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施工管理の業種別、企業別年収ランキング!大手から中堅ゼネコンの平均年収を紹介します

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工事全体の管理を行う施工管理。ここでは施工管理の平均年収を年齢別や業種別、会社別にランキング形式で紹介しています。

ここで分かることは以下の通りです。

・年代別施工管理の平均年収
・スーパーゼネコンの平均年収TOP5
・準ゼネコン平均年収TOP5
・中堅ゼネコン平均年収TOP5

仕事をする際に誰もが給料の部分はきになりますよね。ここで給料の高い会社や業種を調べて自分の希望にあった企業を見つけましょう。

施工管理の平均年収は?

施工管理全体の平均年収は約630万円となっています。この平均年収の年齢は44歳で施工管理として働き初めて約20年ほど経過された者となります。

ちなみに全産業の平均年収は約500万円となるため、施工管理の平均年収は約130万円も高い計算となります。

施工管理の平均年収が高い理由は、その業務量の多さからとも言われています。年収には残業時間が含まれており、施工管理は平均残業時間が月に50時間以上とも言われ、他の業種と比較しても残業時間が長い傾向にあります。

施工管理の資格を取得が難しいこともあり、元々の基本給が高いですが、その残業代も含めた金額となるため、年収が高いとされています。

【年代別】施工管理平均年収

施工管理の平均年収は年代別となるとどうなるのか紹介していきましょう。

年齢平均年収
20~29歳473万円
30~39歳584万円
40~49歳650万円
50~59歳685万円
60~65歳653万円

施工管理の平均年収は20代から400万円台後半と高い傾向にあります。年収の振れ幅が大きいのは20代から30代に上がった時で100万円以上昇給となります。これは経験を積んだことによる昇進、1級施工管理技士の資格を取得したことでの昇給によって大きく年収が上がっています。

また、60代になっても平均年収があまり下がらないと言った結果になりました。一般的に60代となると年収が下がるのですが、施工管理技士の場合はこれまでの経験が重要であるため給料があまり下がらないといった傾向にあります。

【業種別】平均年収TOP10 

施工管理を業種別に分けた場合の平均年収をランキング形式で紹介します。施工管理を業種に大きく分けると10種類あります。その10種類を年収の高い順から発表していきましょう。

1位:プラント・エネルギー 725万円

一番年収が高いのがプラントで平均年収は725万円です。

プラントとはさまざまな危機が組み合わさって作られた製造設備のことをいいます。港などにある工場地帯にある建物がいわゆるプラントにあたります。そのプラントでは石油や天然ガスなどといった引火性や爆発性のあるものを電子制御された機械で扱っています。

2位:ゼネコン 664万円

業種別施工管理の平均年収の2位はゼネコンで約664万円です。

ゼネコンとは大型の工事を中心に元受けを行っている会社のことを指します。ゼネコン=大手建設会社と考えた方がいいでしょう。基本的にゼネコンが請け負う工事は大型案件であるため、下請けに別の建設会社を雇い、複数社で工事を行うことが一般的です。

3位:ディベロッパー 660万円

業種別施工管理3位はディベロッパーで平均年収は約660万円となります。

ディベロッパーとは不動産開発会社です。ゼネコンとの違いは工事を担当するのがゼネコン、工事までの計画を立てるのがディベロッパーとなります。

例として駅前の開発事業計画が立ち上がったとすると、この再開発事業の計画を作り、全体の工事をまとめるのがディベロッパーとなります。そして実際の工事を取り仕切るのがゼネコンです。

4位:コンサル(PM・CM)647万円

業種別施工管理の4位はコンサルで平均年収は約647万円となります。

PMとはProject Management(プロジェクトマネジメント)の略、CMとはConstruction Management(コンストラクションマネジメント)の略です。それぞれ建設のプロフェッショナルがお客様のサポートを行うものです。

PMではプロジェクトの企画、構想段階からマネジメントを受けることができ、CMではプロジェクトが計画や目標通りに達成できるようサポートしてくれるものです。

5位:サブコン(設置・電気) 638万円

業種別施工管理の5位はサブコンで平均年収は約638万円となります。

サブコンとは建設業者のことになりますが、一般的にゼネコンの下請け企業を指します。建設工事全体を管理するのがゼネコンであれば、サブコンは電気や空調などの工事や生活排水の設備工事、消防設備工事など各分野の工事を管理するものとなります。

6位:ハウスメーカー・工務店 635万円

業種別施工管理の6位はハウスメーカー・工務店で平均年収は約635万円となります。

ハウスメーカーとはその名の通り個人用の住宅を作っています。工務店も家を建築することが仕事ですが、ハウスメーカーの場合、作る以外に売る仕事が入っているため、施工管理の仕事の中に営業も含まれています。

