サービスエンジニアは未経験でもなれる？転職する方法、向いている人の特徴

サービスエンジニアは未経験からなれるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

結論、未経験からでも機械への興味、学習意欲、コミュニケーション力、問題解決スキルなどがあれば可能です。

そもそもサービスエンジニアとは、自社機械製品の設置や保守、修理、メンテナンス、製品のアフターサポートなどが主な業務です。

自社の機械製品を取り扱うため、入社してからの研修などで知識や技術を習得でき、未経験者でも幅広く求人が開かれています。

本記事では、転職する方法や志望動機を書くコツを紹介していきますので、サービスエンジニアへ転職を検討中の方は参考にしてください。

サービスエンジニアに未経験からなれるのか

サービスエンジニアには未経験からでもなれます。

サービスエンジニアには機械の専門的な知識はもちろん、クライアントへ新たな製品を提案するための営業スキルやコミュニケーション能力も必要です。また、取り扱うものは自社製品もしくは自社の取扱製品に限られるため、未経験でも入社後の研修やOJTで専門の知識や技術を身につけられます。

そのため、エンジニア未経験者や異業種からの転職であっても、門戸は幅広く開かれているのです。

実際に、サービスエンジニアの求人例をご紹介します。

【求人の概要例①】

仕事内容	住宅の水回りの修繕・修理・配管交換などのメンテナンス業務
対象者	★未経験／第二新卒歓迎 ★接客・現場経験のある方歓迎！※要普通自動車免許（AT限定可）
勤務地	東京、神奈川、千葉、埼玉の各支店※配属先は希望と適性を考慮して決定します※転居をともなう転勤なし
給与	年収400万円〜（月給30万円／月給＋各種手当・インセンティブ）

【求人の概要例②】

仕事内容	コピー機などのOA機器の修繕、サービスメンテナンス等業務全般
対象者	◎未経験歓迎　◎第二新卒歓迎◎経験や資格がなくてもOK！意欲や人柄を重視します※要普通自動車免許（AT限定可）
勤務地	金沢・富山・名古屋のいずれか※希望の勤務地に配属となります。
給与	年収450万円／入社1年目／25歳年収550万円／入社8年目／31歳

サービスエンジニアに向いている未経験の人

続いては、サービスエンジニアに向いている未経験の人の特徴を、詳しく解説していきます。

機械が好きな人

サービスエンジニアに向いている未経験の人の特徴の1つ目は、機械が好きな人です。

サービスエンジニアのメインの仕事は、機械を扱うことです。そのため、日頃から機械いじりや自分で工作したりするのが好きな人は、サービスエンジニアに向いていると言えるでしょう。

また、機械操作が得意な人や、機械との相性が良い人もおすすめです。

サービスエンジニアは、専門的な知識が必要とされるため、専門学校や大学の工学部などで学んだ人も転職を有利に進められるでしょう。

コミュニケーションが好きな人

サービスエンジニアに向いている未経験の人の特徴の2つ目は、人とのコミュニケーションが好きな人です。

サービスエンジニアの仕事は機械を扱うことですが、同様にクライアントとのコミュニケーションも重要な仕事になります。なぜなら、サービスエンジニアは、クライアントのところへ出張もしくは常駐して作業をすることがほとんどだからです。

そのため、クライアントの要望に対応するだけでなく、クライアントが抱えている課題などをうまく引き出して対応することも求められます。

専門的な知識はもちろん、営業職などを経験した人にとってもおすすめの仕事と言えます。

学ぶことが好きな人

サービスエンジニアに向いている未経験の人の特徴の3つ目は、学ぶことが好きな人です。

機械や技術は日々進歩し、経験が増えればそれだけ取り扱う機械の種類も増えていきます。そのため、より新しい知識や技術に常にバージョンアップさせる必要があります。

サービスエンジニアは、学んだ技術や知識をそのまま仕事に活かせるため、常に新しい知識に興味のある人にはやりがいのある仕事となるでしょう。

問題解決が得意な人

サービスエンジニアに向いている未経験の人の特徴の4つ目は、問題解決が得意な人です。

サービスエンジニアは専門性が求められる仕事であるため、複雑な機械のトラブルに対応できる力が試されます。また、問題を解決するだけでなく、クライアントの状況を聞き取り、問題を未然に防ぐこともサービスエンジニアの重要な仕事の一つです。

