事業所インタビュー

2tトラックで年収400万円も。好条件が揃う株式会社NIGITA

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株式会社饒田ホームページより引用_外観の様子
(株式会社NIGITA・ホームページから引用)

神奈川県、東京都を中心に、都心の飲食店に酒類やソフトドリンクを卸している株式会社NIGITA。商品の流通は自社のドライバーが担っています。価値提案型の営業で高い利益率を誇る株式会社NIGITAでは、ドライバーの待遇も高水準。みんなが幸せになることを目指しているため、居心地のいい環境で働くことができます。

株式会社NIGITAのドライバーになることで実現できることは何か、人事部のI様とドライバーのH様にお話をうかがいました。

<お話を聞いた人>
・I様(人事部)
学生時代にダイニングバーでのアルバイトを経験し、酒類を扱う仕事がしたくて2014年に新卒で株式会社NIGITA入社。NIGITAの明るくフレンドリーな雰囲気に惹かれた。小売部門で接客・販売を経験した後、受注センターで伝票の手配や請求管理を行う。3年目から人事部に所属し、新卒・中途・アルバイトの採用を担当している。

 ・H様(配送ドライバー)
座間センターで働く配送ドライバー。NIGITAで働く前は接骨院業界に勤務していたが、よりよい待遇を求めて転職。現在、入社2年目の32歳。 

飲食店や個人に酒類を販売。コロナ禍を経てさらに成長している株式会社NIGITA

ーー株式会社NIGITAの事業内容を教えてください。

饒田ホームページより_働く様子
(株株式会社NIGITA・ホームページから引用)

(I様)飲食店に酒類やソフトドリンクを販売・お届けするほか、小売店「リカーランドトップ」を運営し、個人のお客様にも直接酒類を販売しています。

取引先は関東の飲食店が中心です。一般的なレストランや居酒屋だけでなく、ディスコやクラブ、ホストクラブやキャバクラといった高価格な酒類が売れるお店へも卸していたり、物流倉庫を保有したりしている点が強みです。日本で一番、お酒が消費されているであろう東京23区を取り囲むように、大型の配送センターがあるため、効率よくお客様に商品をお届けすることができています。

ーーコロナ禍では大きな打撃を受けた業界ですが、なぜ生き残り、発展することができたのでしょうか。

個人のお客様へ向けても販売していたためリスク分散が可能になり、生き残ることができました。また、2020年と2021年にはそれぞれ八王子と山梨にある酒屋をM&Aで譲り受けたため、そこを拠点にさらに営業範囲を広げられたことも影響しています。

さらに、飲食店が苦境にあったコロナ禍においては、営業担当者が取引に工夫を施し信頼関係を構築。コロナ禍が収まった現在では、これまで以上のお取引をさせていただいています。

2tトラックが運転できれば年収400万円が可能。賞与もあり年収アップの可能性

ーー御社に中途入社して来る方は、何を期待して入って来られるのですか?

饒田_人事 I様
(人事部・I様)

(I様)製造業等、夜勤のある仕事をされていた方が、日中だけの仕事を希望して応募してくださるケースが少なくありません。NIGITAの仕事は多少の残業はありますが、あまり夜遅くなるということはないため、生活リズムを大切にしたい人には合っているようです。

また入社してよかったこととして、人間関係の良さを挙げる社員が大勢います

ーー待遇などはいかがでしょうか。

給与面に関しては満足している社員が多いようです。NIGITAでは、2tトラックが運転できれば年収400万円に達することが可能です。お酒は法律で安売りができないことが決まっているので、私たちはお客様のニーズに寄り添った提案をすることで他社と差別化し、利益を創出しています。その分をドライバー社員にも還元しているというわけです。

ーーH様は、転職により株式会社NIGITAに入社されましたが、給与はどのように変わりましたか?

