バス運転手

【失敗しない】バス運転手の志望動機に関する例文・書き方5選

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バスが横に並んでる様子

インバウンド需要の回復により、バス運転手の求人が増えてきています。

資格取得支援制度により、未経験者でも応募可能であることから、異業種からの転職者も少なくありません。

この記事を読んでいる人の中にも、バス運転手への転職を検討している人がいるのではないでしょうか。

しかしながら、未経験で求人に応募する際に悩むのが「志望動機」です。

今回は、バス運転手に転職する際の志望動機の書き方について、例文も交えながら解説していきます。

この記事で分かること
・バス運転手に関する志望動機の例文
・バス運転手の志望動機を作るポイント
・志望動機を作成する際の注意点
・志望動機に関するよくある質問

バス運転手に関する志望動機の例文5選

バスが高速道路を走る様子

志望動機は、なぜバス運転手になりたいのか、なぜ当該企業を選んだのかを伝えるだけでなく、仕事に対する考えや気持ちの強さをアピールできる箇所でもあります。

志望動機や自己PRの内容によって、面接官に強い印象を与えられるかどうかで、採用される確率が変わるといっても過言ではありません。

そのため、過去の経歴やスキルを踏まえながら、自分を上手にアピールする必要があります。

ここでは、アピールする内容別で5つの志望動機例文を紹介していきます。

・前職での経験をアピールする場合
・ドライバーとしての経験を活かす場合
・運転が得意なことをアピールする場合
・応募先の企業に関心があることをアピールする場合
・スキルをアピールする場合

自分の経歴に置き換えられそうな例文を参考にしながら、志望動機を考えていきましょう。

前職での経験をアピールする場合

まず1つ目の志望動機例文は「前職での経験で気持ちの強さをアピールする例文」です。

私は以前、高速バス乗り場で警備員の仕事をしていました。

 

運行を終えたバス運転手と話したり、乗客にバスの行き先や乗り場を案内したりする中で、ある日1つのことに気付きました。

バスによって、元気な乗客が多いバスと、暗い雰囲気の乗客が多いバスがあるというものです。

そして、その原因がバス運転手の接客態度にあり、気さくで元気な運転手は乗客も明るくなり、暗い雰囲気の運転手では、乗客も暗くなることに気付きました。

これにより、私はバスがただの移動手段ではないことに驚き、自分も多くの人を笑顔にしたいと思い、バス運転手を志望しました。

積極的にコミュニケーションを取り、お客様を笑顔にできるようなバス運転手になりたいと考えております。

前職での経験と聞くと、何らかの運転経験を想像する人が多いのですが、バスを利用していた経験などを志望動機にしても問題ありません。

ささいなことでも、バス運転手になりたい気持ちをアピールできるものであれば、積極的に取り入れていきましょう。

ドライバーとしての経験を活かす場合

2つ目の例文は「ドライバーとしての経験を踏まえた志望動機」です。

前職では約9年ほど、トラック運転手として勤務して参りました。

 

依頼主の荷物を傷つけることなく、指定された時間に送り届けるトラック運転手の仕事には、大きなやりがいを持ち乗務してきました。

しかし、旅行で観光バスを利用した際に、丁寧な運転はもちろん乗客のサポートまで親切に行っている運転手を見て、観光バスの運転手になりたいと思うようになりました。

トラック運転手時代は、300〜600kmの運行を担当しており、長時間の運転には自信があります。

安心安全な運行を意識していたこともあり、過去に交通事故を起こした経験はありません。

多くの乗客の思い出作りをサポートできるような、観光バス運転手になりたいと考えております。

バス運転手を目指すようになった動機を踏まえながら、過去の経験でスキルや気持ちの強さをアピールするのもおすすめです。

同じ大型車両を運転するトラック運転手や、乗客との距離が近いタクシー運転手などは、優遇されやすいと言えます。

それ以外の乗り物であっても、バス運転手を目指すきっかけになったのであれば、志望動機として取り入れても問題ありません。

運転が得意なことをアピールする場合

3つ目の例文は「運転が得意なことをアピールする志望動機」です。

私は、若いころから車の運転が好きであり、旅行に行く際は自ら運転して目的地へと向かいます。

 