そのため、失敗してもあきらめず、何度もやり直す経験を積むことが苦ではない人は、サービスエンジニアに向いていると言えるでしょう。

未経験からサービスエンジニアになるために必要なこと

続いては、未経験からサービスエンジニアになるために必要なことを2つ紹介します。

製品についての深い知識

未経験からサービスエンジニアになるために必要なことの1つ目は、製品についての深い知識を有することです。

サービスエンジニアの業務では、何といっても自社製品に対する深い知識がどれだけあるかが重要です。その知識と経験値により、さまざまなトラブルやクライアントの要望への対応方法は異なります。

また、修理やアフターサービスなどをスムーズに行うことでクライアントとの信頼関係も深まり、新たな製品のセールスも行いやすくなります。

ただし、自社製品のみでなく、業界全体の動向や競合他社製品の知識が必要とされることもあります。

語学力

未経験からサービスエンジニアになるために必要なことの2つ目は、語学力です。

最近は、海外企業が日本に生産拠点を作る動きなども活発になったため、海外

企業へ機器を導入したり、アフターサービスを行ったりすることも増えています。

そのため、クライアントとの会話をスムーズに行う必要から、語学力が求められる場面も増えることが予想されます。

企業ごとに対応が異なりますが、語学力を昇進の必須要件としているところも多くなっています。

キャリアアップを希望するならば、英語などの語学力をつけておくこともおすすめします。

未経験からサービスエンジニアに転職する方法

未経験にも幅広く求人がある業界ですが、未経験だからこそ外からはまったくくわからない業界の特徴などもあります。

続いては、未経験からサービスエンジニアに転職する方法を解説します。

転職エージェントサービスの活用

未経験からサービスエンジニアに転職する最もおすすめな方法は、転職エージェントサービスの活用です。

サービスエンジニアの仕事は、取り扱う機器によっては残業が多かったり、業務が煩雑すぎて給与に見合わなかったりなど、入ってからでないとわからないこともあります。

サービスエンジニアの求人が未経験者でも幅広く歓迎しているとは言っても、転職を考える場合は、より多くの情報と慎重さが必要です。そのため、求人内容をしっかりと把握しておくことで、ある程度のミスマッチを防ぐことはできます。

また、よりサービスエンジニアの転職をスムーズに進めるために、転職サイトや転職エージェントサービスを利用することもおすすめの方法です。

志望動機を書くコツ

未経験からサービスエンジニアに転職する方法には、志望動機を書くコツもあります。

履歴書などに志望動機を書くときのコツとして、2つのポイントがあります。

1. 自分と応募先の企業との間に“接点“を見つける
2. 自分だけのオリジナルのエピソードを盛り込む

未経験であっても、自分がその企業の製品とどこで関わって、どう興味を持ったのかなどを関連させると良い志望動機が掛けるでしょう。

また、自分の今までの経験などが、サービスエンジニアとしてどう生かせるかなど、具体的なエピソードや想いなどを伝えるのも大切です。

エピソードには、感じたことや自分の考えなどを入れるようにすると、より印象的になります。

サービスエンジニアの仕事内容

サービスエンジニアの仕事内容は、機械製品の設置や保守、メンテナンス、アフターサポートが主な業務です。

しかし、サービスエンジニアは技術職という面だけではなく、その技術力や専門知識を生かして、クライアントへ最新の機器を導入してもらうような営業のスキルも必要とされます。

また、クライアントとのコミュニケーションを深め、新たなニーズや問題点を引き出し、提案などを行うことも重要な仕事です。

サービスエンジニアに未経験から転職する方法についてのまとめ

今回は、サービスエンジニアに未経験から転職する方法についてまとめました。

サービスエンジニアへの就職・再就職などを検討している方は、本記事を参考にしてください。