饒田 H様
(ドライバー・H様)

(H様)月給は以前より6〜7万円ほどあがりました。また、以前はなかった賞与ももらえるようになったので、金銭面では大きなプラスとなりました。

日曜休みだから家族との思い出も作りやすい

ーー好待遇は魅力的ですが、一方で大変な面もあるのでしょうか。

(I様)重量のあるものを積んだり降ろしたりするので、体力面ではハードです。また需要に波がある業界が相手なので、閑散期と繁忙期の差が激しい点は知っておいていただかなくてはならないでしょう。年末に需要が高まるなど年間を通じた差もありますが、週の前半よりも後半が忙しくなるといった、短いスパンでの差も大きいです。金・土曜日は繁忙期となり、平均値を上回る需要があることはお伝えしておかなくてはならないと思います。

ーー休日はいつなのでしょうか。

日曜日は基本的に配送がお休みなので、休日にしやすいです。当番制で数人は出勤する必要がありますが、だいたいは休むことができます。その他、平日にも休みをとることができるようになっています。

ーープライベートの時間は確保できますか?

(H様)そうですね。私はまだ子どもが幼いので、平日はできるだけ早く帰宅するようにしています。自分の頑張り次第で、早く仕事を終わらせることもできるので、てきぱきメリハリをつけながら働き、できる日はお風呂に入れたり、一緒にご飯を食べたりしています。

毎週日曜日と隔週の水曜日が休日(※1)なので、休みの日は家族ででかけることもあります。

※1:休日形態は座間センターの場合。配送センターによって休日は異なります

「一緒に楽しく」。営業もドライバーも互いを思いやる職場

ーー御社ではどのようなことを大切にして事業を展開しているのでしょうか。

饒田_トラック
(株式会社NIGITA・ホームページから引用)

(I様)お客様も社員も経営陣も「一緒に楽しく」働くことを大切にしています。一緒に仕事をして一緒に繁盛して、みんなが幸せになるということを目指しています。

だからこそ、ドライバーの皆さんにもただの作業として運搬や納入をするのではなく、お互いが少しでも快い気持ちになるような対応をお願いしています。なかには恥ずかしがり屋で、お客様とのコミュニケーションが得意でないドライバーもいますが、みんなの幸せを考えた行動は何かを考えてお仕事をするようにしてもらっています。

ーー研修などは行われているのでしょうか。

基本的には実際の仕事を通じて指導をするOJTで行うのですが、その前には研修の期間を設けています。短くても2週間、平均で1カ月、長いときは2カ月近く教育担当者がトラックに同乗して指導をするのです。通常、このようなルート搬入の研修は数日間、長くても1週間程度だと思います。そこを当社では、社員が自信をもって働き、またお客様にも安心してご利用いただくために研修期間を長く設けています

とはいえ、このような取り決めは柔軟に設定しており、経験豊富でその地域のことをよく知っている人は短期間の研修で終わることもあります。

ーードライバーの1日の流れを教えてください。

(H様)出勤後、その日配達する先の伝票をもらい、商品をピッキング、積み込みを行います。配送先は日によって異なりますが、だいたい1日50件〜60件の店舗を回り、商品をお届けします。仕事が終わるのは早ければ5時過ぎ、遅いときで6時から7時の間ぐらいです。

未経験者が7割。サービス業経験者を特に歓迎

ーードライバーもお酒の知識は必要なのですか?

(I様)商談は営業担当者が行うので、特別な知識を身につける必要はありません。お客様から話をふられることはありますが、楽しく世間話に応じることさえできれば問題ありません。雑談をしているとお客様から、ソフトドリンクなどの差し入れをいただくこともあるようです。

ーードライバーとしての経験がなくても働けるのでしょうか。

社員の約7割が未経験からスタートしています。過去の職業としては、販売、サービス、製造系のお仕事をされていた方などがいらっしゃいます。求めることは運転技術と体力、そして大きな声で笑顔の挨拶ができる等のコミュニケーションスキルと清潔感です。過去の仕事の内容は問いませんが、私たちとしては、今後、サービスや接客のお仕事をされていた方を積極的に採用したいと考えています。

ーー仕事のやりがいはどのようなときに感じられますか?