7位:建設コンサルタント 625万円

業種別施工管理の7位は建設コンサルタントで平均年収は約625万円となります。

建設コンサルタントとは、建設工事全体のプロデュースを行う立場となります。電気工事をする、重機を使って建設作業を行うといった実際の工事を行うのではなく、現場全体を指揮するといったようなものです。建設コンサルタントは一般的に国や地方自治体から発注を受けて工事をプロデュースしています。

8位:不動産管理会社 590万円

業種別施工管理の8位は不動産管理会社で平均年収は約590万円となりました。

不動産管理会社とは主に賃貸物件の管理を行う会社です。オーナーに代わって賃貸物件の管理、メンテナンスを行うとともに入居者の募集やクレーム対応を行います。オーナーと入居者の間に入って環境を整えることが仕事の1つとなります。

また、建物の維持管理や設備の維持管理、長期修繕計画の策定なども行います。

9位:専門工事会社 575万円

業種別施工管理の9位は専門工事会社で平均年収は約575万円となります。

専門会社とは、内装工事や電気工事など建築工事における部分的な施工を行う業者のことを指します。一般的には元請けの下請け業者となるケースが多く、下請けのさらに下請けを孫請けいいます。

10位:自営業 455万円

業種別施工管理の10位は自営業で平均年収は約455万円となります。

自営業の場合、仕事は知り合いの業者から請け負うことが一般的なので収入が不安定になることがリスクとなります。そのため、不景気で建設工事が減ってくると真っ先に切られていくのが自営業であるため無収入となることもあります。

ただし、景気がいい場合、自分の裁量で仕事量を調整できるといったメリットもあります。

【スーパーゼネコン別】施工管理平均年収ランキング

スーパーゼネコンとは、ゼネコンの中でもトップクラスの業績をあげる企業のことを指し、その売上高は1兆円以上となります。従業員や支店数も数多く、その給料も建設業界の中でトップクラスとなります。

そのスーパーゼネコンの平均年収TOP5を紹介していきましょう。

1位:鹿島建設 1135万円

鹿島建設は東京都港区に本社を構える企業で日本全国はもちろん、アジアや北米、ヨーロッパにも現地法人を構えています。

代表的な建築物は国立新美術館、フジテレビ本社ビルなどで建築以外にダムやトンネルなどの土木工事を得意としています。

鹿島建設はスーパーゼネコンの中で最もグループ企業を所有しており、今後も事業領域を広げ業界全体をリードしていくであろう企業です。

2位:大林組 1032万円

大林組は東京に本社を構える企業です。日本主要都市部に支店を構えるほか、海外にも展開しているなどグローバルな事業を行っています。

大林組の代表的な建築物は東京駅や大阪城といった歴史的建造物や東京スカイツリーといった時代のシンボルとなるものを建築しています。

大林組は建築以外にロボティクスや技術開発といった新技術の開発を積極的に行っています。

3位:竹中工務店 1007万円

竹中工務店は大阪に本社を構える建設企業です。日本全国に支店を構えるほか、アジアやヨーロッパ、アメリカにも事業所を設けています。

竹中工務店の代表的な建築物は東京ミッドタウン、あべのハルカスといった地域を象徴する建築物など建築専業のゼネコンとして事業展開を行っています。

竹中工務店はスーパーゼネコン唯一の非上場企業で土木関連事業も行っていますが、それらは子会社で行っており、親会社である竹中工務店は建築のみの事業を行っています。

4位:大成建設 985万円

大成建設は東京都の新宿区に本社を構える建設企業です。日本の主要都市に支店を構えるほか、アジアやアフリカなど幅広い海外ネットワークを展開しています。

大成建設はスーパーゼネコンの中で唯一の非同族経営を行っており、風通りがいいいう評判があります。また住宅分野に強いといった特徴があります。

5位:清水建設 971万円

清水建設は東京都中央区に本社を構える建設企業です。日本各地に支店を構えるほか、アジアやヨーロッパ、アメリカなどにも拠点を設けています。

清水建設は創業が1804年とスーパーゼネコンの中で最も歴史のある企業で、現在は女性を積極的に雇用したり、働き方改革を導入したりと働きやすい環境づくりに注力しています。

【準大手ゼネコン】施工管理平均年収ランキング

スーパーゼネコンに次ぐ大手ゼネコンの平均年収TOP5を紹介します。

1位:前田建設工業 927万円

前田建設工業は東京都千代田区に本社を構える建設企業です。創業して100年を超える老舗企業で100周年を迎えるにあたって給与体系の見直しを行いました。その結果従業員の満足度が上がったとされています。給料以外にも住宅手当や福利厚生を充実させることで働きやすい環境づくりに注力しています。

