タクシー

タクシーに忘れ物してしまった場合の対処法|見つからない時にやるべきこと

更新日: 公開日:

タクシーに忘れ物してしまった場合の対処法|見つからない時にやるべきこと

タクシーに忘れ物をしてしまった場合の対応策を紹介しています。忘れ物をしてしまった場合にすぐに見つけるため、取り戻すためにはコツがあります。

忘れ物をしてしまった場合や忘れがちな人は、この記事を参考にしてくださいね。

タクシーに忘れ物をしてしまった場合どうする?

タクシーに忘れ物をしてしまった場合どうする?

大阪府のタクシー協会によると2020年度の忘れ物件数は8,056件でした。そのうちの20%以上がスマホで約15%が財布、それ以外はカバンや鍵、アクセサリー等といった小物類が総数を占めていました。

以前は3万件以上あったため、だいぶ少なくなってきたはいるものの1日当たり20件以上の忘れ物が発生しています。問題なのは忘れ物があったとしても持ち主のもとへ返っていくものが多くないということ。どうして持ち主のもとへ帰らない原因は主に2つです。

1つは忘れ物をしたことに気付いていないです。スマホや財布の場合はすぐに気付くでしょうが、小さなアクセサリーなどはつけていたことを忘れてしまっているケースがあります。

もう1つは忘れ物をしたことに気付いてもどこに連絡していいかわからずあきらめるというケースです。

タクシーを道端で拾った場合、どこの会社に乗ったか覚えている人はあまり覚えていないでしょう。特に酔っぱらってしまうとタクシーに乗った記憶すら曖昧になる人も少なくありません。

財布やスマホはなくしては困るものなので、何とかして見つけようとしますが、アクセサリーなどは諦めるという方がいます。

ここでは忘れ物をした際の対処方法について紹介しています。

レシートが残っている場合

レシートが残っている場合、忘れ物が返ってくるまでの処理がかからず手間がかかりません。レシートにはタクシー会社や日付、車両番号、さらに忘れ物をした際の電話番号まで記載されています。

そのため、すぐにそこに電話をして、乗車日と時間、車両番号、何を忘れたのかなどを伝えることで見つけ出してくれます。もしまだ営業中なら乗務員に連絡してからとなります。営業が終了している場合はドライバーが最後に車内の点検を行っているため、営業所で預かっています。

どちらにしてもすぐに返事はかえってこないため、自分の連絡先(スマホや会社の電話番号など)を伝えてしばらく待ちましょう。

関連記事:タクシーの領収書はもらっておくべき!その理由や紛失した際の対処方法などについて解説します!

レシートを取っていない場合

もしレシートをもらっていない場合や、失くした場合は次に紹介する方法を試してみましょう。

①自分が乗車したタクシー会社を覚えている場合
タクシー会社の連絡先をスマホなどで調べて連絡する。乗車日とおおよその時間、乗車地と目的地を説明する。それらの情報をもとにGPS移動軌跡から車両が特定されます。

その後忘れ物の種類や特徴などを説明すると営業所に届いていないか問い合わせてくれるため、返事を待ちましょう。

②乗車したタクシーを忘れてしまった場合
どのタクシー会社に乗ったのか忘れてしまった場合、いくつかの手順を踏んでみましょう。

1.電話で呼んでもらった場合
電話で呼んでくれた人、飲食店などでタクシー会社を聞く。その後①を行う。

2.タクシー会社は分からないけどロゴなどは覚えている
各都道府県のタクシー協会のHPに各会社が紹介されているので、見覚えのあるロゴを探してみる。そこに連絡先が書いてあるので、そこから①の手順を踏む。

3.何も覚えていない
どんなタクシーだったのか全く覚えていない場合、各都道府県にあるタクシー協会に連絡してみましょう。そこに連絡をすれば該当する忘れ物がないか各会社に問い合わせてくれます。

もし乗車時間や乗車地、目的地を覚えているなら伝えましょう。なにかしら情報がある方が探す人も楽になります。

ちなみに個人タクシーで回収された忘れ物はタクシーセンターが管理しています。こちらに一度問い合わせてみるのもいいでしょう。

③クレジットカードで支払った場合
クレジットカードで支払った場合、タクシー会社を覚えていなくても問題ありません。もしクレジットカードで支払った場合はカード会社に連絡すると支払い履歴を調べてもらうことができます。電話でなくともネットでマイページから調べることができます。

