工場勤務で年収1,000万は目指せる｜年収アップのコツと仕事内容

未経験でも挑戦しやすく、将来的な需要の高い工場勤務は、人気の転職先と言えます。

さまざまな勤務形態の求人があり、中には未経験では考えられないほど好待遇なものもあります。

別業界からの転職を検討している人も少なくない一方で「本当に高収入を目指せるのか」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

今回は、工場勤務でも年収1,000万円は可能なのか、年収アップのコツも踏まえて解説していきます。

【この記事まとめ】 工場勤務で年収1,000万円を狙える 工場勤務で年収1,000万円を狙うコツ 工場勤務の仕事内容や転職するメリット・デメリット

工場勤務で年収1,000万は大企業なら狙える

結論から述べると、工場勤務で年収1,000万円稼ぐことは可能です。

ただし、誰でも簡単に達成できるわけではありません。

従業員に年収1,000万円も支払えるような工場は、大手企業が運営している大規模な工場に限られます。

また、その中でも年収1,000万円を稼いでいるのは、管理職に限られます。

工場勤務で年収1,000万円稼ぐには、大手企業の工場で働き、昇進や昇給が絶対条件と言えるでしょう。

工場勤務の年収相場

工場勤務の求人には、さまざまな雇用形態があります。

• 正社員雇用
• 派遣社員雇用
• アルバイト雇用
• 期間工雇用

工場勤務の年収は雇用形態によって、大きく異なります。

ここでは、雇用形態別でどれくらい平均年収なのか解説していきます。

正社員

工場勤務における正社員の年収は、約380〜680万円です。

• 食料品製造業：389.7万円
• パルプ・紙・紙加工品製造：478.4万円
• 電子部品・デバイス・電子回路製造業：563.6万円
• 石油製品・石炭製品製造業：601.3万円
• 化学工業：643.7万円
• 情報通信機械器具製造業：678.6万円

参考：令和4年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

工場勤務で年収が高いかどうかは、上記のとおり転職する業界や会社で大きく異なります。

派遣社員

次に派遣社員の平均日給は15,590円となっています。年間に直すと約470万円です。

正社員に比べて福利厚生が充実しておらず、賞与もないため一時的に年収が増えても少し不安は残るかもしれません。

参考：令和2年度 労働者派遣事業報告書｜厚生労働省

アルバイト

求人ボックスにようアルバイトやパートの平均時給は1,052円であり、1日8時間・月22日勤務で計算した場合の平均年収は、222万1,824円です。

工場勤務の雇用形態の中で、最も年収が低いのがアルバイト・パートとなります。

正社員と比べて仕事に関する責任が少なく、勤務時間や出勤日数も自由に調整しやすい分、年収は低くなります。

期間工

期間工とは、定められた期間の間だけ工場勤務する雇用形態であり、正社員や契約社員では製造が追いつかない繁忙期のみ募集されるのが一般的です。

期間工は、派遣社員やパートよりも好待遇とされており、平均年収は350～400万円と推測されます。

月々の給料にプラスして、入社祝い金や慰労金が支給される特徴があります。

参考：職業情報提供サイト 工場労務作業員｜厚生労働省

関連記事：工場勤務で年収800万は可能？給料が高くなりやすい理由とは

工場勤務の年代別平均年収

厚生労働省が公表している平成30年における製造業従事者の平均賃金と推計される年収は以下の通りです。

【平成30年度・製造業の生産労働者の平均賃金（男性）】

年代	平均賃金	推定年収(賞与は含まない)
～19歳	18万1,600円	217万9,200円
20～24歳	20万200円	240万2,400円
25～29歳	22万7,100円	272万5,200円
30～34歳	25万1,000円	301万2,000円
35～39歳	27万5,100円	330万1,200円
40～44歳	29万5,700円	354万8,400円
45～49歳	31万7,400円	380万8,800円
50～54歳	32万7,900円	393万4,800円
55～59歳	32万9,100円	394万9,200円
60～64歳	23万5,500円	282万6,000円
65～69歳	21万7,400円	260万8,800円
70歳～	20万8,400円	250万800円

※便宜上、男性従事者の情報のみを抽出

年代別で最も年収が高いのは50代であることが分かります。

この年収に賞与をプラスした場合、年収は450～500万円と推測されます。

出典：製造業における労働者の種類別にみた賃金｜厚生労働省

関連記事：製造業の年収ランキングを年代別・業種別・企業別に紹介

工場勤務が多い製造業の平均年収

工場勤務を含む製造業が、他の業界と業種と比べていくらほど年収の差があるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、他業種との年収比較や、学歴別による年収の差について解説していきます。

