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軽トラを車種ごとに徹底比較!おすすめの軽トラを紹介!

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軽トラを車種別に比較して紹介しています。軽トラの選び方から今の軽トラの機能までさまざまなグレードを比較表にしてまとめています。軽トラを購入しようと考えている人は比較表を参考にして検討してみてください。

軽トラとは

軽トラは軽トラックの略称で軽自動車に分類されるトラックです。運転席(キャビン)の後ろに荷台があり、そこに荷物や仕事道具などを積むことができ、その最大積載量は350kgです。軽トラは主に農業をされている人、土木関係者が仕事などで使うことが多いですが、荷台をカスタムして趣味に使う人もいます。

軽トラの選び方

軽トラを選ぶ際にいろんな車種やグレードを比較するかと思います。比較する際に見るポイントを紹介しましょう。

比較点①2WDか4WDか

一般的な乗用車と同じく軽トラにも2WDと4WDがあります。一般道を走るのであれば2WDでもいいですが、田んぼ道など悪走路を走る場合は4WDだと安心です。

軽トラの4WDは2種類あり、手動で2WDと4WDを切り替える「パートタイム4WD」、常に4WDで走る「フルタイム4WD」があるので、比較する際のポイントにしてください。

比較点②MT車かAT車か

今の車はAT(オートマティックトランスミッション)車がほとんどでMT(マニュアルトランスミッション)車はスポーツ車以外であまり見かけることはないですが、軽トラはMT車が準備されています。ぬかるみなど悪走路を突破する際はMT車が強いため、今でもMT車を選ぶ人が比較的多いと言われています。また、価格を比較した際、MT車の方が安い傾向があります。

関連記事:軽トラックはオートマとマニュアルどっちがおすすめ?

比較点③農業仕様のグレードがある

軽トラのグレードの中には農業をしている人向けのものがあるので比較する際の参考にしてください。見た目は全く変わらないのですが、ぬかるみや急坂に対応するよう副変速機に超低速ギアが備わっていたり、デフロック(片輪が雪道やぬかるみにハマった時にデフロックをONすることで、もう片側の車輪に駆動力が伝達され、脱出しやすくなる機能)や荷台作業灯など農業に便利な機能がついた軽トラです。

比較点④先進安全装置が備わっているか

今軽トラの安全性能も技術が進歩しており、セーフティ・サポートカー通称サポカーに適合している車種があります。アクセルの踏み間違いによる事故を起きにくくする装置や歩行者や車両との衝突回避を支援するブレーキ機能など安全に軽トラを運転するためのサポートをする装置が組み込まれているので、運転に不安な人などは選ぶ際の比較対象に入れてみるのもいいでしょう。

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軽トラで人気のあるメーカーの車種を紹介します。比較しやすいよう表を入れ込んでいるので参考にしてください。

スズキ・キャリイ

スズキキャリィは1961年に初代が登場して60年の歴史を誇る日本を代表する軽トラです。

現行モデルは2013年に発売された11代目は車体レイアウトが刷新され、居住空間に余裕を持たせるようにしました。軽トラ初の夜間歩行者検知に対応した衝突軽減ブレーキ(デュアルカメラブレーキサポート)が採用されたり、今も軽トラ界を引っ張る存在です。キャリイは他車と比較して燃費が良いところがおすすめです。
そんなキャリイの比較表は以下の通りです。
※KXは衝突軽減ブレーキ(デュアルカメラブレーキサポート)つき

比較グレード駆動方式トランスミッション車体本体価格(税込)最大出力(kW/rpm)ネット燃費(km /L)
KX2WD  5MT1,058,200円37〈50PS〉5,70019.8
KX2WD  3AT1,141,800円37〈50PS〉5,70017.2
KX高低速2段切り替え式4WD  5MT 1,210,000円37〈50PS〉5,70019.6
KX4WD  3AT1,293,600円37〈50PS〉5,70017.0
KC農繁仕様高低速2段切り替え式4WD  5MT 1,039,500円37〈50PS〉5,70019.6
KC2WD  5MT860,200円37〈50PS〉5,70019.8

ダイハツ・ハイゼットトラック

1960年に初代が登場し、過去10年連続販売台数ランキング日本一を誇る軽トラ界の王者的な存在です。軽トラ初の衝突回避支援ブレーキ機能「スマートアシストIII t」を搭載したことでこれまでの軽トラにない高い安全性を追求しています。他メーカーと比較すると軽トラでは珍しい8色の車体色を選べることも人気の秘訣となっています。
ハイゼットトラックの比較表は以下の通りです。

比較グレード駆動方式トランスミッション車体本体価格(税込)最大出力(kW/rpm)ネット燃費(km /L)
スタンダード“SA III t”2WD  5MT918,500円34〈46PS〉5,70015.3
スタンダード“SA III t”2WD  4AT1,017,500円39〈53PS〉7,20013.2
スタンダード“SA III t”パートタイム4WD  5MT 1,072,500円34〈46PS〉5,70015.3
スタンダード“SA III t”パートタイム4WD  4AT1,171,500円39〈53PS〉7,20013.2
スタンダード“農用スペシャルSA III t”パートタイム4WD  5MT 1,100,000円34〈46PS〉5,70015.3
スタンダード2WD  5MT847,000円34〈46PS〉5,70015.3

