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施工管理の志望動機をうまく伝えるにはどうしたら良い?求人応募に失敗しないための例文を紹介

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施工管理の志望動機をうまく伝えるにはどうしたら良い?求人応募に失敗しないための例文を紹介

「施工管理の志望動機を考えているんだけど、うまく伝えるにはどうしたら良いかな......」と悩んでいませんか。いざ、志望動機を書きだそうとしたら、なかなか思いつかないですよね。

本記事では、求人応募に失敗しないための例文例を「未経験者・経験者・女性」の3パターンで紹介しています。また、志望動機作成のポイントも記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

・志望動機は結論から書く
・自分の能力以上のことは書かない
・応募先の企業の情報は集めておく

施工管理技士の志望動機を作成する5つのポイント

施工管理技士の志望動機を作成する5つのポイント

施工管理技士の志望動機を作成するポイントは、以下の5つになります。

1.志望動機は結論から書く
2.体力をアピールする
3.リーダーシップがあることを伝える
4.過去の経験を書きだす
5.応募先の企業の情報を集めてまとめる

それぞれ見ていきましょう。

1.志望動機は結論から書く

施工管理技士への志望動機を書く際は、明確な結論を提示しましょう。結論から志望動機を書くことにより、採用担当者の人は、応募者の志望動機や目的をスムーズに理解できます。

その他にも、企業研究をおこない、企業の特徴や求める人材を理解した上で志望動機を書くと熱意が伝わりやすいです。たとえば、以下のような型で志望動機を考えてみてください。

・(結論)私は、貴社の施工管理の職種を志望します
・(理由)貴社は〜してきた実績があり、〜を感じました
・(具体例)貴社は〜にも力を入れていると伺い、安心して働ける環境だと感じています
・(まとめ)私であれば〜もできるため、貴社に入社した場合〜ができます

上記のように結論から書くことで、採用されやすい志望動機ができます。また、企業研究も合わせておこなうと、さらに良質な志望動機の作成ができるでしょう。

2.体力をアピールする

施工管理技士の志望動機で体力の重要性をアピールすることは、採用担当者の人に好印象を与える有効的な方法です。施工管理の仕事は、長時間にわたる現場作業や監督業務を含むため体力が必要です。

そのため、企業側もできる限り仕事に対する体力がある人を採用したいと思っています。具体的には、以下のようなエピソードがあれば記載してみてください。

・学生時代にスポーツに取り組んできた経験
・今まで現場でしてきた仕事の経験

実際、施工管理技士の仕事は屋外での作業が基本のため、夏の暑い中で工事箇所を確認したり、冬の寒い中で立ち合い検査をしたり体力が必要な場面があります。

上記の理由から体力があることをアピールできると、採用担当者の人も安心しやすいです。体力に関する経験談があれば、志望動機に含めておきましょう。

3.リーダーシップがあることを伝える

施工管理技士の志望動機でリーダーシップがあることを伝えるのは、採用担当者の人に好印象を与える重要なポイントです。

施工管理の仕事は多くの協力会社をまとめ、工事を遅れることなく進行しなければいけません。そのため、リーダーシップがあることは、施工管理技士として必要な資質と言えるでしょう。

