事故防止

軽トラで雪道を走行する際の注意点などをわかりやすく解説

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「軽トラで雪道を走行できるの?」
「雪道を走るときに気をつけておくことはあるの?」
と思ったことはありませんか?

雪の積もる地域に住んでいる人は、雪道のような悪路に慣れているかもしれませんが、そうでない人は雪が降るだけで色々不安になると思います。

この記事では、

・軽トラは雪道を走行するときに気をつけておきたいこと
・雪道を走らないといけなくなったときに準備しておくこと
について細かく紹介しています。

雪道の走行に慣れていない方は、特にこの記事を読むことをおすすめします。
最後まで一読してなにが必要なのか確認しておきましょう。

軽トラとは

軽トラとは、軽自動車に分類されるトラックのことです。トラックでありながら軽自動車であるため、小回りが効くところや自動車税が安いところが利点です。そのため、仕事に使う人や農業で使う人など、さまざまな人から重宝されている車です。

雪道を軽トラで走行する前にしておくこと

雪の積もる地域に住むことになった方や、雪のある地域を移動しないといけなくなった場合、そのままの状態の軽トラで雪道を移動することは危険です。あらかじめ準備が必要となるので、なにが具体的に紹介しましょう。

寒冷地用のウォッシャー液への入れ替え

雪が降る地域の運転やみぞれまじりの雪が降った時などに、視界を良くするためにウォッシャー液を使うことがあるかと思います。そのときに通常のウォッシャー液だと凍って使えなくなることがあります。そうならないために氷点下でも凍結しない寒冷地用のウォッシャー液が登場しています。

もし雪がフロントガラスで凍ってしまった場合は溶かすことが容易でないため、出先で凍結すると大変困りますよね。
そういったときには、解氷仕様のウォッシャー液も販売されていますので覚えておきましょう。解氷スプレーと同じ成分が含まれており、ウォッシャー液の融雪効果とワイパーの除雪効果で視界を確保することができますよ。

必要に応じてタイヤチェーンの用意

軽トラは、オフロードを走る車として設計されているので、比較的雪道に強いと言われています。車高も高いので、視界の見通しも広く、雪道でも走りやすい車と言えるでしょう。

しかし、雪が深くなったり凍結したりしていると、雪にハマってしまったりスリップしたりする危険性もあります。そうならないためには、タイヤチェーンを準備しておいた方がいいでしょう。最近のタイヤチェーンは、着脱が容易なタイプが販売されています。走行中に危険と感じれば、路肩に止めてチェーンをつけるいったことも気軽にできるので、購入しておくと安心です。

トラブル時に備えた防寒具の用意

吹雪いてきたり雪が深くなってきたりすると、たとえ自分の軽トラが大丈夫でも道路上で他の車が動かなくなり、結果身動きが取れなくなってしまうこともあります。最悪の場合、1日ほど動けなくなることも。寒さ対策として、しっかりとした防寒着を用意しておくことをおすすめします。

実際に軽トラで雪道を走る場合、どういったことに気をつければいいのか、何か対策があるのかを紹介します。

4輪駆動にする

雪道を走る機会が多いのであれば、4輪駆動の軽トラにすることをおすすめします。
4輪駆動の軽トラは、2輪駆動と比べると雪道や悪路での走破力がかなり強くなります。雪にハマってしまったときも圧倒的に4輪駆動の方が抜け出しやすいです。

新雪であればチェーンも必要ないほどと言われており、4輪駆動にするだけで大きく変わりますよ。

タイヤの変更

雪道の運転はスタッドレスタイヤにすることも大きな対策となります。

スタッドレスタイヤは、ゴムが柔らかく低気温下でも硬化せず路面にあたる面積が広いため、グリップ力が高いのが特徴です。また、溝が深く掘られていたり、細かい溝が作られていたりすることでもグリップ力の向上につながっています。

グリップ力を上げたことで、凍結した路面でも滑りにくくなり、その結果安定した走行が可能となります。ブレーキ時もその性能を生かして、確実な制動力で安全な走行が可能となるので、スタッドレスタイヤの購入も検討してみてはいかがでしょうか。

急ブレーキや急な路線変更

上記の2点は、雪道を安全に走行するために必要な準備でしたが、2点を装備しているからと安心してはいけません。

雪道を運転する際に気をつけないといけないことは、急ブレーキと急な路線変更です。路面が凍結したりすることでスリップが起きやすいので、いくら4輪駆動であっても、スタッドレスタイヤを装着していたとしても、急な行動を起こすとスリップなどをして事故を起こす危険があります。

ブレーキをかける時も進路変更を行う際も前後の車との距離などを見て、余裕をもった運転をするようにしましょう。

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関連記事:トラックの雪道対策はどうする?走り方のポイントを徹底解説!

関連記事:軽トラの走破性とその特徴についてわかりやすく解説!

まとめ

軽トラであっても準備さえ怠っていなければ、安全に雪道を走行することは可能です。しかし、怠慢な運転をしていると事故になる恐れもあるので注意が必要です。

相手は自然なので、突然大雪に変わる恐れもあります。車だけでなく、自分自身も服を用意するや食料を入れておくなど、しっかりとした悪路対策をするようにしましょう。

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