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サービスエンジニアの将来性はある|離職率や年収から考える今後の需要

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サービスエンジニアの将来性はある|離職率や年収から考える今後の需要

エンジニアの一種であるサービスエンジニアは、機械の修理やメンテナンスを行う職業です。

しかし、一般的にはあまり知られていない職業であるがゆえに、その将来性に関して疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。

本記事では、サービスエンジニアの将来性について、離職率や年収の面から解説していきます。

サービスエンジニアを目指す上で将来性が知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

サービスエンジニアには将来性がある

サービスエンジニアには将来性がある

サービスエンジニアは社会的に将来性がある職業です。

社会にはさまざまな製品があり、ユーザーがそれらを利用する上で、修理やメンテナンスを行うサービスエンジニアの存在は欠かせません。

サービスや製品は日々新しくなるため、サービスエンジニアの仕事は継続的な需要があり、今後も安定した活躍ができると考えられます。

しかし、サービスエンジニアは、関わる製品によって需要が大きく異なる職業です。

そのため、取り扱う製品の将来性を十分に考慮する必要があることを覚えておきましょう。

サービスエンジニアの離職率から見る将来性

サービスエンジニアの離職率から見る将来性

サービスエンジニアの将来性を考える上で、離職率は重要なポイントです。

ここでは、産業別の離職率とサービスエンジニアの企業別離職率について、それぞれ解説していきます。

【産業別】日本の平均離職率:約6〜27%

厚生労働省の「令和4年 雇用動向調査結果の概要」によると、2022年(令和4年)における日本の産業別離職率は以下のとおりです。

業種離職率
サービス業(他に分類されないもの)19.4%
複合サービス事業11.0%
医療・福祉15.3%
教育・学習支援業15.2%
生活関連サービス業・娯楽業18.7%
宿泊業・飲食サービス業26.8%
学術研究 専門・技術サービス業10.0%
不動産業・物品賃貸業13.8%
金融業・保険業8.3%
卸売業・小売業14.6%
運輸業・郵便業12.3%
情報通信業11.9%
電気・ガス・熱供給・水道業10.7%
製造業10.2%
建設業10.5%
鉱業・採石業・砂利採取業6.3%

離職率がもっとも高いのは「宿泊業・飲食サービス業」の26.8%で、もっとも低いのは「鉱業・採石業・砂利採取業」の6.3%でした。

サービスエンジニアの「情報通信業」は11.9%となっており、産業別に見て低めの離職率と言えるでしょう。

出典:令和4年 雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

【企業別】日本の平均離職率:約1〜4%

サービスエンジニアの離職率について、実際の企業の例を3つ紹介します。

  • 株式会社アルファテクノ:4%以下
  • 株式会社大塚商会:4%
  • 株式会社ライプニツ・リサーチ:1.74%

サービスエンジニアの企業別離職率は、「情報通信業」の平均離職率11.9%よりも大幅に低い数字となっています。

このように、サービスエンジニアは他の職業と比べて離職率が低い傾向にあり、同じ企業で継続的に働く人の割合が多いことから、将来性が高いと考えられます。

サービスエンジニアの年収から見る将来性

サービスエンジニアの年収から見る将来性

サービスエンジニアを目指す人にとって、その年収は気になるところでしょう。

転職サイト「doda」によると、サービスエンジニアの平均年収は416万円です。

全体平均年収の414万円と比べてほとんど差はありません。

しかし、サービスエンジニアの年収は扱う製品や所属する企業などで大きく異なるため、あくまで目安として理解しましょう。

出典:整備士/サービスエンジニアとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説|doda

サービスエンジニアの将来性と現状

サービスエンジニアの将来性と現状

サービスエンジニアを目指す上で、その現状について知っておく必要があるでしょう。

ここでは、サービスエンジニアを取り巻く現状を2つ解説します。

慢性的な人手不足

サービスエンジニアの業界は慢性的な人手不足と言われています。

サービスエンジニアは、取り扱い製品に対する豊富な専門知識が求められる職業です。

また、トラブルに対処するための判断力や、顧客とのコミュニケーション能力も必要になります。

このように、サービスエンジニアは高度な知識や現場での対応スキルが求められるため、需要に対して慢性的な人手不足となっているのが現状です。

働き方が不規則

サービスエンジニアは働き方が不規則になりがちな職業です。

サービスエンジニアの仕事は、客先に設置されている製品の修理やメンテナンスのため、顧客に呼び出された際はその都度対応する必要があります。

取り扱う製品や状況によって所要時間は異なり、問題が解決するまで現場を離れられません。

勤務時間内に修理が終わらない場合は、残業になることも多いでしょう。

また、定期メンテナンスの際は、顧客の業務に支障が出ない夜間に作業することがほとんどです。

このように、サービスエンジニアの業界では不規則な働き方が問題視されています。

サービスエンジニア:将来性についてのまとめ

サービスエンジニア:将来性についてのまとめ

今回は、離職率や年収から見たサービスエンジニアの将来性について解説しました。

サービスエンジニアは社会的な需要が高く、離職率の低さや平均年収から見ても将来性のある職業と考えられます。

現状や今後の将来性を踏まえた上で、顧客の問題解決に寄り添うサービスエンジニアを目指しましょう。

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