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スマホのドライブレコーダーの熱対策や関連アイテム

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車の運転中に起きる事故などのトラブルや、最近問題となっているあおり運転の被害を受けたときに、証拠を残すことができるのがドライブレコーダーです。

そんなドライブレコーダーをスマホで代用する人が増えてきています。

ですが、長時間使用するためスマホに負荷がかかりやすく、高温になってしまうことがあります。

今回は、スマホドライブレコーダーの熱対策やおすすめの関連アイテム、スマホで代用するメリット・デメリットを解説していきます。

熱対策が必要なスマホのドライブレコーダーとは

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーとは、車の運転中の映像や音声を記録するための車載装置で、事故の記録などはもちろん最近問題となっている、あおり運転などの証拠映像としても使用できます。

また、旅行の際に取り付けることで、思い出として残すことも可能です。

最近になり注目されはじめているのが「スマホドライブレコーダー」で名前の通り、スマホをドライブレコーダーとして使用します。

スマホのカメラはとても高性能になってきており、ドライブレコーダーのアプリをインストールすることにより簡単に使えます。

関連記事:スマホをドライブレコーダーに?!オススメアイテム・変身方法も徹底解説!

スマホのドライブレコーダー使用中の熱対策

スマホを操作する様子

スマホをドライブレコーダーを使用する場合に困るのが、スマホ本体が熱を持ってしまうことです。

長時間使用を続けるため、スマホ本体に負荷がかかり熱を持ってしまいます。

熱を持ってしまうとバッテリーが劣化したり、急なフリーズ、アプリの強制終了、再起動などが起こり、最悪の場合発火などの危険性もゼロではありません。

どのような対策方法があるのかを見ていきましょう。

クーラーの冷風で冷やす

スマホが熱くなった場合、社内のエアコンを利用して冷ますのも効果的な方法となります。

冷やしてもすぐに熱くなるといった場合においてはエアコン付近に設置することで常に冷やすことが可能です。

ちなみに、エアコンの冷風程であればあまり問題無いのですが、冷凍庫など急激に熱くなったスマホを冷やすと、内部で結露が発生したりする恐れがあり故障の原因となるので注意しましょう。

直射日光をなるべく避ける

直射日光が当たるダッシュボードなどが熱くなるのと同様で、スマホも長時間日にわたり日光が当たり続けると熱を持ってしまします。

運転席と助手席の間に設置したり、日よけ対策をするなどして直射日光を下げるようにしましょう。

また、スマホのカバーを熱を持ちにくい色に交換するなどの対策もあります。

関連記事:トラックの運転におすすめのカーナビアプリと選ぶポイントを解説!

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スマホのドライブレコーダーおすすめアプリ

スマホとパソコン

スマホのドライブレコーダーは、アプリをダウンロードして使用するためその種類によって自分にあったものを選ぶことが可能です。

今回は、4つのトライブレコーダーアプリの特徴を紹介していきます。

DriveMate SafetyCam(iPhone限定)

このアプリの特徴は、走行後に運転診断ができることで、安定性、アクセルの踏み加減、ブレーキ操作、ハンドル操作、車間距離の項目ごとで点数が付けられ、その日の運転の採点をしてもらうことができます。

また走行距離や走行時間、最高速度や平均速度も知ることが可能で、機能としては以下のようなものがあります。

・前方車両の接近、発進サポート
・ルート表示と危険ポイントのお知らせ
・録画データの再生

ドライブレコーダーX(iPhone限定)

ドライブレコーダーに必要な機能がほとんど備わっている高性能アプリで、120円と優良ではありますが画質がよく評価が高くなっています。

主なドライブレコーダー機能には下記のようなものがあります。

・衝撃時録画機能
・常時録画機能
・ルート記録機能
・地図表示機能
・4K録画対応

操作方法も簡単なので、誰でもするに始めらます。

DailyRoads Voyager(Android限定)

