さまざまな機械の保守・メンテナンスを行うサービスエンジニアは、メーカーにとって欠かせない存在と言えます。
顧客と良好な関係を保つ役割も担っており、今後も需要の落ちることのない将来性の高い仕事です。
また、機械メンテナンスに関する知識やスキルは、他の職種でも十分活かせます。
今回は、サービスエンジニア経験を活かせる、おすすめの転職先について解説していきます。
【この記事のまとめ】 ・サービスエンジニアの転職先には製品開発、テクニカルサポートなどがある ・未経験の業界でも転職可能 ・初めての転職なら転職エージェント「メーカーキャリア」がおすすめ |
サービスエンジニアにおすすめの転職先|4選
サービスエンジニアは、機械に関する専門的な知識があるだけでなく、顧客に対して丁寧な説明が求められることから、コミュニケーション能力も自然と身についています。
顧客のニーズに合わせて、新しい商品を提案する業務もあり、このようなスキルや経験はさまざまな職種に活かせます。
・製品開発
・テクニカルサポート
・営業
・外資系
ここでは、上記4つの転職先で活かせる経験や仕事内容を解説していきます。
製品開発
製品開発職とは、新しく製品を開発するのが仕事で、製造機械や医療機器、各種家電などあらゆる機械が対象です。
新たな価値や概念を生み出す研究職と、生み出された概念を商品化する開発職に分かれます。
機械構造に関する知識だけでなく、商品を日頃から使っている顧客のニーズに応え続けてきた経験は、開発職でも十分活かせるでしょう。
考えることが好きな人や、粘り強く物事に取り組めるような人が向いています。
【製品開発職のメリット】 ・成果を出せれば高収入を目指せる ・世の中に出ていない商品を生み出せる |
【製品開発職のデメリット】 ・開発期間や成果にノルマのある企業も存在する ・商品の売上げが企業全体に影響するため責任が大きい |
適性や仕事のやりがいを理解したうえで、転職先の1つとして検討してみましょう。
テクニカルサポート
テクニカルサポートとは、自社製品の使用方法や各種エラーといった技術的な内容の問い合わせに対応するのが仕事です。
カスタマーエンジニアと呼ばれることもあり、故障よりも各種設定や使用方法に関する知識が求められる傾向です。
仕事内容に関しては、サービスエンジニアのように顧客のもとに向かい問題を解消する企業もあれば、チャットや電話での応答まで対応している企業があります。
仕事内容が似ているため、身に付けた知識をそのまま使えるだけでなく、コミュニケーション能力も十分活かせる仕事です。
出張のない求人を選ぶことで、労働時間が不規則でなくなりワークライフバランスを保ちやすくなります。
一概には言えないものの、出張に関する手当がなくなることから、サービスエンジニアに比べると収入が下がる可能性があります。
営業
自社製品について熟知しているサービスエンジニアは、メーカーの営業マンとしても活躍できます。
機械のあらゆる異常に対応してきた問題解決能力は、主体的に顧客の課題解決策を考える際に役立てられます。
人と話すのが好きな人や、コミュニケーション能力に自信がある人におすすめの職種です。
【メーカー営業職のメリット】 ・個人の成果が反映されやすい ・自由な営業スタイルで進められる ・より高いコミュニケーション力が身に付く |
【メーカー営業職のデメリット】 ・常に顧客に合わせなければならない ・ノルマがある ・収入が安定しない |
営業職の働き方や待遇は、企業によって大きく異なるため、各メリット・デメリットが必ず当てはまるわけではありません。
高収入を目指したい人は、歩合制のある求人がおすすめですが、成果によって収入が安定しないリスクもあるため注意が必要です。
外資系
外資系メーカーとは、外国の資本で経営される企業のことで、近年は転職者が増加傾向にあります。
仕事内容に大きな違いはないものの、国内企業と比べて実力主義の風潮が強く、成果に応じて高収入を目指しやすいことが特徴です。
一方で即戦力として活躍できる人材を求める企業が多いため。競争のない職場でマイペースに働きたいと考えている人には合わない可能性があります。
サービスエンジニアとしての自分をもっと評価してほしい人や、さらに活躍できる場を求めている人におすすめの転職先と言えるでしょう。
ここまで、別の職種を紹介してきましたが、これまでの経験を活かし別企業でサービスエンジニアとして働く人も少なくありません。
経験を積めば、好待遇な求人にも応募できるようになるため、選択肢の1つとして検討してみましょう。
関連記事:サービスエンジニアは楽しい?向いている人の特徴も紹介
サービスエンジニアの転職先は業界未経験でも可能
今回紹介してきた4つの転職先は、業界未経験でも転職可能です。
サービスエンジニアとしての経験や身に付けてきた知識は、別業界でも十分活かせます。
また、近年は人材不足が続いていることから、未経験者を歓迎する求人が増加傾向にあります。
自分のスキルや経験、次の仕事で求める条件を整理したうえで、理想の求人を見つけてみましょう。
関連記事:サービスエンジニアが「きつい・やめとけ」と言われる理由
サービスエンジニアが転職先を探すならおすすめのサービス
自分の経験やスキルを活かせる仕事が分からなかったり、初めての転職で不安だったりする場合は、転職エージェントがおすすめです。
転職エージェントでは、専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、転職に関するさまざまなサポートを無料で受けられます。
具体的には、最適な求人の紹介や提出書類の添削などがあり、働きながら転職活動を進めるのが大変という方にもおすすめです。
製造業で転職先を探す場合は「メーカーキャリア」をおすすめします。
今回紹介した主な転職先を含めて、多くの非公開求人を扱っており、キャリアアドバイザーへの相談も無料で利用できます。
サービスエンジニアの転職先についてのまとめ
サービスエンジニアの仕事で身に付けた、機械に関する知識やコミュニケーション能力は、別の職種でも十分活かせます。
職種ごとに適性があり、魅力も異なるため次の職種に求める条件や自分のスキルを整理したうえで、転職先を決めていきましょう。
転職活動の負担を抑えつつ、自分に合った求人を見つけるには転職エージェントの利用も検討してみてください。
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