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食品製造業ではどんな仕事をするの?仕事内容や魅力、給料など細かく解説!

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コンビニやスーパーなどで販売されているお菓子やパン、飲料水などを製造する仕事を食品製造業と言います。食品製造業というと調理技術が必要なのでは?難しい作業があるのでは?と思う方もいますが、誰でもできる簡単な仕事です。

今回はこの食品製造業について仕事内容や魅力、きつい部分や給料について紹介しています。食に関わる仕事がしたい方、今仕事を探している方など幅広い方に向けた内容となっているので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

食品製造業とは?

食品製造業とは、野菜や果物、その他さまざまな原材料から食品の製造を行い、製造した施品を販売することで収益を得るものをいいます。

食品製造業は、パンやお菓子、製粉、缶詰などの「食料品製造業」と飲料水やジュースなどが入る「飲料・たばこ・飼料製造業」に分類されています。

今回紹介する食品製造業については前者の食料品製造業を中心として、内容を進めていきたいと思います。

食品製造業は、人にとって不可欠である「食べる」という行為を支えている産業であり、人の健康状態、栄養状態に影響を及ぼす産業でもあります。口に入るものなので特に安全性には気をつけていかないといけません。

食品製造業の仕事内容

食品製造業の仕事はコンビニやスーパー、デパートなどで並べられている食品や飲料水を作ることです。主な仕事現場は工場で、そこでパンやお菓子、缶詰や飲料水を作る工程の作業を行います。

食品製造業の仕事は特に難しくありません。ライン作業といってラインごとに作業分担がされており、材料を切る作業、煮たり焼いたりする調理作業、出来上がったものを盛り付ける作業が分かれています。

工場の中には完全にオートメーション化されているところがあり、そこでは機械が製造過程をすべて行います。この場合は人の手で作業に問題はないか、機械の様子はおかしくないかなど作業が正しく行われているかどうかの管理を行っています。

また、食品製造業の仕事は調理など製品を作る作業だけではありません。他には以下の作業があります。

検品

出来上がった製品に問題はないか確認する作業です。クッキーであれば割れやヒビがないか、パンなら焦げていないかなど確認します。パッケージされたものなら印字ミスをしていないか、袋や紙に汚れや傷はないかなど製品として完全な状態なのかを確認します。

仕分け作業

検品された商品を配送先ごとに必要数仕分ける作業をいいます。配送ごとに細かく仕分けするほか、地域ごとに大まかに仕分けるなど、工場によって細かさは異なります。

包装・梱包作業

出来上がった商品を包装、または梱包する作業です。小さな工場であれば手作業で行いますが、多くの工場は作る量が多いため、機械で行うことが一般的です。機械で行う場合は、包装・梱包したものに不備はないかといった確認作業や包装紙・梱包材の補充などを行います。

食品製造業で働く魅力

食品製造業の仕事には主に3つの魅力ポイントがあります。それぞれ紹介していきましょう。

未経験からでも働くことができる

食品製造業の仕事は特にスキルが必要ありません。学歴や資格も不問であるため、未経験から働くことができます。実際食品製造業で働いている人も約9割が未経験というデータがあります。

求人を見ても未経験歓迎という言葉があるように誰でも気軽に働き始めることができるのが魅力の1つです。

黙々と作業に集中できる

食品製造業は人とコミュニケーションをとりながら行う仕事ではなく黙って作業に集中して行う仕事です。食品製造業の多くの作業は基本的に黙々と行っています。情報を共有したり、上司に連絡、報告、相談などしたりする場合はコミュニケーションをとりますが、作業中はしゃべらないので、人とコミュニケーションをとるのが苦手という方には魅力的です。

商品を安く購入できる

食品製造業の中には自社製品を安く購入できるところがあります。社割のシステムで商品を通常価格の1~3割の価格で購入できます。

社割があるかどうかは福利厚生を欄に記載されているので、求人をしっかり読むか、直接企業に問い合わせると良いでしょう。

食品製造業のきついところ

食品製造業は魅力的ですが、残念なポイントがあります。あらかじめ食品製造業のきついところを知っておくことで働いてからの後悔はなくなるのでここで勉強しておきましょう。

単純作業で飽きる

食品製造業のきついところは作業が単純作業で飽きやすいところです。1日中同じ作業を繰り返して行うので、次第に嫌になってきます。

例えば検品作業なら流れてくる商品に不備がないかをずーっと観察しないといけません。盛り付けの作業であれば同じ製品を永遠と盛り付ける作業となります。

そしてこれを黙々とするので、決して楽しい仕事とはいえません。誰かとしゃべりながら和気あいあいとするのであれば、同じ作業でも楽しめますが黙々としないといけないので、面白くありません。

