日常や仕事で活躍することの多い軽トラ。そんな軽トラの給油口は特殊で場所や給油の際の手順も一般車とは少し異なります。こちらの記事でメーカーごとに給油口の場所や開け方、ガソリンの容量を紹介します。
軽トラとは
軽トラとは軽トラックを省略した言い方で軽自動車に分類されるトラックを指します。運転席(キャビン)の後ろに荷台があり、最大積載量は350kgと定められています。軽トラは主に農家の人や工務店、土木作業員の人たちが仕事に使うことが多いです。荷台を改造して冷凍車にしたり、キッチンカーのようにしたり使い方の幅が広がっています。
軽トラの給油口について
一般的な車の給油口と軽トラの給油口は少し異なっています。初めて軽トラに乗る人は給油口の位置が分からずガソリンの補給時に困ってしまったということがあるのでここで紹介しましょう。
軽トラの給油口の位置
軽トラの給油口の多くは右側の後輪付近にあります。しかし、軽トラによっては運転席のすぐ後ろにある場合もあるので注意しましょう。
一般的な車のように運転席に給油口のカバーを開けるレバーはなく、車のキーを使って給油口をあけます。各自動車メーカーの軽トラの給油口の位置や開け方の説明をしましょう
ハイゼットトラックの給油口
ダイハツの軽トラ、ハイゼットトラックの給油口は車体右側後方にあります。
給油口の開け方
1.給油口のカバーをあける。
2.鍵穴に車のキーを差し、左へ約90度まわす。
3.キーを抜き、給油キャップを左にまわして開ける。
給油口の閉め方
1.給油キャップを「カチッカチッ」と音がするまで右にまわす。
2.カバーを開け、キーを差し、右に約90度まわす。
3.キーを抜き取る。
サンバートラックの給油口
スバルの軽トラ、サンバートラックの給油口は車体右側後方にあります。
給油口の開け方
1.給油口のカバーをあける。
2.鍵穴に車のキーを差し、左へ約90度まわす。
3.キーを抜き、給油キャップを左にまわして開ける。
給油口の閉め方
1.給油キャップを「カチッカチッ」と音がするまで右にまわす。
2.カバーを開け、キーを差し、右に約90度まわす。
3.キーを抜き取る。
アクティトラックの給油口
ホンダの軽トラ、アクティトラックの給油口は他の軽トラとは違い、右側の運転席ドア付近にあるので注意が必要です。
給油口の開け方
1.給油口のカバーをあける。
2.鍵穴に車のキーを差し、左へ約90度まわす。
3.キーを抜き、給油キャップを左にまわして開ける。
給油口の閉め方
1.給油キャップを「カチッカチッ」と音が3回するまで右にまわし締め付ける。
2.カバーを開け、キーを差し、右に約90度まわす。
3.キーを抜き取る。
キャリイの給油口
スズキの軽トラ、キャリイの給油口は車体右側の後方にあります。
給油口の開け方
1.給油口のカバーをあける。
2.鍵穴に車のキーを差し、左へ約90度まわす。
3.キーを抜き、給油キャップを左にまわして開ける。
給油口の閉め方
1.給油キャップを「カチッカチッ」と音が2回するまで時計方向にまわす。
2.カバーを開け、キーを差し、右に約90度まわす。
3.キーを抜き取る。
軽トラのガソリンの容量
軽トラの燃料であるガソリンの容量は平均して35リットル程度です。メーカーによって異なるため、表にまとめました。
車種 | ガソリン容量(L) | 燃費(km/L) |
ハイゼットトラック | 35 | 15.3 |
サンバートラック | 35 | 15.3 |
アクティトラック | 37 | 18.4 |
キャリイ | 34 | 19.8 |
軽トラの給油口キャップは通販も可能
軽トラの給油口キャップはむき出しになっていたり、何回も給油するうちに劣化していってしまいます。特にゴムの部分が劣化してしまうとガソリンが漏れてしまうということもあるのでパッキンのみの交換、もしくはキャップごと交換する方法もあります。Amazonや楽天で購入することも可能ですが、自動車メーカーごとにキャップの形状など異なるので品番を確認して対応するかどうかはチェックするようにしましょう。
給油口キャップの中には見た目がかっこいいものもあるので、ちょっとしたカスタムとして交換する人もいます。
給油する場合の注意点
セルフのガソリンスタンドに行った場合、自分で給油することになります。軽トラにガソリンを給油する際には気をつける点が3つあります。それぞれ紹介しましょう。
ガソリンと軽油を間違えない
軽トラという名前だから燃料は軽油と勘違いして、給油してしまうケースが時々発生しています。軽油とは主にディーゼルエンジンの燃料に使われるものです。万が一誤って給油するとエンジンの出力が下がり、加速が鈍くなり、その後黒煙が発生してしまいます。最悪の場合、故障する可能性があるので間違わないように注意しましょう。
エンジンオイルの給油口に入れてしまう
ガソリンを誤ってエンジンオイルを入れるところに給油するといったケースもあります。特に軽トラの給油口は車体後方がほとんどなのでそこだと思ったら、実はそこはエンジンオイルの給油口だったというケースです。最悪の場合、発火する可能性もあるので間違えないようにしましょう。
ガソリンの入れ過ぎに注意
セルフのガソリンスタンドの計量機にはガソリンが満タンになったら自動で止まる満量停止装置が備わっています。そのため、ガソリンがあふれるようなことはないのですが、給油ノズルを奥まで差し込まなかったりすると装置が正常に作動しなかったり、少しでもたくさん入れたいと装置の作動後に少しずつ追いたすことでガソリンが吹きこぼれるといったことが起こっています。ガソリンは引火しやすいので、吹きこぼれると火災につながる危険性があるので気をつけるようにしましょう。
まとめ
軽トラの給油口は一般車と違い、開け方が違ったり場所も車によって異なるので間違いが起こりやすいので注意しましょう。給油そのものは簡単ですが、ひとたび間違えてしまうと大事故につながる可能性もあるので給油の際は今日紹介したことを思い出し、注意するようにしてください。
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