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自動車学校で大型免許を取得しよう!取得にかかる費用や条件とは?

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大型トラックを運転するには、大型免許がなければ運転できないことはほとんどの方がご存じでしょう。

しかし、大型免許の取得方法には自動車学校に通う方法のほか一発免許の方法を選択できることを知っている人は少ないのではないでしょうか。まして大型免許を取得するまでにかかる費用など見当もつかないことでしょう。

そこで、本記事では大型免許の取得方法やその種類、そして取得までにどの位の費用がかかるのか詳しく解説していきます。

大型免許とは

 

大型免許とは大型自動車免許証の略で、地上を走る自動車の中で最も大きな自動車を運転することができる免許証になります。

大型免許を取得すれば、準中型免許や中型免許の取得をする必要はありません。

大型トラックには、通称10トントラックと呼ばれる乗り物がありますが、当然大型免許を取得すれば運転することができますし、大型バスも運賃の収受が発生しない運行であれば、運転することが可能となります。もちろん、大型Ⅱ種免許を取得すれば、バス会社に就職してバスの運転手になることも可能となります。

大型免許・中型免許・普通免許の条件一覧表

自動車免許証には、普通自動車運転免許証、準中型自動車免許証、中型自動車免許証、そして大型自動車免許証の4種類がトラックやバスを運転するのに必要な主な自動車運転免許証になります。

この4種類の免許の条件は以下のようになります。

 

1.普通自動車運転免許証

普通自動車運転免許証を取得するには、満18歳以上であることが条件となります。自動車学校に入校する場合は、誕生日の2か月前から可能ですが、仮免許を取得できるのは、18歳になってからとなります。また、普通自動車免許にはAT限定免許があり、この免許を取得するとマニュアル車の運転は出来ません。

このほか、普通自動車運転免許証を取得すると原動機付自転車が運転できるようになります。

2.準中型自動車運転免許証

準中型自動車運転免許証は、2017年3月から導入された新しい運転免許区分で、18歳以上であれば普通自動車免許証を所持していなくても最初から準中型自動車運転免許証を取得することが可能です。

取得すると、原動機付自転車、普通自動車、そして車両総重量7.5トン未満、最大積載量4.5トン未満で、定員10名以下の自動車の運転ができます。一般的に、2トン車や3トン車といったトラックを運転することがでます。

3.中型自動車運転免許証

中型自動車運転免許証は、普通自動車運転免許や準中型自動車運転免許証、大型特殊自動車運転免許証などを取得してから2年以上経過している満20歳以上の方が取得することが可能となります。ただし、免許停止期間や免許取り消し期間は除かれます。

中型自動車運転免許証を取得すると、車両総重量11トン未満、最大積載量6.5トン未満の通称4トントラックや29人以下のマイクロバスの運転が可能となります。

一つ注意する点は、2007年6月2日に道路交通法が改正され免許区分が変わりました。この日付より前に普通自動車免許証を取得していると、中型車8トンに限ると記載されています。この場合は中型トラックは運転できても車両総重量8トン以上は運転することができないので、大型免許を取得するか中型免許を取得し、限定解除をしなければなりません。

4.大型自動車運転免許証

大型免許を取得する条件は、普通自動車運転免許、準中型自動車運転免許、大型特殊自動車運転免許を取得していることが条件で、これらの運転免許証のいずれかを取得後、3年以上経過していることが条件となります。

大型免許があれば、ほぼすべてのトラックと乗用車を運転することができます。

大型免許で運転できる車の種類

大型免許を取得すると、通称10トン車と呼ばれるトラックも運転できます。大型免許で運転できる自動車の種類は、車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、定員30名以上の自動車を運転できます。

大型貨物トラック、大型ダンプカー、大型タンクローリー、大型バスといった名前の前に大型と付く自動車を運転することができます。

一般的に、大型トラックや大型バスの最大サイズは、全長12m、全幅2.5m、全高3.8m以内と決められており、ほぼこの最大寸法に近い大きさのトラックやバスの運転が可能となります。

大型免許取得にかかる費用と期間

 

すでに普通自動車運転免許を取得して3年以上が経過していれば大型免許を取得することはできます。

大型免許を取得する方法には、自動車教習所に通い学科を勉強しつつ、実技の練習を行いながら取得する方法と、運転免許センター(運転免許試験場)で直接試験を受ける2つの方法があります。

