  • 開発している製品・サービス
  • 機械設計エンジニアの仕事内容

応募先企業を詳しく調べておかなければ、面接や書類審査で志望度が低いと判断されてしまいます。面接・書類審査で熱意を伝えたり就職後のキャリアビジョンを明確にしたりするためにも、応募先企業を詳しく調べておきましょう。

スキルと資格を棚卸しする

自分のスキルと保有している資格を棚卸ししましょう。

機械設計エンジニアに必要なスキルは、4力学に関する知識やCAD・CAEソフトの使用方法・製図能力・問題解決能力・コミュニケーション能力などがあります。

一般的に役に立つと言われている資格は、機械設計技術者1級〜3級・技術士(機械部門)・機械・プラント製図技能士・CAD利用技術者です。

もし、自分のスキルや保有している資格が、求められるものと一致するのであればアピールできます。

また、不足しているスキルや資格があれば、入社後にどのように補うのかについても考えておきましょう。

機械設計エンジニアの志望動機で注意すべき3つの内容

機械設計エンジニアを抱える企業の採用担当者

志望動機は、企業に自分の熱意と貢献意欲を伝える重要な要素です。しかし、内容によっては逆効果になり、評価を下げてしまう可能性もあります。

機械設計エンジニアの志望動機で注意すべき内容は3つです。

  • 待遇面ばかり書かない
  • 勉強する旨ばかり書かない
  • 前職の悪口を書かない

それぞれの内容について解説します。

待遇面ばかり書かない

待遇面は志望する企業を選ぶにあたって重要な要素ですが、強調しすぎると企業への貢献意欲が低いと捉えられかねません。

待遇面は多くの企業が提供している基本的な条件であり、企業を選ぶ唯一の理由にはならないと考えられます。

志望動機に待遇面を含める場合は、一部に留めるようにしましょう。

勉強する旨ばかり書かない

入社後の向上心や学習意欲は大切ですが、勉強する旨ばかり書いていると、自己成長しか考えていないと捉えられる可能性があります。

勉強する内容は、企業の事業や業務に求められていることが望ましいです。勉強する旨を記載したい場合は、企業への貢献度を第一に考えた内容にしましょう。

前職の悪口を書かない

前職の悪口を書くことは、企業に悪い印象を与えてしまいます。基本的に、志望動機に前職の愚痴は書かないようにしましょう。

ネガティブな内容を記載すると、採用担当者から「入社後に長く活躍してくれないのではないか」と捉えられる可能性があります。

志望動機はキャリアアップなどのポジティブな内容にしましょう。

機械設計エンジニアの志望動機に関するよくある質問

機械設計エンジニアへの転職に成功した人たち

機械設計エンジニアの志望動機に関するよくある質問は次のとおりです。

  • 機械設計エンジニアの志望動機に書いたらダメなことはありますか?
  • 機械設計エンジニアの志望動機の文字数はどれくらいが理想ですか?
  • 志望動機の内容が悪ければ機械設計エンジニアの転職は必敗しますか?

それぞれについて解説します。

機械設計エンジニアの志望動機に書いたらダメなことはありますか?

機械設計エンジニアに限らず、志望動機にネガティブな内容は記載すべきではないと言われています。

ネガティブな内容は、志望者のイメージダウンにつながりかねません。どうしてもネガティブな内容を記載したい場合は、客観的なデータに基づいたものに限定しましょう。

機械設計エンジニアの志望動機の文字数はどれくらいが理想ですか?

一般的に、文字数に指定がなければ200文字から300文字程度で志望動機を記載するのが望ましいと言われています。

志望動機が短すぎると内容が薄くなってしまいかねません。一方で、長すぎると読み手が疲れてしまう可能性があります。

志望動機の内容が悪ければ機械設計エンジニアの転職は必敗しますか?

機械設計エンジニアに限らず、志望動機の内容が悪ければ面接までたどり着けない可能性が高くなります。

その結果、志望度の高い企業に就職できず失敗につながるかもしれません。

機械設計エンジニアの志望動機に関するまとめ

デスクワークをこなす様子

今回は、機械設計エンジニアの志望動機の書き方について解説しました。

志望動機を書く上で意識すべきポイントは5つです。

  1. 機械設計エンジニアを目指している理由を記載する
  2. 応募先の企業を選んだ理由を記載する
  3. 自分のスキルや経験を記載する
  4. 入社したあとに自分が貢献できる内容を記載する
  5. 志望理由は具体的に記載する

また、志望動機を書く前には、今までの経験を振り返ったり、応募先を詳しく調べたりしましょう。
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