サービスエンジニアは、製品に対する高度な専門知識やスキルが求められることから、収入は高水準と言われています。
各分野で成功している世界的な企業ほど年収も高い傾向で、今回の年収ランキング調査では「Google」や「Indeed」が上位にランクインしました。
さらに、年収を上げる方法やキャリアアップに役立つ資格なども紹介します。
サービスエンジニアを目指している方は、就職先や目指す業種を決める際の参考にしてみてください。
【この記事のまとめ】 ・エンジニア職の年収ランキング1位はGoogle合同会社 ・サービスエンジニアは高度なスキルが求められる分、収入が高水準である ・特定の分野に特化したり、プロジェクト管理スキルを身に付けたりすれば、さらに高収入を目指せる ・サービスエンジニアは、機械の保守・メンテナンスだけでなく顧客対応も仕事の1つ |
サービスエンジニアの年収ランキング
サービスエンジニアは、各メーカーにとって欠かせない存在であることから、就職先が幅広い職種の1つです。
ここでは、その中でも特に年収の高い企業を10社紹介していきます。
会社概要についても紹介していきますので、就職先を検討するうえで参考にしてみてください。
今回紹介するデータは、Open Workの公表したデータを参考にしており、サービスエンジニアを含むエンジニア職の年収です。
1位「グーグル合同会社」
サービスエンジニアの就職先における年収ランキング1位は、グーグル合同会社です。
Open Workの公表したデータによると、エンジニア職の年収は1,918万円です。
Googleはインターネットやコンピュータに関する分野で事業展開している世界的なIT企業です。
調べ物やアプリのダウンロードで、多くの人がGoogleが提供するサービスを利用しています。
人々の生活に欠かせない存在と言っても過言ではなく、提供している主なサービスは以下の通りです。
・Googleマップ
・Google翻訳
・Gメール
・Google chrome
・Google play
グーグル合同会社はGoogleの日本支社で、会社所在地は東京都渋谷区です。
参考:【2024年04月最新】平均年収ランキング|エンジニア・SEの年収が高い企業TOP20|openwork
2位「Indeed Japan株式会社」
年収ランキング第2位はIndeed Japan株式会社で、エンジニア職の年収は1,614万円です。
Indeed(インディード)は、世界最大の求人検索エンジンを運営しており、国内でも多くの人が転職の際に活用している身近なサービスです。
創業は2004年と比較的新しい企業で、小さなベンチャー企業としてスタートしました。
本社はアメリカのテキサス州にあり、日本を含む世界11ヵ国に支社があります。
Indeed日本法人に関しては、リクルート社が2012年に買収しており、決して有名ではなかった状態から一気に普及させました。
誰でも気軽に利用できる求人サービスとして、今後も業績を伸ばしていくことが予想されています。
3位「シスコシステムズ合同会社」
年収ランキング第3位はシスコシステムズ合同会社で、エンジニア職の年収は1,217万円です。
コンピュータネットワーク機器開発において、世界最大の企業と言われています。
国内では聞き慣れない会社名ですが、各種店舗やオフィスのネットワークではシスコ製品が多く使用されています。
テレビ会議サービス「Webexサービス」は、Web会議シェアで世界1位を獲得しました。
シスコシステムズ合同会社は、東京都港区に本社があり、札幌・仙台・大阪など国内に7つのオフィスがあります。
4位「株式会社セールスフォース・ジャパン」
年収ランキング第4位は株式会社セールスフォース・ジャパンで、エンジニア職の年収は1,123万円です。
アメリカに本社があるクラウドコンピューティング企業で、CRM(顧客関係管理)サービスでは世界でトップシェアを誇っています。
国内においても15万社以上が導入しており、代表的なサービスには「セールスクラウド」や「サービスクラウド」があります。
顧客の情報管理をする中で、各種情報の共有・営業実績の分析や可視化などもできることから、営業部署にとって欠かせない存在と言えるでしょう。
5位「シュルンベルジェ株式会社」
年収ランキング第5位はシュルンベルジェ株式会社で、エンジニア職の年収は1,055万円です。