他業種との年収比較

厚生労働省が発表した「令和4年度の産業別に見た賃金」によると、各業種の平均賃金と推定年収は以下の通りです。

【令和4年度・業種別の平均賃金と推定年収】

業種	平均賃金	推定年収
製造業	30万1,500円	361万8,000円
建設業	33万5,400円	402万4,800円
採石業・鉱業・砂利採取業	34万7,400円	416万8,800円
ガス・電気・熱供給・水道業	40万2,000円	482万4,000円
情報通信業	38万8,800円	466万5,600円
運輸・郵便業	28万5,400円	342万4,800円
卸売・小売業	31万4,600円	377万5,200円
保険・金融業	37万4,000円	448万8,000円
不動産・物品賃貸業	33万9,500円	407万4,000円
学術研究・専門、技術サービス業	38万5,500円	462万6,000円
飲食・宿泊サービス業	25万7,400円	308万8,800円
生活関連・娯楽サービス業	27万1,600円	325万9,200円
学習支援・教育業	37万7,700円	453万2,400円
医療・福祉	29万6,700円	356万400円
複合サービス事業	29万8,800円	358万5,600円
その他サービス業	26万8,400円	322万800円

16ある業種のうち、製造業の年収は10番目となります。

工場勤務はあらゆる製品の製造に関わっており、食品・飲料の業種に所属する工場もあれば、電気や熱供給の業種に所属する工場もあります。

就職する工場がどの業種に所属しているかによっても、年収は変わるため、業界全体の需要や今後の傾向もリサーチしておくようにしましょう。

高卒と大卒の年収の差

厚生労働省の「令和元年度・賃金構造基本統計調査」によると、製造業における学歴別平均年収は以下の通りです。

【令和元年度・製造業における学歴別の平均賃金と推定年収（男性）】

年代	高卒の所定内給与※()内は年間賞与その他特別給与額	大卒の所定内給与※()内は年間賞与・その他特別給与額	高卒者の推定年収	大卒者の推定年収
～19歳	18万3,600円 (22万2,500円)	ーーーーーーーー	242万5,700円	ーーーーーーー
20～24歳	20万5,000円 (78万5,600円)	22万600円 (41万4,000円)	324万5,600円	306万1,200円
25～29歳	24万4,000円 (102万4,700円)	25万6,800円 (106万4,300円)	395万2,700円	414万5,900円
30～34歳	27万6,200円 (122万1,200円)	30万7,300円 (137万7,100円)	453万5,600円	506万4,700円
35～39歳	31万4,100円 (135万4,000)	35万9,100円 (164万6,300円)	512万3,200円	595万5,500円
40～44歳	34万7,600円 (153万8,000円)	42万7,900円 (202万6,600円)	570万9,200円	716万1,400円
45～49歳	38万2,200円 (177万2,900円)	48万8,300円 (242万8,800円)	635万9,300円	828万8,400円
50～54歳	42万1,500円 (198万6,100円)	55万6,100円 (299万5,600円)	704万4,100円	966万8,800円
55～59歳	42万8,800円 (209万5,600円)	56万7,100円 (304万2,300円)	724万1,200円	984万7,500円
60～64歳	26万6,300円 (109万5,900円)	36万7,300円 (150万7,600円)	429万1,500	591万5,200円
65～69歳	26万2,800円 (63万1,500円)	34万5,800円 (62万1,100円)	378万5,100円	421万1,700円
70歳～	32万1,400円 (27万500円)	35万1,400円 (82万9,600円)	412万7,300円	504万6,400円