このアプリも画質がよく、ブレなどでも映像が乱れにくいメリットがあり、クラウドストレージやSNSへの共有機能もあります。

とにかく細かい設定が可能であり、画質や録画時間、録画容量による上書き機能の設定ができるだけではなく、電池残量による一時停止なども決めることができます。

オーバーヒート防止機能も突いており、GPS機能などは電力消費を抑えるために無効にすることもかので、主な録画機能には以下のようなものがあります。

・常時録画機能
・衝突時録画機能
・地図表示機能
・ルート記録機能

こちらのアプリはAndroid専用となります。

スマホのドライブレコーダーの利用に役立つアイテム

ドライブレコーダー

スマホのドライブレコーダーを使用する上で、役立つ関連アイテムもいくつか発売されています。

どのようなものがあるのか見ていきましょう。

ルームミラースマホホルダー

ルームミラーにホルダーを取り付け、ミラーのすぐ下あたりにスマホを挟み固定するタイプのアイテムで、値段は1,500円前後になります。

視界に比較的入りにくいため、常時録画のみなどあまりスマホの画面を見る必要のない場合に便利です。

サンバイザースマホホルダー

サンバイザーにホルダーを取り付けるタイプのアイテムで、値段は1,500円前後になります。

ルームミラーに取り付けるタイプと同じで視界を邪魔しにくいことが特徴です。

また上部に取り付けるため直射日光を受けにくくなります。

ワイヤレス充電機能搭載ホルダー

最近では新しい充電方法としてワイヤレスタイプのものが販売され始めていますが、車内用もあり、ダッシュボードの上や、エアコン部分などに取り付け固定することで充電しながら録画を行うことが可能です。

値段は3,000円~5,000円程で対応していない機種もあるので、購入前に調べるようにしましょう。

スマホ用広角レンズ

事故やあおり運転など、トラブルの証拠を録画するドライブレコーダーは撮れる範囲が大きいほど証拠としてわかりやすくなります。

携帯の場合、取り付ける位置によっては真正面しか録画できなかったりするのですが、更に広範囲を撮れるようにあるアイテムにスマホ用広角レンズがあります。

取り付けも、カメラの先につけるだけなのでとても簡単であり、値段は2,000円~4,000円ほどとなります。

関連記事:トラック運転手の末路とは?運送業が底辺とは言い切れない理由

スマホのドライブレコーダーを使用するメリット

スマホを操作する様子

スマホドライブレコーダーの熱対策について説明してきました。次に一般的なドライブレコーダーと比べ、どのようなメリットがあるのかを解説していきます。

取り付けが簡単

通常のドライブレコーダーの場合、位置の調整だけではなく配線なども行う必要があり、誰でも簡単に取り付けられません。

スマホをドライブレコーダーとして使用する場合、スマホホルダーを取り付けて挟めばすぐに使用できるため、誰でも簡単に取り付けが可能です。

また、ホルダーの位置を変えることで車の形状などにも対応が可能です。

費用が安い

通常のドライブレコーダーの場合、2万円程するものが多く安いものでも1万円ほどかかります。

また、配線などの調整もあるため、業者に取り付けを依頼する場合は工賃も必要となります。

スマホドライブレコーダーの場合は、ホルダーや広角レンズのみの購入で済むので費用を抑えられます。

複数の車で使用できる

上記で説明したように、通常のドライブレコーダーは取り付けに時間がかかるため、簡単に他の車への付け替えができません。

スマホドライブレコーダーであれば、ホルダーを取り外すだけなので、友達の車で出かける場合なども簡単に設置可能です。

関連記事:イモビライザーの解除はどうやってやるの?紛失時の対応方法や後付け費用、防犯対策なども紹介

スマホのドライブレコーダーを使用するデメリット

ドライブレコーダーで見た映像

スマホドライブレコーダーは、熱がこもりやすくその対策を解説してきましたが、それ以外にもいくつかのデメリットがあります。

長時間の使用でスマホの電池が無くなる

ドライブレコーダーアプリは高性能である一方で電池消費量が多くなります。

そのため長時間使用すると、電池がなくなり必要なときに連絡が取れなかったりする可能性があります。

対策としては充電しながら録画をしたり、ドライブレコーダー専用の古いスマホを購入する方法があります。

スマホに負担がかかる

ドライブレコーダーは電池消費量が多く、熱を持ちやすいだけではなく頻繁に充電をする必要があります。

バッテリーは熱に弱く、高温になることでダメージを受けやすく、何度も充電することで受電容量も減ってきてしまいます。

熱対策は、上記で紹介した方法を実践することで負担を軽減することが可能です。

関連記事:トラックの運転におすすめのカーナビアプリと選ぶポイントを解説!

スマホのドライブレコーダーの熱対策についてのまとめ

スマホドライブレコーダーは、専用のアプリをダウンロードすることで誰でも簡単に使用することができます。

操作も簡単で、専用ホルダーで車内に固定すれば運転中の映像を録画したり、ルートの表示、運転診断などもアプリによって可能です。

長時間使用すると、スマホ本体がを持ってしまうことがあるのですが、直射日光をなるべく避け車内のエアコンで冷やすことで軽減することができます。

また、アプリによってはGPS機能などを制限することにより、電池の消費を抑え、熱を持ちにくくするものもあります。

一般的なドライブレコーダーと違い、安く簡単に取り付けられるので様々な場面で使用することが可能です。

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