また、自分がミスをすると作業が中断することがあります。ミスをすると工場全体に影響を与えてしまうこともあるので、ミスが許されない状況にもなります。そうなると常に集中力を高い状態でキープしないといけないので、とても疲れます。

仕事自体は簡単ですが、単純作業であること、集中力を要する仕事であるため、意外ときつい仕事とも言えるでしょう。

休みがとりづらい

食品製造業のきついところは休みがとりづらいところです。食品製造業は365日24時間稼働しているところが多く、シフトが3交代制、または4交代制をしいています。

そのシフトに入っている人はしっかりと役割を与えられているため、穴が開くと誰かがその穴埋めをしないといけません。働いている誰かが穴埋めできるのであればいいのですが、休みの誰かに来てもらわないといけないことがあるので、簡単には休みづらいところがあります。

自分の体調はもちろん、子どもの体調管理にも気を配らないといけないところが難しいですし、きつく感じやすいところです。

また、長期の休みをとりづらいところも食品製造業のデメリットです。食品製造業の多くは人手不足であるため、カツカツで人を回していたり、365日稼働していたりするため、なかなか長期での休みがとれません。家族がいるものは旅行なども行きづらいので理解をしてもらう必要があります。

立ち仕事で足腰がきつい

食品製造業は基本的に立ちっぱなしの仕事です。そのため、足腰を痛めやすいといったデメリットがあります。

足の痛みは治しやすいですが、腰の痛みは治りづらく、一度慢性化すると完治には時間がかかるため、腰痛が原因で辞めていく方も少なくなりません。腰痛にならないためには姿勢を正しておけばいいのですが、疲れてくると楽な姿勢を取ろうとします。

楽な姿勢をとると腰の負担がかかりやすくなるため、腰痛になってしまいます。

足腰を痛めにくくするためには毎日お風呂に入る、マッサージをする、栄養バランスの整った食事をとるといった日頃のケアが必要です。

食品製造業の給料

食品製造業の雇用形態は正社員、アルバイト、派遣社員とさまざまです。その方々がどれくらい給料をもらっているのかは気になるところだと思います。それぞれの給料について紹介していきましょう。

正社員

食品製造業で働く正社員の平均年収は約380万円となっています。これを月給にすると約32万円です。製造業全体の平均年収は約400万円とされているので、食品製造業はやや低い金額となります。

ただし、年収は地域差があり東京や神奈川などの関東であれば450万円ほどあります。ただし、地方になると年収200万円台と低い金額となります。

年収は年齢や経験、ポジションでも異なってきます。地域にもよりますが、未経験から始めた場合の初任給は約20万円とされています。

アルバイト・パート

食品製造業にアルバイトやパートとして働く場合の平均時給は約950円が相場となっています。こちらも正社員と同様に地域差があり、関東や関西などの都市部においては時給1,000円以上のところがあります。ただし地方になると時給800円台のところもあります。

また、食品製造業は24時間稼働しているところがあります。そういったところでは夜間帯のアルバイトがあり、そこは日勤よりも高い時給を用意されています。

夜間帯(22時から翌5時)は労働基準法により、時給の25%以上アップさせて支払うことが義務付けられているので日勤よりも稼ぐことができます。

夜間は基本的に夜勤専門スタッフでまかなわれているので、夜型の人や稼ぎたい人には夜勤専門の食品製造工場を探してみましょう。

派遣社員

派遣社員の平均時給は約1,200円とアルバイトよりも好条件です。特に関東や関西の都市部では1,300円ほど支払っている企業もあります。

派遣社員は契約期間が定まっているため制限がありますが、条件を満たせば有給休暇を取得することができます。

有給休暇が付与される条件は雇用されてから6か月以上継続して勤務しており、かつ勤務日の80%以上働いていることが第一条件となります。ただし、労働日数が少なくとも所定労働日数に応じて有給休暇が与えられます。

また、加入要件を満たせば社会保険にも入れます。

まとめ

食品製造業は何を製造するかで仕事内容は異なります。ただし、基本的には単純作業であるため未経験から働くことができるので、社会経験が少ない方、ブランクがある方に向いています。

自分たちが携わった商品はスーパーやコンビニなど街中で見かける機会が多く、それらを購入している光景をみたり、美味しいという声を聞いたりすることがモチベーションアップややりがいになります。

食品製造業は私たちの食を支える重要な産業です。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

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