そこから会社名が分かるので、①を行いましょう。

もしSuicaやPASMOといったICカードで支払った場合は料金の履歴が残っていてもタクシー会社まではわからないので注意しましょう。

タクシーアプリを利用した場合

タクシーアプリを利用してタクシーを呼んだ場合、連絡先や乗車した車両の特定などが楽に行えます。

ほとんどのタクシーアプリには利用履歴が残っています。そこには乗車したタクシー会社とその連絡先、乗車日時や車両番号が記載されているので、それをもとに連絡するとすぐに見つかるでしょう。

もしスマホを忘れてしまった場合でもアプリ会社に問い合わせることで履歴を確認できます。問い合わせる際は、「登録した電話番号」「生年月日」「氏名」「乗車日時」「乗車した場所と降車した場所」などを確認されるので、本人が連絡するようにしましょう。

タクシー会社に忘れ物の確認をする際の注意点

タクシー会社に忘れ物の確認をする際の注意点

タクシー会社に忘れ物について連絡する場合、気をつけなければいけない点が3つあります。それぞれ紹介していきましょう。

時間帯に気をつける

基本的にタクシー会社は24時間営業しているため、いつ電話しても問題ありません。しかし、タクシーを降りてすぐに連絡しても忘れ物が営業所に届いていることはまずありません。

もしレシートやアプリの乗車履歴からタクシーを特定できるのであれば、コールセンターから乗務員へ忘れ物の有無を確認してくれるので、すぐに連絡しても問題ありません。

しかし、レシートがない場合や車両番号などがわからない場合は、タクシーが帰庫してからでないと忘れ物があるかどうかさえも確認することができません。

しかし、スマホや財布を忘れてしまったのであれば、焦りますしすぐに確認したいですよね。そんな場合は乗車地と降車地を伝えることでGPSの軌跡から車両を特定できることがあります。

全てのタクシー会社に備わっている機能ではありませんが、最近は多くの車両にナビやGPSが搭載され、会社で走行場所などを一元管理しています。

もし早急に対応してほしい場合はすぐに連絡することで、持ってきてくれるかもしれません。

急いでないのであれば、タクシー乗務員は基本的におおよそ昼過ぎ(14時頃)から翌日朝(10時頃)まで勤務しているのでそれに合わせて連絡するといいでしょう。つまり朝乗車した場合は当日の10時以降、昼以降に乗車した場合は翌日の10時以降に連絡するようにしてください。

先に情報をまとめておく

タクシー会社などに連絡する際、ほとんどの場合で下記のことを聞かれます。スムーズにやり取りするためにも情報をまとめておきましょう。

・乗車日時
・乗車地と降車地
・タクシー会社に連絡した場合:タクシーの車種やドライバーの特徴
・タクシー協会に連絡した(タクシー会社がわからない)場合:タクシーの特徴(ロゴやカラー)や車種
・忘れ物とその特徴(色や形、装飾をしているならそれについても)

上記の情報があるのとないのとでは忘れ物が見つかるまでの時間が大きくことなります。もし会社名がわからなくても乗降地や乗車日時の情報は欲しいものです。

焦っても何も変わらないので、何も覚えていない場合はゆっくりと思い出してから連絡するようにしましょう。

時間がたっている場合は警察に届いていることも

タクシー会社はいつまでも忘れ物を預かってくれてはいません。各会社ごとで保管期間を設けており、それを過ぎると警察へ紛失物として届けています。

保管期間は一般的に1週間から2週間です。もしそれ以上経過してから忘れ物の問い合わせをする場合は警察署に連絡しなければいけません。

もし警察署に取りに行く場合は本人確認ができるもの(運転免許証や健康保険証など)が必要なので忘れないようにしましょう。

タクシー会社で忘れ物が見つからないときにやるべきこと

タクシー会社で忘れ物が見つからないときにやるべきこと

忘れ物を問い合わせても見つからなかった場合は以下のことを行ってください。

紛失届を出す

紛失届は落とし物や忘れ物をした場合に記入する書類のこと。これを行っておくことで探し物が見つかった際に警察から連絡が届きます。

この紛失届はただ書くのではなく、記入方法で見つかる確率が変わります。紛失届のポイントは以下の2つです。

・落とし物の特徴を詳細に書く。どんな形、色なのか。シールやステッカーは貼ってあるのか?財布ならポイントカードや個人情報に関するもの、金額がいくらくらい入っているのかなどを書く

・落とした場所や日時などを詳細に書く。覚えていない場合でも記憶にある範囲でいいのでなるべく情報は多い方がよい。

丁寧にわかりやすく書くことで見つかった際にすぐに連絡が入りやすくなります。いざ失くした際に見つかりやすいよう何か目印となるようなものをつけておくといいかもしれません。