自分で考えた経路を予定通りの時間で通過して、目的地へと到着した際に大きな満足感を得られることが大好きです。

これまでに交通違反をした経験はなく、交通事故の経験もありません。

決められた経路を時間通りに回る路線バスの仕事で、この経験を活かしたいと考えております。

仕事で運転をしたことはありませんが、長時間の運転には自信があります。

将来は、子供や高齢者も安心して利用できるような丁寧な運転のできるバス運転手になりたいと考えています。

運転職に就くうえで、必須と言えるのが「運転が好きであること」です。

普段からドライブなどに出かけており、運転に自信がある場合は、志望動機に取り入れてみましょう。

応募先の企業に関心があることをアピールする場合

4つ目の例文は「応募先の企業に対する関心でアピールする」志望動機です。

昔から運転手になりたいと考えており、大きな車両に興味があり人と話すのが好きであるため、バス運転手を志望するようになりました。

 

貴社は「バスはただの移動手段ではなく、移動するホテルとして最上級のサービスの提供を目指す」と掲げており、その理念に共感いたしました。

約7年間、接客業に従事していたため、人と話したり要望に対して柔軟に対応したりすることには慣れています。

ただ運転するだけでなく、プロのバス運転手として旅行の一部と思ってもらえるような空間を作れるようになりたいです。

志望動機では、バス運転手を目指すきっかけとなった理由だけではなく、当該企業を選んだ理由をメインに文章を考えても問題ありません。

ちなみに、運転好きであることや過去の経験を志望動機で書いた場合も、なぜ当該企業を選んだのかという質問を受ける可能性が高いため、答えられるようにしておきましょう。

スキルをアピールする場合

最後の例文は「スキルをアピールする内容の志望動機」です。

私は、車の運転が好きであり出勤で毎日バスを利用していたことから、バス運転手を志望するようになりました。

 

前職で運転手の経験はないものの、製造業の仕事で培った高い集中力を運転業務で活かしたいと考えております。

私は1つのことに集中するのが得意であり、前職では最も集中力が必要とされる機械オペレーターの仕事を任されていました。

部品のちょっとした異常や形状の違いに気付くため、常に集中しておりミスなどで製造計画に影響が出たことは一度もありません。

どのような状況でも、安心安全な運行を続けられるようなバス運転手になりたいと考えております。

運転職の経験がない場合でも、バス運転手として必要なスキルである「集中力・コミュニケーション能力」などをアピールできる仕事であれば問題ありません。

具体的な作業内容などを踏まえながら、自分のスキルをアピールしましょう。

バス運転手の志望動機を作るポイント5選

バス運転手が笑っている様子

志望動機で自分の考えを明確に伝えたうえで、相手に強い印象を残すには、5つのポイントを意識するようにしましょう。

意識すべきポイントは、以下の通りです。

・バス運転手になぜなりたいのか明確にする
・応募した理由を明確にする
・今まで経験してきた内容をしっかりと伝える
・保有している資格や免許をアピールする
・入社してからの将来像を伝える

なぜこのようなポイントが大切なのか、分かりやすく解説していきます。

バス運転手になぜなりたいのか明確にする

運転職には、バス運転手の他に、バスやトラックの運転手もあります。

運転が好きで運転職に転職したいのであれば、バス以外の運転職でもいいことになります。

なぜトラックやタクシーではなく、バス運転手を選んだのかも明確に記載するようにしましょう。

「運転が前から好きでバス運転手になりたいと思いました」

 

「運転が前から好きで、子供や高齢者を安全に目的地まで送り届けてあげたいと思いバス運転手になりたいと思いました。」

上記2つの文章で面接官に強い印象を与えられるのは、理由を明確に記載している下の文章です。

応募した理由を明確にする

新卒で応募する場合を除き、なぜこのタイミングでバス運転手への転職を決意したのかも明確に答えられるようにしておきましょう。

前職の待遇の悪さといったネガティブなことを理由にするのではなく、バス業界に関する内容が理想です。

「バス業界が人手不足であり、地方で移動手段がない状態に困っている人がいることを知ったから」

 

「インバウンド需要が回復した今、多くの外国人をバス旅行で満足させてあげたいため」

バス業界の現状に触れることで、業界への関心の強さもアピールできます。

今まで経験してきた内容をしっかりと伝える

過去の経験で強みをアピールする場合は、具体的な内容も記載するようにしましょう。

抽象的な内容では、イメージが湧きにくくなります。

「私は車の運転が得意で集中力の高さに自信があります」

 