ホンダ・アクティトラック

1977年に登場したホンダアクティは他の軽トラと比較すると個性的な設計で存在が目立っています。現在4代目のアクティは3代目のときに不評だった操作性の部分を改良し、機能性に優れた軽トラとして生まれ変わりました。2018年に特別仕様車として「スピリットカラースタイル」が登場し、単なる仕事道具でなく持ち主の個性を表す軽トラとしての立ち位置を築いていました。
グレードの中でもATTACKは農用タイプとなり、超低速ギアとリアデフロックが備わっています。
アクティトラックの比較表は以下の通りです。
※アクティはMT車のみの販売

比較グレード駆動方式トランスミッション車体本体価格(税込)最大出力(kW/rpm)ネット燃費(km /L)
TOWN2WD  5MT1,100,000円33〈45PS〉5,50018.4
TOWN4WD  5MT1,232,000円33〈45PS〉5,50018.2
ATTACK(農用タイプ)4WD  5MT 1,038,400円33〈45PS〉5,50018.2
SDX2WD  5MT857,600円33〈45PS〉5,50018.4
SDX4WD 5MT1,007,600円33〈45PS〉5,50018.2

スバル・サンバートラック

サンバートラックは2012年3月に生産が終了したため、現行モデルの8代目はダイハツのハイゼットトラックのOEMとなっています。製造が中止となったときは撤回を求める署名活動が行われたほど熱烈なファンのいる軽トラでした。今は中古車でしか購入できませんが、6代目は農道のポルシェと呼ばれるほどパワフルで乗り心地が良いとして人気がありました。TCスマートアシスト4WD 5MTにはデフロック機能が備わっています。
サンバートラックの比較表は以下の通りです。

比較グレード駆動方式トランスミッション車体本体価格(税込)最大出力(kW/rpm)ネット燃費(km /L)
TCスマートアシスト2WD  5MT1,072,500円34〈46PS〉5,70015.3
TCスマートアシスト2WD  4AT1,171,500円39〈53PS〉7,20013.2
TCスマートアシストセレクティブ4WD  5MT 1,226,500円34〈46PS〉5,70015.3
TCスマートアシストセレクティブ4WD  4AT1,325,500円39〈53PS〉7,20013.2
TBスマートアシスト2WD 5MT918,500円34〈46PS〉5,70015.3
TB2WD  5MT858,000円34〈46PS〉5,70015.3

トヨタ・ピクシストラック

トヨタのピクシストラックはダイハツのハイゼットトラックのOEMとして販売しています。現行モデルの2代目の大きな特徴は軽トラながら加飾系のオプションを多数用意しているところです。ボディカラーは軽トラ定番のホワイト、シルバーメタリック以外にもダイハツ特有のビビットカラーであるトニコオレンジ、野生的な雰囲気のオフビートカーキメタリック、女性に嬉しい可愛いカラーのライトローズマイカメタリックなど計8色用意されています。比較する際にカラーリングを重要視する人にはピクシストラックはおすすめです。
ピクシストラックの比較表は以下の通りです。

比較グレード駆動方式トランスミッション車体本体価格(税込)最大出力(kW/rpm)ネット燃費(km /L)
スタンダード“SA IIIt“2WD  5MT1,061,500円34〈46PS〉5,70015.3
スタンダード“SA IIIt“2WD  4AT1,160,500円39〈53PS〉7,20013.2
スタンダード“SA IIIt“4WD  5MT 1,215,500円34〈46PS〉5,70015.3
スタンダード“SA IIIt“4WD  4AT1,314,500円39〈53PS〉7,20013.2
スタンダード“SA IIIt“農用スペシャル4WD 5MT1,100,000円34〈46PS〉5,70015.3
スタンダード2WD  5MT847,000円34〈46PS〉5,70015.3

日産・NT100クリッパー

日産のNT100クリッパーはスズキのキャリイのOEM供給車です。2013年にフルモデルされ、作業のしやすさを重点にして改良がなされています。キャビン内の左右ドアガラス間を広くとり、座席から天井までの高さも大きく取ることで高身長の人も窮屈さを感じにくくしています。上位グレードのGXはサポカーSワイドに該当しています。
NTクリッパーの比較表は以下の通りです。

比較グレード駆動方式トランスミッション車体本体価格(税込)最大出力(kW/rpm)ネット燃費(km /L)
GX2WD  5MT1,256,200円37〈50PS〉5,70019.6
GX2WD  3AT1,339,800円37〈50PS〉5,70017.0
DX農繁仕様4WD 5MT1,072,500円37〈50PS〉5,70019.6
DX2WD  5MT893,200円37〈50PS〉5,70019.8
DX2WD 3AT976,800円37〈50PS〉5,70017.2

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中古の軽トラの選び方

軽トラの場合、一般的な乗用車と比較すると農業や仕事で使われたりするため、ラフに使われていることが多いです。そのため普段のメンテナンスもしっかり行っておらずオイルの交換が行われていなかったりして部品が傷んでいる可能性もあります。そのため点検記録簿がしっかり残っており、部品交換がされているかの確認をしましょう。もちろん走行距離が多い車は寿命も短くなるので、比較する際はその点も注意しましょう。

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まとめ

軽トラはをさまざまな場面で活躍する便利な車です。各メーカーとも似たような機能がありますが、比較してみると燃費や装備で意外と違っていたりします。その分購入する際は細かく比較して自分好みの軽トラを見つけるようにしてください。

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