トラック

軽トラにガソリン以外の軽油を入れると故障する?入れ間違えた時の対処法

更新日: 公開日:

軽トラにガソリン以外の軽油を入れると故障する?入れ間違えた時の対処法

セルフのガソリンスタンドが多くなってきたこともあり、最近は自分で給油するケースも増えてきました。そんな時軽トラにあやまって軽油を入れてしまった場合はどうなるのでしょうか。詳しく解説していきましょう。

軽トラに軽油を入れてしまう3つの原因

軽トラでの通勤は狭い道で便利?バス・電車との違いやメリット・デメリット

軽トラ以外の車でもレギュラーガソリンを使うのが一般的で常識と考えられています。では、なぜ間違って軽油を入れてしまうのか。理由はいくつかあるので紹介していきましょう。

軽トラだから軽油だと思った

軽トラの軽と軽油の軽が同じ漢字であるため、軽油を専用の燃料と勘違いする人がいるようです。普段車に乗っている人からすれば信じられないような間違いですが、普段ガソリンスタンドに行かない人や車に乗り慣れていない人からするとあり得る話だそうです。

軽油が一番安いから

軽油、レギュラー、ハイオクと3種類ある燃料がランクの順に並べていると勘違いし、一番安い軽油を入れてしまったという人もいます。節約のため軽トラを乗っている人からすると燃料の価格も敏感になってしまうのでしょうか。

うっかり間違えてしまった

疲れていたり、眠くなっていたりと、ぼーっとしている時に給油に行った際にガソリンと軽油を間違って入れてしまったというケースも少なからずあるそうです。そんなことあるの?と思うかもしれませんが、過去に給油間違いをしてしまったとJAFに救援要請をした件数が1ヶ月間で260件ほどあったそうです。意外と多くある給油間違いなので人ごとだと思わない方がいいでしょう。

軽トラに軽油を入れてはダメな2つの理由

軽トラに軽油を入れてはダメな2つの理由

軽油とはいえ、ガソリンと同じ燃料なのになぜ軽トラに給油してはいけないのでしょうか。解説していきましょう

軽トラに軽油を入れて走行すると止まる

結論から先にいうと軽トラは止まってしまいます。車のエンジンはガソリン用のエンジンと軽油用のディーゼルエンジンとそれぞれ専用のものが作られています。それぞれ動かす際の燃焼の仕方が違うので、違った燃料を入れると正常に機能しなくなります。

当然軽トラにはガソリン用のエンジンが積まれているので、最初は残っているレギュラーガソリンで動きますが、次第に無くなり軽油が供給されると最後には止まってしまいます。

軽トラに指定されている燃料以外を入れると修理のおそれがある

もし誤って軽トラに軽油を入れてしまった場合の費用は、その度合いによって変わっていきます。

軽油を入れた後に走り、異変に気づいた場合、軽トラはまず修理工場へ行くこととなります。ガソリンタンクの洗浄をし、再びレギュラーガソリンを入れ、もしエンジンが無事にかかれば数万程度で済みます。

しかし、上記の工程を行ってもエンジンがかからなかった場合、部品交換や、エンジンの分解、洗浄などを行い、再度組み立てるといったオーバーホールが必要になるケースがあり、その場合だと数十万円に達することとなります。

もしレギュラーガソリンではなく、ハイオクガソリンを入れた場合はどうなるのか解説していきましょう。

簡単にレギュラーガソリンとハイオクガソリンの違いを説明すると、異常燃料を起こしにくさを表すオクタン価で2つが区分されているだけなので、間違って入れても特に問題はありません。

ハイオクには清浄剤が含まれているのでエンジン内の汚れを洗浄するといった効果があるとされています。そのため軽トラにハイオクと入れると燃費が上がるのではという期待もあるのですが、実際はそんな高い効果はなく、レギュラーとハイオクの価格差を埋めるほどではないそうです。

関連記事:軽トラの給油口の場所やガソリンの容量などをわかりやすく解説

軽トラに軽油を入れてしまった場合の対処方法について

軽トラに軽油を入れてしまった場合の対処方法について

万が一軽トラに軽油を入れてしまった場合、どうすればいいのでしょうか。解説していきましょう。

ごく少量の場合:軽油を入れてすぐ気づいた場合はレギュラーガソリンを足せば軽油が薄まり、特に問題がない場合もあるそうです。

たくさん入れてしまった場合:気づかず満タンに入れてしまった場合は、燃料タンクから軽油を抜く必要があります。しかし、これは自分で対応できないことがほとんどなので、JAFもしくは保険会社に連絡した方がいいでしょう。

軽油を入れた後に走ってしまった場合:軽油を入れた後にそのまま道路を走行してしまった場合、異変が起こる前でも起こった後でもまずJAFか保険会社に連絡しましょう。その後、軽トラはレッカー移動され、修理工場へと運ばれます。

軽トラに軽油を入れたら廃車になるケースがある

軽油を入れたまま走行し、動かなくなったしまった場合、軽トラはもう廃車となるのでしょうか?

