タクシーをスマホから呼ぶことができるスマホアプリ。でも配車するためにはアプリや会社によっては追加料金がかかるところがあります。
今回は迎車料金なしのアプリを中心に紹介しています。たくさんあるタクシーアプリの中で特に人気アプリの特徴やメリットなどもあわせて紹介しています。
タクシーアプリを利用する前にぜひ最後まで一読してくださいね。
迎車料金なし:タクシーアプリについて
タクシーアプリとは、スマホのアプリの1つでタクシーを呼ぶことや予約することができるアプリのこと。タクシー会社はタクシーアプリに登録しているだけでなく、独自にスマホアプリを作成しているところもあります。
これまでタクシーに乗るためには道端で直接捕まえるか電話で予約をする方法が一般的でした。混雑時はなかなか捕まえられない、雨の日や寒い日に道端でタクシーを捕まえるのが大変といった経験は誰にでもあると思います。
タクシーアプリを利用すれば、それらを一挙に解決することができるのです。今やビジネスマンや観光客などタクシーを活用する人にとってはタクシーアプリはなくてはならないものです。
関連記事:【2022年最新】おすすめのタクシーアプリ5選!それぞれの特徴や魅力を紹介
迎車料金なし:タクシーアプリの主な機能について
タクシーアプリは各メーカーによって機能は異なります。しかし、多くのアプリに共通して搭載されている機能があります。それぞれ紹介していきましょう。
タクシー配車
今すぐタクシーを利用したいときに使う機能です。アプリによって名前は異なり、例えばGOというアプリなら「今すぐ呼ぶ」という名前です。
スマホの位置情報をもとにタクシーを呼びたい場所を選択します。場所を選択すると一番近くにあるタクシーが自動的に選択されます。タクシーが見つかると到着までのおおよその時間が表示され、近づいてくるとプッシュ通知などで知らせてくれます。
タクシー予約
出張や旅行の際など当日から数日後までタクシーを予約できる機能です。予約可能期間はアプリごとで異なります。早いものであれば最短30分後から予約可能です。先々の予約はおおよそ5~7日後までが一般的です。
GPS機能
タクシーにはGPSが搭載されているので、自分が予約したタクシーが今どこを走っているのかをスマホで確認することができます。このGPS機能があることで到着までの時間がわかるため、それまで時間がある場合はコンビニや本屋などで時間をつぶすことができます。
いつ来るかわからないタクシーを永遠と外で待っていた経験があるかと思いますが、この機能のおかげで雨の日や雪の日など天候が悪い日などもタクシーが来る直前まで室内で待機することができます。
目的地入力
タクシーアプリ上で目的地を入力することができます。これまで目的地はタクシーに乗車してから運転手に伝えることが一般的でした。しかし、アプリを使えばタクシーを呼んだ後、到着までの間に目的地を入力することができます。
GPSを使っているため、細かい場所まで指定できます。目的地はタクシーのカーナビに連動しているので、道順を説明する必要がありません。
また、目的地を入力すると道順と料金が表示されます。そのため、乗車してから料金がどれくらいかかるのかといった疑問や知らない土地だから不安になるといったことが解消されます。
あまりないかと思いますが、粗悪なタクシードライバーがわざと遠回りをして料金をふんだくるといったこともなくなるでしょう。
決済機能
多くのアプリには決済機能が搭載されています。自分のクレジットカードを登録することで降車時にお金を出さなくても自動的に引き落とされる仕組みとなっています。
クレジットカード以外でもPayPayやd払いなど各アプリで利用できる決済方法が異なるので、アプリをインストールする前に確認しましょう。
もちろんタクシー内で現金やカード払いもできます。タクシー会社によってはQR決済なども対応しているので、必ずしもアプリにカード登録をする必要はありません。
迎車料金なし:タクシーアプリ3つのメリット
タクシーアプリを利用することで得られるメリットは以下の3つです。
時間が節約できる
これまでタクシーを呼ぶためにはタクシー会社の電話番号を調べる→電話をかけるといった流れでした。しかし、そのタクシー会社が混雑していれば別のタクシー会社の電話番号を調べて電話をするといった二度手間三度手間が普通でした。
