不動産業界

【不動産仲介業界】未経験・新卒・中途に共通する志望動機の書き方と例文を紹介

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【不動産仲介業界】未経験・新卒・中途での応募時に共通する志望動機の書き方と例文を紹介

「不動産の営業職に転職するとき志望動機はどのように書いたら良いのかな...」と悩んでいる人も多いでしょう。志望動機は採用担当者の目を引くために大切なものなので、うまく書きたいですよね。

本記事では「未経験・新卒・中途」に共通する志望動機の書き方と例文を紹介します。不動産の営業職へ「就職・転職」を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

・不動産営業職の志望動機は入社意欲を明確にする
・今までのスキルや資格をアピールする
・応募先に貢献できる内容を伝える

不動産営業「未経験・新卒・中途」に共通する志望動機の書き方5選

不動産営業「未経験・新卒・中途」に共通する志望動機の書き方5選

不動産営業「未経験・新卒・中途」に共通する、志望動機の書き方を5つ解説します。

1.入社後に貢献できることを伝える
2.志望する理由を明確に伝える
3.不動産業界に興味を持った理由を記載する
4.意欲を伝える
5.今までのスキルや資格をアピールする

1.入社後に貢献できる内容を伝える

入社後に貢献できる内容を伝えるには、応募者の熱意と具体的な行動計画をアピールする有効な方法です。

採用担当者は会社にとって、どのような利益をもたらしてくれる人材なのか知りたいと考えています。入社後に貢献できる具体的な内容を伝えると、応募者が仕事に対して真剣に取り組む意欲を示せます。

たとえば、以下のような貢献できる内容を伝えてみましょう。

未経験者の場合 中途採用者の場合 新卒者の場合
・固定観念にとらわれない、柔軟に営業できる点を伝える ・即戦力として活躍できる点を伝える ・新卒ならではの学習意欲とやる気を伝える

「未経験・中途・新卒」の状況によって志望動機の伝え方は変わります。上記のように自分の強みや経験を活かして、どのような貢献が会社にできるのか具体的に考えてみてください。

2.志望する理由を明確に伝える

不動産営業職への志望動機を明確に伝えるためには、なぜ不動産の営業職を志望するのか自分なりに考え、明確に伝える必要があります。具体的には、以下のような志望動機を伝えましょう。

・不動産営業に興味を持ったきっかけを説明する
・不動産営業で実現したい夢を説明する
・不動産営業で自分の強みを活かせる理由を説明する

採用担当者は「なぜ自社を選んだのか」「なぜ不動産営業の仕事に就きたいのか」を知りたいと考えています。そのため、志望する理由は明確に伝えてみましょう。

3.不動産業界に興味を持った理由を記載する

応募書類や面接では、不動産業界へ興味を持った具体的な理由を伝えてみてください。興味を持った理由を記載する際には、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

・不動産業界で実現したい夢や目標を伝える
・不動産業界で自分の強みを活かせる理由を伝える

たとえば「学生時代に建築学を専攻しており不動産業界に興味を持った」「空き家問題や高齢者向けの住宅開発など、社会問題を解決したいと思い不動産問題に興味を持った」など、具体的に伝えられると採用担当者も関心がでるでしょう。

このように自分自身が不動産業界に興味を持った理由を明確に伝えると、採用担当者も「やる気があって良さそうだな」と思ってもらえます。

そのため、単に「不動産業界に興味があります」と述べるのではなく、不動産業界の魅力を理解した上で興味を持った理由を記載してみてください。

4.意欲を伝える

不動産営業をする上で働く意欲を示すのは、応募者の真剣さを採用担当者に伝える重要なポイントです。

採用担当者も人間なので「書類選考・面接」で応募者の熱量を感じたら「この応募者はすごくやる気があって自社に貢献してくれそうだな」と採用に向けて意欲的になります。

そのため、意欲を伝える際には具体的な目標を加えた上で、積極的にアピールしてみましょう。

5.今までのスキルや資格をアピールする

応募者は自身が持つスキルや資格を積極的にアピールし、応募先の会社への貢献度を示すべきです。未経験者や新卒者でも、異業種で磨いたコミュニケーション能力や学校で学んだ専門知識が活かせる場面は多々あります。

