京都で介護タクシー事業を手掛ける株式会社キャビック。ニーズは常に発生しているうえ、競合する企業がほとんどないため、高収入を安定的に得ることが可能です。助けを必要としているお客様に寄り添う仕事なのでやりがいは大きく、充実した毎日を送ることができます。キャビックで働くことの魅力を人事担当の西村様にうかがいました。
<お話を聞いた人> ・西村様(人事担当) 京都府出身。出産を機にゆとりをもって働ける企業への転職を検討し、2013年にキャビックへ入社。タクシー事業部とコールセンターでの勤務を経て、2019年から運行管理者へ。タクシー事業部の人事も兼ねる。 |
キャビックのコンセプトは「タクシー×福祉」
――キャビックは1961年に創業し、40年前から「リフト搭載タクシー」を導入しています。どのようなコンセプトのもと事業を展開しているのでしょうか。
「タクシー×福祉」というコンセプトで事業展開しています。通常のタクシー事業のほか、「車椅子の方にもタクシーを快適に利用してほしい」という思いから、リフトタクシーや介護タクシー、送迎委託サービスも提供しています。
――介護タクシーと通常のタクシーでは車両が異なるのですか?
車いすをそのまま乗せることのできる「リフトタクシー」のみ特別な車両で営業していますが、介護タクシーと通常のタクシーは同じ車種で運営しています。介護タクシーの乗務員は介護資格を持ち、介護スタッフと乗務員の二役を担うというわけです。
介護タクシーは予約が入ったタイミングのみ稼働します。他の時間は他のタクシーの営業と変わりません。
どの程度介護タクシーとして稼働したいかは、乗務員の希望に合わせています。
無理強いをすることは決してなく、介護タクシーを担当したい人にお任せしています。
キャビックの働き方は自由度が高め。
休日や残業は乗務員が自ら決められる
――キャビックは乗務員の気持ちを大切にしているのですね。働き方についてはいかがでしょうか。
働き方も乗務員の意思を尊重していますよ。休日の取得日、残業の有無などはすべて乗務員本人に決めていただいており、月全体のシフト日数が条件に合致していれば自由に休むことができます。
出庫時間もフレキシブルに対応できるため、例えばご自身の通院やご家族を送り出した後に業務をスタートすることが可能です。また、一定以上の売上があれば遅刻・早退・欠勤へのペナルティはありません。
キャビックでは介護施設や病院への送迎が多く、利用者様の状況によってニーズが発生するタイミングがまちまちなんです。そのため、週末は出勤、夜勤は何回といった制度を会社が作ってしまうよりも、乗務員が自分で自分の出勤状況をコントロールした方が、お互いに都合がいいんですよね。
柔軟に働ける環境があるのもキャビックの魅力だと思うので、ぜひ検討してほしいと思います。
病院や施設への送迎が多く、収益が安定。
さらには京都のタクシー事情もあり、業績は上々!
――キャビックの強みを教えてください。
病院や施設から常に配車の依頼が常にあるため、安定した収益を上げられます。しかも、京都には介護タクシーを展開している事業者が他にないためライバルがおらず、多くのニーズをキャッチできます。介護領域はこれからも伸び続けるビジネスであるため、堅調に成長していくことができるでしょう。
また、京都という地で営業していることも強みです。世界的な観光都市である京都はタクシーの需要が多く、常にたくさんのお客様がいらっしゃいます。普通のタクシー事業としても十分に稼ぐことができるんです。
もちろんタクシー配車アプリにも登録しているため、路上のお客様を乗せることも容易です。
――収入はどのくらい得ることができるのでしょうか。
2023年末は月給が平均35万円ほど、最高額は75万円でした。コロナ禍が明け、紅葉のシーズンで観光客が増えたことが影響したと考えられます。
キャビックでは乗務員の裁量が大きい分、大きく稼ぐためには自らが少し工夫をする必要があります。しかしそれは難しいことではなく、書き入れ時に風邪などを引かないように自己管理をしっかりして、お客様が集まるタイミングで営業に出るようにすれば、自然と数字は上がっていきます。もちろん会社側は、アプリや無線による配車で高収入を得られるサポートを行なっていますよ。
介護職経験者を歓迎!二種免許は入社後の取得でOK!