答えは廃車とはなりません。しかし、大きな修理が必要となれば修理代だけで30万円以上かかるケースもあるので、その場合軽トラを手放して新しいものを購入するいう人もいるそうです。つまり結果的に廃車となるケースが存在します。

関連記事:10t大型トラックの燃費を劇的に向上・改善する7つの効果とは?平均燃費と悪化する要因を解説やすく解説

軽トラに軽油を入れないようにするには燃料シールを貼る

軽トラに軽油を入れないようにするには燃料シールを貼る

これまで紹介したように軽トラへ軽油など燃料を給油しないようにする方法は「燃料キャップにシールを貼る」というのが一番手軽で確実でしょう。量販店やネットショップで手に入りますし、購入時のディーラーオプションでも取り付けることができます。

関連記事:軽トラの燃費はどれくらい?新車や中古車で徹底比較!
関連記事:軽トラの名義変更の方法や必要な書類について詳しく解説!

軽トラの軽油に関するまとめ

軽トラの軽油に関するまとめ

軽油を入れてしまうというちょっとしたミスが最悪の場合、廃車となることもあるので間違いはおかしたくないですよね。値段も手頃で仕事道具として頼もしい軽トラは長く使いたいもの。大切に使っていきましょうね。

ドライバーの仕事をお探しの方へ

ドライバーキャリアは、運送・物流業界に特化した転職支援サービスです。

  • 希望条件に合う求人のご紹介
  • 履歴書など書類作成のサポート
  • 企業との条件交渉/面接日程の調整

無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。

求人を検索する(無料)

よくある質問

クロスワークに会員登録いただくと、求人のご紹介をはじめ、履歴書等の書類作成のサポートや企業との条件交渉・面接日程の調整など転職支援が受けられるようになります。
また、非公開求人のご紹介も可能なため、ネット上に掲載されていない大企業や有名企業に出会えるチャンスです。
「忙しくて転職活動ができない」「自分に合う求人がわからない」という方も安心してご利用いただけます。
ご利用は無料ですので会員登録のページよりご登録ください。

もちろん可能です。
ご家庭のご事情やご体調を理由に職を離れていた方の転職支援実績が多数ございますのでご安心してご利用ください。

現在クロスワークでは、トラックドライバーをはじめ、施工管理や電気主任技術者、電気工事士など物流・建設・製造に特化した求人を多数取り扱っています。
<掲載中の職種例>
・ドライバー・運転手:車両ドライバー、小型トラックドライバー、中型トラックドライバー、準中型トラックドライバー、大型トラックドライバー など
・施工管理:土木施工管理、管工事施工管理、建築施工管理、プラント施工管理、電気工事施工管理、現場監督 など
・設備工事作業員:電気通信設備工事担任者、認定電気工事従事者、特殊電気工事資格者、変電・配電員、ボイラー技士 など
・職人:電気工事士、鳶職、重機オペレーター、配管工 など
・警備員:施設警備、夜間警備、空港警備、マンション警備 など

くわしくはクロスワークをご覧ください。

会社の雰囲気を知れるよい機会ですので、興味を持った求人があればぜひ応募してみてください。

お手数ですが以下の方法で、転職支援・就職支援を希望しない旨を担当者にお伝えください。
宛先:inquiry_xwork@xmile.co.jp

この記事を書いたライター

クロスワークマガジンのアイコン

クロスワーク編集部

クロスワークマガジンは、X Mile株式会社が運営する記事メディアです。 当メディアは、物流・建設・製造など現場で活躍する方々向けに、就職・転職、お仕事に役立つ情報を発信しています。業界にくわしいメンバーや物流・製造業で従事した経験がある方、国家資格を持つ方の知見をもとにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

このライターの記事一覧

こんなお悩みありませんか?

  • もっと給料を上げたい...
  • 残業時間が多くて体力的にきつい…
  • もっとプライベートを充実させたい...

かんたん無料!
求人を検索する

その他の条件で求人を探す

公式SNS

-トラック
-,

© 2024 クロスワーク・マガジン