「ルート配送は楽」と言われる理由4選を紹介します。
他にもルート配送ドライバーになるメリットやデメリット、具体的な仕事内容、おすすめの求人の特徴なども紹介します。
ルート配送の仕事に興味がある方は参考にしてください。
この記事のまとめ
・ルート配送はリストラが少なく給料が安定
・配達ルートも配達件数も決まっている
・おすすめはコンビニのルート配送
ルート配送は楽?仕事内容と一日の流れ
まずはルート配送の仕事内容を1日の流れに沿って紹介します。
ルート配送の仕事は、扱う荷物の種類によってさまざまなものがあります。
例えば、コンビニやスーパーの商品配送、建築資材などの配送、食品などの飲食店向けの配送、検査品や薬品など病院向けの配送、産業廃棄物などの配送などです。
どのルート配送にも共通するのは、伝票の指示により1日10件から40件の配送をおこなうのが主な業務である点です。
ルート配送の1日は、配送先やルートの確認から始まります。その後、商品確認や積み込み、配送指示書のとおりに配達をするのです。
また、配送先に新商品やサンプルの配布をし、営業マンの代わりに注文をお願いする事もあります。
注文が取れたときは歩合給が付くこともあるので、収入アップがモチベーションになる方にはおすすめです。
配送終了後は、台車の片づけや伝票整理、代引きや集金金額の清算などもおこないます。その後、明日の出勤シフトの確認をして1日の業務は終了です。
「車の運転が好き」、「道路をいろいろ覚えるのが好き」などの理由があれば、ルート配送は楽しくて楽な仕事だと思う方もいるかもしれません。
ただ、それは他の配送系の仕事と比較した時に楽と感じる人がいるという側面もあります。
実際、ルート配送には配送件数が多いという特徴があり、それをデメリットと感じる人もいるのです。
そこで次章ではルート配送のメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
関連記事:ルート配送は楽しい!1日の流れと向いている人の特徴は?
楽と言われるルート配送のメリット
ルート配送のメリットであり、ルート配送の仕事が楽と言われる4つの理由が以下となります。
リストラが少なく給料が安定している
ルート配送はリストラや解雇の不安が基本的にないので、安心して働けます。
昨今のEC通販の急速な浸透により、配送需要にドライバーの供給が追いついていないからです。
しかし、大きな事故や事故回数が多く、安全講習や運転研修等を受講しても改善されない場合は、リストラや解雇もあり得ます。
また、給料が安定いるのも魅力の1つです。早いうちに運行管理(貨物)などの試験に合格し、配車ができるようになれば昇給もしやすいでしょう。
適度に人とコミュニケーションが取れる
長距離の配送ドライバーは基本的に1人で運転する時間が長いため、孤独を感じやすいと言えます。
その点、ルート配送は1日に何件もお客さんと対面するため、適度にコミュニケーションを取る機会があるのです。
不在や宅配ボックスへの配達でない限り、少なからず会話をすることになります。
職場での人間関係をストレスに感じやすい方も、お客様との適度な会話であれば、ちょうど良いリフレッシュになるでしょう。
拘束時間が短い
拘束時間は、運輸業界の中では比較的短いほうです。
予定どおりに配送を完了させれば、拘束時間及び運転時間も短くなります。
しかし、悪天候や事故による交通渋滞が発生すると予定通りに配送できなくなり、拘束時間が長くなる場合もあります。
とはいえ、拘束時間や連続運転時間は、運輸局の貨物運送施行規則による制限があるので、長時間勤務になることは基本的に少ないです。
配達件数が決まっている
配達件数は日によって変更がありますが、時間内に配送できない件数を任されることはありません。
以前は早朝から深夜まで頑張らないと終わらない配達もありましたが、最近は働き方改革の影響もあり、配送件数は1日10件から40件、どれだけ多くても50件程度です。
このように、ルート配送にはさまざまなメリットがありますが、実際の仕事内容は業界や職場によって微妙に異なります。
