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ジャンボタクシーとは?車種や料金・おすすめの利用方法も

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ジャンボタクシー

一般的なタクシーといえばセダンタイプのタクシーを思い浮かべるかと思います。しかし、タクシーの中にはジャンボタクシーと呼ばれる大型のタクシーがあります。

今回はジャンボタクシーについて特徴や料金、利用シーンなどの紹介を行っています。

大人数での旅行や飲み会の帰り、移動時などに便利なので、ぜひ覚えておきましょう。

ジャンボタクシーとは?

タクシーを運転する様子

ジャンボタクシーとは、通常のセダンタイプのタクシーと違いワゴンタイプのタクシーを指しています。

セダンタイプは最大4人(タクシードライバーを除く)まで乗車可能ですが、ジャンボタクシーは車種によっては最大9人まで乗車可能となっています。

車種によって7人乗りや9人乗りと分かれるため、利用時の人数や荷物の量によって使い分けることができます。

ジャンボタクシーの車種

ジャンボタクシー

ジャンボタクシーはミニバンタイプとハイエースタイプの2種類あります。それぞれの利用人数や特徴について紹介していきましょう。

ミニバンタイプ

ミニバンタイプのジャンボタクシーの代表的な車種はアルファードやエルグランドです。

どちらも最大6人まで(ドライバーを除く)乗車できるため、新年会や忘年会といった大人数での利用時や旅行の観光タクシーとして利用されています。

トランクスペースにはキャリーケースが最大4つ(サイズによる)まで積むことができ、さらに3列目を折りたためば、さらに多く積載できるため、少人数の旅行の際に利用されることもあります。

上質なシートや足元などの快適さがウリのラグジュアリーな室内空間でハイヤーとして少人数の移動時に利用されることもあります。

ハイエースタイプ

ハイエースタイプはトヨタのハイエースや日産のキャラバンが代表的な車種となります。補助席を利用すれば最大9人まで(ドライバーを除く)乗車できるため、会社や親戚などが集まった旅行などで利用されることが多いです。

トランクスペースにはスーツケースが4つ程度までしか積載できないため、9名分の大きな荷物を積載するのは厳しいでしょう。ただし、足元は広めのため、小さなリュックなどは足元に置くなどで対応できます。

ハイエースはアルファードのようなラグジュアリーさはありませんが、車内の快適さは人気で、テレビ局のロケ車に使われたり、空港への乗り合いタクシーなどに使われたりしています。

関連記事:タクシーとハイヤーの違いがなにか知ってる?高級なだけではないハイヤーの仕組みを詳しく紹介!

ジャンボタクシーの利用料金

支払いを求めるタクシー運転手

ジャンボタクシーを利用する際の料金についてまとめました。ジャンボタクシーを利用する際の料金はタクシー会社によって車種指定料金と貸切料金のどちらかを設定しています。それぞれ紹介していきましょう。

車種指定料金

車種指定料金とは、通常のタクシー料金に加えてジャンボタクシー利用料金を支払うシステムです。つまりメーターの運賃+指定料金を支払うため、距離によって料金が変わります。

MKタクシーの場合、車種指定料金はアルファードやヴェルファイアのミニバンタイプで2,000円、ハイエースで8,000円となります。

貸切料金

貸切料金とは、1台のタクシーを貸し切り、利用した時間分だけ料金を支払う設定です。利用時間は1時間ごとに区切ることが一般的です。時間数で料金が決まるため、距離数には関係ありません。

MKタクシーの場合の貸切料金を紹介していきましょう。

ミニバンタイプ

MKタクシーが提供しているミニバンタイプはアルファードとヴェルファイアの2種類です。料金は以下の通りです。

利用時間通年料金
1時間14,760円
2時間21,140円
3時間27,520円
4時間33,900円
5時間40,280円
6時間46,660円
7時間53,040円
8時間59,420円
延長料金(30分毎)3,190円

ハイエースタイプ

MKタクシーが提供しているハイエースタイプはハイエースとキャラバンの2種類です。料金は以下の通りとなっています。

利用時間通年料金
1時間13,440円
2時間20,160円
3時間26,880円
4時間33,600円
5時間40,320円
6時間47,040円
7時間53,760円
8時間60,480円
延長料金(30分毎)3,360円