タクシーアプリであれば自分から一番近い空車タクシーを自動的に選んでくれるため、乗車までがとてもスムーズです。
空いているタクシー会社を見つけるまでの手間がなくなるため、大幅な時間の節約になります。
お気に入りのタクシー会社を選べる
タクシーアプリにはさまざまなタクシー会社が登録しています。その中から自分の好きなタクシー会社を指定することができます。例えば迎車料金が無料のところや安いところ、サービスが気に入っているところなど自分が好きな会社を選択できる点もアプリの魅力です。
車内支払いが不要
アプリに自分のカード情報を入力すると自動的にお金が引き落とされるため、降車時に財布を出す必要がありません。
手持ちのお金がないときでも体調が悪くて財布を出すのが億劫なときなど、その場でお金を支払わなくても降車できます。
アプリの中にはマネーフォワードなどの経理清算アプリと連携しているものがあり、会社の経理に報告しなくても自動的に清算してくれるといった便利なものがあります。
迎車料金なし:タクシーアプリ3つのデメリット
タクシーアプリは便利ですが、まだまだ改善しなければいけないデメリットがあります。
対応エリアが少ない
タクシーアプリに対応している地域は都市部に偏っており、地方ではまだまだ浸透していないところがあります。東京や神奈川などの首都圏や大阪、愛知、福岡などはほとんどのタクシーアプリに対応していますが、東北地域や北陸、中国、四国、九州などでは基本的に対応していません。
タクシーアプリの利用対応地域は順次拡大していますが、まだまだ地方での利用には時間がかかるでしょう。
迎車料金が必要なところが多い
迎車料金とはタクシーを呼ぶために必要な料金のこと。迎車料金なしという会社もたくさんありますが、多くのタクシーは有料です。
料金は会社ごとで異なりますが、おおよそ200~400円が相場です。ただし、電話でタクシーを呼ぶ際も迎車料金が必要のため、アプリだから料金がかかるといったことではありません。
複数台を同時に呼べない
タクシーアプリの欠点として複数台を一度に呼ぶことができないところがあります。タクシーアプリは一番最寄りのタクシーを自動的に選ぶため、1台のみ呼ぶことが基本です。
電話であれば複数台を1度に呼べますが、アプリでは1台ごと呼ばなければいけないので手間がかかります。
迎車料金なしのタクシーアプリについて
タクシーを呼ぶ際は基本的に迎車料金がかかります。しかし、中には迎車料金なしでタクシーを呼べるアプリがあります。いくつか紹介していきましょう。
GO
GOはDeNAの「MOV」と「Japan Taxi」統合した対応地域が最も多いタクシーアプリです。地域ごとにさまざまなタクシー会社と連携しているため、すぐに乗りたい時などスムーズに配車してくれます。
GOを利用するメリットとデメリットを3つずつ紹介していきましょう。
GOのメリット①乗車前にタクシーを連絡が取れる
GOを使ってタクシーを呼んだ後、自分が乗車するタクシー運転手と連絡を取ることができます。メッセージ機能を使ったやり取りや電話でのやり取りも可能です。
人が密集している場所で自分が見つからないかもといった心配があっても服装や自分の特徴をあらかじめ伝えておけばすぐに見つけてくれるでしょう。
またあらかじめ運転手が男性か女性かを確認できるため、女性は特に安心できるかと思います。
GOのメリット②最短25分後の予約ができる
GOにはAI予約という機能を搭載しています。AIを使うことで希望乗車時間に最適なタクシーを自動的に見つけてくれます。これまでは人力での予約管理であったため、受け付けられる枠に制限があったけどもAIが管理することで対応力が従来の10倍以上に上がりました。
最短25分後から7日後まで予約が可能のため、幅広いニーズに応えられます。
GOのメリット③混雑時でも優先的にタクシーを呼べる機能がある
早朝時や夕方、GWや年末年始といったタクシーの混雑時になかなかタクシーが捕まえられないといった経験は誰にでもあると思います。
GOには優先パスという機能があり、こちらの機能を利用すると優先してタクシーを手配してくれるようになります。ただし、通常の迎車料金(無料の会社でも)に追加料金が発生するため、有料にはなりますが、時間が押している人にはおすすめの機能です。