仮に以下のような経験談があれば、記載してみてください。

・部活動でキャプテンをした経験
・アルバイト先でリーダーをした経験
・現職で後輩に指導した経験

上記のようなリーダーをした経験があれば、施工管理の仕事に対応できることを採用担当者の人に伝えられます。

4.過去の経験を書きだす

施工管理の仕事に応募する際、過去の経験を具体的に書き出すことで、自身のスキルと適性を効果的にアピールできます。

過去の経験を書きだすことで、以下のようなメリットがあります。

・自分の強みや適性をアピールできる
・施工管理の仕事に興味を持った理由を説明できる
・採用担当者に自分の人柄や考え方を伝えられる

採用担当者の人に自分の人柄や考え方を伝えられるよう過去の経験談は、書きだしておきましょう。

5.応募先の企業の情報を集めてまとめる

施工管理の志望動機を書く際には、応募先の企業の情報を集めてまとめることが重要です。

応募先の企業の情報を集めてまとめておくと、以下のメリットがあります。

・企業の求める人材や仕事内容を理解できる
・自分の強みや適性が企業とマッチしているか判断できる
・説得力のある志望動機を作成できる

応募先の企業に関する情報を収集し、自分の経験や目標と結びつけることで志望動機はより説得力をもちます。採用担当者の人に熱意が伝わる志望動機を作成しましょう。

関連記事:施工管理は未経験からでも始められる?求人を探す際のポイントや志望動機の書き方などを紹介!

施工管理技士に経験者で応募する場合の志望動機例文3選

施工管理技士に経験者で応募する場合の志望動機例文3選

施工管理技士の経験者として、求人に応募する際の志望動機は、自分の経験と能力を具体的にアピールしましょう。

企業のニーズといかにマッチしているかを明確に示すことで、採用担当の人に熱意が伝わる志望動機の例文が作成できます。例文を3つ紹介するので、施工管理経験者の人は参考にしてみてください。

志望動機の例文①

私は貴社でダム工事に関する、施工管理職への従事を志望しております。

これまで5年間、建設会社の施工管理技士として、マンションや商業施設などの建築工事に携わってきました。

その経験からキャリアアップとして、さらに大きな規模のダム工事に関する施工を担当したいと考えていました。そのような中で、貴社求人を発見して応募した次第です。

貴社に入社することで、これまで培ってきた経験とスキルを活かし、貴社へ工事のコスト削減や品質向上など、貢献をしたいと考えております。

また、高度な技術を必要とする工事に携わり、社会的にも貢献していきたいと考え応募いたしました。

志望動機の例文②

私は今までの施工管理の経験を活かし、貴社の住宅に関する施工管理職を希望しております。これまで5年間、建設会社で施工管理技士として、ビル建設の現場管理に携わってきました。

一方で、もともと住宅建設の現場管理にも興味があり、より多くのお客様と関わりたいという思いがありました。

そのような中、貴社は住宅建設を主力とする企業であり、お客様とのコミュニケーションを重視していることから私の信念と繋がる部分もあり応募した次第です。

貴社に入社した場合、ビル建設の現場管理の経験を活かし、工事の安全性と品質確保に努めます。

また、お客様のニーズをしっかりと把握し、満足いただける住宅を建てるために積極的なコミュニケーションを取りたいと考えております。

志望動機の例文③

私は貴社の商業施設に関する施工管理職を希望いたします。長い間、施工管理の仕事に携わってきた経験を生かし、新しい環境でのチャレンジを求めて貴社を選びました。

これまで商業施設やオフィスビルの建設工事を管理し、スケジュールの厳守と品質の確保に努めてきました。

また、私が一番大切にしているのは、安全第一の工事運営と現場のチームとの良好な関係作りです。これらの経験を貴社の工事管理にも活かし、貢献したいと思っています。

新しいことに挑戦し続ける意欲を持って、貴社での仕事に全力で取り組む所存です。

施工管理技士に未経験で応募する場合の志望動機例文3選

施工管理技士に未経験で応募する場合の志望動機例文3選

未経験から施工管理技士を目指す場合、熱意と学習意欲を前面に出し、将来への具体的なビジョンを志望動機に書いておきましょう。

以下より3つ、未経験で施工管理技士の人が参考にすると良い例文を紹介します。

志望動機の例文①

私は貴社の住宅に関する施工管理職を希望します。私は大学卒業後、住宅メーカーの営業職として5年間勤務してきました。

営業職として働く中でお客様のニーズを的確に把握し、最適な提案を行うことの重要性を学びました。

そんな中、私は施工管理技士の人と関わるうちに施工管理の仕事に興味を持ち、転職を決意した次第です。

住宅に関する施工管理技士は、お客様の想いを形にする仕事であり、やりがいや責任の大きさに魅力を感じています。

また、営業職で培ったコミュニケーション能力や課題解決能力を活かし、お客様と職人の方々をつなぐ架け橋となりたいと考えております。

入社した場合、現場の基礎知識や技術をしっかりと身につけ、一人でも多くのお客様に笑顔で貢献していく所存です。

志望動機の例文②

貴社の施工管理職に興味を持ったのは、中学生の時にビル建設現場を訪れた経験がきっかけです。その時、建物の快適さを支える空調設備の設備工事の重要性を初めて知り、魅力に惹かれました。

