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タクシーチケットは個人でも購入できる?購入方法や販売会社を紹介します!

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タクシーの乗車料金を後払いにできるタクシーチケット。最近はあまり見られなくなりましたが、現在も利用している企業はあります。

このタクシーチケットは一般的には企業が購入している者ですが、個人でも購入することができます。ただし、購入できるところが限られています。

ここでは法人の購入方法のほか、個人で購入できるところについても解説しているので、購入したい方は最後まで読み進めてくださいね。

タクシーチケットとは

タクシーチケットとは、現金の代わりにタクシーの乗車料金を支払えるチケットのことです。最近でこそみかけなくなりましたが、以前は接待や冠婚葬祭の帰り際に渡されていました。バブル期時にはほとんどの企業が持っていましたが、不景気になった時期からあまり使われることがなくなりました。

タクシーチケットは基本的に後払いで、月末にまとめて請求される仕組みとなっています。

タクシーチケットはどこで販売しているの?

タクシーチケットを販売しているのは「タクシー会社」や「クレジットカード会社」、「タクシー協会」などです。なお購入先によって利用できるタクシーが異なります。

例えばタクシー会社であれば、その会社のタクシーか提携している会社のタクシー、タクシー協会であればタクシー協会に加盟している会社といったところです。

タクシーチケットの種類

タクシーチケットは大きく分けると「一括後払い式チケット」と「プリペイド方式チケット」の2種類あります。それぞれ利用方法が異なるので、紹介していきましょう。

一括後払い式チケット

一括後払い式チケットとは、降車時に渡す(支払う)ことで後日まとめて請求がくる仕組みのチケットです。金券のように金額がかかれていませんが、上限が定められているため、その範囲内で利用が可能となります。

利用方法は、降車時にチケットを渡すとタクシー運転手から氏名、乗車日、乗車区間、料金を書いてくださいとお願いされます。

ここで記入するのが運転手ではなく、乗客が書くのは不正を防ぐためです。過去にタクシー料金を多めに書いたタクシー運転手がいたため、乗客が書くことを義務付けています。

プリペイド方式チケット

プリペイド方式チケットとは上記のチケットとは異なり、前払いシステムのチケットです。厳密にはタクシーチケットではなく、タクシークーポンに当てはまるものですが、一般的にはこのプリペイド方式もタクシーチケットとして扱われています。

プリペイド方式のチケットはクオカードのように10,000円分の金額が入っており、利用ごとに残金が減っていくタイプとギフトカードのような500円券、1,000円券と細かい金額に分かれたタイプがあります。

手軽に利用できる分、日常的にも使われるようになりましたが、偽造チケットが流通するようになったことから現在はあまり発行されないようになりました。

個人でタクシーチケットは購入できるの?

先に結論から言えば個人でタクシーチケットは購入できます。

一般的にタクシーチケットを購入しているのは法人です。個人で購入している人が少ないため、個人でタクシーチケットは購入できないと勘違いしている方が多くいます。

ただし、ほとんどのタクシー会社は個人向けにタクシーチケットを発行していません。タクシー会社は基本的に法人のみの取扱いとなっています。

個人で購入できるのは一般的にクレジットカード会社が発行しているものとなります。例えば「JCB」や「VISA」、「NICOS」などがタクシーチケットを発行しています。

タクシーチケットの購入方法

それではタクシーチケットの購入方法について紹介していきましょう。タクシー会社での購入方法とクレジットカード会社からの購入方法、プリペイド方式チケットの購入方法をそれぞれ解説します。

タクシー会社の場合

いくつかあるタクシー会社の中で個人に対してもタクシーチケットを発行しているMKタクシーの購入方法を解説していきましょう。

①MKタクシーに連絡をし、タクシーチケット購入の旨を伝える。

②申込書が送付されるため、必要事項を記入後、必要書類(個人の場合:本人確認ができるもの、免許証や健康保険証などのコピー。法人の場合:3か月以内に発行した登記事項証明書(登記簿))を添えて返信する。

③入会審査。

④審査完了後、保証金を振り込む。

⑤着金が確認され次第、チケットが発行される。

※カード発行までには約1か月程度かかります。

クレジットカード会社の場合

JCBカードでの購入方法を紹介していきましょう。JCBの場合、電話かインターネットで申込みができます。今回はインターネットの購入方法を紹介していきます。なお購入にはあらかじめJCBカードを持って置く必要があります。

①JCBのホームページよりJCBタクシーチケットのページ(https://www.jcb.co.jp/voucher/taxi-ticket/index.html)に飛ぶ。

