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トラック運転手に未経験の40代でもなれる?転職で大変な事3選

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トラック運転手に未経験の40代からなるのは、一見難しいと思われがちです。

しかし、実はトラック運転手は未経験の40代でも転職しやすい数少ない仕事と言えます。

こちらではその理由や転職するコツ、転職時に大変なことを紹介します。

この記事のまとめ

・40代未経験でもトラック運転手になれる
・大型免許があると重宝される
・タンクローリーの運転手もオススメ

40代未経験でもトラック運転手になれる?

40代ドライバー

一般的に40代から未経験の仕事を始めるのは難しいとされています。

そこでこちらでは、40代未経験の方でもトラック運転手に転職できるのか解説します。

トラック運転手は未経験でも転職しやすい

結論から言えば、40代未経験でもトラック運転手にはなれます。

というのも、トラック運転手は他の業界と比較すると転職しやすいのが特徴なのです。

トラック運転手はネットショッピングをはじめとする物流の需要が年々増加しているにも関わらず、ドライバーの数が減り続けています。

人手不足が慢性化していることもあり、トラック運転手の募集では経験や年齢制限を設けていない企業が多いです。

厚生労働省が発表した資料によると、大型トラック運転手の平均年齢は47.5歳、中小型トラック運転手の平均年齢は45.4歳、トラック業界で働く人のうち約45.2%が40~54歳と、他の業界と比較して高年齢の方が働いている傾向があります。

これらのことから、40代未経験でトラック運転手になるのは難しくないと言えるでしょう。

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参考:トラック運送業の現況について|厚生労働省

40代が未経験でトラック運転手になると大変なこと

40代未経験でトラック運転手になるのは難しくないですが、実際に働き始めると大変なことがあります。

こちらでは3つの大変なことを紹介します。

体力的にしんどい

トラック運転手は長時間運転する以外に重い荷物を運ぶ作業もあるため、体力的にしんどい部分があります。

特に入社したての新人期間におこなう「横乗り」という仕事がしんどいと言われています。

横乗りとは、先輩社員の隣に座って仕事を覚えるほか、仕事のサポートをおこなうものです。

運転する必要はないものの、道を覚えないといけないことや、荷物の積み下ろしを率先してやらないといけないため、体力的にしんどいと感じる人が少なくありません。

また、40代となると20代や30代のような体力はなく、仕事を覚えるまでの時間もかかるでしょう。

ただし、横乗り期間を終えて、晴れてトラック運転手として独立ができれば、長く続けるのも難しくないでしょう。

プライドが邪魔をする

トラック業界は40代が多いとは言え、20代、30代の若手も活躍しています。

これまでは部下だった年代の人が、これから先輩社員や上司となる可能性は高いです。

新人期間に年下の社員に研修をしてもらう場合、指導や注意をされるとプライドが邪魔をすることもあります。

プライドの高い人ほど「こんな若者に何で怒られないといけないのだ」「偉そうに言って生意気な」などと腹を立てやすいでしょう。

しかし、これまでのキャリアとは関係ない業界でゼロから再スタートするわけですので、プライドを捨てて、イチから新入社員として働く気持ちが大事です。

初心を忘れている

一般的に社会人として働き始めるのは大卒で22歳、高卒で18歳からです。

40代となると、その2倍以上の年代になるため、新社会人のような気持ちで働くのはなかなか難しいかもしれません。

しかし、40代でも50代でも、新しく勤めるのであれば、新社会人と同じく新人扱いとなります。

これまで社会経験があっても、初心に戻って一からスタートすることが重要です。

先輩社員や上司が自分よりも年下であっても、指示の通りに動いて、1日でも早く一人前のトラック運転手になれるように、仕事を覚えていきましょう。

逆を言えば、体力に自信があり、年齢に関係なくコミュニケーションが取れる素直な人であれば、トラック運転手に転職するのは何ら難しいことではありません。

40代のトラック運転手を募集している企業はたくさんありますので、ぜひ以下から求人情報をチェックしてみてください。

関連記事:トラック運転手は未経験でも転職できる?条件や求人を詳しく紹介

40代未経験でトラック運転手に転職するコツ

トラックドライバー

40代未経験でトラック運転手に転職するのは難しくはありません。

しかし、未経験から始める場合、収入面に不安を感じてしまう方も少なくないでしょう。

また、未経験の場合、応募できる会社が限られる可能性もあります。

そこで、未経験からでも労働条件の良い会社に転職するためのコツについて紹介します。

大型免許があると重宝される

トラック運転手はトラックのサイズによって必要な資格が異なります。

2tトラックであれば、普通自動車免許でも運転することができます。

2tトラック運転手の場合、未経験からでもスタートしやすいですが、普通免許さえあれば誰でも運転できることもあり、給料は比較的低いです。

トラック運転手は、一般的にトラックのサイズが大きくなるごとに給料が上がっていく傾向があります。

一番大きな大型免許は取得するまでに3年以上の期間がかかることや、試験の難易度が高いため、取得している人は多くありません。

特に、トラック運転手未経験の人が大型免許を取得していることは基本的にないでしょう。

そのため、大型免許を取得していれば、会社から重宝される可能性もあり、転職先も自分の条件に合ったところを選びやすくなります。

また、大型免許と合わせてフォークリフト免許を取得しておくと、さらに転職に有利になります。

大型トラックに荷物を積み下ろしする際、フォークリフトを使用することがあるためです。

フォークリフトを使うことで、重い荷物を運ぶ手間がなくなり体力面でも安心できますし、資格手当がつくこともあるので取得しておくといいでしょう。

フォークリフト免許は18歳以上であれば誰でも取得することができます。

講習さえしっかりと受ければ、試験自体は難しくないので、ぜひ取得を目指してください。

タンクローリーの運転手もオススメ

大型トラック以外にはタンクローリーの運転手もオススメです。

タンクローリーはガソリンや牛乳といった液体や、天然ガスのような気体、セメントや砂糖などの固体を運ぶトラックのことを言います。

タンクローリーの場合、荷物の積み下ろしといった肉体労働がないので、体力面に不安を抱える40代の方にはピッタリかもしれません。

タンクローリーは大型の車両が多いため、一般的に運転には大型免許が必要になります。

また、運ぶ荷物によって他の資格が必要になることもあります。

例えばガソリンや灯油・重油といった危険物の場合は危険物取扱者、高圧ガス・毒性ガスを運ぶ場合は毒物取扱者といった特別な資格が必要です。

そのため、こういった会社に転職したいのであればあらかじめ取得しておきましょう。

関連記事:女性はトラック運転手になれる?給与事情や強み、注意点を解説

関連記事:トラックドライバーの後悔しない転職。年齢や収入など詳しく解説

関連記事:トラック運転手に転職して良かったこと6選|現役に質問してみた

トラック運転手に未経験の40代でもなれる?に関するまとめ

トラック運転手に未経験の40代からなるのは、決して難しくありません。

40代はまだまだ働き盛りですので、必要な資格や適性があれば、むしろ運送業界では歓迎されるでしょう。

ただし、単にトラック運転手と言ってもさまざまな職種があります。

トラックのサイズや運ぶ荷物の内容によって運転距離は違いますし、手積み手下ろし作業の有無など肉体的な負担の度合いも異なります。

まずは実際に40代のトラック運転手を募集している求人を見て、どのような条件で働けるのかチェックしてみてください。

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