GOのデメリット①迎車料金がかかる会社がある
GOに登録しているタクシー会社の多くは迎車料金が無料です。しかし、全て無料ではなく、中には有料の会社もあります。迎車料金が会社によって異なりますが、安くとも200円以上するので、余計な料金がかかるでしょう。
混雑時に優先パスを利用するとスピーディに配車してくれますが、プラス980円程度必要のため、無料で配車希望する方には余計な出費となります。
GOのデメリット②決済方法が少ない
GOにはGO Payという決済機能が搭載されています。Go Payに自分のクレジットカードを登録することで車内決済を自動的に行ってくれるため、降車時の支払いがなくなるメリットがあります。
しかし、登録できる決済サービスがクレジットカードかd払いと2つしかありません。PayPayやLINEpayなどはまだ未対応のため、不満に感じる人がいるかもしれません。
しかし、降車時の支払いにはなりますが、PayPayなどタクシー会社ごとにさまざまな支払い方法を対応しています。必ずしもGO Payを利用する必要はありません。
GOのデメリット③キャンセルしづらい
GOのメリットが欠点に変わる部分で対応が早すぎてキャンセルしづらいところがあります。タクシーが見つかるまではキャンセルすることができますが、選んだ後は基本的にキャンセルできません。
GOの場合、配車依頼後3分以内であればキャンセル可能ですが、それ以降はキャンセル料が発生するので注意が必要です。
GOの利用方法
GOの利用方法について紹介していきましょう。
【今すぐ呼ぶを利用する場合】
1.乗車したい地点にピンを置き、ここで乗るを選択する
2.タクシー会社を選択する
3.車内決済かアプリ決済のどちらかを選択する
4.アプリ決済の場合、クーポンを持っていればクーポンコードを入力する
5.この方法で支払うを選択する
6.タクシーを呼ぶを選択し、配車依頼を送信する
【AI予約を利用する場合】
1.乗車したい地点にピンを置き、ここで乗るを選択する
2.乗車希望日時を選択する
3.希望の中から乗車可能な日時を選択する
4.行き先を選択する
5.支払いはアプリ決済のみなので、クーポンを持っていればクーポンコードを入力する
6.この方法で支払うを選択する
7.タクシーを呼ぶを選択し、配車依頼を送信する
GOの口コミ
・初めて利用したが、簡単に呼べてスピーディーに到着したので助かった!
・待っている間もタクシーがどこを走っているのかGPSで分かるので、とても安心です。
・病院からタクシー手配するときもタクシー直通の電話を利用せずにスマホからできたのがとても楽でした。
・配車手配をしようとアプリを開くと毎回前回のフィードバックを送信するように促される。スキップができないので、毎回手間がかかるし、朝の貴重な時間を奪われるのが煩わしい。
・あらかじめ目的地をアプリで入力しているのにも関わらず、乗車してから目的地を聞かれた。
GOのまとめ
対応エリア | 北海道 東北:宮城 関東:茨城・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川 北陸:富山・石川 東海:岐阜・愛知・三重 近畿:滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良 中国:広島 九州:福岡 |
配車料金 | 無料~(地域やタクシー会社によって異なる) |
予約可能日時 | 最短25分~7日まで |
支払方法 | 車内決済:現金、クレジットカードなど(タクシー会社に準ずる) アプリ決済:GO PAY(あらかじめ登録が必要。クレジットカード⦅VISA/Mastercard/JCB/AMERICAN EXPRESS/Diners Club⦆・d払い) |
クーポン | インストールで500円引き初回・2回目で各1000円引き |
HP | https://go.mo-t.com/ |
DiDi
DiDiはDiDiモビリティジャパン株式会社が運営するタクシー配車アプリです。タクシー配車以外に出前や宅配などを行うDiDi Foodも運営しています。
DiDiを利用するメリット、デメリットを3つずつ紹介していきましょう。