②インターネットで注文するをクリック。

③商品の指定と必要冊数(最大2冊まで。1冊につきタクシーチケットは20枚ある)を入力後、お届け先を指定する。

④支払いカードを指定する。

⑤入力内容を確認し、申込を確定する。

※申込から約1週間でチケットが届きます。

プリペイド方式チケット

プリペイド方式チケットは以前タクシー協会などで発行していたため、直接購入するか、金券ショップ、またはコンビニで購入できました。しかし、偽造チケットが流通し始めたことから新規発行を廃止しているところが多く、タクシー協会やコンビニでは購入ができません。

そのため、現在は一部の金券ショップで購入できますが、新規発行がない点、チケットの有効期限が切れているものが多い点から取り扱っているところは少ないでしょう。

個人で購入できるタクシーチケットを販売している会社

タクシーチケットは法人であればタクシー会社やクレジットカード会社、タクシー協会などから購入できますが個人は限られています。そこで個人でも購入できる会社を4つ紹介していきましょう。

MKタクシー

札幌や東京、名古屋、滋賀、大阪、神戸、京都、福岡に拠点をもつタクシー会社です。普段使いのほか、空港送迎は定額で乗車できるとして人気を集めています。通常の車種以外にも高級車や大型車なども準備しているため、状況に応じた使い方ができます。

MKタクシーのタクシーチケット特典は2つあります。

①発行することで専用の電話番号でタクシーを呼ぶことができます。

②MKタクシーが運営するサービスステーションやボーリング場などの関連施設でも利用できます。

MKタクシーチケットの購入先はこちら(https://www.mk-group.co.jp/kyoto/kaiin.html)

三井住友カード

三井住友カードからはVJタクシーチケットという名前のチケットが発行されています。チケットの購入にはあらかじめ三井住友カードを所持していることが必要です。

購入方法はスマートダイヤル24にダイヤルして会員番号や暗証番号入力後、自動音声に従って入力すると約1週間後に届きます。なおチケット発行手数料として330円必要(ただしプラチナ、プラチナリファード、ゴールド、プライムゴールド、エグゼクティブは無料)です。

VJタクシーチケットが利用できるのは加盟タクシーのみです。利用できる会社には「VJタクシーチケット使えます」と書かれたステッカーが貼られています。

VJタクシーチケットの購入先はこちら(https://www.smbc-card.com/mem/service/li/kokunai_taxi.jsp)

JCBカード

JCBカードは複写式のタクシーチケットを発行しています。チケットの購入にはあらかじめJCBカードを所持していることが必要です。

購入方法は電話またはインターネットから申し込むことができます。発行までには約1週間かかります。なおチケット発行手数料として330円必要(ただしザ・クラス、プラチナ、ゴールドザ・プレミア、ゴールド会員は無料)です。

JCBタクシーチケットはJCBのステッカーが貼ってあるJCBタクシー加盟店で利用できます。

JCBタクシーチケットの購入先はこちら(https://www.smbc-card.com/mem/service/li/kokunai_taxi.jsp)

UCカード

UCカードが発行するタクシーチケットの購入にはあらかじめUCカードを所持していることが条件です。UCカードのタクシーチケットは控えの残らない単票式と利用控えが残る複写式の2種類から選べます。

購入の申込みは電話で行います。申込みから約1週間で届きます。なおチケット発行手数料として330円必要(ただしゴールド会員の方は無料)です。

UCタクシーチケットはUCのステッカーが貼ってあるUCタクシー加盟店で利用できます。

UCタクシーチケットの購入先はこちら(https://www2.uccard.co.jp/cs/leisure/carlife/taxi/taxi_ticket.html)

※楽天カードからも購入できるという情報が出ているサイトをよく見かけますが、現在個人や個人企業向けの発行は行っておりません。

関連記事:タクシー券とは?使い方や種類、使用時の注意などを解説!

関連記事:タクシーの領収書はもらっておくべき!その理由や紛失した際の対処方法などについて解説します!

まとめ

タクシーチケットがあることで現金を持ち歩く必要がありません。また、月末にまとめて請求されるため、経理的にも会計処理が1回で済むので業務負担の軽減にもつながります。

ただし、個人で使う際も会社のチケットを利用する際も節度を守りましょう。後払いのため、お金を使う実感がないので頻繁に利用したり、遠くまで利用したりしてしまいがちになります。

やりすぎると自分にしっぺ返しが来るので、くれぐれも注意して利用するようにしてくださいね。

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