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3tトラックの「車両・荷台・積載量」|用途別の選び方ガイド

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3tトラックの「車両・荷台・積載量」|用途別の選び方ガイド

小型トラックの中でも特に運転しやすいと言われているのが3トントラックです。コンビニ配送をはじめとして食品の配送に3トントラックは良く使われています。

そのほかにも3トントラックには、平ボディやユニックなど荷台の形状や性能が異なるタイプがあります。

しかしその割に3トントラックの荷台サイズや車種ごとのサイズについては余り知られていないのが現状です。3トントラックを購入しようかと思っている方や、3トントラックのサイズについて詳しく知りたいという方はぜひ参考にしてみて下さい。

3tトラックは広く普及している人気サイズ

3tトラックは広く普及している人気サイズ

3トントラックは平成29年3月以降に免許を取得した人以外は、普通免許で運転することができます。またその程よい大きさと運転の手軽さから人気のサイズのトラックでもあります。

では実際に3トントラックのサイズや、3トントラックの区分について見ていきます。基本的な情報ですので、購入を考えている方はしっかりと頭に入れておきましょう。

3トントラックの標準的なサイズは?

今まで3トントラックと言ってきましたが、「3トン」とは何を指すのかご存知ですか?

トラックについて詳しい方ならもちろん知っているでしょうが、これは最大限に積める積載量のことを示しています。つまり3トントラックとは、荷台に3トン(3000㎏)までの物を積めるということになります。

そして3トントラックのサイズは下記の通りとなります。

  車両全長 4690mm × 全幅 1695mm × 全高 1975~1990mm  

小型トラックの基準とは

そもそも3トントラックはサイズや重量から道路運送車両法より、「小型トラック」と区分されています。

小型トラックには最大積載量が2トンまでの2トントラックと、3トントラックがあります。そのため小型トラックの基準も道路運送車両法によりそのサイズが定められているのです。

  • 小型トラックの全長・・・4700mm以内
  • 小型トラックの全幅・・・1700mm以内
  • 小型トラックの全高・・・2000mm以内
  • 小型トラックの最大積載量・・・3000kg以内
  • 小型トラックの車両総重量・・・5000kg以内

3トントラックとはあくまで最大積載量をトラックの種類として表したものです。サイズ一覧の基準に当てはまるものはすべて小型トラックとして区分されます。

関連記事:2tトラックは普通免許で運転できる?必要な免許と取得方法を解説!

3tトラックと他トラックとのサイズの違い

3tトラックと他トラックとのサイズの違い

トラックには3トントラックなどの他にも、より大きな種類もあります。それぞれのサイズについて詳しく見ていきましょう。

関連記事:トラックの種類とサイズの一覧|大型・中型・小型はどう違う?サイズと寸法を解説!

小型トラック「2トン・3トントラック」

先にも挙げましたが、小型トラックのサイズは全長4700mm×全幅1700mm×全高2000mm以内、最大積載量は3t以内とし車両総重量は5t以内と決められています。

3トントラックよりも小型で積載量も少ないのが2トントラックになります。

小型なので小回りが利きますが、最大積載量が少ないため3トントラックと比べると足回りの安定性がやや劣るようです。

中型トラック「4トントラック」

最大積載量が4トンのトラックは、「中型トラック」に区分されます。中型トラックの基準サイズ一覧は下記の通りとなります。

  • 中型トラックの全長・・・12000mm以内
  • 中型トラックの全幅・・・2500mm以内
  • 中型トラックの全高・・・3800mm以内
  • 中型トラックの最大積載量・・・6500kg以内
  • 中型トラックの車両総重量・・・11000kg以内