DiDiのメリット①平均待ち時間が5分という短さ
DiDiを利用してタクシー配車をした場合、待ち時間が平均5分という短さがDiDiのウリの1つです。HPでもアピールしており、それだけ多くのタクシー会社と提携していることが分かります。
またAIを活用した分析・予測テクノロジーでタクシー配車の最適化を常に実践しているため、このスピーディーな配車を可能としています。
DiDiのメリット②定期的に割引クーポンを配布
DiDiは初回限定割引はもちろんのこと、定期的に割引キャンペーンを行っています。例えば夏の猛暑時に気軽にタクシーをしてもらおうと移動応援キャンペーンうやハロウィーンの移動時に使えるハロウィーンキャンペーンなど、他社のアプリよりもたくさんのイベントを行っています。
DiDiのメリット③ポイントプログラムがある
ポイントプログラムとは、DiDiに登録すると自動で適用されるプログラムです。ポイントがたまるとクーポンと交換できる制度で、ポイントはランクアップするたびに還元率が上がります。
DiDiのデメリット①複数台タクシーを呼べない
DiDiはまだ複数台を呼ぶことができません。2台以上タクシーを配車したい場合は1台ずつ申し込まなければいけません。そのため、2台以上の場合は電話での配車依頼の方が早い場合があります。
DiDiのデメリット②迎車料金が必要な会社が多い
DiDiは多くの地域で迎車料金なしで配車することができます。特に地方は無料のところが多いですが、首都圏は有料の会社が多い傾向にあります。
地域によっては迎車料金なしの会社を指定できるので、無料のタクシー会社を選択して呼びましょう。
DiDiのデメリット③利用範囲が少ない
DiDiの利用地域は全国14か所とまだまだ全国区ではありません。都市部や首都圏はほとんどの場所で対応していますが、地方ではまだ利用できるところが少ないです。
地方で利用したい場合は下記の表に自分の地域が含まれているのか確認してください。
DiDiの利用方法
DiDiの利用方法について紹介していきましょう。
1.まず目的地を入力します。GPSを使った検索機能があるため、それを利用します。
2.目的地を入力後、希望乗車地点を入力します。同じようにGPSを利用します。
3.乗車地点を入力後、注文するをタップすると最も早く到着するタクシーが自動的に呼び出されます。
4.タクシーが到着までの時間や位置情報、車種やナンバープレートをリアルタイムで確認できます。
5.オンライン決済を利用する場合、目的地に到着後降車するのみです。現地決済はその場で支払います。
DiDiの口コミ
・こないだタクシー車内に忘れ物をしてしまったけどもアプリに乗車履歴が残っていたのですぐに連絡をして回収することができました。
・雨が降っていたのでタクシーを利用しようとタクシー乗り場に行くと長蛇の列。DiDiを起動したら行列にも並ばずにスムーズに乗ることができました。
・こないだ初めてDiDiを利用したら、初回キャンペーンの1000円引きと迎車料金無料キャンペーンで合計130円でタクシーを利用できた。お得すぎる。
・DiDiでタクシー呼んだら時間通りに来ないし、来たと思ったら反対方向にとまっているわで急いでいるのに勘弁してほしかった。
・平均5分の待ち時間と聞いていたので利用したら10分以上も待たされた。突然雨が降ってきたから混雑したのかもしれないけど待っている間に濡れてしまった。
DiDiのまとめ
対応エリア | 北海道 東北:宮城 関東:埼玉・千葉・東京・神奈川 東海:静岡・愛知 近畿:京都・大阪・兵庫 中国:広島 九州:福岡・沖縄 |
配車料金 | 無料~(地域ごとによって異なる) |
予約可能日時 | 最短30分~最長2日まで |
支払方法 | 現金、クレジットカード アプリ決済(あらかじめ登録が必要。クレジットカード・デビットカード・PayPay対応) |
クーポン | 初乗り料金10回分無料クーポン友達紹介キャンペーン(合計3,000円分のクーポンをgetできる) |
HP | https://didimobility.co.jp/ |
Uber Taxi
Uber TaxiはUber eatsが提供するタクシー配車アプリです。Uberはタクシーや飲食店のデリバリーサービス以外にも宅配便やクーリエ便、電動自転車や電動スクーターのレンタルサービスなどを行っています。