「私は前職で近畿圏内を車で行き来することが多く、毎日4時間以上は運転していたため、集中力の高さに自信があります。」

下の文章のように、具体的な内容を加えることで、説得力が高まります。

保有している資格や免許をアピールする

バス運転手に関係のある資格や免許があれば、記載するようにしましょう。

バス運転手に乗車できない、大型第一種免許やその他の運転免許でも問題ありません。

また、応急処置の講習といった内容も、接客業務で役立つ可能性が高いため、受講経験があれば記載しましょう。

入社してからの将来像を伝える

未経験で応募する場合、過去の経歴よりも将来的にどうなりたいのか、具体的なイメージを伝えることが大切です。

本当になれるのかは別として、理想のバス運転手像などを明確に記載していきましょう。

バス運転手になるために、現在取り組んでいることなどがあれば、一緒に記載して問題ありません。

バス運転手の志望動機作成時に注意しなければいけない3つの内容

運転席から手を振る運転手

志望動機を考えるうえで、注意しなければならないこともあります。

・抽象的な内容にはしない
・他社の批判的な内容は入れない
・運転が好き以外の内容を入れる

なぜ、このような内容に注意しなければならないのか、解説していきます。

抽象的な内容にはしない

抽象的な内容は、具体的なイメージが湧きにくくスキルや経験を強く相手にアピールできません。

また、具体例がなければ説得性にも欠けます。

経験やスキルをアピールする場合は、より詳しく作業内容などについて記載するようにしましょう。

他社の批判的な内容は入れない

他社の批判的な内容は、志望動機としておすすめしません。

「〇〇会社は年間休日が少なく大変そうであったから」

 

「〇〇会社は、手当が少なく福利厚生が充実していないから」

明確に否定する人は少ないと言えますが、消極的な理由で当該企業を選んだような文章は、良いイメージが湧きにくくなります。

「何か不満なことがあったらすぐ辞めるのでは」と思われてしまう可能性もあります。

運転が好き以外の内容を入れる

運転が好きであることは、運転手として必須であるため多くの人が志望動機に記載します。

運転が好きであることは悪くないものの、他の人と内容が被ってしまうため、何か別の内容も取り入れるようにしましょう。

オリジナルな経験や考えを取り入れることで、面接官に強い印象を与えられます。

バス運転手の志望動機に関するよくある質問

ハンドルを握るバス運転手の様子

最後は、バス運転手の志望動機に関する、3つのよくある質問に答えていきます。

・志望動機はどのように書けばよいですか?
・バス運転手はなぜ人手不足なのですか?
・志望動機は結論から話すべきですか?

志望動機のコツやバス業界の現状に関する内容ですので、参考にしてみてください。

志望動機はどのように書けばよいですか?

志望動機は、なぜ運転手の中でもバス運転手を選んだのか、なぜ当該企業に応募したのか、明確にしておくことが大切です。

無難な内容にしようとして、文章が抽象的になる人が多いため、なるべく具体例を踏まえた文章を意識しましょう。

自分で判断できない場合は、社会人経験豊富な親に見てもらい、アドバイスをもらうのも1つの方法です。

バス運転手はなぜ人手不足なのですか?

バス運転手は、若手人材の参入が少なく、新型コロナウイルスの影響で多くの人が転職を余儀なくされたことが影響しています。

また、仕事量に収入が見合っていないといった声が多く、待遇面を不満として別の仕事に転職する人も少なくありません。

近年は、インバウンド需要が回復しつつあり、都市部や観光地を中心に運転手不足が深刻化しています。

志望動機は結論から話すべきですか?

結論から述べることで、相手に何が言いたいのか伝わりやすくなります。

ただし、なぜそう考えているのか、理由を明確にしなければ抽象的な内容になってしまうため注意が必要です。

志望動機だけでなく、面接中の応答でも結論から話すことで、自分の考えを明確に伝えられます。

まとめ

バスを女性が運転する様子

志望動機は自分の思いやバス運転手の適性をアピールするうえで非常に大切な箇所です。

今回紹介した例文のように、バス運転手に関係する経験やスキルを具体例も踏まえながら文章にして志望動機を完成させていきましょう。

運転手の経験がなく、過去に役立ちそうな仕事をしていない場合は、今後どうなりたいのか理由を交えて記載しましょう。

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