これから施工管理の面接を控えているという方。この記事はまさにその方に向けた内容となっています。
ここでは施工管理の面接でどのような質問が多いのかを紹介しています。また、質問だけでなく、答え方もあわせて紹介しているので、当日の参考になりますよ。
この記事があなたの面接成功のサポートとなれば幸いです。
施工管理の面接でよくある質問
施工管理職の面接において、面接官からよく聞かれる質問を紹介していきましょう。
自己紹介をしてください
まずはじめは自己紹介をしてくださいという質問から始まるのが定番です。
自己紹介では、あなたの名前、簡単な職務経験、簡単な志望動機、応募企業で活かせそうな自己PRを話しましょう。
自己紹介を軽く見る方が多いですが、甘く見ないほうが良いです。自己紹介はあなたの第一印象となります。自己紹介だけで採用・不採用と結論を出されることはありませんが、悪いイメージを抱かれるとこの後の質問に響くので、丁寧にきちんと伝えましょう。
面接官は回答だけでなく、あなたの表情も見ているので固くならないよう口角をあげて明るくハッキリと答えましょう。
自己紹介は簡潔に要点をまとめて伝えることが重要なので、長くとも1分までにしておいてください。
これまでの職務経験を教えてください
これまでどういった仕事をしてきたのかを答えるものです。面接官はこの質問であなたの職務経験が自社に役に立ちそうなのか?スキルを活かせそうなのか?を判断しています。
さまざまな業務に携わってきたのであれば、それらを短くまとめて伝えましょう。その中には施工管理で役に立ちそうな内容を具体的に入れ込むことも忘れずに。
同じ仕事を行ってきた、業務経験が乏しい方は、これまでに達成したことなどを入れてアピールしましょう。例えばプロジェクトリーダーとなって皆を引っ張ってきた、リーダーの右腕となってチームを鼓舞し、その結果チームが団結し、プロジェクトが成功したなど、抽象的ではなく、具体的にどのようなことを達成したのか、売上が○○%アップしたなど数字をあればそれを伝えることが大事です。
なぜ前の職場を辞めたのですか?
これも必ずと言っていいほど聞かれる質問です。前職を辞めた理由を聞くことで、自社に合う人なのか?長続きしそうな人なのか?などを見極められます。
退職理由がネガティブなものであった場合は要注意です。例えば給料が安かった、上司とウマが合わなかったなどという場合は、そのまま伝えずに豊かな人生を歩むために転職しようと思った、尊敬されるような人間になりたいと自分の将来像と交えて転職活動をしていると伝えましょう。
会社を辞めるということは一般的にネガティブな印象を与えるものです。それをネガティブなまま伝えるのではなく、自分の人生のために真剣に考えた結果、貴社と巡り合えましたなどといったポジティブな答えをするように心がけましょう。
前職から間が空いているようですが、何をしていましたか?
もし前職を辞めてから今日の面接までに期間があった場合に聞かれる質問です。特に悪い意味で聞いているわけではなく、あなたの仕事に対する姿勢や仕事をしていなかった理由を聞きたいだけなので、正直に答えるといいでしょう。
もし施工管理に必要な知識を入れていたのであれば、こういう勉強をしていた、職業訓練学校に通っていたなど話せば好印象を与えるでしょう。
しかし、単純に遊んでいた場合はそのまま伝えるとマイナスな印象を与えるので、リフレッシュしながら自分の人生について考えていたなど具体的かつポジティブな印象を与えるような答えを準備しておきましょう。
なぜ施工管理の仕事に就こうと思ったのですか?