Uber Taxiは一般人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運ぶことができる点で他社とは異なります。
しかし、日本では2015年に国土交通省から「Uber Taxiの自家用車での運送サービスは白タクシー行為にあたる」と通達が出たため一時期サービスが中止していました。
しかし、各タクシー会社と提携し、2020年からサービスを再開しました。
そんなUber Taxiを利用するメリット・デメリットを3つずつ紹介していきましょう。
Uber Taxiのメリット①利用時に車種を選ぶことができる
Uber Taxiはサービスの利用時に車種を選ぶことができます。普段利用しない高級車を選択することや、葬式などで黒いタクシーが必要となった際などで車種を選ぶことができるのは便利です。
Uber Taxiのメリット②事前にドライバー情報を知ることができる
Uber Taxiは乗車前にドライバーの情報を知ることができるシステムを採用しています。ドライバーの顔写真や名前以外にも車両ナンバーやドライバーの評価を確認することができます。
女性ならできれば女性ドライバーを見つけたいものですよね?もし男性ドライバーしかいない場合は評価の優れたドライバーの方が安心につながるもの。この事前にドライバー情報を知れることは信用につながるので重要な機能といえるでしょう。
Uber Taxiのメリット③なにかトラブル時にドライバーと連絡できる
例えばタクシー内に忘れ物をしたなどと言った場合、これまではタクシー会社に連絡をして忘れ物がないか問い合わせていました。しかし、どの車両に乗っていたのかは基本的には覚えていないため、タクシーが帰車するまでは忘れ物があったかどうかなどがわかりませんでした。
しかし、Uber Taxiはタクシー情報を記録しているため、降車してすぐにタクシー、またはタクシー会社に連絡をすればすぐに確認してくれるため、早急な対応が可能です。
Uber Taxiのデメリット①独自の料金体系で少し割高である
Uber Taxiは一般的なタクシー会社とは異なり、独自の料金体系をとっています。時間当たりで料金が加算される部分や混雑状況によって追加料金が課せられます。
そのため、一般的なタクシー料金よりも割高な価格になってしまいます。ただし、ハイヤーを利用する場合は一般的なタクシー会社よりも安く利用しやすい特徴があります。
Uber Taxiのデメリット②対応エリアが少ない
Uber Taxiの対応エリアは以下の表をみればわかりますが、かなり限定的です。首都圏では東京や横浜のみ、関西地域では京都、大阪、兵庫と3都市利用できますが、全国でまだ10都道府県しかありません。
今後拡大していくかと思いますが、Uber Taxiは他のタクシーアプリと比較すると対応区域がかなり少ないところがデメリットとなります。
Uber Taxiのデメリット③複数台を呼ぶことができない
他のタクシーアプリと同様ですが、Uber Taxiは2台以上を一度に呼ぶことができません。1台ずつ呼ばないといけない上に料金が割増であることを考えると、Uber Taxiで2台以上呼ぶことはあまり向いていないかもしれません。
Uber Taxiの利用方法
1.行き先を設定します。GPSを利用した位置サービスを使い、目的地を入力します。
2.目的地の入力後、ルートと車種ごとの料金の目安が表示されます。
3.次に細かい乗車位置を設定します。乗車位置にピンを立てて、乗車位置を確定をタップします。
4.注意事項を読み、同意して乗車するをタップします。
5.配車が確定し、タクシーが迎えに来ます。
6.ネット決済の設定が完了していれば、目的地に到着後そのまま降車できます。
Uber Taxiの口コミ
・タクシーの検索時間や到着時間がスムーズでタクシー乗車から到着まで快適でした。また利用したいと思っています。
・京都ではMKタクシーを呼ぶことができる唯一のアプリです。Japan Taxiの場合、混雑エリア(タクシーを呼ぶことができないエリア)では事前アラートなしに乗車拒否をされるけどもUber Taxiはエリアが赤く表示されるため分かりやすいです。