シュルンベルジェは、エネルギーサービス業界において世界的に有名な企業で、ガス産業や石油に関連したサービスを提供しています。
シュルンベルジェの主な事業内容は、以下の通りです。
・ガスや石油の探査や生産の支援
・ガスや石油関連のデータ解析やソフトウェアサービスの提供
・ガスや石油の開発における環境と安全のサポート
国内には、シュルンベルジェの関連施設が3つ存在します。
・SKKテクノロジーセンター:神奈川県相模原市にあり製造・技術開発拠点である
・長岡支店:エネルギー開発を目的とした技術サービスや製品を提供する事業を展開
・東京事業所:国内のエネルギー関連企業や研究機関にソフトウェアの提供やコンサルティングを実施
6位「アマゾンウェブサービスジャパン合同会社」
年収ランキング第6位はアマゾンウェブサービスジャパン合同会社で、エンジニア職の年収は1,036万円です。
アメリカのワシントン州に本社があり、通販事業は世界トップレベルの規模を誇っています。他にも以下のような事業を展開しています。
・クラウドコンピューティング
・Kindeデバイスを通じたデジタルコンテンツ販売
・AIを活用した商品の開発
・電子書籍リーダーやFireタブレットといったハードウェアデバイスの製造および販売
創業は1994年と比較的新しい会社ではあるものの、急速な成長を遂げてきており、今後も国内外で大きな影響力を持ち続けていくと言えるでしょう。
7位「株式会社メルカリ」
年収ランキング第7位は株式会社メルカリで、エンジニア職の年収は1,035万円です。
東京都港区に本社があり、個人でのモノの売り買いを簡単に楽しめるようにした「メルカリ」というフリマアプリを運営しています。
年々利用者が増え続けていることもあり、2023年4月には、創業以来の過去最高益になると代表の山田進太郎氏が発表しました。
近年はスマホ決済サービス「メルペイ」といった、金融関連の事業にも着手しています。
8位「デル・テクノロジーズ株式会社」
年収ランキング第8位はデル・テクノロジーズ株式会社で、エンジニア職の年収は1,023万円です。
デル・テクノロジーズは、世界トップレベルのITソリューションプロバイダーで、モバイル・パソコンは世界中で使用されてきました。
この他にも、IT環境の構築に役立つクラウドや、基幹システムの導入支援にも力を入れています。
現在は、世界中に180箇所の拠点があり、デル・テクノロジーズ株式会社は日本支社にあたり、2023年4月時点で3,108人の従業員がいます。
9位「日本マイクロソフト株式会社」
年収ランキング第9位は日本マイクロソフト株式会社で、エンジニア職の年収は988万円です。
マイクロソフト社は、アメリカのワシントン州に本社がある世界を代表するソフトウェア企業で、以下のような事業を行っています。
・Windowsやオフィススイートといったソフトウェア製品の開発
・クラウドコンピューティング事業
・Dynamics 365やMicrosoft 365といったビジネス向けソリューションの開発
・ゲーム機器やオンラインゲームサービス事業
・AIを駆使したデータ解析事業
日本マイクロソフト株式会社はマイクロソフト社の日本法人で、本社は東京都港区にあります。
2024年4月1日時点の従業員数は3,071名で、クラウドサービスやソフトウェア、各種デバイスのマーケティングや営業が主な事業です。
10位「ヴイエムウェア株式会社」
年収ランキング第10位はヴイエムウェア株式会社で、エンジニア職の年収は983万円です。
ヴイエムウェア社は、ソフトウェア企業で仮想化技術では高い評価を得ており、関連市場では世界一のシェアを誇ります。
ソフトウェア全体でも世界5位の売上高があり、具体的な事業領域は以下の通りです。
・仮想化ソフトウェアの開発および販売
・クラウド環境での仮想化技術の提供
・ネットワーキングやセキュリティ製品の開発および販売
・アプリケーション開発や管理に関するツールやサービスの提供
ランキングでは、IT関連企業が上位を占めていたものの、サービスエンジニアは、医療機器や生産用ロボットといった各メーカーで活躍しています。
経験を積みながら知識やスキルを高めていくことで、業種に関係なく高収入を目指せる職種です。
関連記事:サービスエンジニアの年収はなぜ高い?年収アップに役立つ資格も