この質問も面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問です。なぜ施工管理の世界に入ろうと思ったのか?は仕事を続けていく中で重要な部分だからです。
資格が活かせる職業といった理由をあげる人がいますが、資格を取得すれば一生ものになる仕事は数多くあります。それでは施工管理を選んだ決め手にはなりません。
施工管理を選んだのであれば、建築工事が好き、モノづくりが好き、多くの人と関わってチームを組んで何かを作ることが好きなど施工管理ならではの理由を入れ込むことが大切です。
当社を志望した理由を聞かせてください
面接の中で特に重要となる質問です。自分たちの会社を志望してきたからには会社についてどれだけ知っているのか?調べてきたのかをしっかり確認する必要があります。
これまでの実績や会社の社風や強みと照らし合わせて、自分のやりたいこと、やってみたいこと、こういったことに挑戦できそうだと感じたなど、明確に答えましょう。
あなたの長所はなんだと思いますか?その理由も一緒に教えてください
長所を聞くことで会社で活躍してくれそうなのか、業務とマッチしそうなのかを面接官は見ています。また、自分の長所を答えることは自分自身を俯瞰してみることができているのかを確認する意味もあります。
長所は端的に答えるだけでなく、実際の仕事やこれまでの経験で活かされたポイントと一緒に説明するといいでしょう。「自分の長所は責任感のあるところです。前職では責任感のあるところを評価されてプロジェクトリーダーとして○○を達成しました」など具体例を添えるようにしましょう。
あなたの短所はなんですか?
長所と一緒に短所を聞かれることもあります。その時は短所だけを答えずに短所を克服するために何かをしているなど改善しようとしている点を説明するといいでしょう。
例えば、「自分の短所はせっかちなところです。仕事を早く進めようとしてしまい、雑に進めてしまう部分があったので、抜けが起きないよう1つ1つ確認しながら仕事を行うようにしています。そのおかげでミスがほとんどなくなりました」など改善結果も伝えると良いでしょう。
これまでに経験したトラブルはなにかありますか?
過去の仕事でなにかトラブルを経験したのであれば、どのように対応したのか、解決したのかを具体的に答えましょう。これによってあなたのトラブルに対する取り組み方や対応力を判断しています。
あなたの周りにいる友人や家族はあなたのことをどのように評価していると思いますか?
自分自身のことを客観的に見れているのかを確認しています。自分自身を客観的に見れる人は冷静か正確に自分自身と向き合うことができる人と評価されます。
また、あなたの周りの人間関係を探っています。周りと良好な人間関係を築いている人はあなた自身の性格がよいと思われるため、会社の社員たちといい関係を築けそうだと判断されるでしょう。
当社に入社したとして、将来的にどうなりたいかといった希望はありますか?
向上心や仕事に対する本気度を問うています。向上心や将来設計ができていない人はすぐに辞めてしまう、ダラダラと働くだけの社員になるのではと疑われるので、どうなりたいのかを説明するようにしましょう。
また、自分たちの会社であなたの希望がかなえられそうなのかを判断しています。
当社以外に応募している企業はありますか?
面接の最後の方で聞かれることもある質問です。他社を受けているのであれば正直に答えても問題ありませんが、第一志望は御社であるということを念押しして伝えておく必要があります。
仮に第二志望だとしても第一志望と伝えておいた方が無難です。
何か質問はありますか?
一番最後に出てくる質問です。
ここでないと答えるよりも仕事に関する質問など何かしら聞くことで仕事に対するやる気を伝えることができるので、何かしら準備しておくことをおすすめします。
もし質問がないのであれば、ないですと答えるのではなく、「今回の面接で十分な内容を知ることができましたので、今のところ特に質問がありません。」などといった風に答えましょう。
想定外の質問が飛んできた場合
面接で聞かれるであろう質問とその答えをあらかじめ準備しておくことは大切です。しかし、いくら準備をしていても当日用意していた以外の質問が出てくることがあります。
あえて難しい質問をしてくる場合もあるでしょう。それは想定外のことが起きたときにパニックにならずに冷静に対応できるのかをチェックしているので、焦らずに時間をかけて考えて答えるようにしましょう。
すぐに答えられないのであれば、少し時間をくださいと正直に伝えると冷静に考えることができますよ。
まとめ
いかがでしたか?これらを参考に面接対策してくださいね。
ただ面接は何回経験しても緊張するものです。緊張してしまうと用意していた答えを忘れてしまうことがあるでしょう。
緊張に関しては心理的なものなので、対策しづらいものです。しかし、何回も繰り返し自分で質問し、自分で答えるといった自己練習を行っておくと、当日緊張しても意外とスムーズに答えることができるので、面接の反復練習を行うようにしてください。
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