・忘年会シーズンでどのタクシーも空いてない状況で寒空の中Uber Taxiを利用したら3分で到着しました。行き先の説明もいらないし、財布を出す必要もない。とても便利でありがたいアプリです。
・アプリをインストールしたあとに必ず電話番号画面で固まる。いつまでたっても登録できない状況。この問題はここ何か月も騒がれているのにも関わらず、一向に解決されていない。会社側に問題があるのでは?と思う。
・1,500円割引のクーポンがあったのでUber Taxiを利用してみた。降車時にプロモーションが適用されているため、スマホでは0円と表示されているのにドライバーからうちはUber Taxiと連携していないから割引は利用できない。払えないなら警察に行くと脅されてとても不快な思いをしました。
Uber Taxiのまとめ
対応エリア | 北海道 東北:青森・宮城 関東:東京・神奈川・福島 北陸:富山・石川 東海:岐阜・愛知・三重 近畿:京都・大阪・兵庫 中国・四国:広島・高知 九州:福岡 |
配車料金 | なし(乗車料金に含まれる) |
予約可能日時 | 最長30日後 |
支払方法 | 現金、クレジットカードなど(タクシー会社に準ずる) |
クーポン | 新規インストールで初回+2回目それぞれ2,000円割引 |
HP | https://www.uber.com/jp/ja/ride/ubertaxi/ |
フルクル
フルクルは登録不要でタクシーを配車依頼できるアプリです。スマホを振るだけで自分から半径500m以内にいる空車タクシーを呼ぶことができる新しいタイプのタクシー配車アプリとなっています。
フルクルはもともとkmタクシーを運営する国際自動車会社です。タクシー会社が運営するだけあって利用者が簡単にストレスフリーでタクシーを呼ぶことができるようにということで開発されました。
そんなフルクルのメリット、デメリットを3つずつ紹介していきましょう。
フルクルのメリット①事前入力が不要。振るだけでタクシーが来る
一般的なタクシーアプリはタクシーを呼ぶ際に乗車位置や降車位置を選択して、次にタクシー会社の指定、決済方法の指定などと手順を踏んで操作していなかければいけません。つまり、すぐに乗車したくても数分の作業が必要で手間がかかってしまいます。
しかし、フルクルはアプリを開くと同時に自分の今いる場所をGPSが読み取り、スマホを振るだけで周囲500mにいる㎞タクシーに乗車したいという希望を伝えることができます。
このシステムのおかげで流しのkmタクシーがすぐに見つかり、あなたのもとへやってきます。
フルクルのメリット②迎車料金なし
フルクルの場合、迎車料金なしでタクシーを呼ぶことができます。一般的なタクシーアプリの場合、迎車料金が発生するものが多く、乗車料金以外でもお金を支払わなければいけません。
しかし、フルクルはすべてのタクシーが自社タクシーであるため、いつどこで呼んでも迎車料金がかかりません。東京だと平均で400円もかかるため、日常的にタクシーを利用するものにとってはこの積み重ねが大きく感じるでしょう。
フルクルのメリット③会員登録が不要
フルクルはダウンロードすると会員登録をすることなく、すぐに利用することができます。一般的なタクシーアプリの場合、ダウンロード後に自分の氏名や電話番号、メールアドレスなどの登録が必要です。
しかし、フルクルは個人名でタクシーを呼ぶのではなく、「今この場所でタクシーに乗りたい人がいますよ」といった信号をタクシー運転手に届けるアプリであるため、個人情報の入力が必要ありません。
そのため、一番気軽に使えるアプリといっても過言ではないでしょう。
フルクルのデメリット①確実にタクシーが来るとは限らない
フルクルはすぐにタクシーが見つかる場合は非常に手間がかからない、便利なアプリです。しかし、すぐにタクシーが見つからない場合はずっとアプリを開いてみておかないといけない、いつタクシーがくるのかわかりづらいといったマイナス点があります。
呼ぶことができるタクシーがkmタクシーのみとなるので、そもそものタクシーの本数が少ない点、運が必要な場合がありますし、時には流しのタクシーの方が早く見つかる場合があるでしょう。