ちょうど3トントラック等の小型トラックと、大型トラックの間のサイズになります。

ちなみに平成19年(2007年)以前に普通免許を取得した方は、中型8t限定となるためトラックの最大積載量が5t、車両総重量8t以内であれば運転ができます。

大型トラック「10トントラック」

トラックの中でもっともサイズが大きいのは大型トラックです。

  • 大型トラックの全長・・・12000mm以内
  • 大型トラックの全幅・・・2500mm以内
  • 大型トラックの全高・・・3800mm以内
  • 大型トラックの最大積載量・・・6500kg以上
  • 大型トラックの車両総重量・・・11000kg以上

トラック自体のサイズは中型トラックと同じですが、最大積載量が6.5t以上で車両総重量が11t以上のトラックを大型トラックとします。

主に中~長距離の輸送に使われ、土砂や大きな建築資材などを運搬しています。またタンクローリー車や車を運ぶキャリアカーもこの大型トラックになります。

そして大型トラックに乗るためには、大型免許を取得する必要があります。

関連記事:トラックの排気量は?サイズごとの排出量や税金をわかりやすく解説

3tトラックに関係する他トラックの免許取得方法

3tトラックに関係する他トラックの免許取得方法

上記で説明したようにトラックには様々なサイズの車両があり、その大きさによって必要な運転技術が違うため、必要な運転免許も変わります。

それぞれのサイズに必要な免許と、その取得方法などについて見ていきましょう。

大型免許

最も大きいサイズのトラックやダンプ、バスなどを運転するのに必要な運転免許で、取得すると車両総重量は11t以上、最大積載量6.5t以上、乗車定員30人以上の車両を運転することができます。

取得の条件としては、普通自動車免許などを取得してから最低でも3年以上経過していなければなりません。(免許停止期間を除く)

また、視力や聴力などの身体検査にも合格する必要があります。

取得は教習所に通う方法が一般的で費用は、すでに取得している免許によって20~65万円ほど必要となります。

中型免許

中型免許は大型の次に大きな車両を運転することが可能であり、以下のサイズのトラックやバスを運転することができます。

・車両総重量7.5t以上11t未満
・最大積載量4.5t以上6.5t未満
・乗車人数11人以上29人以下

取得条件としては、普通免許を取得してから2年以上経っている必要があるため最短で20歳以上で取得が可能です。(免許停止期間を除く)

また、実技試験などの他に視力検査と奥行知覚検査に合格しなければなりません。

取得の流れとしては教習所へ通ったり合宿免許が一般的となっており、費用は中型8t限定免許を所持している場合で約14~17万円前後となります。

また難易度は上がりますが、一発試験の場合は一回で合格した場合で約4万円前後の費用で取得が可能です。

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人気メーカー別:3tトラックの「車両・荷台」サイズ

人気メーカー別:3tトラックの「車両・荷台」サイズ

ではここで、3トンラックの中でも人気の5メーカーの代表車種をご紹介していきます。それぞれの標準キャブの車両サイズや荷台のサイズを見ていきましょう。

いすゞ「エルフ」

画像出所:みんカラ

テレビコマーシャルでもおなじみの「いすゞのトラック」です。3トントラックのような小型トラックではこの「エルフ」が主流です。

発売当初からモデルチェンジなどを繰り返し、使い勝手を向上させてきました。今では日本だけでなく世界各地で活躍するトラックになっています。

車両サイズと荷台寸法

【Eカーゴ】

エルフのカーゴのラインナップには3トン車はなく2トンまでの荷物を運ぶことのできる2トン車です。

しかし人気の高い車種なので車両サイズと荷台サイズを紹介します。

下の画像は車両の図面です。

画像出所:いすゞエルフ製品カタログ

車両サイズ:

標準的ないわゆる、箱車のサイズは画像の通りです。主要なサイズだけをまとめると、

全長4990mm×全幅1890mm×全高3150mm

です。

荷台寸法:

エルフの箱車荷台寸法は画像の通りです。主要なサイズだけをまとめると、

全長3150mm×全幅1775mm×全高2115mm

となります。

最大積載量:

エルフの箱車の最大積載量は、

1.9〜2.0トン

となっているため、厳密には3トントラ