大卒者の方が基本給が高い傾向にあるため、各年代の年収も高卒者と大きな差があることが分かります。

大卒者であれば、工場勤務で年収1,000万円に到達する可能性が十分あると言えます。

参考：令和元年 賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

関連記事：工場勤務の年収ランキング｜年収アップに役立つ資格とは？

工場勤務の年収が高くなりやすい理由

工場勤務は、未経験で挑戦できる他の職種と比べても、高収入を目指しやすい傾向があります。

その理由は、主に4つあります。

• 深夜勤務があるから
• 残業があるから
• 昇進すれば手当がつくから
• 待遇がいいから

各理由について、工場勤務の特徴も踏まえながら解説していきます。

深夜勤務があるから

工場は24時間稼働していることが多く、働き方としてはシフト制が一般的です。

シフトの詳細は工場ごとに異なるものの、22時～翌5時の間に働いた場合、深夜割増手当が支給されます。

昼間と同じ作業で合ったとしても、時給が25%増となるため、働き始めてすぐであっても高収入を目指しやすいと言えます。

残業があるから

製造業は人材不足が問題となっており、繁忙期には残業が増えます。

雇用形態に関係なく、残業した分だけ残業代が支給されるため、経験の浅い人でも高収入を目指しやすいと言えるでしょう。

どの工場でも長時間の残業があるとは限らないため、求人をチェックする際には、月の平均残業時間もチェックしておくことをおすすめします。

昇進すれば手当がつくから

工場勤務で経験を積めば、昇給とは別に昇進することもあります。

班長や課長、部長といった役職があり、役職手当が付くだけでなく、基本給も上がりやすくなるため、高い年収も目指しやすくなります。

すぐに昇進するのは難しいと言えますが、将来的に年収を上げるためにも、日々の業務で経験を積み、資格取得などにも挑戦してみましょう。

待遇がいいから

製造業は人材不足が深刻化しており、若手人材の確保に各企業が力を入れています。

「待遇を良くして求人の応募件数を増やしたい」と考える企業も多く、未経験でも好待遇の求人に応募できます。

期間工に関しては、慰労金や入社祝い金が充実しており、社員寮や送迎バスによる送り迎え付きの工場もあるため、出費を抑えることも可能です。

関連記事：製造業の平均年収は他の業界より低い？年収を上げる方法も解説

工場勤務の人が年収1,000万を狙うコツ

工場勤務に従事しながら年収1,000万円を狙うには、4つのコツがあります。

• 昇給、昇進する
• 資格を取得する
• 手当をもらう
• 大企業に転職する

これから製造業に転職しようとしている人はもちろん、既に工場で働いている人も活かせるコツとなります。

自分で挑戦できそうなコツから、取り組んでいきましょう。

昇給・昇進する

年収アップを目指す上で欠かせないのが、定期的に行われる人事評価での昇給や昇進です。

当たり前のことではありますが、役職が上になるほど年収は上がります。

仕事を覚えるのはもちろん、会社の方向性などを理解した上で、必要な知識や経験を身に付けていきましょう。

すぐに昇給するのは難しいと言えますが、長年経験を積み続ければ、出世できる可能性も十分あります。

資格を取得する

資格の取得も年収を上げる1つの方法です。

業務に活かせる資格を取得した場合、会社によって資格手当を支給してもらえることがあります。

取得した月から支給される企業が多く、すぐに収入を上げられる方法です。

また、資格取得することにより、やる気の評価にも繋がり、昇給や昇進もしやすくなるでしょう。

ちなみに、工場勤務で役立つ資格には以下のようなものがあります。

電気工事士 衛生管理者 特定化学物質等作業主任者

手当をもらう

資格手当の支給以外でも、工場勤務には以下のような手当があります。

残業手当 深夜割増手当 技能手当 特殊作業手当

技能手当とは、専門性の高い作業を行う場合に支給される手当です。

特殊作業手当とは、高熱な部品を扱う作業や、高所作業など通常の勤務よりも大変な仕事をこなす場合に支給されます。

手当の種類や支給額は工場によって異なりますので、転職する際には、福利厚生の欄で手当の詳細をチェックしてみましょう。

大企業に転職する

大企業への転職は、年収1,000万円に達する上で非常に重要と言えます。

工場勤務に限らず、平均年収は企業規模が大きくなるほど高い傾向にあるためです。

特に年間賞与には大きな差があり、同じものを作っていたとしても、企業規模によって年収が大きく異なります。

これから転職する場合は、大手の企業であるかも比較項目の1つとして調べるようにしましょう。

関連記事：自動車整備士が年収1000万円を目指せる4つの方法

工場勤務の仕事内容

工場勤務で年収1,000万円を目指せたとしても、仕事が合わず、すぐに退職してしまっては意味がありません。

工場勤務の仕事は、他の職業にはない特徴があり、仕事内容に関しても製造作業だけではありません。

ここでは、工場勤務の仕事の種類と具体的な作業内容について、分かりやすく解説していきます。

ライン作業

ライン作業とは、ベルトコンベアで流れてくる部品を、工程別で担当者が加工や組立を行う作業です。

作業員は担当する工程が決まっているため、複数の作業を繰り返すのではなく、同じ工程の作業を繰り返すのが一般的です。

単純作業の繰り返しとなるため、すぐに慣れる一方で、飽きやすいといったデメリットがあります。

梱包・仕分け

ライン作業の最後に行われるのが、梱包や仕分けです。

完成した製品に不具合がないかをチェックしながら、出荷するために梱包していきます。