貴社は建設業界のリーダーとして、多くのビル建設工事に関わっており、私も貴社の一員として、建物の完成に貢献したいと思っております。

大学時代は運動部のキャプテンを務め、チームをまとめる経験も積みました。この経験は、施工現場でのコミュニケーションや協力に役立つと考えております。

入社後は、実務経験を積みながら資格取得を目指し、より多くの工事に貢献できるよう努力する所存です。

志望動機の例文③

私が貴社に応募する理由は、未経験者にも積極的にチャンスを与え、研修プログラムに注力している点に魅力を感じたからです。

大学では建築を専攻していましたが、卒業後は別の分野でのキャリアを選択しました。しかし、施工管理職へ再び興味を持ち、この分野への転職を決断した次第です。

建築に関する基礎知識は持っていますが、施工管理の分野では初心者としてスタートします。

貴社に入社した場合、研修プログラムと日々の実務を通じて、迅速に専門知識を身につけ、貴社の発展に貢献したいと考えております。

施工管理技士に女性で応募する場合の志望動機例文3選

施工管理技士に女性で応募する場合の志望動機例文3選

女性として施工管理技士に応募する際、女性ならではの多様な視点とコミュニケーション能力を強調し、建設業界に新しい価値をもたらす意欲を書いてみると良いでしょう。

以下で紹介する例文をぜひ、参考にしてみてください。

志望動機の例文①

私は貴社の大型施設に関する施工管理職を希望いたします。貴社では実際、女性も現場で活躍しており、頑張って働いている姿に魅力を感じました。

私自身、大学で建築の勉強をしていたときから施工管理技士としてキャリア形成したいと考えていました。

貴社に入社した場合、女性ならではの視点を生かし、新しいアイデアをもたらしたいと考えております。実務経験はまだありませんが、どんなことでも一から学んでいく所存です。

志望動機の例文②

私は、貴社のダム工事に関する施工管理職を志望いたしました。私は大学卒業後、一般事務職として3年間勤務してきた経験があります。

その中でお客様のニーズを的確に把握し、最適な提案を行うことの重要性を学びました。施工管理職は、お客様の想いを形にする仕事であり、やりがいや責任の大きさに魅力を感じています。

貴社に入社できた場合は、現場の基礎知識や技術をしっかりと身につけ、多くのお客様の満足いく施工管理を行う所存です。

志望動機の例文③

私は貴社のチームの一員として、女性の建築施工管理技士として、社会に貢献したいと考えております。貴社は、地元に深く根付いた歴史ある建設会社であり、貴社が手掛けたビルを何度も利用したことがあります。

ビルを利用したことがキッカケで、私も利用者が喜ぶ建物を作る施工管理技士になりたい思いが強くなりました。貴社に入社した場合、勤務を通じて女性の1級建築施工管理技士の資格取得を目指す所存です。

施工管理の志望動機を作成する際の3つの注意点

施工管理の志望動機を作成する際の3つの注意点

施工管理の志望動機を作成する際の注意点について、以下3つ解説します。

・給料や福利厚生ばかり触れている
・自分の能力以上のことは書かない
・学習意欲ばかりを書かない

給料や福利厚生についてばかり書かない

志望動機の内容が、給料や福利厚生ばかりになるのは避けるべきです。志望動機の内容は、応募者が仕事や企業に対して持つ興味、適合性を伝えられるチャンスの場になります。

とはいえ、給料や福利厚生に焦点を当てすぎてしまうと、企業側からすれば「給料のことだけで本当に施工管理技士として働きたいのかな......」とあまり良い印象を与えられません。

