創業95年を迎えた日本交通株式会社は、グループ売上高で日本最大規模を誇るタクシー・ハイヤー会社です。タクシーのみならず、ハイヤーやドライバー派遣など、あらゆる形で上質な移動サービスを全国で展開しています。
今回は三鷹営業所で採用を担当されている前田様に、日本交通の魅力についてお話を伺いました。
<お話を聞いた人> ・前田様 12年前に乗務員として採用。人事になって8年目。 |
日本交通株式会社に入社したきっかけ
ーーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
日本交通三鷹営業所で採用担当をしている前田です。12年前に三鷹営業所の乗務員として採用されました。その後、運行管理者として乗務員の手伝いをしつつ、8年ほど中途採用の仕事をしています。
ーーー元々乗務員をされていたのですね。他のタクシー会社もある中、日本交通を選んだきっかけは何だったのですか?
業界最大手で安心感があったことが大きいですね。説明会に参加した際、他のタクシー会社と比べて、売り上げを上げるための仕組みが完成されていると感じました。
余談ですが、日経MJ第41回サービス業調査によると、日本交通株式会社はハイヤー・タクシー部門で、グループ売上高が日本最大なんです。
やはり、長く働き続けることを考えると、会社の経営が安定していることは決め手の1つだったと言えます。
ーーー「売上を上げるための仕組み」とは具体的にどのようなものですか?
2つの特徴がありまして、1つは法人営業部による功績が大きいです。1社1社丁寧に営業活動をおこなっているため、多くの法人様にタクシーチケットをご購入いただいております。
その結果、現在は1万5,000社近くの企業様とお取引ができているんです。
タクシーチケットをお持ちのお客様から予約が入ったら、乗務員は指定された場所までお迎えに上がり、目的地までお客様をお送りします。売上を左右する最も重要な要素である集客の大部分を法人営業部がおこなっているので、乗務員は運転や接客に集中できます。
もう1つは、マニュアルがきちんと機能していることがあげられます。日本交通株式会社には「スタンダードマニュアル」という接客のマニュアルがありまして、全乗務員がそのマニュアルに沿った接客を実践するよう心がけています。
そのため、お客様はどの日本交通のタクシーに乗っても、同等の接客やサービスを受けられるんです。
このように、安定して集客できる体制が整っていること、またお客様からの信頼に応えられるだけの接客・サービスを安定して提供できていることが、日本交通株式会社の大きな強みですね。
入社後の12ヶ月間は最高で月40万円の給与保証がある
ーーー三鷹営業所の魅力を教えてください。
私の個人的な印象としては、都心の営業所と比べてアットホームな雰囲気で、乗務員も気さくな方が多いです。ですので、業界未経験の方でもすっと溶け込めると思いますよ。
また、「ゆとりのある働き方」と「稼ぎ」を両立しやすい点も魅力ですね。というのも、三鷹営業所は都心から若干離れているので、出庫した後に営業しながら都心に入って行くんです。そのため、都心の営業所と比べると、若干売り上げが劣る傾向にあります。
でも、立地としては決して悪くないので、1日平均で6万2,000円くらい(税抜)は売り上げることが可能です。年収に換算すると540万円程度です。日本人の平均年収が400万円台であることと比べれば、高い方だと思います。
ーーー素晴らしいですね。やはり平均年収が高い理由は、先ほどの「売上を上げるための仕組み」にあるのでしょうか?
ありがとうございます。それもありますが、日本交通株式会社には「給与保証」の仕組みがあるんです。
タクシー運転手は収入の大部分が歩合給なので、不安定なイメージをお持ちの方が多いと思うのですが、日本交通株式会社では入社してから最初の12ヶ月は最低給与が保証されています。
乗務を始めてから3ヶ月目までは40万円、4ヶ月目以降は35万円の給与が保証されているんです(2023年11月時点)。このように、入社1年目から最低限の給与を保証されているからこそ、高い平均年収を実現できています。
入社前にこれだけは理解しておいて欲しいこと
ーーー入社前にこれだけは理解しておいて欲しいことはありますか?