また、タクシーが見つかったとしても目的地は乗車後に伝えないといけないので、どれくらいの料金になるのか分からない点、目的地によってはを細かい説明が必要な点で面倒くささがあります。
確実に素早くタクシーを拾いたい方には他のタクシーアプリの方がストレスを感じないかもしれません。
フルクルのデメリット②ネット決済ができない
フルクルはアプリ上でクレジットカードの登録ができないため、毎回降車前の現地決済が必要となります。
他のタクシーアプリは基本的にネット決済が可能のため、乗車後は何もせずに目的地まで送ってもらい、そのまま降車できます。
しかし、フルクルは気軽に利用できる分、乗車後の手間が省略されていません。毎回財布を出す手間がいるので、面倒だと感じる人にとってはデメリットとなるでしょう。
フルクルのデメリット③利用地域が狭い
フルクルはkmタクシーが運営しているため、利用サービスの範囲はkmタクシーのサービス内に限られています。
現在は東京23区と三鷹市、武蔵野市のみとなっており、神奈川や関西地域などは利用できないので注意が必要です。今後利用区域が広がる期待があまりできないところがマイナス点です。
フルクルの利用方法
1.アプリを開くとマップが表示されます。そのままスマホを振ってください。
2.スマホを振った後に振動すれば周囲500m以内にいるkmタクシーに自分の位置情報が送られたことになります。
3.タクシーが近づいてくればアプリ上にタクシーが出てきます。その後タクシーを呼び止めるボタンをタップします。
4.スマホ画面が点滅するため、その画面をタクシー運転手に見えるようにかざすとタクシーがとまります。
フルクルの口コミ
・他のタクシーアプリと比較すると信用性がなくて大丈夫かなぁなんて思っていたけども、迎車料金が無料ということで利用しました。意外とすぐにタクシーが見つかって乗ることができました。タクシー運転手も最近フルクルを利用する人が増えてきたよと話していました。
・タクシーを捕まえるまでが大変でした。その理由はタクシーを捕まえるまでアプリを表示させたままでないといけない、路上で待ち続ける必要がある、自分の居場所をアピールしないといけないの3つです。他のタクシーアプリは最初こそ手間がかかりますが、あとはスマホを閉じても大丈夫なので私はフルクルの方が面倒に感じました。
・タクシーが近づいてきたので、呼び止めるボタンを押して画面を見せているのに全然気付かずにスルーされました。普通に2~3台スルーされたので、どうなっているの?と反対車線に移ったらようやく捕まえることができました。
フルクルのまとめ
対応エリア | 東京23区・武蔵野市・三鷹市 |
配車料金 | 無料 |
予約可能日時 | 予約不可 |
支払方法 | 現金、クレジットカードなど |
クーポン | なし |
HP | https://www.km-group.co.jp/fulcul/ |
MKタクシースマホ配車
MKタクシースマホ配車は名前の通り、MKタクシー運営するMK株式会社が開発したアプリです。さまざまなタクシーアプリがある中、日本各地に支社をもつMKタクシーは累計100万台の配車を達成した人気のタクシー配車アプリです。
そんなMKタクシースマホ配車のメリット、デメリットを3つずつ紹介していきましょう。
MKタクシースマホ配車のメリット①空港への送迎料金が定額
MKタクシーの強みの1つが自宅から空港へ、または空港から自宅へ送迎するサービスが定額で受けられること。タクシーは距離数によって料金がかわるため、自宅から空港までの料金は乗ってみないとわかりませんでした。
しかし、MKタクシーは地域をいくつかにわけ、それぞれの空港ごとまでの料金をあらかじめ設定しています。そのため、乗車前から料金がわかるため安心できますし、渋滞などによる追加料金の発生もありません。
乗り合いサービスを利用するとさらに安い料金で乗車できるので、お得に利用したい人や乗り合いが気にならない人にはおすすめです。
MKタクシースマホ配車のメリット②運転手のサービスが優れている
MKタクシーは運転手のサービスにも力を入れています。乗車前にドアの天井部分をもって頭をぶつけないようにする、乗車中の温度管理や運転の丁寧さなどきっちり研修を行っているため、安心して利用できます。