2位:長谷工コーポレーション 923万円

長谷工コーポレーションは東京都港区に本社を構える建設企業です。建築以外に不動産部門を構えていますがバブル崩壊とともに大きく売り上げを落としましたが、現在は業績が好調とされています。

もともとの給料水準が高いうえに成績によって給料が付加されるインセンティブも導入されているため、従業員のモチベーションも高いとされています。また、本社にはクリニックが併設されており、従業員であれば誰でも診察や薬の処方を受けることができます。

3位:五洋建設 878万円

五洋建設は東京都文京区に本社を構える建設企業で建設と土木をメイン事業として行っています。代表的な建築物は羽田空港や東京ゲートブリッジといった日本を代表する大型建造物だけでなくシンガポールのアートサイエンスミュージアム、香港のチュンカンオー職業訓練学校と海外でも有名な建物を建築しています。

五洋建設はどの現場でも40時間程度の残業時間が発生していますが、みなし残業はなく住宅手当や寮など福利厚生が整っているところが特徴です。オフィスは清潔で水回り部分も整えられており、女性も働きやすい環境を作っています。

4位:西松建設 866万円

西松建設は東京都港区に本社を構える建築企業で建設事業以外にも不動産事業も展開しています。代表的な建築物は神戸空港や明石海峡大橋や青函トンネルといった大規模なインフラを作っています。

社宅や寮が完備されており、費用のほとんどは会社が持ってくれるため、入社1年目から貯金がしやすい環境となっています。以前は月に残業時間が80時間程度あったものが働き方改革を導入したことによって大幅に減るようになり、働きやすい環境に変わりつつあります。

5位:三井住友建設 864万円

三井住友建設は三井建設と住友建設が合併してできた会社で東京都中央区に本社を構えています。代表的な建築物は新東名高速道路やレインボーブリッジといった大規模なインフラからららぽーとといった複合施設も手掛けています。

三井建設と住友建設双方の文化が根強く残っており、社風は支店によってさまざまとなっています。人員不足から女性社員の採用を積極的に進めており、女性社員向けの研修や女性向けの人間ドックやがん検診の補助金制度を採用したりしています。

【中堅ゼネコン別】施工管理平均年収ランキング

最後に中堅ゼネコン別の平均年収TOP5を紹介します。

1位:奥村組 932万円

奥村組は大阪府に本社を構える建設企業です。代表的な建築物は志摩スペイン村やアンパンマンミュージアムなどと大型案件も手がけています。また、2011年の東日本大震災の際に復旧・復興工事に大変貢献した企業としても知られています。

福利厚生の中には契約しているリゾートホテルの利用が含まれており、休暇中に利用することが可能となっています。なた、1級建築士の資格に関する費用の全額補助をしてくれるため、キャリアアップしていきたい方におすすめです。

2位:東亜建設工業 913万円

東亜建設工業は東京都新宿区に本社を構える建設企業です。代表的な建築物が関西国際空港や羽田空港といった大規模な施設を手がけています。

東亜建設工業の特徴は充実した教育研修制度です。新人研修はもちろん、キャリアを重ねていくごとに研修が行われ、海外に対応した研修や専門的な知識や技術を得るための研修を行っています。その効果もあって平均勤続年数が約20年と離職率の低い企業となります。

3位:鉄建建設 848万円

鉄建建設は東京都千代田区に本社を構える企業です。代表的な建築物は東京駅丸の内駅舎の保存・復元、博多駅や旧京都駅など鉄道関係を得意としています。

鉄道工事のトップランナーとしての地位を確固たるものにするべく、建設会社としては初の実体験型研修設備を千葉県成田市に構えました。そこには本格的な鉄道設備を建設しており、安全研修に用いられており技術の獲得を可能としています。

4位:淺沼組 831万円

淺沼組は大阪府に本社を構える企業です。これまで東京湾アクアラインや関西国際空港連絡橋といったインフラやイオンモールといった大型複合施設を手掛けています。

働き方改革を積極的に導入しており、業務の効率化やリフレッシュ休暇の取得の義務化など働きやすい環境づくりに注力しています。実際に社員がこれらを利用しているため、信頼性のある会社といえるでしょう。

5位:飛鳥建設 819万円

飛鳥建設は東京都港区に本社を構える企業です。これまで東京都立大学や九州大学といった学校や東京湾アクアラインや青函トンネルといった大型土木工事を手掛けています。

チーム体制で活動しており、現場での結束力が強い特徴があります。人間関係が良好ということもあって平均勤続年数が約20年と長い定着率を誇っています。

まとめ

施工管理の平均年収をランキング形式で紹介してきました。施工管理の平均年収は大きな企業、大きな工事を担当している業種が高い傾向にあります。

年収は景気に左右されますが、今回紹介した企業は安定しているため、大きな減収となることはないでしょう。今回紹介した内容があなたの希望にあった企業の参考になれば幸いです。

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