創立70年となる株式会社杉孝は、建築現場・プラント・橋梁現場・内装設備・イベント・土木など、多様な現場に対応した仮設機材のレンタル・技術サポートおよび安全コンサルティングをおこなう会社です。
全国40ヶ所に拠点を持っており、独自のサービスを複数展開しています。
今回は、株式会社杉孝で働く2名の方にお話を伺いました。
| ＜お話を聞いた人＞ ・矢部様（人事） 営業部を経て、会社の仕組み作りに関わるべく人事部へ異動。勤続7年目。 ・波木井（はきい）様（ドライバー） 業界未経験からドライバーとして入社。勤続18年目。趣味はサウナ。 |
杉孝への入社の決め手・きっかけ
ーーー杉孝に入社されたきっかけや決め手はどのようなものでしたか？
（波木井様）まず、一定の規模感がある会社で働きたいと思っていました。
その点、杉孝は何十年も活躍している企業ですし、規模も大きい。
その上で、自分にできる建築関係の仕事は何かと考えた時に、思い当たったのがドライバー職でした。
あとは杉孝の福利厚生が充実していたのも入社の決め手の1つです。
（矢部様）私は前職が営業職だったのですが、労働環境が結構厳しかったんです。
それでバックオフィスの仕事を探していたところ、杉孝の求人票を見つけました。
私の場合も、福利厚生面や給与面に惹かれた部分が大きいですね。
杉孝には22の福利厚生がある
ーーーお二人に共通する入社の決め手として「福利厚生」があると思うのですが、例えばどのようなものに魅力を感じましたか？
（波木井様）私から特にオススメしたいのは『ステップ休暇』ですね。
勤続5年ごとに連続6日間の連休を取れるのですが、ドライバーってどこの業界でも人手不足なので、連休を取ること自体結構ハードルが高いんですよ。でも、ステップ休暇があるおかけで、仕事もプライベートも良いバランスで楽しめてますね。
あとは『ワイドプラン休暇』もありがたいです。
簡単に言うと、未消化の有給を年度あたり5日を上限に積み立てられるんです。
ドライバーにこういう福利厚生を用意してくれている会社はそう多くないと思います。
ーーー確かにかなり珍しいと思います！羨ましいくらいです。
（矢部様）私もステップ休暇は魅力的でした！他には住宅系の福利厚生も充実してます。
あとは赴任に伴う移転費用が支給されたり、会社都合でご家族と一緒に転居する場合に家賃補助が支給されたりなど。
住宅系以外ですと、結婚祝い金や出産祝い金、産後パパ育休、延長保育費用補助なんかも人気があります。
少なくとも22個の福利厚生があるので、詳しくはホームページをご覧いただければ幸いです。
ーーー驚くほど福利厚生が充実していますね。ちなみにホームページに載っていない福利厚生は何かございますか。
（矢部様）退職金制度やベネフィットワンさんなどがあります。
ベネフィットワンさんのサービス（*）は全社員が使えるようになっていますね。
ベネフィットステーションを導入しているので、ショッピング、グルメ、レジャーなどの幅広い割引サービスを利用できます。
（*）官公庁や企業の福利厚生業務を代行するサービス
杉孝には勤続年数に応じた研修がある
ーーー「足場レンタル」という仕事に馴染みがない方も多いと思いますが、業務にはすぐに慣れましたか？
（波木井様）私は業界未経験でしたがすぐに慣れましたし、その後も問題なく18年やってこれました。
というのも、杉孝は教育環境がかなりしっかりしているんです。
たとえば、ドライバーって一般的に1〜2週間で独立させられるんですけど、杉孝では短くても2ヶ月、最長3ヶ月の研修があります。
機材の手入れ、仕分け、電話対応、車に乗って先輩と配送など、たっぷり時間をかけて教育を受けられます。
横乗り期間も1ヶ月くらいあるので、十分に実力をつけてから独り立ちが可能です。
（矢部様）研修に力を入れているのは、弊社の特長の1つですね。
職種別研修、年次別研修、マネジメント研修、コミュニケーション研修など、段階に応じた研修があります。
また、入社して間もないドライバーは半年に1回、必ず講習を受けるのがルールです。
事故を起こす可能性は新人もベテランも関係なくあるので、そこは徹底していますね。
ーーー人材教育にかなり注力されていますね。波木井様にとって、特に印象的だった研修はございますか？
（波木井様）「新人基礎研修」ですかね。お客様への対応方法を事前に研修で学べたのは大きかったです。
ドライバー職は運転がメインだと思われがちですが、実際はサービス業でもあります。
商品に関する知識がきちんとないと、お客様にご提案もできないですからね。
機材の使い方についてお客様から質問された時も、正確に答えられる必要があります。
そのために必要な知識や対応方法をしっかり学べました。
杉孝の社風・働く方々の人柄
ーーー求職者の方の中には、職場の雰囲気や人柄について気になる方もいると思います。率直にどのような雰囲気でしょうか？
（波木井様）ドライバー職で言うと、自衛隊や運送業など、前職はみなさん結構バラバラです。年代は40代前後が多い印象ですね。