やはり運転の仕事ですので、危険と隣り合わせということは、理解していただく必要があると思います。それはご本人だけでなく、ご家族の方も同様ですね。
ただし、それと同時に知っておいたいただきたいのは、事故に巻き込まれる可能性があるからこそ、安全対策には全力で取り組んでいるということです。
具体的には、まず車両に最新の安全装置を備え付けています。そのため、昔のタクシーと比べると安全性は格段に上がっており、大事故が少ないです。
車載カメラの設置はもちろんのこと、SOS信号もすぐに出るようになっています。また、「防犯カメラ作動中」という電光掲示板が車内に付く予定ですので、防犯体制はますます強化していきます。
危険と隣り合わせの仕事であることを理解していただきつつ、安全対策をしっかりおこなっている会社であることも、知っていただけると嬉しいですね。
未経験が95%でも安心して働ける充実した研修制度
ーーー業界未経験の方のフォローはどのようにおこなっていますか?
採用する方の95%以上が業界未経験ですので、研修制度にはかなり力を入れていますね。三鷹営業所では、各分野のプロフェッショナルを講師として招いて、独自の研修センターで研修をおこなっています。
また、50名ほどの新人乗務員に対して15名ほどの班長がいまして、わからないことや不安なことがあれば、いつでもLINEで質問できるようにしています。質問しやすい環境が整っていますので、「右も左も分からない」という方でも少しずつステップアップが可能です。
また、職場の空間作りにも配慮しています。具体的には、乗務員と職員との距離ができてしまわないように、職員のデスクスペースから扉や仕切りをすべて外しているんです。
それでも声をかけられないような乗務員がいれば、職員側から声をかけるなど、少しでも風通しの良い職場になるよう心がけています。
ーーー未経験の方でも安心して職場に馴染めそうですね。社員にはどのような方が多いのでしょうか?
接客業の経験者や営業マンなど、人と接する仕事をしていた方が多い印象です。ずっと人と接する仕事をされてきたからこそ、それを強みと認識して、タクシー運転手を目指す方が多いのかなと思います。
日本交通株式会社三鷹営業所が求める人物像・採用のポイント
ーーー日本交通株式会社三鷹営業所が求める人物像や採用のポイントを教えてください。
日本交通株式会社のマニュアルでは、乗務員から積極的にお客様と会話をしないように教えています。なぜなら、お客様全員が乗務員とお喋りをしたいわけではないですし、些細なことでお客様を不快にさせるリスクがあるからです。
たとえば、好きなプロ野球チームが負けて苛立っている日に、乗務員側から野球の話をされたら、不快に感じるお客様もいらっしゃいますよね。
とはいえ、接客業であることに変わりはないので、面接では最低限の向き不向きをチェックしています。誤解のないようにお伝えすると、話し下手でも全然いいんです。
でも、声が小さい方や自信がなさそうに話す方は、タクシー運転手には向かないかもしれません。
ミスマッチが起きれば互いに損をするので、そういう方はお断りするようにしていますね。
日本交通株式会社三鷹営業所から求職者の方へメッセージ
ーーー最後に求職者の方へメッセージをお願いします。
転職活動は人生において大きな転換期と言えます。後悔のない職業選択をするためには、やりたいことを明確にするのも重要ですが、同じくらい、やりたくないことを探すのも重要です。
たとえば、「自分はデスクワークには向いていないので、やりたくない。自分がやりたいのは接客だ」という感じですね。
そうやって自分の価値観を明確にした上で、タクシー運転手という仕事を選ぶのであれば、私たちはいつでも大歓迎です。
まずは現場の雰囲気を肌で感じて欲しいので、説明会にご参加いただき、営業所の様子も見に来てください。一緒に働けるのを楽しみにしています!
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