納入先の飲食店で「ありがとう」と言ってもらえるときに、喜びを感じられます。目の前にいる人から直接感謝の言葉が聞けるのは、かえがたい喜びです。逆にいえば、そのようなことに喜びを感じられる、人と人とのコミュニケーションを楽しみにできる方こそがNIGITAには向いていると思います。

(H様)

饒田_H様

実際に働きはじめて2年が経ちますが、業務時間の多くは黙々と自分のペースで働けるところが気に入っています。てきぱきとメリハリをつけて働けばその分、早く仕事を終わらせることができるので、一人でこつこつと頑張ることが好きな自分には向いている仕事だと思います。

もちろんお客様とお話しする機会もあり、そのようなときは笑顔での対応を心がけています。ときには、世間話をしたりお酒の話をしたりすることもあり、楽しく応じています。

DX化が進んでいるから効率がいい。運転業務に集中できる仕組みが整っている

ーー働きやすい環境は整っているのでしょうか。

(I様)実は使っている人を見たことがないのですが、シャワーを導入している拠点があります。夏場に汗をたっぷりかいたときなどには便利だと思います。

またDX化が進んでおり、各拠点で渋滞や配送状況などが共有できる仕組みを導入しています。

ーー社内の雰囲気はいかがですか?

「みんなが幸せになる」ために同じ方向を向いているので、助け合って一緒に早く仕事を終わらせようという雰囲気があります。

通常、積荷の上げ下ろしはドライバーの仕事なのですが、営業担当など物流担当以外が一緒に作業をしている様子をよく目にします。できるだけドライバーの負担を減らそうという風潮があるのかもしれませんね。

また、退勤時間もできるだけみんなで揃えようとする雰囲気があり、帰社が遅くなったドライバーの荷物はみんなで片付ける習慣があります。

ーー素晴らしいですね。なぜそのようなドライバーを大切にする社風が醸成されたのでしょうか。

経営者の考え方が大きく影響していると思います。我々の事業はドライバーの活躍あってのものだと、みんなが認識しているからでしょう。どれほど営業が頑張っても、ドライバーがいなければ商品はお客様のところへは届きませんからね。

ーー他にもフォロー体制などは整っているのでしょうか。

渋滞等によって配送に遅れが出そうなときは、コールセンターがお客様のところへ予め一報を入れます。そのため、ドライバーは安全運転に集中することができます。会社によっては、ドライバーが時間の調整もセールスも担うことがあると思うのですが、NIGITAの場合は分業制になっており、お客様からの連絡は必ずコールセンターを挟むことになっています。

ーー目の前の仕事に集中できる環境が整備されているのですね。

 以前はドライバーが集金をすることもあったのですが、現在は一部の拠点を除いて、そのような体制も廃止していっています。残りの拠点もまもなく刷新予定です。

社員を大切にする会社だからこそ、手厚いフォロー体制と福利厚生が揃っている

ーードライバーのメンタルケアなども実施されているのでしょうか。

饒田 人事担当I様

(I様)各拠点のセンター長が非常に気を配っています。少しでもおかしな点があれば声をかけ、面談を行います。事態が深刻そうなときには、人事課長に速やかに報告が上がるようになっており、フォローが敷かれます。人間には何かしらの問題が発生するものであるという考えが前提にあるので、会社としてはいつでもサポートができる構えを整えています。

ーーユニークな福利厚生等はありますでしょうか。

2023年11月より物価上昇手当の支給をはじめました。微々たる額ですが、社員の生活の支援になればと考えています。物価上昇手当は社員全員に付与されるものなので、ベースアップのような役割を果たしています。

ーー待遇面・環境面ともに非常に手厚い環境が整っているのですね!
それでは最後に、応募を検討している方にメッセージをお願いします。

NIGITAの仕事は、ただ物を運んで終わるのではなく、人と人とのコミュニケーションや温かみのある仕事を求めている方にはぴったりだと思います。過剰な気遣いは必要なく、ほどよい距離感のなかで他者と関わることが好きな人には居心地のいい環境だといえます。

また、外食やお酒が好きな方にも楽しめる職業ともいえるかもしれません。NIGITAの物流倉庫が抱えているお酒の量は圧巻です。ご興味がある方はぜひ一度見学にいらっしゃってください。

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株式会社NIGITAのホームページはこちら。事業内容や仕事内容などは、公式YouTubeでも公開中です!

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