荷台スペースがあり多くの荷物が積める軽トラックですが、乗用車と大きく形状が異なり汚れやすい箇所も違います。
また、農作物などを運搬する場合、荷台が泥などにより汚れやすく、定期的に洗車をする必要があります。
そのような時に助かるのが自動洗車機なのですが、軽トラは利用可能なのでしょうか。
今回は軽トラックでの洗車機利用はできるのか、利用する場合の注意点などを詳しく解説していきます。
自動洗車機とは
洗車機は、様々なサイズの車を短時間で洗ってくれるのでとても便利です。
どの洗車機も同じに見えますが、洗車機には複数の種類があり、それぞれに特徴があります。
ドライブスルー洗車機
ドライブスルー洗車機は、車に乗って門型の洗車機で洗浄していきます。
洗車ゲートまで進み、操作パネルでコースを選んだら洗車機の指示に従い停止位置まで進み止まります。
そのまま洗車が始まるので、車内で待機し終わったら拭き上げをする場所まで移動してボディを拭き上げます。
全自動洗車機
門型の洗車機で一見ドライブスルー洗車機と同じに見えるのですが、全自動の場合は車外で待機します。
車を停止場所に止めて、窓やドアミラーを閉めてから操作パネルでメニューを選んで洗車がスタートします。
その後は指定の場所でボディを拭き上げます。
ノンブラシタイプ洗車機
ノンブラシタイプは名前の通り、ブラシのない自動洗車機です。
ブラシを使用しないため、洗車キズなどがつきにくく高圧洗浄をするため細かい隙間などの汚れも落としやすいメリットがあります。
ブラシを使用しないため様々な形状の車にも対応が可能です。
軽トラの洗車機利用について
素早く楽に車の洗浄ができる洗車機ですが、軽トラは利用しても大丈夫なのでしょうか。
洗車機を利用する場合の注意点などについて解説していきます。
ノーマルな形の軽トラであれば問題なし
軽トラの洗車機利用ですが、基本的に普通の軽トラであれば問題ないと言えます。
ただし、荷台スペースの中など細かい部分までは洗うことができず、アオリを閉めて洗浄するため泡や水が溜まったりします。
そのため、後から水で流したりする必要があり乗用車に比べて手間が掛かってしまいます。
洗車機を利用する上で注意が必要なのが、カスタム車や収納アイテムなどを付けている軽トラです。
乗用車もミラーをたたむように、角張った箇所などがあるとブラシが引っかかったりして緊急停止する恐れがあり、パーツが破損したりする恐れがあります。
不安な場合はノンブラシタイプを使用したり、スタッフに相談してみるといいでしょう。
最近では軽トラにも対応可能な洗車機も登場しているため、導入している施設を検索してみる方法もあります。
経年車は要注意
ノーマルな形状の軽トラであっても経年車で劣化が進んでいる場合は洗車機の利用はおすすめできません。
アオリを固定している取っ手などが破損したり、塗装が剥げたりする可能性があります。
コーティング施工車は要注意
カスタム車などで、専門店に依頼してコーティング施工をしている軽トラの場合は洗車機の利用はおすすめできません。
洗車機のブラシによってコーティングの被膜が剥がれたり、洗車キズがついたりするからです。
洗車機によるコーティングメニューであれば問題ありません。
まとめ
今回は軽トラの洗車機利用に関して詳しく解説しました。
洗車機どいってもドライブスルー洗車機や全自動洗車機、ノンブラシタイプがあり、それぞれで洗車の流れや特徴が違います。
軽トラの場合、基本的にどの洗車機を利用しても問題ないのですが、カスタム車や収納パーツなどを付けている場合は洗車機のブラシなどに引っかかる可能性があるのでおすすめできません。
劣化により塗装が剥がれかかっていたり、取っ手が外れかかっている場合もブラシで剥がれたり破損する可能性があるため注意が必要です。
どうしても自動洗車機を使用したい場合は、軽トラ対応の洗車機を探してみたりノンブラシタイプの洗車機を利用するのがおすすめです。
不安な場合は一度スタッフに確認してみるようにしましょう。

国際基督教大学卒。エン・ジャパンの新規事業企画室でHRTech(SaaS)の事業企画と営業を経験。シード期のHR系スタートアップでインサイドセールスとキャリアコンサルタントに従事し全社MVPを獲得。その後、5年で300名と急成長するベンチャー企業ネクストビートにて、高所得女性向け情報メディア事業、ホテル向け人材事業の立ち上げを行う。