また、経験者の人であれば、他社で積み上げたスキルが活かせるでしょう。これまでに身につけたスキルや資格をアピールすると、採用担当者に自分の能力を理解してもらいやすくなります。

また、不動産営業職で活躍できる人材であることをアピールできると内定獲得の可能性を高められます。

【未経験者向け】不動産営業の志望動機の例文2パターン

【未経験者向け】不動産営業の志望動機の例文2パターン

不動産営業の志望動機の例文を、未経験者向けに以下で紹介します。

・フリーターから不動産営業職に転職する志望動機の例文
・接客業から不動産営業に転職を目指す志望動機の例文

フリーターから不動産営業職に転職する志望動機の例文

私はフリーター期間中に培ったコミュニケーション能力と課題解決能力を活かし、貴社のお客様に最適な住まいを提供するお手伝いをしたいと考えております。

フリーター期間中は飲食店でアルバイトリーダーとして、さまざまな年齢層のお客様と接し、満足度の高いサービスに努めてきました。

また、イベント企画運営のアルバイトでは、目標達成のために積極的に行動し、イベントを成功に導いた経験があります。

これらの経験で培ったコミュニケーション能力と課題解決能力は、お客様に対して理想の住まい探しをサポートする不動産営業職においても必ず活かせると確信しております。

入社した際には貴社の「顧客第一主義」という理念をまっとうし、貴社の売上に貢献させていただく所存です。

接客業から不動産営業に転職を目指す志望動機の例文

私は接客業で働いていた際、お客様のニーズを把握し、最適な商品やサービスを提案してきました。

この経験から人と深く関わる仕事の素晴らしさを知り、更に大きな影響を与えられる職業を求めて不動産営業の道を選びました。

不動産という人生の大きな決断に関わる分野で、私の寄り添う心と細やかな気配りで、お客様の夢をお手伝いしたいと強く思っています。

不動産の専門知識はこれから学ぶところですが、新しい知識を吸収することに胸が高鳴っています。貴社に入社した場合は、多くの人に喜んでいただけるような人材になりたいと考えております。

【新卒者向け】不動産営業の志望動機の例文2パターン

【新卒者向け】不動産営業の志望動機の例文2パターン

不動産営業の志望動機の例文を、新卒者向けに以下で紹介します。

・新卒で賃貸管理業の会社へ就職を目指す志望動機の例文
・投資用不動産の会社に新卒で目指す志望動機の例文

新卒で賃貸管理業の会社へ就職を目指す志望動機の例文

私は賃貸管理業を通して、人々の安心・安全な暮らしを支え、地域社会に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。

幼い頃から人と接するのが好きで、困っている人を助けたいという気持ちを持っていました。

大学では社会福祉を専攻し、人の生活を支える仕事について学び、住まいは人々の生活基盤であり、心身の健康にも大きく影響を与えるのだと知りました。

賃貸管理業は、入居者様の快適な住環境を維持し、オーナー様の資産価値を守る重要な役割を担っています。そのため、人々の安心・安全な暮らしを支え地域社会に貢献したいという強い思いを抱きました。

大学時代で培ったコミュニケーション能力と課題解決能力を活かし、入居者様とオーナー様、双方のニーズに寄り添い、信頼関係を築いていきたいと考えております。

また、常に新しい知識を学び、スキルを磨いて貴社に貢献できる人材になる所存です。

投資用不動産の会社に新卒で目指す志望動機の例文

私は投資用不動産の売買を通じて、お客様の資産形成をサポートし、豊かな社会づくりに貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。