一般的なタクシーアプリはタクシー会社を選べないので、ときどき荒っぽい運転をする人や言葉遣いの荒い人、サービスが悪い人などに出くわしてしまいます。
MKタクシースマホ配車はMKタクシーのみの取扱いなので、誰が来ても安心して乗車できる点で利用しやすいです。
MKタクシースマホ配車のメリット③迎車料金なし
MKタクシーはもともと迎車料金を取っていません。そのため、このMKタクシースマホ配車を利用しても迎車料金が無料で利用できます。
混雑時でも悪天候でも深夜でも全て無料で配車してくれるので、余計な料金を支払わずに済むのは大きなメリットです。
MKタクシースマホ配車のデメリット①ネット決済できる地域が限られている
MKタクシーは地域ごとに支社があります。そのため、微妙にサービス内容が異なるので注意が必要です。
例えばネット決済は京都MKと滋賀MKでしか対応していません。他の地域(例えば北海道など)は現地決算をしなければいけないため、不便に感じる人がいるかもしれません。
MKタクシースマホ配車のデメリット②全てのMKタクシーが配車対応するわけではない
MKタクシーは全てのタクシーが配車対応しているわけではありません。つまり、配車依頼した際に、目の前にMKタクシーがいても、そのタクシーに乗せてくれるわけではないということです。
MKタクシーが一般用と配車専用のタクシーがあります。GPS上には一般用のタクシーも映っているため、なんですぐに対応してくれないの?といったクレームが実際届いているようです。
MKタクシーは台数が多いため、あまり待たされる心配はありませんが、目の前のタクシーが対応してくれないと不満に感じるかもしれませんね。
MKタクシースマホ配車のデメリット③全ての乗務員、社員が優れているとは限らない
MKタクシーはサービス研修をしっかり行っているため、多くの乗務員やオペレーターは丁寧に接客サービスを行っています。
しかし、中には無愛想な接客をされた人、予定よりも待たされたのに謝罪もなく、むしろ早く乗ってくださいと急かされた人もいるそうです。タクシー運転手も人間であるため、期限に左右されることがあるかもしれませんが、イライラをぶつけるようではサービスマンとしては失格でしょう。
MKタクシースマホ配車の口コミ
・ホテルから空港までの送迎サービスを利用しました。予約時間の15分前には到着してくれ、丁寧に対応していただきました。1つ気になったのは予定直前までどの車両に乗るのか、情報が全く届かなかった点です。何か連絡したい時などに情報を伝える手段がなかったのは不安でした。
・アプリの利用方法は分かりやすく、これまで何回も利用しています。毎回運転手さんの対応が丁寧なので、目的地まで心地よく乗車できます。これからも利用し続けたいです。
・アプリで予約したら迎車中と表示されたのに実際は手配されておらず結局は電話で依頼することになりました。何らかのエラーだったのかわかりませんでしたが、確実に予約したいのであれば電話の方が安心だなと感じました。
・目的地まで3キロ以内だったからなのか、1時間以上待っても配車されないことがありました。近すぎると敬遠されるのでしょうか?ちなみにGOを使ったら、ものの5分でタクシーが迎えに来てくれました。
MKタクシースマホ配車のまとめ
対応エリア | 北海道 東海:愛知 近畿:京都・大阪・兵庫・滋賀 九州:福岡 |
配車料金 | 無料 |
予約可能日時 | 最短当日から最長2日後まで |
支払方法 | 現金、クレジットカードなど 京都・滋賀のみ事前にアプリで登録しておけば降車時の支払いが不必要 |
クーポン | ー |
HP | https://www.mk-group.co.jp/kyoto/smp.html |
迎車料金なしのタクシーアプリに関するまとめ
迎車料金なしのタクシーアプリを中心に紹介してきました。全てのタクシー会社が無料で迎車を行っているわけではありませんが、アプリによってはタクシー会社を選ぶ際に無料のところを選択できる機能がついています。
ただし、初乗り料金が高い場合などもあるので、必ずしも無料がいいとは限りません。料金にシビアな人は一度タクシー会社などから料金設定を見ることをおすすめします。
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