犬を飼っていて、一緒にドックランや買い物などに出かける場合に車で移動する場合、車内に乗せます。
軽トラの場合は2人乗りのため、人間が2人乗る場合は車内に乗せられません。
そのような場合は荷台に乗せるしかないのですが、交通ルールなどで違反していないか気になります。
今回は軽トラの荷台に犬などは乗せていいのかなど、わかりやすく解説していきます。
軽トラに犬を乗せるのは違反?
まずは軽トラとは何か、軽トラの積載ルール、荷台に犬は乗せられるのかを解説します。
軽トラとは
軽トラとは軽自動車に分類されるトラックで、農業や建設現場、引っ越しの際にレンタルをしたりといろんな場面で使用されます。
乗用車や軽バンとは違い、荷台が外にあり、屋根がないため様々な形の荷物を積むことが可能で、量も多く積めることが特徴です。
軽トラックは軽自動車扱いなので、普通自動車免許のみで運転が可能です。
レンタルしたりする場合、マニュアル車もあるため事前に確認するようにしましょう。
軽トラの積載ルール
軽トラは乗用車と構造が違うため、専用の積載ルールが存在します。
まず最大積載量ですが、軽自動車は軽トラで合っても軽バンであっても350kgまでとなっており運転手や同乗者の体重は含まれません。
軽トラックの荷台には屋根がなく、背が高い荷物であっても乗せられるのですが、高さに関する制限は地面から2,500mmまでに抑えなければなりません。
幅に関しては軽トラの横幅と同じサイズまでとなっており、はみ出てはいけません。
長さに関しては車両全長の1/10までならはみ出ても問題ありません。
荷台に荷物を乗せる場合、風の影響などを受けやすいため必ずしっかりと固定をして動かないように注意が必要です。
振動によりロープなどが緩み、荷物が落下して後続車に接触するといった事例は多く発生していますので、必ず走行前にチェックしましょう。
軽トラに犬を乗せても問題ない
軽トラの荷台に犬を乗せる行為ですが、犬は法律上の決まりで積載物の扱いとなるため問題ありません。
大きさや重さも上記で説明した積載ルールを超える犬はいないのでどんな大きさや種類であっても問題ありません。
ちなみに車内に乗せる行為も同じく問題ありません。
軽トラの荷台に犬を乗せる場合の注意点
軽トラの荷台に犬は乗せられるのですが、いくつかの注意点があります。
一番の注意点が、荷台から落ちないようにしなければならないという点です。
生き物なので動けないように固定するわけにはいかないのですが、動けるようにしすぎては、アオリから転落してしまう恐れがあります。
また、荷台のルールで幅は軽トラの幅からはみ出てはいけないというルールがあるため、顔などが横から出ないように注意しましょう。
車内に乗せる場合も窓から顔を出さないように注意をしなければいけませんし、運転に支障が出るような乗せ方になると道路交通法違反となります。
なるべくゲージに入れて暴れたりすることがないように注意しましょう。
荷台に犬などの動物を乗せている場合、急ブレーキや急発進には細心の注意をしたうえで濃色車などは車体の温度が上がりやすいので、夏場などは単色のマットを引いてあげたりするなどして犬が火傷をしたりしないように注意が必要です。
ゲージに入れている場合でも、長時間放置すると表面温度はとても高温となるため買い物などをする場合には注意が必要です。
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今回は軽トラの荷台に犬を乗せていいのか、積載ルールに関して解説してきました。
生き物は基本的に積載物となるため、軽トラの荷台に乗せても問題ありません。
ですが、荷台から落ちてしまったり顔を出さないようにしっかりと対策を行い運転には注意が必要です。
車内に乗せる場合も、ケージに入れるなどして運転に支障が出ないように注意しましょう。
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