そのため、志望動機の内容は、企業にどれだけの価値を提供できるかや仕事を通じて何を成し遂げたいかなどを伝える方が印象は良くなるでしょう。

自分の能力以上のことは書かない

志望動機を作成する際は、実際の能力や経験を正直に評価した上で、自分の能力を超える内容は書かないようにしましょう。

自分の能力以上のことを採用担当者の人に伝えてしまうと、面接時に「実現できるのか疑わしい」と判断される可能性があります。また、採用後、仕事をはじめたとき、自分の能力不足に苦しむことになります。

嘘がバレてしまうと周囲からの信用もなくなるため、志望動機は正直に自分の能力を書くようにしてみてください。

学習意欲ばかりを書かない

志望動機を作成する際には、学習意欲を示すことは重要ですが、焦点を当てすぎないようにしましょう。学習意欲は施工管理技士として、必要な資質のひとつです。

しかし、学習意欲ばかりを述べても、採用担当者の人に「具体的に何を学んで、どのように活かしていきたいのか」伝わりません。

また、学習意欲のみに重点を置いた志望動機を書いていると、実際の職務経験やスキルが不足しているように見えます。

そのため、学習意欲をアピールする際には、具体的な学びや実績を盛り込むようにしてみてください。

関連記事:施工管理の面接でよくある質問集~答え方も合わせて紹介~

施工管理の志望動機に関するよくある質問

施工管理の志望動機に関するよくある質問

施工管理の志望動機に関するよくある質問について、以下のように3つ厳選しました。

・志望動機に嘘を書くとどうなりますか?
・施工管理の志望動機は面接にも影響がありますか?
・施工管理に興味を持った理由はどのように伝えれば良いですか?

それぞれ解説します。

志望動機に嘘を書くとどうなりますか?

志望動機に嘘を書くと採用担当者から信頼を失い、内定を取り消される可能性があります。また、内定を獲得できたとしても、入社後に嘘がバレた場合、解雇されたり社内に居づらくなったりするでしょう。

その場しのぎはできても、後から後悔する可能性も高いため、嘘はつかずに自分の経験や考えを踏まえた上で具体的に書くようにしてみてください。

施工管理の志望動機は面接にも影響がありますか?

施工管理の志望動機は、面接でも重要な判断材料となります。志望動機が具体的で採用担当者の人に自分の意欲や能力をアピールできていれば、面接で有利に進められるでしょう。

そのため、志望動機を書く際には、以下のポイントを押さえて書いてみてください。

・具体的で説得力のある内容にする
・自分の意欲や能力をアピールする
・将来の目標を伝える

上記のように志望動機を具体的に伝えられると、説得力が増すので面接時に好印象を与えられます。

施工管理 に興味を持った理由はどのように伝えれば良いですか?

施工管理に興味を持った理由は、具体的なエピソードや経験を交えて説得力を持たせることが大切です。採用担当者の人は、応募者の人柄や意欲を判断するために志望動機を参考にします。

そのため、施工管理技士に興味を持った理由が具体的であれば、自分の人柄や意欲をアピールできるでしょう。

たとえば、以下のようなエピソードや経験を交えて、施工管理の仕事に興味を持った理由を伝えてみてください。

・幼い頃から父親の仕事に憧れて建設現場に興味を持った
・大学時代に建築学を学び、建築物の設計や施工に興味を持った
・アルバイトで建築現場の作業員として働き施工管理の仕事に興味を持った

このように、施工管理に興味を持った理由について具体的に伝えることで、採用担当者の人にアピールできます。

まとめ

まとめ

施工管理の志望動機を効果的に伝えるには、経験談や学習意欲、企業に対する具体的な関心を明確に記載する必要があります。

また、実力を正直に評価し、学習意欲だけでなく、実際のスキルや経験をバランス良く記載するのもポイントです。

施工管理技士を目指している人で、志望動機の書き方に迷ってた人は、ぜひ本記事を参考にして転職活動を成功させましょう。

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