また、出荷先ごとに注文内容が違う場合には、仕分けを行いながら梱包していきます。

製品が壊れないよう丁寧に梱包する必要があり、手先の器用な人が向いている作業と言えるでしょう。

ピッキング

ピッキングとは、指示書をもとに部品や製品を集めてくる作業です。

製品を出荷する際や、製造中に部品が欠品した時などにピッキングの指示が入ります。

小さなものであれば、台車で集荷を行いますが、重量物の場合にはフォークリフトを運転してピッキングすることもあります。

オペレーター

オペレーターとは、製造機械を操作する人のことです。

主な機械には、溶接機器やプレス機などがあり、部品をセットした上で加工を行います。

作業自体は機械が行うため、体力的な負担は少ないものの、ミスした場合には部品ごと破棄となるため、部品に応じた丁寧な操作が求められます。

検査・品質管理

検査・品質管理は、製造作業を行うのではなく、出来上がった製品の検査や品質チェックを行います。

細部まで不良箇所がないかしっかりチェックしなければならず、高い集中力が必要です。

また、欠品が見つかった場合にはなぜ不具合が発生したのか、どの工程で発生したのか、細かく調べた上で改善を行います。

製造作業における、不良品の発生率や部品の廃棄率を下げる役割を担っており、工場の利益に直結する重要な仕事です。

設備管理

工場ではさまざまな機械が稼働しており、定期的なメンテナンスや保守点検が必要です。

各機械の状況を確認し、電流や電圧、異音のチェックを行い、故障を未然に防ぐのが設備管理の仕事です。

また、工場は機械の稼働だけでなく、製品によっては湿度や室温の管理も必要であり、莫大な電気代がかかります。

どうすれば電気代の節約に繋がるのかを考えた上で、生産コストを削減させるのも、設備管理の仕事となります。

生産ライン管理

生産ライン管理は、事前に決定した計画通りに製造が進んでいるかをチェックします。

工程ごとに作業の進捗状況を調べた上で、必要に応じて人員の調整などを行います。

また、景気動向や季節別の需要なども踏まえ、今後の生産計画を立てるのも生産ライン管理の仕事です。

工場勤務と聞くと、多くの人が体を動かす作業をイメージしますが、事務職もあります。

関連記事：工場勤務に将来性はある？AIに奪われにくい業務とは

工場勤務の仕事に就くメリット

工場勤務の仕事に就くメリットとしては、以下のようなことがあります。

• 人材不足のため転職しやすい
• 年功序列の傾向がある
• プライベートを優先できる

どのような人が工場勤務に向いているのかも踏まえながら、3つのメリットについて解説していきます。

人材不足のため転職しやすい

製造業は年々人手不足が深刻化しており、各企業で人材確保に向けた取組みが進められています。

危険できついといったイメージを払拭するために、職場環境や働きやすさの改善だけでなく、待遇を手厚くするといった取り組みが実施されています。

研修制度も充実しており、未経験者からでも挑戦しやすく、収入に関しても高収入を目指しやすいことは大きなメリットと言えるでしょう。

年功序列の傾向がある

工場勤務は、各作業員が担当の工程を進めることで、1つの製品が造られていきます。

そのため、個人の能力評価が左右されにくく、年功序列での昇格や昇進がしやすいことも工場勤務のメリットと言えるでしょう。

ノルマに追われ、成績によって収入が下がるといったこともなく、収入が安定してます。

プライベートを優先できる

工場勤務は、各々が担当の作業を担当して製品を作り上げていくため、全員が残らなければ、製造作業は進みません。

そのため、他の職種でありがちな「上司が残っているから帰りにくい」といったことは少なく、残業する日としない日のメリハリがしっかりしています。

生産計画も立てられていることから、休み計画を事前に立てやすく、プライベートを優先できるメリットがあります。

工場勤務の仕事に就くデメリット

工場勤務で働く場合、デメリットについても理解しておく必要があります。

工場勤務のデメリットは、以下の通りです。

• 他業種への転職をしにくい
• 実力主義ではない

なぜ他業種へ転職しにくいのか、実力主義ではない環境のデメリットについて解説していきます。

他業種への転職をしにくい

工場勤務は、担当する作業を繰り返し行うこととなるため、1つの作業に特化した知識や経験が身についていきます。

同じような作業をする仕事であれば、経験を活かせるものの、幅広い知識や経験が求められるような他業界への転職は難しくなるリスクがあります。

それまでの経験を活かすとなると、同じ製造業への転職になる可能性が高いと言えるでしょう。

実力主義ではない

工場勤務は、個人で物事を判断し動くような仕事ではなく、全員で製品を作り上げていきます。

そのため、個人の頑張りが評価されにくく、個人の力で勝負したいという人には向いていません。

日頃の頑張りが全く評価されないというわけではありませんが、個人で成績を上げて高収入を目指したいといった人は営業職の方がおすすめです。

工場勤務の年収についてのまとめ

工場勤務は、未経験からでも挑戦しやすく支給される手当が多いことから、高収入を目指しやすい仕事の1つと言えます。

大手企業の工場で出世していけば、年収1,000万円を稼げる可能性もあります。

高収入を目指したい場合には、深夜勤務手当や特殊作業手当が支給される工場を選ぶようにしましょう。

ただし、年収だけで応募先を選んでしまうと、仕事が合わず続かない可能性があります。

工場勤務のメリット・デメリットについて理解した上で、就職先を決めるようにしましょう。