――どのような経歴を持った方が多いですか?
約半数は元介護職の方々です。介護は非常にやりがいのあるお仕事ですが、給与が高いとは言い難く、また閉鎖的な環境であるがゆえに人間関係にトラブルを抱えることが少なくありません。そのような状況を変えたいと、転職して来られる方が大勢いらっしゃいます。その他、飲食業や事務職などに就かれていた方も多数活躍していますよ。
介護職未経験で入社される方は、希望があれば会社が資格取得費用を半分負担する形で介護資格を取得し、介護タクシーを運転していただくことが可能です。介護職の技術は短期間で身につくものではないので、その後も社内研修や先輩社員の同行などによって技術を磨いていただいています。
社員は優しい雰囲気の方が多く、年齢でいえば50代がボリュームゾーンです。
――もともとタクシー運転手だった方や二種免許を持っている方は多くないのですか?
そうですね。キャビック側も乗務員としての経験はとくに求めていないので、自然とそうなります。二種免許はご入社いただいた後に資格取得が可能です。一昔前に多かった、やや横柄ともいえるタクシー乗務員のあり方は、ここでは求められていません。もともと介護職に従事されていた方、介護職を希望する方など、柔和な対応ができる方を求めています。
――人材育成のために取り組んでいることはありますか?
業務に慣れるまでは面談などをまめにセッティングするようにしています。給与面の相談や人間関係の悩みなどをフランクにお話しいただき、課題を解決できるよう寄り添っています。
ナーサリーホームやジムの格安利用が可能!福利厚生が充実
――実際に転職して来られた方は、キャビックでの仕事についてどのような評価をしていますか?
やはり「月々の手取りが増えた」という声が多いですね。キャビックでは、介護タクシーの他、タクシー業としても稼げるので、大幅に収入がアップした方も少なくありません。
私自身は多忙だった前職から転職してきて、自分のペースで働けるようになったことをうれしく思っています。
――福利厚生にはどのようなものがありますか?
企業主導型保育園所「ナーサリーホームキャビック」を運営しているので、お子様を預けて安心して働いていただくことができます。0歳〜2歳児を対象としており、地域のお子様もお預かりしているのでお子様の世界も広がります。基準+1名以上の保育士を配置しているので、手厚いケアを受けることが可能です。
また、京都にあるリノホテルのスポーツジムを1回500円という格安価格で使うこともできます。スパ付きの高級感のあるジムで、健康増進に役立てられます。
公式な制度ではないのですが、整備工場が併設している為、自家用車のメンテナンス・車検なども事前に整備部門にご依頼しておけば仕事中に整備部門が行ってくれます。
見る力、気づく力、考える力、行動する力に自信がある方、
お気軽にご連絡ください
――キャビックではどのような人物像を求めていますか?
見る力、気づく力、考える力、行動する力がある方を求めています。お客様の様子をよく観察し、ニーズに気づき、何をすべきか考え、行動できる方を探しています。
――採用面接時に見ているポイントを教えてください。
身だしなみを含め、お客様を不快にさせたり不安にさせたりするような受け答えをしないか、気持ちの良い挨拶ができるかなど、最低限のコミュニケーションがきちんと成立するかどうかを見ています。あまり難しいことを問うつもりはありません。
――応募を検討している方へのメッセージをお願いします。
キャビックが手掛ける事業は独特なところがあり、類似する企業があまりありません。一般的な情報が多く出回らず、業界の雰囲気なども伝わりづらいと思います。そのため、面接へ進んでいただく前に説明会を行っています。ぜひお気軽に問い合わせていただき、まずは説明会へ足を運んでみてください。皆様のご応募をお待ちしています。