ジャンボタクシーの利用シーン

ジャンボタクシー

どういった時にジャンボタクシーを利用するのがおすすめなのか紹介していきましょう。

大人数での旅行

5~9名といった団体旅行をする際にジャンボタクシーの利用がおすすめです。

観光地を回る際や目的地までの移動に通常のタクシーであれば2台以上必要になることがジャンボタクシーなら1台で済みます。

費用の節約だけでなく、観光タクシーとして利用すればタクシー運転手がプロの観光案内人として有名観光地や季節のおすすめの場所を案内してくれたり、穴場スポットなんかにも連れて行ってくれたりします。

自分たちで細々調べるよりもプロがおすすめスポットを紹介してくれるため、旅行の思い出にもなるので観光タクシーとしての利用はとてもおすすめです。

大人数は移動がしづらい点や、中には高齢者や小さな子どもがいる場合もあると思います。そんな不満や問題を解消させるためにもジャンボタクシーは便利ですよ。

駅や空港への送迎

遠方への旅行や海外の旅行時には大荷物を抱えて行くことになると思います。重たいキャリーを引きづって歩くのはしんどいでしょう。

そういったときにジャンボタクシーを利用すると移動の手間や体力の消耗がなくなります。

ミニバンタイプなら3列目、ハイエースタイプなら4列目のシートを倒すとトランクスペースが拡充できるので、大きな荷物を持った少人数での移動時などにおすすめです。

また、タクシー会社によっては乗り合いタクシーを行っているところがあります。ハイエースを使い、地域の人たちを拾って空港へ送迎しているのですが、料金が手ごろで電車と比較してもそこまで変わらないですよ。

ゴルフなどのレジャー

ゴルフへ行く際は大きなゴルフバッグを背負って移動しなければいけません。通常のタクシーはトランクの大きさ上1~2名程度が限界ですが、ジャンボタクシーは4人以上でも利用できます。

また、ゴルフでは休憩時やラウンドの終わりにお風呂に入ってビールを飲むといった楽しみがあるかと思います。自家用車だとそれができませんが、タクシーを利用することでみんなでお酒を楽しむことができます。

ジャンボタクシーの注意点

ジャンボタクシーの注意点

ジャンボタクシーを利用する際の注意点についてまとめました。

子どもを含めた場合の乗車人数の算出方法に気をつけよう

団体旅行時に子どもと一緒に行く方も少なくないと思います。その際に子どもを含めた場合の乗車人数の算出方法が異なるので覚えておきましょう。

道路交通法における子どもとは12歳未満を指しています。乗車人数は12歳以上は1人ですが、12歳未満は1.5人として計算しています。

これは1席あたり子どもが1.5人すわっていいですよという意味なので、子ども2人で大人3人分ではなく、子ども3人で大人2人分となります。

もう少し分かりやすく言うと、乗車定員7人のタクシーに大人が3人乗車する場合、乗車できる子どもの数の計算方法は(7-3)×1.5=6となり、6人まで乗車可能となるのです。

しかし、大人であれば4名しか乗れないところに子どもが6人も乗るのはスペース的に厳しいかもしれません。

小学生高学年となると大人くらい成長した子もいるため、法律的に大丈夫でも物理的に乗車できないかと思います。幼稚園児くらいなら乗車はできるでしょう。

11名以上は貸切バスとして扱われる

運転手を含めて11名以上が乗車する場合、タクシーではなく道路交通法で貸切バスと分類されます。

タクシーと貸切バスの違いは移動に現れます。タクシーは乗車時に好きな場所を伝えることができたり、さらに途中でルート変更をお願いしたりと柔軟な対応が可能となっています。

しかし、バスの場合はあらかじめ出発地点と目的地を指定しておかないといけません。つまりルートが最初から決められており、途中で変更ができません。

10名以上の団体旅行をする際はタクシーではなく、バスを利用するか、人数を分けてジャンボタクシーを利用するかどちらかにしましょう。

ジャンボタクシーについてのまとめ

観光だけでなくハイヤーとしても利用できるジャンボタクシー。大切な思い出を作るため、大切な友人、お客様のために普通のタクシーや公共交通機関ではなく、ジャンボタクシーを利用してみてはどうでしょうか。

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