大学では経済学を専攻し、お金の働きや投資について学ぶ中で、不動産投資が長期的な資産形成に有効な手段であることを知りました。

特に投資用不動産は、インフレ対策や節税対策にも役立ち、お客様の将来設計を大きく左右する重要な資産であると考えております。

私は人と接するのが好きで、お客様のニーズを丁寧に聞き取り、最適な提案を行う自信があります。また、数字に強く市場分析や収益計算などにも、積極的に取り組めます。

これらの強みを活かし、お客様一人ひとりに寄り添い、最適な投資用不動産を提案することで、資産形成をサポートしたいと考えております。また、常に新しい知識を学び、貴社に貢献できる人材になる所存です。

【経験者向け】不動産営業の志望動機の例文2パターン

【経験者向け】不動産営業の志望動機の例文2パターン

不動産営業の志望動機の例文を、経験者向けに以下で紹介します。

・賃貸仲介の会社へ転職を目指す志望動機の例文
・ディベロッパー会社への転職を目指す志望動機の例文

賃貸仲介の会社へ転職を目指す志望動機の例文

私が賃貸仲介の会社の仕事を始めた理由は、より多くの人に不動産の魅力を伝えたいと思ったからです。

前職では、不動産の売買仲介を担当しており、お客様に不動産の購入をサポートしていました。その中で、不動産は人生の大きな買い物であり、お客様にとって非常に重要な選択であることを実感しました。

また、不動産は資産形成や老後の資産確保に非常に有効な手段であるにも関わらず、多くの人が不動産の購入をためらう現状を知りました。

私は、不動産営業の経験を活かして、より多くの人に不動産の魅力を伝え、不動産を購入するきっかけを提供したいと思っています。

これまで培ってきた営業能力と課題解決能力を活かし、お客様に最適な住まいを提案するとともに貴社の売上に貢献できる人材になりたいと考えております。

ディベロッパー会社への転職を目指す志望動機の例文

私は親の仕事の都合で約6年ほどベトナムに住んでいたのですが、ベトナムは日本のように住宅の電力供給設備が整っておらず、停電も珍しくありませんでした。

そのため、各国の都市整備に積極的に取り組む貴社の一員として、アジア各国の人々の生活を支えたいと強く考えるようになりました。

また、インフラ企業との連携により、清潔で豊かな生活のサポートも同時に行っていることにも感銘を受けました。

企画・開発の経験はありませんが、大学時代には建築物の電気使用量削減によるCO2排出量の調査や研究を行っていた経験があります。

ベトナム語は問題なく話せて、中国語に関してもある程度のコミュニケーションを取れるほどの語学力もあります。入社後は企画・開発の知識を身に付け、アジア各国で活躍できるような人材に成長したいと考えています。

不動産営業「未経験・新卒・中途」の志望動機作成時に共通する2つの注意点

不動産営業「未経験・新卒・中途」の志望動機作成時に共通する2つの注意点

不動産営業「未経験・新卒・中途」の志望動機作成時に共通する2つの注意点は、以下のとおりです。

・待遇面だけを記載する
・入社してから勉強するだけを記載する

詳しく解説します。

待遇面だけを記載する

不動産営業職への応募時、待遇面だけを志望動機にするのは避けましょう。不動産営業は知識だけでなく顧客との信頼関係を構築したり、市場分析したり多方面のスキルが求められます。

そのため、待遇面のみに焦点を当てると、不動産営業への関心や熱意が不足していると捉えられかねません。

不動産営業職に転職する際は、待遇面だけでなく興味を持った理由や活躍したいという意欲をアピールするのが大切です。

入社してから勉強するだけを記載する

入社してから勉強することだけを志望動機に記載すると、応募者の熱意や具体的な貢献意欲が伝わりにくいため避けたほうが無難です。採用担当者はあくまで「自社の売上にどのように貢献してくれるのか」を基準に採用活動しています。

そのため、勉強するだけを伝えるのではなく、入社してからどのようにして会社の売上に貢献できるかを伝えてみてください。とはいえ、未経験の若い人や新卒の場合は、入社してから勉強に励む内容も一緒に伝えるとより説得力が増すでしょう。

不動産営業の志望動機に関するよくある質問

不動産営業の志望動機に関するよくある質問

不動産営業の志望動機に関するよくある質問を5つ紹介します。

・なぜ不動産業界なのか面接でどのように答えればいいですか?
・不動産営業・業界の志望動機は知恵袋ではどのように書かれていますか?
・志望動機を聞かれたら何と答えればいいですか?
・志望動機はどのくらい考えたらいいですか?

