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カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの違いは?それぞれの特徴や資格、運転難易度などを詳しく紹介!

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フォークリフトを大きく分けるとカウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの2種類あります。今回はこの2つのフォークリフトの特徴や違いについて詳しく紹介しています。

この記事を最後まで読み進めることで以下のことがわかります。

・カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの特徴
・それぞれの運転難易度や資格取得難易度
・それぞれの待遇面や求人数の差

工場や倉庫などで活躍しているフォークリフト。この2つの違いについて理解を深めていきましょう。

カウンターフォークリフトの特徴

カウンターフォークリフトの特徴は主に以下の3つです。

車のように座って操縦する

カウンターフォークリフトは操縦席に座って運転します。ハンドルの形やアクセルなど操縦席は車と同じような構造をしているため、あたかも車を運転しているような気持ちになります。

カウンターフォークリフトは屋内外問わずあらゆる環境で使用できる点でも魅力的です。

後ろに重りがある

カウンターフォークリフトのカウンターとは日本語で反対という意味です。その名前の通り、操縦席の後ろに重りがあり、この重りがあることで重たい荷物を持ち上げてもバランスを崩すことがありません。

見た目からもリーチフォークリフトと比べてもずっしりとした印象があります。実際にリーチフォークリフトよりもパワーがあり、フォークの上げ下げのスピードも早いため、作業効率ではリーチフォークリフトより優れているといえるでしょう。

ただし、小回りが利かない点、サイズが大きい点で狭い場所での作業には向いていないというマイナス面があります。

ガソリンか軽油で走る

多くのカウンターフォークリフトはガソリンか軽油を燃料としたエンジンタイプです。最近ではバッテリー式も登場してきていますが、まだガソリンタイプの方が主流です。

ガソリンタイプはバッテリー駆動よりもパワーが優れており、燃料が切れても補充すればすぐに使えるというメリットがあります。

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リーチフォークリフトの特徴

続いてリーチフォークリフトの特徴を紹介していきましょう。

立って操縦する

リーチフォークリフトは操縦席にイスがないため立って操縦します。前進・後進はレバーを使って操作し、倒し加減でスピードを調整することができます。

ブレーキはデッドマンブレーキというブレーキペダルを離すと自動的にストップする仕組みを採用しています。

タイヤが約90度回転するため、最小回転半径が小さくなり、小回りが利きます。そのため、特に狭い場所での作業で活躍します。

マスト、ツメが伸縮する

リーチフォークリフトのリーチとは日本語で手を伸ばすをいう意味です。その名前の通り、マスト部分が伸び縮みすることでツメの部分も前後に動かすことができます。荷物を持ち上げる際はツメを伸ばし、持ち運ぶ際はツメを縮めて安定させることが操縦の基本です。

バッテリー駆動が主流

リーチフォークリフトはバッテリー駆動が主流です。バッテリー駆動はパワーがないという欠点がありますが、寿命が長いというメリットがあります。本体価格はカウンター式よりも高価ですが、燃料は電気である点や寿命が長いことを考えるとコスト的にはリーチ式の方がお得の場合があります。

ただし、バッテリーが切れてもすぐに充電できない点、バッテリー液の残り具合もこまめに確認するなど、丁寧な扱いが必要な点で手間がかかります。

関連記事:フォークリフトにはいくつも種類がある!それぞれの特徴や駆動方式、運転に必要な資格などを解説!

カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトはどちらが難しい?

カウンター式とリーチ式では運転の難しさ、資格の難易度はどちらの方が高いのか紹介していきましょう。

運転の難易度

これら2つのフォークリフトではリーチ式の方が難しいと言われています。その理由としてはカウンター式の方が車の運転に似ているため、感覚をつかみやすいからです。

そのため、もし未経験からフォークリフトの操縦が必要な仕事を探す場合はカウンター式の求人を選ぶことをおすすめします。

資格の難易度

資格の難易度でいうとどちらも変わりません。なぜなら2つとも同じ資格だからです。

カウンター式とリーチ式どちらもフォークリフト技能講習修了証を獲得すれば運転できるようになります。

この資格は学科講習を受講後に学科試験を受け、合格すると実技講習を受けて、実技試験に合格すると取得することができます。

受験資格は18歳以上であれば誰でも受験できます。資格の合格率は98%以上とほとんどの方が合格しているので難しくありません。

関連記事:リーチフォークリフトの運転方法のコツとは?基本操作とうまく操作する方法などリーチリフトについて詳しく紹介しています!

それぞれのフォークリフトに求人の差はある?

カウンター式とリーチ式で求人の数や給料といった待遇面での差はあるのか解説していきましょう。

求人数はカウンター式の方が多い

フォークリフトの多くはカウンター式であるため、求人数もカウンター式の方が多い傾向にあります。リーチ式の数が少ないというわけではありませんが、経験者が少ない傾向にあるため、競争率が低い傾向にあります。

未経験の方は難易度の低いカウンター式から始めることをおすすめしますが、あえて競争率の低いリーチ式を狙っても良いかと思います。未経験の方を歓迎している企業はたくさんありますよ。

待遇面は同じ

給料面でいえばどちらも差はありません。そもそもフォークリフトは他の職種よりも時給が高い傾向があります。その中で扱う荷物の種類や勤務時間帯によってはさらに高い報酬が得られる可能性があります。いろんな求人を見てみるといいでしょう。

まとめ

カウンターフォークリフト、リーチフォークリフトともにフォークリフト技能講習修了証を取得すれば操縦することができます。1つだけ操縦できるよりも両方とも操縦できるようになれば企業から重宝されるため、どちらも扱っている企業を見つけてみてはどうでしょうか。

もしまだ免許がないのであれば、簡単に取得できる資格なので、手に職をつけるためにも取得を検討してはいかがでしょうか。

関連記事:カウンターフォークリフトやリーチフォークリフト事故を防ぐための危険予知訓練方法を紹介!

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