ランキング以外にサービスエンジニアの年収に関して知っておきたいこと
サービスエンジニアの年収が高い企業を紹介してきましたが、就職するうえでエンジニア職の収入の傾向が気になる方もいるでしょう。
ここでは、エンジニア職の平均年収や収入の傾向について、解説していきます。
サービスエンジニアの正社員の平均年収
多くの求人を扱う「求人ボックス」によると、正社員として働くサービスエンジニアの平均年収は約504万円です。
令和4年度における国民全体の平均は458万円であり、エンジニア職の方が40万円ほど上回っています。
参考:サービスエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)|求人ボックス給料ナビ
参考:令和4年分 民間給与実態統計調査
サービスエンジニアとして高収入を目指しやすい業種
あらゆる製品のテクニカル面をフォローするサービスエンジニアは、幅広い業種で活躍できます。
その中でも、特に高収入を目指しやすいと言われている業種が3つあります。
・外資系の製造業における海外サポート
・制御システム系
・バイオテクノロジー系
外資系の製造企業では、国内だけでなく海外での勤務も多く、機械設置時に現地スタッフに操作方法や管理方法に関する指導を行います。
外資系企業は、実力主義の傾向が強く実績を評価してもらいやすいのが特徴です。
英語でのコミュニケーション能力が必須であるものの、高収入を目指したい人におすすめです。
制御システム系の商品は、電子・電気回路の設計や検査・評価に関する専門知識と経験が必須であり、他の企業よりも収入が高い傾向です。
バイオテクノロジー関連の企業も、IQやOQ、BPSサービス文書の作成などで高い専門知識が求められます。
このように、高度なスキルや知識が必須となるエンジニア職は、高収入を目指しやすいと言えるでしょう。
なぜサービスエンジニアの年収は高いのか
サービスエンジニアの年収は、他の職種と比べて高水準と言えます。
ここでは、年収が高くなる3つの理由について解説していきます。
専門的な知識と技術が必要な仕事だから
サービスエンジニアは、製品導入時のサポートだけでなくその後発生した、あらゆるトラブルへの対応が求められます。
担当するトラブルは複雑な内容が多く、問題を解消するには製品に関する専門的な知識や技術が欠かせません。
顧客に納得してもらうには、ただ修理するだけでなく、原因や今後の対処方法の説明が欠かせません。
トラブルが原因で叱責されることも珍しくなく、高いコミュニケーション能力が求められます。
臨機応変な対応力が求められるから
製品導入後に発生する故障といったトラブルは、その時によって原因や症状が異なります。
復旧が急がれる中で、原因を追及したうえで要望に応じた対応が求められます。
メーカーの代表として、顧客への対応も重要な仕事の1つであり、臨機応変な対応力が必須と言えるでしょう。
責任が重いから
機械の故障などが起きた際に、現場に向かうのはサービスエンジニアだけです。
設計部門や営業部門を含むメーカーの代表としての対応が求められるため、ただ機械トラブルに対応すればいいわけではありません。
現地での対応全てにおいて顧客に納得してもらえなければ、今後別の製品に切り替えられてしまう可能性もあります。
顧客と良好な関係を保つ役割も担っており、責任の大きい仕事と言えるでしょう。
このように、誰でも簡単にこなせる仕事ではないことから、収入も高めに設定されています。
サービスエンジニアが年収を上げる方法
サービスエンジニアとして年収を上げていくには、成長し続けることが大切です。
ここでは、エンジニアとしてより貴重な存在になるために、意識すべき3つのポイントについて解説していきます。
知識のアップデート
サービスエンジニアとして、さまざまなトラブルに対応していくには、知識のアップデートが欠かせません。
各業種のニーズやトレンドは常に変化しており、その内容について理解していなければ、顧客の要望に応じた対応ができません。
自社で新商品が発売される場合は、機械の構造や機能などについて全て覚えなおす必要があります。
現状に満足することなく、常に学び続けられればエンジニアとして成長し、年収も上がっていくでしょう。
管理能力を強化する
サービスエンジニアとしてキャリアアップするには、エンジニアチーム全体の目標を達成するためのプロジェクト管理能力が必要です。