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関連記事:ルート配送の仕事はきつい?ルート配送の仕事内容と楽な現場の見つけかたを紹介
楽と言われるルート配送のデメリット
続いてルート配送のデメリットを3つ紹介します。
同じことの繰り返しで飽きる
ルート配送は決まった場所に、決まったルートを通り、日々荷物を運ぶのが仕事です。
基本的に同じ作業の繰り返しであるため、単調に感じて飽きてしまう可能性があります。
仕事に刺激や変化を求める方にはあまり向いていないでしょう。
繁忙期には忙しくなることもある
繁忙期には配達件数が倍くらいになり、1日40件から100件になる日があります。
その場合、休日出勤をしたり、運転時間が長くなったりする可能性があるでしょう。
ただし、原則として労働基準法の36協定の範囲内での労働時間になるので安心してください。
勤務する時間帯が偏ることがある
ルート配送は、配送する荷物次第で勤務する時間帯が偏ることがあります。
早朝に偏ることもあれば、夜中に偏ることもあるので、自分の生活スタイルとのミスマッチが起きないように、就業前に採用担当者に確認しましょう。
関連記事:ルート配送の仕事はきつい?ルート配送の仕事内容と楽な現場の見つけかたを紹介
楽と言われるルート配送に向いている人の特徴|5選
こちらでは、ルート配送に向いている人の特徴を5つ紹介します。
人とコミュニケーションを取りたい人
配送先の担当者とは毎日会話をするので仲良くなれます。
注文を聞いたり商品説明があったりするので、積極的にコミュニケーションが取れる仕事です。
得意先に話好きな人がいたりすると配送が楽しくなります。
長距離の運転が苦手な人
「配送ドライバーの仕事をしたいけど、長距離運転は避けたい」という人に向いています。
腰が弱くて長時間同じ姿勢をするのが苦手な人、長時間1人で孤独に仕事をするのが嫌な人にはおすすめです。
道を覚えるのが苦手な人
ルート配送の仕事は、方向音痴の人や道を覚えるのが苦手な人でもできます。
なぜならルート配送は、毎日同じような道を通り、同じお店に配送するのが仕事だからです。
ルート配送は、運送業界でも道を覚えるのが苦手な人にも出来る数少ない仕事と言えます。
単純作業が好きな人
イレギュラーなことが極力起こらない、1人で黙々と取り組めるような、単純作業が好きな人にはルート配送の仕事が向いています。
業務内容が大きく変わることは基本的にないので、同じ作業を繰り返す中で、作業を効率化していくのが好きな人にも向いているでしょう。
プライベートな時間を大切にしたい人
ルート配送は基本的に勤務時間が決まっているので、プライベートの予定を立てやすいです。
プライベートな時間を大切にしたい人、ワークライフバランスを重視する人に向いています。
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ルート配送の中でコンビニ配送が特におすすめ
ルート配送の求人で一番のおすすめは、月収が40万円以上が可能で、勤務内容も選べるコンビニのルート配送です。
コンビニのルート配送は、コンビニの商品(常温・冷蔵・冷凍など)を決められたコンビニへ配送するのが仕事になります。
残業して頑張って稼ぎたい方は年収400万円以上を狙うことも可能です。
関連記事:ルート配送に向き不向きはある?仕事の特徴や流れを詳しく解説!
ルート配送に関するまとめ
ルート配送の仕事は楽だと言われる主な理由は、日々同じ作業の繰り返しであることがあげられます。
人によってはそれがデメリットと感じる場合もあるので、一概に「楽な仕事」とは言えないでしょう。
少なくとも、仕事に刺激や変化を求めず、1人で黙々と作業をするのが好きな方には向いている仕事です。
運行管理者の資格を取ればキャリアアップも十分に可能ですので、ルート配送の仕事に興味があればぜひ一度求人情報をチェックしてみてください。
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