未経験からサービスエンジニアへの転職を考える際、志望動機の伝え方は非常に重要です。
未経験からサービスエンジニアになるのは簡単なことではありませんが、明確で説得力のある志望動機があれば、採用担当者に自分の熱意と潜在能力を効果的に伝えられます。
本記事では、サービスエンジニアへの転職で志望動機を書くコツや面接でのポイントも紹介しています。
未経験からサービスエンジニアへの転職を検討中の方は参考にしてください。
サービスエンジニア未経験者が志望動機を書くコツ
まずは、サービスエンジニア未経験者が志望動機の書き方とコツを解説していきます。
志望動機は、漠然としたものではなく、自分でしか語れない思いや体験などを入れながら書くことが重要です。
ここでは、2つのポイントをお伝えします。
自分と志望する企業との接点を明確にする
サービスエンジニア未経験者が志望動機を書くコツの1つ目は、自分と志望する企業との接点を明確にすることです。
前職もなんらかの製品を扱うサービスエンジニアだった場合は、以下の点を基本に書くとより明確になります。
- 機器の種類・特性・サイズ・価格など
- 法人顧客か個人顧客か
- 出張・常駐・定期点検・修理・新商品の提案などの仕事の広さ
また、まったくの未経験の場合は、学生時代の経験や関連の知識、工学的なスキルや経験、エンジニアなどの経験など、少しの接点でも記載しておきましょう。
できる限りオリジナリティを出す
サービスエンジニア未経験者が志望動機を書くコツの2つ目は、できる限りオリジナリティを出すことです。
志望動機はその人の日常の経験に即したものであるほど、オリジナリティが高くなり、採用担当者の記憶にも残りやすくなります。
なるべく自分が体験したエピソードと製品・機械がどう関係しているのか、どういうことを思ったのかなどを織り交ぜながら書くことをおすすめします。
サービスエンジニア未経験者の志望動機の例文
それでは、サービスエンジニア未経験者の志望動機の例文を2つご紹介します。
なぜ、どんな時にサービスエンジニアに興味を持って応募を考えたのかなど、自身の体験に基づいた話や思いなどをしっかり入れ込むことが重要です。
志望動機の例文⑴
志望動機の例文⑵
貴社の製品は、販売の仕事でも関連した商品などで知識などはある程度学習いたしました。また、他社の機器も20製品ほど取り扱った経験があります。これまでの販売の経験を活かし、メンテナンスや修理の仕事のみならず、新規顧客の開拓などでも力を発揮できればと思っております。
サービスエンジニア未経験者が面接で志望動機を伝えるポイント
サービスエンジニア未経験者が面接で志望動機を伝えるポイントは主に2つあります。
1つ目は、その企業に応募するきっかけとなった出来事や接点などを、自分のオリジナルで語れるかという点です。
ここでの注意点は、ただ出来事を語るだけでなく「そのときこう思った」「こう考えた」という感情や考えが含めることが重要です。
2つ目は、その企業でサービスエンジニアとして働く将来像がイメージできているかということです。
そのためには、会社の特徴や機械製品などを入念に下調べして、自分の経験や知識をどう活かせるかなどをしっかり話すことが重要なポイントです。
未経験でもサービスエンジニアに向いている人の特徴
未経験でもサービスエンジニアに向いている人の特徴があります。これらを知っておくことで、志望動機を伝えるときに、より自分が適した特徴を持っていることをアピールすることができます。
以下で、4つの特徴を解説していきます。
機械をいじるのが好き
未経験でもサービスエンジニアに向いている人の特徴1つ目は、機械をいじるのが好きなことです。
サービスエンジニアの主な仕事は、機械の修理やメンテナンスなどです。
普段から機械をいじることが好きだったり、新しい技術にすぐに興味を持つ人は、サービスエンジニアに向いていると言えるでしょう。
また、機械や技術は日々進歩しているため、元々の知識だけでなく、新しいことを自ら学んだり取り入れたりできる人もサービスエンジニアに適しています。
コミュニケーション能力が高い
未経験でもサービスエンジニアに向いている人の特徴2つ目は、コミュニケーション能力が高いことです。
サービスエンジニアの仕事は機械を扱っていればいい、というわけではありません。
顧客との円滑なコミュニケーションも、サービスエンジニアに求められる大きな仕事です。
顧客に現状をわかりやすく説明したり、要望や困りごとなどを理解して、なおかつ潜在的なニーズを引き出すことも求められます。
したがって、営業力やプレゼンテーション力などの能力や経験値の高い人にもおすすめの仕事です。
柔軟に対応できる
未経験でもサービスエンジニアに向いている人の特徴3つ目は、柔軟に対応できることです。
ある機械や製品が調子が悪くなったり壊れたりする箇所は、いつも同じ場所だとは限りません。
時には、いくつかの要因が複雑に絡み合って、経験や知識を駆使してもすぐには原因がわからない場合もあります。
自分の経験値にこだわりすぎず、新しい知識や同僚などの経験談や報告を加味しながら、柔軟に機械の状態に対応できる力が必要です。
忍耐力がある
未経験でもサービスエンジニアに向いている人の特徴4つ目は、忍耐力があることです。
サービスエンジニアは、複雑な機械の故障やトラブルに柔軟に、迅速に対応できる力が必要になります。
故障した箇所にいろんな方法でトライしてみたり、原因が分かりそうな人、経験がある人などに行くつも連絡してみたりなど根気のいる仕事です。
失敗したとしても、やり方を変えたり誰かに相談したりする経験を積むことが嫌でなければ、サービスエンジニア向きの忍耐力を持ち合わせています。
関連記事:サービスエンジニアは楽しい?向いている人の特徴も紹介
サービスエンジニア未経験者が知っておきたい仕事内容
まず、サービスエンジニア未経験者が知っておきたい仕事内容は、サービスエンジニアは機械製品の設置や修理、メンテナンスが主な業務であるということです。
一口に機械といっても、パソコン、コピー機などのOA機器、医療機器、空調など多岐に渡ります。
技術は日々新しくなりますし、故障箇所もいつも同じではないため、常に知識や経験をアップロードする柔軟性や忍耐力も必要です。
また、サービスエンジニアは顧客のところへ出張、もしくは常駐して対応となるため、顧客との信頼関係を日頃からつちかうコミュニケーション力も重要になります。
機械と人に同時に対応し、修理などがうまくいった際には直接感謝も受け取れる、とてもやりがいのある仕事といえます。
関連記事:サービスエンジニアとは?仕事内容や必要な能力・求人例など
サービスエンジニア未経験者の志望動機についてのまとめ
今回は、サービスエンジニア未経験者の志望動機についてまとめてきました。
履歴書で作成する際も、面接で伝える際も、自分の経験などを交えながら具体的に説明すること、志望会社を選んだ理由を明確にして伝えることが重要です。
もし、志望動機の作成方法に悩んだら転職エージェントの力を借りるのも一つの方法です。自分に合う求人の紹介や、履歴書作成のサポートを無料で行ってくれます。
サービスエンジニアへの就職・転職などを検討している方は、本記事を参考にしてください。
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