各エンジニアのサービス管理や教育、リスク管理などを担当する、優秀なエンジニアの存在は顧客満足度の向上に大きく影響します。
普段の仕事を通じて学ぶだけでなく、プロジェクト管理に関する資格「PMP」などの取得もおすすめです。
特定の市場に特化する
特定の業界に特化して、専門的な知識やスキルを今以上に身に付けるのも、年収を上げる一つの方法です。
知識やスキルを深めていくことで、より広い視野をもってトラブルに対応できるようになります。
役立つ資格を取得したり、新しいプロジェクトに参加して実績を積んだりしながら、エンジニアとして成長していくことが大切です。
今後サービスエンジニアの年収が上がりやすい理由
近年、さまざまな仕事のAI化が進んでおり、将来的になくなると言われている仕事も少なくありません。
サービスエンジニアに関しては、今後も需要が下がることはなく、今よりも年収が上がっていくといった予想もあります。
なぜ年収が上がっていくと言われているのか、将来性も踏まえながら解説していきます。
技術革新の影響が大きいから
前述した通り、現代の社会では技術革新が進んでおり、自動化やAIに関する分野が急成長しています。
これらの技術革新は、サービスエンジニアが所属する通信業界や製造業など、多くの業界に影響を与えていくでしょう。
より便利になっていく一方で、そのシステムは複雑化が進むことから、今以上サービスエンジニアの需要は高まっていくと予想されます。
特定の分野に強いエンジニアは価値が高いから
技術革新の影響もあり、近年は産業の多様化が進んでいます。
急成長しているバイオテクノロジーや再生可能エネルギーの分野では、新たな機器やシステムが次々と生み出されています。
今後も産業の多様化は進んでいくと予想されており、専門性を兼ね備えたサービスエンジニアが重宝されるようになるでしょう。
国内外を問わず需要があるから
近年は、あらゆる業界でグローバル化が進んでおり、多国籍企業での作業が増えてきています。
新しい施設を建設するにあたり、機械やシステムを導入する際には、サービスエンジニアが欠かせません。
国際的なプロジェクトは、より好待遇になっていく可能性が高く、経験豊富で語学力を身に付けたエンジニアの需要が高まっていくでしょう。
関連記事:サービスエンジニアの将来性はある|離職率や年収から考える今後の需要
サービスエンジニアの年収アップに役立つ資格
サービスエンジニアとしてキャリアアップするには、関連資格の取得もおすすめです。
身に付けた知識を普段の業務に活かすのはもちろん、実力の証明にも繋がり社内での評価を高められます。
ここでは、サービスエンジニアの年収を上げるのに役立つ、3つの資格を紹介していきます。
PMP
PMPとは、米国PMIが認定している資格で、プロジェクトマネジメントに関する知識を身に付けられます。
試験内容は知識問題が200問出題され、61%以上の正解率が合格ラインです。
受験条件として、実務経験が定められており、所定の研修を35時間受講する必要があります。
国内外で認知度が高く、キャリアアップによる転職で外資系企業を目指している方におすすめの資格です。
CompTIA Security+
CompTIA Security+とは、CompTIAが認定するサイバーセキュリティに関する資格です。
基本的なセキュリティの原則・暗号化技術・リスク管理などについての理解を深められます。
初心者〜中級者向けの資格で、最低2年間の業務経験が推奨されていますが、特別な受験条件はありません。
試験は、知識問題が出題され、900満点中750点以上で合格です。
ソフトウェア製品を扱う企業でのキャリアアップを目指している人におすすめの資格です。
CCNA
CCNAは、シスコシステムズが認定する資格であり、ネットワークエンジニアの入門資格にあたります。資格取得にあたり、以下の内容を学べます。
・スイッチングやルーティングの基本的な原則
・ネットワークの基礎知識
・ネットワークセキュリティ
・LANやWANに関する技術
・ワイヤレスネットワーキング
・IPアドレッシング
試験問題の出題数は非公開で、選択問題をメインに筆記問題の出題もあります。
学生で受験する人も多く、IT業界や通信業界でサービスエンジニアとして働きたい方におすすめの資格です。
サービスエンジニアが大手で働くメリット