スマホや財布の場合は悪用されないような防止策が必要

スマホや財布の場合は悪用される恐れがあるのですぐさまの対応が必要です。スマホならロックをかけるといった対応、財布なら中のカードが利用されないようにカード機能を停止しておくようにしてください。

免許証などもなるべく早くに対応した方がいいでしょう。

タクシー乗車時の忘れ物対策

タクシー乗車時の忘れ物対策

気を付けていたとしてもカバンやポケットからスルッとスマホや財布が落ちてしまいますよね。忘れ物の対策を2つ紹介しましょう。

降りる際に確認する

基本的なことですが、後者の際に忘れ物がないか確認することが一番の対策です。タクシー運転手も言葉や目視で忘れ物がないか確認してくれます。
しかし、運転席からは死角があるので自分で確認するようにしましょう。

スマホアプリを利用する

いくら気を付けていても忘れ物はしてしまうもの。そう考えるのであればタクシーアプリを使ってタクシーを呼ぶようにしましょう。タクシーアプリなら乗車履歴が残るので、レシートがなくてもすぐに車両を特定できます。

タクシーアプリはネット決済ができたり、配車が楽だったり、目的地入力ができたりと何かと便利です。

どんなアプリを使っていいのかわからない人は「GO」か「DiDi」がおすすめですよ。

タクシー乗車時の忘れ物に関するまとめ

タクシー


忘れ物をした際の対処方法について紹介してきました。
タクシーに忘れ物をしてしまっても慌てても何も変わりません。しかし、なるべく早く見つけて安心したいですよね。
そのためには今回紹介したようにレシートを発行してもらう、またはタクシーアプリを利用すると早期に見つけやすくなるので、普段からどちらかを利用するようにしてくださいね。

タクシー求人をお探しの方へ

ドライバーキャリアは、運送・旅客・物流業界に特化した転職支援サービスです。

  • 希望条件に合う求人のご紹介
  • 履歴書など書類作成のサポート
  • 企業との条件交渉/面接日程の調整

無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。

求人を検索する(無料)

よくある質問

クロスワークに会員登録いただくと、求人のご紹介をはじめ、履歴書等の書類作成のサポートや企業との条件交渉・面接日程の調整など転職支援が受けられるようになります。
また、非公開求人のご紹介も可能なため、ネット上に掲載されていない大企業や有名企業に出会えるチャンスです。
「忙しくて転職活動ができない」「自分に合う求人がわからない」という方も安心してご利用いただけます。
ご利用は無料ですので会員登録のページよりご登録ください。

もちろん可能です。
ご家庭のご事情やご体調を理由に職を離れていた方の転職支援実績が多数ございますのでご安心してご利用ください。

現在クロスワークでは、トラックドライバーをはじめ、施工管理や電気主任技術者、電気工事士など物流・建設・製造に特化した求人を多数取り扱っています。
<掲載中の職種例>
・ドライバー・運転手:車両ドライバー、小型トラックドライバー、中型トラックドライバー、準中型トラックドライバー、大型トラックドライバー など
・施工管理:土木施工管理、管工事施工管理、建築施工管理、プラント施工管理、電気工事施工管理、現場監督 など
・設備工事作業員:電気通信設備工事担任者、認定電気工事従事者、特殊電気工事資格者、変電・配電員、ボイラー技士 など
・職人:電気工事士、鳶職、重機オペレーター、配管工 など
・警備員:施設警備、夜間警備、空港警備、マンション警備 など

くわしくはクロスワークをご覧ください。

会社の雰囲気を知れるよい機会ですので、興味を持った求人があればぜひ応募してみてください。

お手数ですが以下の方法で、転職支援・就職支援を希望しない旨を担当者にお伝えください。
宛先:inquiry_xwork@xmile.co.jp

この記事を書いたライター

クロスワークマガジンのアイコン

クロスワーク編集部

クロスワークマガジンは、X Mile株式会社が運営する記事メディアです。 当メディアは、物流・建設・製造など現場で活躍する方々向けに、就職・転職、お仕事に役立つ情報を発信しています。業界にくわしいメンバーや物流・製造業で従事した経験がある方、国家資格を持つ方の知見をもとにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

このライターの記事一覧

こんなお悩みありませんか?

  • もっと給料を上げたい...
  • 残業時間が多くて体力的にきつい…
  • もっとプライベートを充実させたい...

運送・ドライバーに特化した転職サイト「ドライバーキャリア」なら希望に合う求人

かんたん無料!
求人を検索する

その他の条件で求人を探す

公式SNS

-タクシー
-,

© 2024 クロスワーク・マガジン