それぞれ見ていきましょう。

なぜ不動産業界なのか面接でどのように答えれば良いですか?

不動産業界は土地や建物に関わり、人々の暮らしを豊かにする仕事です。そのため、不動産を通じて「人々の生活を良くしたい」「地域の発展に貢献したい」など、人の生活や街の発展という観点でアピールしてみるといいでしょう。

不動産営業・業界の志望動機は知恵袋ではどのように書かれていますか?

不動産営業・業界の志望動機に関する内容は知恵袋で、以下のように書かれている事例があります。

不動産を志望した理由は3つあります。一つ目が今までの経験を活かせると考えたからです。不動産と比べれば価格はとても安価ですが、有形商材を扱って仕事をしてきました。

実際に使用して商品のメリットデメリットを把握していました。商品知識を理解していたからこそ、お客様には自信を持って商品をお勧めしていました。

接客ではお客様一人ひとりに合わせた接客を行っていました。声のトーン、目線、手の動きからお客様の考えていることを汲み取った接客をしておりました。

今までの接客力が必ず活かせる業界だと考えております。二つ目はやりがいが大きいからです。

不動産では結果を出せば会社に与える影響はとても大きいです。今までは利益率が低かった為、どれだけ高額な商品を売っても会社に与える影響は微々たるものでした。

与える影響が大きければその分、責任は今までの比ではないくらいに大きるなることは理解しております。

しかし、逆を言えば得られるやりがいも今までの比ではないくらいに大きいと考えています。三つ目は専門的知識を得られるからです。

特に売買などは宅建などの知識が必要になります。今この業界を経験してキャリアを積むことができれば、長く携われる業界だと考えています。以上の理由から不動産業界を志望いたしました。

引用Yahoo!知恵袋

上記が実際、知恵袋で記載されていた例文です。とはいえ、ベストアンサーでは「ハッキリ言って甘い」というコメントもありました。

そのため、不動産営業の仕事に「就職・転職」する場合、しっかりと業界調査はおこなっておきましょう。

志望動機を聞かれたら何と答えればいいですか?

「志望動機を教えてください」と聞かれたときには「〇〇だから御社を志望いたしました」と話のゴールを示しましょう。「もし入社した場合、〇〇に取り組んでみたい」といった入社後の展望も付け加えてみてください。

志望動機はどのくらい考えたらいいですか?

面接の際、志望動機は1〜3分で話すと良いといわれています。ポイントを絞ってまとめると良いでしょう。短すぎるとやる気がない印象を与え、長すぎると要点がわかりにくいと採用担当者が感じてしまいます。

一方、書類選考の際の志望動機は用紙1枚に簡潔にまとめるようにします。あまり長くダラダラ書いていると、わかりにくくなりうまく志望動機が伝わりません。

とはいえ、短すぎるのもやる気がないと見られるため、注意が必要です。そのため、面接の際は1〜3分程度で話して、書類応募の際は原稿1枚にまとめて採用担当者に伝えてみてください。

不動動産営業に関する志望動機の書き方まとめ

不動動産営業に関する志望動機の書き方まとめ

不動産営業職の志望動機は入社意欲を明確に伝えたり、入社後に貢献できる内容を伝えたりする点は「未経験・新卒・中途」問わず共通します。

しかし、採用担当者が求める人材はそれぞれ異なるので、応募する前に求人内容はしっかりと確認しておきましょう。

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「応募する会社が本当に自分に合っているか知りたい」「転職先の条件交渉を代わりに伝えて欲しい」などの相談も受けつけています。

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