物流

倉庫管理者の仕事内容と年収とは?なるにはどんな資格がいる?

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物流システムは、現代における私たちの生活にとって欠かすことができないものであり、その中で倉庫業も重要な役割を占めています。

そして、倉庫業を運営するうえで必要不可欠ともいえる資格、それが倉庫管理主任者です。

今回は、倉庫業を営むのに必須ともいえるこの倉庫管理主任者について、仕事内容・受験方法・合格率・年収など、気になる内容をみなさんと一緒に掘り下げていこうと思います。

倉庫管理主任者について興味がある方は是非参考にしてください。

倉庫管理者(倉庫管理主任者)とは?

倉庫管理主任者は、倉庫を運営するためには欠かすことができない資格です。

まず最初は、倉庫管理主任者の倉庫業における意義と、実際の仕事内容についてみていくことにしましょう。

倉庫管理者の意味

倉庫管理主任者とは、倉庫業法第3条における「倉庫業を営むものは、国土交通大臣が行う登録を受けなければならない」に規定された業者から選任される資格です。

倉庫管理者を定める意義としては大きく2つに大別されます。

  1. 倉庫を適切に管理できる知識能力を有すること
  2. 国土交通省が定めるルールに従った倉庫管理を行う義務を負うこと

要約すると、倉庫管理主任者にとって求められるのは、管理能力を有する必要性と、法令に沿った業務を遂行する義務という2点だといえます。

冒頭でも述べたように、消費者でもある私たちの生活において、物流は切っても切れないシステムの1つです。

また、生産者側からみても、物流システムは消費者との間をつなぐ大事なパイプでもあります。

物流システムの中でも、倉庫業は中核をなす業種で、倉庫を適切に管理できないと、物流の流れを円滑にすることはできません。

倉庫管理主任者は、倉庫業のみならず、社会のインフラを構築するうえで欠かすことのできない資格といえるでしょう。

倉庫管理者の仕事内容

倉庫管理主任者の仕事内容は、倉庫業法によって概ね以下のように規定されています。

➀倉庫全体の施設・設備に関する管理

主に倉庫のハード面に関する管理に相当し、倉庫全体の施設・設備における火災・事故などの防止や、メンテナンスによって維持を図ることなどを目的としています。

②倉庫管理業務の運営管理

これは➀とは逆に倉庫のソフト面の管理に相当し、荷下ろし・入庫・出庫などの荷役業務や、荷物の保管など、倉庫内業務全般における管理を目的としています。

③倉庫で働く人たちの管理

倉庫業務は基本現場仕事のため、さまざまな危険が伴います。よって、倉庫管理主任者は、労働災害の防止に努めなければなりません。また、作業効率や能力を向上させるために、研修などを企画・実施するのも倉庫管理主任者の仕事です。

➀~③の事柄に沿ったマニュアルの作成・現場の監督・研修の実施などをおこなうことが、より具体的な倉庫管理主任者の主たる業務となります。

このように、倉庫管理主任者における仕事内容は、倉庫業務におけるハード・ソフト面だけでなく、倉庫で働く社員の管理や能力向上など、業務が多岐に渡っているといえるでしょう。

倉庫管理者はきつい?

倉庫管理主任者の仕事について調べていくと「きつい・しんどい」などの文言をしばしば見かけることがありませんか。

しかし、倉庫管理主任者に限らず、どんな仕事にもメリットとデメリットがあり、その仕事が向いているかどうかは、人それぞれです。

ここからは、倉庫管理主任者も含めた倉庫業全体におけるメリットと、倉庫業務に向いている人との2つの観点からみていくことにしましょう。

メリット

さまざまなスキルを身に付けることができる

倉庫業は業務内容が幅広いため、在庫管理で身に付く整理整頓のスキルや、お客様の荷物を丁寧に扱うことで養われる注意力や集中力など、複数のスキルを身に付けることができます。

向いている人

➀体力のある人

倉庫内作業は基本立ち仕事です。加えて広い倉庫の場合では、かなりの距離を移動する必要があります。また、荷物を持ち運びすることも多いため、身体を動かすことが好きな人や、フットワークが軽い人などは、その長所を充分に発揮することができるでしょう。

②コミュニケーション能力がある人

倉庫業務は、いろんな人と接する機会が多く、例えば、入出庫の際におけるドライバーとのやり取りもその1つです。業務を円滑におこなうには、他業種の人たちとの協力は必ず必要になってきます。

さらに、作業全体の流れを見渡せる人や、さまざまな商品に興味が持てる人なども、倉庫業務に向いているといえるでしょう。

その反面、倉庫によっては空調設備がないところや、常に冷蔵・冷凍状態での作業環境、また、夜勤や早朝勤務に対応する場合もあるため、通常業務以上に体調管理が重要になってきます。

倉庫管理主任者はやりがいのある仕事ですが、知力・体力ともに行使する仕事です。

どのような仕事に就くときもそうですが、自分が持っている長所と、能力・性格などを自己分析したうえで、倉庫管理主任者を目指すとよいでしょう。

倉庫管理者になるには?