さまざまな業種・企業で活躍できるサービスエンジニアですが、大手企業で働く方がメリットが多いと言われています。
ここでは、大手企業で働くメリットの内容について、解説していきます。
倒産のリスクが低い
大手企業は、中小企業に比べて倒産リスクが低いと言われています。
既に何かしらの事業で成功しており、資金力とブランド力に優れているからです。
業績が悪化した際にも、大手企業ほど国による補助を受けやすく、倒産のリスクは低いと言えます。
大手企業ほど、待遇面や福利厚生が充実しており、サービスエンジニアとして成長しやすいこともメリットと言えるでしょう。
ローンを組みやすい
大手企業は、銀行からの信用を得やすいため、住宅や車のローンを組む際に優遇を受けやすいメリットがあります。
生活に大きな違いは生まれにくいものの、クレジットカードに関しても大手企業の方が作りやすいと言われています。
経済的に安定しやすい
大手企業は、売上げが安定しやすいことから、待遇面にもメリットがあります。
中小企業と比べて賞与の額が多く、高収入を目指しやすいと言えるでしょう。
働き方の改善に力を入れている企業も多く、残業が異常に多かったり残業代が未払いになったりするようなリスクはありません。
あくまでも傾向であり、中小企業が悪いというわけではありません。
待遇面だけでなく、仕事内容なども踏まえながら就職先を検討してみましょう。
サービスエンジニアの仕事内容
サービスエンジニアは、テクニカルサポートの担当として、さまざまな業務をこなします。
ここでは、エンジニアの仕事内容について業務ごとに解説していきます。
機械の設置やシステムの導入
サービスエンジニアは、機械導入後のサポートだけでなく、導入時の設置や各種設定もこなします。
顧客の要望をヒアリングしたうえで、適切な設置位置を決定し、設置後には配線などの接続や各種設定を進めていきます。
最後に動作テストを行い、正常に機能するかをチェックするのもエンジニアの役割です。
メンテナンス
産業用ロボットや医療機器などは、定期的なメンテナンスが欠かせません。
顧客の声を参考にしながら、機械を分解して部品を洗浄したり、必要に応じて新しいものに交換したりします。
ソフトウェア系の製品では、システムのアップデートを行い、機能の効率性や安全性を保ちます。
修理
顧客から機械の故障に関する連絡があった場合には、現地に向かい対応します。
症状や普段の作業内容をヒアリングした後に、原因を特定するための診断を行い、適切な方法で問題を解消します。
顧客の仕事に支障が出てしまっていることから、最短での解決が求められる責任の大きい仕事と言えるでしょう。
顧客対応
故障以外で製品に関する相談を受けた場合に、内容に応じて新しい商品を紹介したり、操作に関してアドバイスしたりするのも仕事の1つです。
自社製品に満足してもらうことが次の製品の購入にも繋がるため、高い接客スキルも必要です。
顧客からの声を、自社の開発部署や営業部署に共有する役割も担っています。
従業員への指導
新しく機械を導入する際には、現地の従業員に対して技術指導をすることもあります。
実際に機械を動かしながら、効率的な作業手順や安全に操作する方法などを指導していきます。
顧客によって、製品に求める役割が異なるため、ニーズに応じた使い方を提供しなければなりません。
関連記事:
・サービスエンジニアが激務できつい理由は?働くメリットや将来性も
サービスエンジニアの年収ランキングについてのまとめ
サービスエンジニアの企業別年収ランキングでは、世界的に有名な大手企業が上位を占める結果でした。
特に外資系企業は、実力主義の傾向が強く、実績次第で収入を上げやすいと言えるでしょう。
大手企業での勤務に関係なく、サービスエンジニアは高度な専門知識とスキルが求められることから、収入は高水準です。
仕事内容が幅広く、誰でも簡単にこなせる仕事ではないものの、エンジニア職が気になる方は就職を検討してみましょう。
製造・工場の仕事をお探しの方へ
メーカーキャリアは、製造業界に特化した転職支援サービスです 。
- 希望条件に合う求人のご紹介
- 履歴書など書類作成のサポート
- 企業との条件交渉/面接日程の調整
無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。
求人を検索する(無料)