一般的にドライバーって、昔気質の荒っぽい人が多いイメージがあるかもしれませんが、弊社は逆です。
長い研修期間を経て独り立ちしているので、その研修の成果と言いますか、几帳面で丁寧な仕事をする人が多いですね。
例えば、機材の荷崩れが起きると怪我や事故につながる危険があるので、慎重に荷積みするとか。
（矢部様）悩みやストレスを溜め込んでいる人は少ない印象があります。
弊社では、現場で起きた良いことや悪いことなどを社員全員で共有できるように、オンラインツールを導入しているんです。
何かあればそこに書き込む習慣ができていますし、ドライバーの横のつながりにも役立っています。
また、人事課では相談窓口を用意しており、社員が一人で抱え込むようなことは基本的にありません。
社内では日々のコミュニケーションを重視する文化が根付いているため、非常に風通しが良い環境だと思います。
杉孝で働くやりがい
ーーーお二人とも長く勤続されていますが、仕事をする中でどのようなやりがいを感じていますか？
（波木井様）一般的なドライバー職は1人で完結する業務が多いので、中々やりがいを感じにくいですが、弊社は違います。
機材のお届け先でお客様とコミュニケーションを取る中で、感謝の言葉を直接いただけます。
あとは、弊社の商材は他社と比べて少し値段設定が高めなのですが、その分、質が良いことで有名です。お客様にそこに気づいていただけた時は、本当に嬉しいですね。
それと、自分で言うのもなんですが、弊社のドライバーは研修をたくさん受けているおかげで現場での対応力が高いんです。
お客様のニーズに合わせた動きが自然にできるので、そこを褒めていただく機会もあります。
（矢部様）私は今は人事の仕事をしているので、やはり採用が決まった時ですね。
「最初は志望度がそこまで高くなかったけど、面接を経て良い意味で印象が変わった」と言われた時は、この仕事をしていて良かったと思います。
杉孝が求める人物像・採用のためのポイント
ーーーずばり御社が求める人物像を教えていただけますか？また採用の際に見られているポイントもあれば教えてください。
（矢部様）弊社では、成績や学歴よりも人物重視の採用をおこなっています。
ですので、未経験か経験者かにかかわらず、きちんとコミュニケーションを取れるかは重要です。
採用の際に見ているポイントは、経験の有無によって変わります。
例えばドライバー経験者の方であれば、機材の運搬や現場での接客に対する抵抗感がないかを見ます。
ドライバー未経験の方であれば、安全への意識の高さ、建設業界に対する理解がどの程度あるかを見ていますね。
もちろん、未経験の方は現時点で足場や建築の知識がなくても、研修でしっかり身につけられるのでご安心ください。
ーーードライバーの波木井様から見て、どのような方が杉孝に向いていると感じられますか？
（波木井様）当然ですが、安全面への配慮ができるかどうかは重要です。
あと、弊社のドライバー職はサービス業でもあります。その自覚を持って業務にあたれる人が向いていますね。
矢部からもあったように、現場ではコミュニケーションが求められるので、人と話すのが好きな人の方が向いていると思います。
あと、ドライバーという括りになってしまいますが、運転だけでなくクレーンを使って荷下ろし・引き取りをする作業があるんです。
そういう意味ではクレーンの経験がある方にもオススメです。弊社の場合、ドライバーの3分の2くらいはクレーンの有資格者ですね。
ーーーとなると、クレーンが未経験の方は難しいのでしょうか？
（波木井様）いいえ、クレーンの資格がない方でもやる気さえあれば問題ありません。
弊社には『資格支援制度』があるので、クレーン以外にも玉掛け、大型、中型免許の取得に対して支援を受けることができます。
そういった制度を活用すれば、採用後に必要な資格をお得に取得できますよ。
杉孝より・求職者の方へメッセージ
ーーー最後に求職者の方へメッセージをお願いします！
（矢部様）杉孝は研修制度や福利厚生が充実していますし、風通しの良い職場ですので、ホワイトな環境で働きたい方にオススメです。
ドライバー経験者の方はもちろん、未経験の方も大歓迎です。悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずは気軽にお話しができれば嬉しいですね。
わかりにくい業種ですので、躊躇する方もいらっしゃると思いますが、ぜひ一度弊社の応募にトライしてください。
（波木井様）杉孝は今年70周年を迎えました。ここまで長く繁栄し続けていられるのは、人を育てる優れた環境があるからこそです。
杉孝には1人のドライバーが育つための道筋がきちんとあって、フォロー体制も整っています。
今回のインタビューを読まれて少しでも興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。
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