倉庫業務には欠かせない倉庫管理主任者ですが、実際どうすれば倉庫管理主任者の資格を取得することができるのでしょうか。

それでは、倉庫管理主任者の資格を取得するために必要なことを、順番にみていきましょう。

必須資格はない

まず、倉庫管理主任者を取得するのに必要となる資格はありません。

しかし、倉庫管理主任者を取得するためには、一定の条件があります。

それは

  1. 実務経験を積む
  2. 日本倉庫協会が主催する倉庫管理主任者の講習会を受講する

という2つの方法です。

【倉庫管理者になる方法1】実務経験を積む

倉庫管理主任者として必要とされる実務経験は、倉庫業法施行規則によって概ね以下のように定められています。

  1. 倉庫管理業務に従事して2年以上における指導・監督としての実務経験
  2. 倉庫管理業務に従事して3年以上の実務経験

上記2つの内1つを満たしていれば、倉庫管理主任者としての取得基準をクリアできます。

【倉庫管理者になる方法2】倉庫管理者主任者講習を受ける

倉庫管理主任者の資格を取得するもう1つの方法が、倉庫管理主任者講習です。

倉庫管理主任者講習は、実務経験がなくても受講することができ、受験資格も原則不問です。

ただし、過去に1年以上の懲役または禁固刑を受け、2年が経過していない者や、登録の取消を受けた後2年を経過しない者は、受講することができません。

また、倉庫管理主任者講習は、倉庫管理主任者として選任される要件を満たすことが目的のため、すでに実務経験を積んでいる人は、改めて受講する必要はありません。

人手不足など、実務経験を積んでいる社員がまだ少ない企業などには、おすすめの方法といえるでしょう。

倉庫管理者講習の受け方

倉庫管理主任者講習は、一般社団法人日本倉庫協会によって主催され、受験料は各事務局によって異なりますが、全国各地でほぼ毎月開催されています。

講習会は、途中お昼休憩を挟みながら1~5の受講科目を約5時間かけて学びます。

  1. 倉庫業法の概要(1時間)
  2. 倉庫業における労働災害の防止(1時間)
  3. 倉庫における火災防止(1時間)
  4. 倉庫管理実施(1時間)
  5. 自主監査体制の整備(45分)

そして、講習会終了後に終了証が発行され、ようやく倉庫管理主任者としての専任要件を満たすことができます。

ここまで倉庫管理主任者講習の概況を説明しましたが、詳細については下記の一般社団法人日本倉庫協会のリンクを参照してください。

詳細HP:一般社団法人日本倉庫協会 倉庫管理主任者講習会

倉庫管理者講習を受ける際の服装は?

次に服装についてですが、実際の講習会では、作業着・スーツ・普段着など、みなさんさまざまな格好で受講しているようです。

よっぽど清潔感のないものや、社会人として相応しくない服装でない限り、問題はないかと思われます。 

倉庫管理者の合格率は?

倉庫管理主任者講習には試験がなく、合格率も関係ありません。

講習会を受講すれば、終了後に終了証を受け取ることができ、いわばこれが合格と同一の扱いとなります。

よって、受講前に試験のことを気にする必要はありません。

倉庫管理者平均給与

倉庫管理主任者も含めた倉庫管理全般におおける平均年収は約362万円で、月収に換算すると約30万円になります。

ただ、倉庫管理に従事している人の年収の多くは、約290~352万円の間で推移しており、他業種より給与水準が高いとはいえないのが現状です。

しかし、年収自体は200万円前後から約787万円までと幅広く、他業種と同等かそれ以上の給与水準に達している人もいます。

倉庫管理主任者の資格は、自分自身の倉庫業務における実績やキャリアを高めてくれます。

どの業種でも同じですが、実績やキャリアを積まないと給与は上がりません。

倉庫管理主任者をステップとして実績やキャリアを積んでいけば、業界水準以上の給与を稼ぐことも夢ではないでしょう。

まとめ

今回は、倉庫管理主任者の仕事内容や資格取得方法についてお伝えしました。

物流システムの一環をなす倉庫業を運営するにおいて、倉庫管理主任者はなくてはならない存在です。

また、物流システムは現代社会にも深く浸透しており、倉庫管理主任者は、私たちの生活に密接した資格ともいえます。

会社や地域など、さまざまなことに貢献できる倉庫管理主任者。

この文章を読んで、少しでも、倉庫管理主任者に興味を持っていただければ幸いです。

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