Amazonや楽天の軽荷物の配達から家電や建築資材など大きな荷物の配達とトラックドライバーはその中でもいろんな職種に分かれています。
しかし、トラックドライバーを選んだ人は総じて同じ傾向があります。
今回はそんなトラックドライバーに向いている人や性格、向いていない人や性格を紹介していきましょう。トラックドライバーの転職を考えている方は必見です!
トラックドライバーになるための条件
トラックドライバーになるためには免許が必要です。
普通自動車免許だけでも車両総重量が3.5tまでのトラックに乗ることができますが、それだけではトラックドライバーになるのは厳しいです。
トラックドライバーの免許には「準中型免許」「中型免許」「大型免許」の3つがあり、取得条件や取得することによって運転できるトラックの範囲が異なります。
準中型免許:18歳以上で免許取得が可能。車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量2t以上4.5t未満のトラックの運転が可能
中型免許:普通自動車免許等を2年以上保有していると免許取得が可能。車両総重量7.5t以上11t未満、最大積載量6.5t未満のトラックの運転が可能
大型免許:普通自動車免許等を3年以上保有していると免許取得が可能。車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上のトラックの運転が可能
トラックドライバーに向いている人
トラックにはいろんなサイズ、必要な免許があることがわかりましたが、総じてトラックドライバーに向いている人はどんな人か紹介しましょう。
運転することが好きな人
トラックドライバーの1日の仕事の大半はトラックを運転しています。長距離ドライバーの場合は1日中運転することもあります。そのため、トラックドライバーは運転が好きな人に向いていると言えるでしょう。
体力のある人
トラックドライバーはトラックを運転するだけでなく、荷物の積み下ろし作業もあるので重たいものを運んだりすることもあります。今は機械を使って運んだりできるようになりましたが、それでもやはり体力は必要です。渋滞などにハマるとその分拘束時間も増えるので、長時間運転し続けられる体力、集中力がある人が向いています。
一人の時間が好きな人
トラックドライバーは基本的に1人で仕事をすることがほとんどです。そのためある意味気楽な部分がありますが、孤独を感じる人はしんどいところがあります。1人でも気にせず車内で音楽やラジオを楽しんで運転できる人が向いているでしょう。
給料をがっつり稼ぎたい
特に長距離トラックドライバーの給料の相場は一般的な会社員より高い傾向があります。最高で1000万円以上稼いでいる人もいます。一般的にまだ給料が低い若い世代であっても年収が400万円を超えることも可能であるため、仕事内容はきつい部分がありますがその分給料で返ってくるので、しっかり給料を稼ぎたい人はトラックドライバーに向いているといえます。
関連記事:トラックドライバーに向いている人の特徴は?向き不向きを紹介
トラックドライバーに向いている性格
どんな職業にも向いている性格というものがあります。それではトラックドライバーに向いている性格はどんなものか紹介していきましょう。
責任感がある
トラックドライバーは1人で仕事を行う分、サボろうと思えばサボれてしまうところがあります。しかし荷物をきちんとお客様のところへ安全に届ける、時間をしっかり守って届けるなど責任を持って仕事をしないといけません。適当にやると会社の看板に傷がついてしまうので、強い責任感のある人が向いているといえます。
人とコミュニケーションを取るのが好き
トラックドライバーは1人で仕事をする時間の多い職業ですが、お客様のもとへ荷物を届けに行った際は軽く挨拶するだけでなく何気ない会話があると今後の仕事もスムーズになります。Amazonなどの軽荷物配送を行う人もお客様のところへ行った際に爽やかに挨拶できるような接客スキルを持っている方がトラックドライバーに向いているといえます。
きれい好きである
トラックを持ち回りで使う場合、汚く使うと次の人からクレームが出たりイメージが良くなく思われたりします。きれいに車内を使う人は同僚だけでなく、お客様からの心証も良くなるのできれい好きな人は向いているといえます。
また、積荷をする際は整理整頓することできれいに配置ができたりお客様のところで積み下ろしをする際もきれいに配置する方が印象がいいです。
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トラックドライバーに向いていない人
逆にトラックドライバーに向いていない人とはどんな人でしょうか。紹介していきましょう。
不規則な勤務体制がきついと感じる人
Amazonなどの小型の荷物配送であれば勤務時間が決まっているのですが、中型大型トラックドライバーの勤務時間はバラバラなことが多いです。朝3時に出勤や退勤時間が夜中だったり、夜勤勤務があったりと生活リズムが崩れてしまいがちになります。そのため不規則な時間での仕事がキツく感じる人はトラックドライバーに向いていないかもしれません。
時間を守れない人
トラックドライバーは1人で仕事をするので休憩時間を長くとったり、のんびり運転したりしようと思えばできます。しかし、そうすることで荷物の配達が遅れたりするとお客様からの信用を失い、会社への信頼がなくなってしまいます。もちろん会社から自分に対しての信用も無くなるので、時間にルーズな人は向いていないと言えるでしょう。
常識的なことができない人
出勤時間に遅れる、挨拶ができない、返事が適当など社会人として当たり前のことができない人はトラックドライバーにも向いていないです。お客様に対しても敬語が使えなかったり、お礼などができないと今後の配達を断られたりする可能性もあるので常識的なことはできるようにしましょう。
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トラックドライバーに向いてない性格
性格面でもトラックドライバーに向いていないものがあります。どんな性格か紹介していきましょう。
短気な性格ですぐ怒る
気が短く、ちょっとしたことですぐ怒る人はトラックドライバーに向いていないでしょう。周りにそんな人がいると職場環境も悪くなりますし、変に気を使わないといけなくなります。また、トラックの運転中も渋滞が発生したり、前の車がノロノロ運転していたりとストレスが発生することは日常茶飯事のため、それでキレてしまうと事故に繋がったりもするので、短気な性格は向いていないでしょう。
気が弱い性格で意見をはっきりいえない
トラックドライバーは総じて気が強く、荒っぽい性格の人が多いので気が弱い性格の人はあまり向いていないです。気が弱いと何か言いたいことも言えなかったりするので、嫌な仕事を振られたりすることもあります。職場環境によっては便利係のような扱いを受けてしまうこともあるので、しっかり嫌なことは嫌だという、自分の意見を通せないと厳しいかもしれません。
単純作業が嫌いで飽きっぽい性格
トラックドライバーの仕事は基本的に毎日同じようなことの繰り返しです。積荷をして、トラックを運転してお客様のところへ荷物を届けると行った作業の繰り返しなので、仕事が単調になるのでそれが苦痛だと感じる人はトラックドライバーとしては向いていないでしょう。
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まとめ
転職を考える際は自分にはどんな仕事にも向いているか考えますよね。トラックドライバーの仕事は今回紹介した通りですが、あなたにはどうでしたでしょうか。せっかくトラックドライバーになるからには天職だと思ってもらいたいので、今回の記事を参考にして転職を考えてくださいね。
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