一発試験の場合

大型免許の取得条件は、2007年6月以降から試験車両が今までの7m程度から12mへと大型化され構内試験のみから路上試験も追加されているので、難易度が高くなったといえます。

試験に合格できる期間は、仮免許試験に合格した後、路上講習を最短5日間行う必要があります。そして路上講習が終了すれば路上試験を受けることができます。この路上試験に合格すると、取得時講習を受けて晴れて大型免許を手にすることができます。

この方法で最短で2週間以内に取得することは可能ですが、仮免許試験、路上試験は1回での合格はほぼ不可能に等しいといえますから、人によってはかなりの日数を必要とすることもあるでしょう。また、仮免許での路上教習は、3年以上大型自動車の運転経験がある人に同乗してもらう必要があります。

そして、大型免許一発試験にチャレンジした場合の費用ですが、仮免許試験に5,500円、路上試験に8,650円かかります。そして、不合格になった場合は、再試験の度にこの試験費用がかかることに注意してください。

試験に合格した後、取得時講習にも22,000円の費用が掛かります。

1回で大型免許が取得できたとすると、トータルで36,150円と免許交付手数料1,650円がかかります。

自動車学校で取得する場合

大型免許を取得する場合、自動車学校で取得する方がほとんどとなるでしょう。

自動車学校で大型免許を取得するには、自動車学校のカリキュラムに沿って教習を終了していきますが、所持している運転免許証によって教習時間が変わってきます。

まず、AT限定普通免許証を所持している場合は、技能教習34時間と学科教習1時間、普通自動車免許の場合は、技能教習30時間と学科教習1時間となります。

次に、中型8t限定AT免許は技能教習24時間、中型8t限定免許は技能教習20時間、中型自動車免許は技能教習14時間となり、これらの免許所持者は学科教習は免除となります。

いずれの場合も技能教習を1回でパスできた場合の時間なので、人によってはもっと多くの時間、自動車学校に通うことになります。そして、免許取得までにかかる時間は、最短で9日から15日が平均的な取得期間となります。

自動車学校で大型免許を取得する場合にかかる費用は、持っている免許により下記のように変わってきます。

  1. 普通自動車免許所持者    35万円前後
  2. 準中型自動車免許所持者   30万円前後
  3. 中型免許所持者       25万円前後

この他、AT限定免許の場合は自動車学校の教習時間が長くなるので、教習料金も高くなります。また、仮免許申請手数料や仮免許交付手数料が別途かかる自動車学校もありますから、事前に確認が必要となるでしょう。

大型免許取得の教習内容は?

 

大型免許取得内容は、どの自動車学校でも同じとなります。ただし、通常の自動車学校での教習と合宿教習とでは、教習する1日の時間がことなります。

自動車学校で教習を始めるには、身体検査をした後、教習を受けることになります。

そこで、大型免許を自動車学校で取得するとどのような流れとなるのか見ていきます。

①視力検査

大型免許を自動車学校で教習する人は、普通自動車免許の取得時と同じように、視力検査が行われます。

普通自動車免許から中型自動車免許までは、両眼0.7以上片眼0.3以上の視力があれば問題ありませんでしたが、大型免許の場合は、自動車学校に入校する際の視力検査で、両眼0.8以上、片眼0.5以上の視力が必要となります。

もちろん眼鏡等使用して視力の要件をクリアしていれば問題ありません。

②深視力検査

大型免許を取得する際に、もう一つの視力検査として空間を把握する深視力検査が行われます。

この深視力検査とは、3本棒が検査機器の中にあり、3本のうち真ん中の棒が前後に動いています。この真ん中の棒が両脇にある2本の棒と一直線に並んだタイミングでボタンを押し、どの程度ずれているか検査します。このずれが、2センチ以下でなければ検査に合格できませんから、視力が良くても深視力が不合格では自動車学校に入校したくてもできません。

③教習第1段階

自動車学校での教習第1段階は、構内での教習のみで仮免許取得するまでの教習となります。

主な自動車学校の教習内容は、クランク、S字、坂道発進、隘路(あいろ)への侵入、路端停止及び発進、踏切の練習となります。

この中で、大型免許独特の教習は、隘路への侵入と路端停止及び発進でしょう。

隘路への侵入とは、広い道路から狭い道路に入ることですが、右折と左折の2つの方法を練習します

そして路端停止及び発進は、道路左端に寄せて停車させた後、再度発進させますが、左端にはポールが建ててあり発進の際にはリアのオーバーハングに気を付けら発進させるテクニックです。また、車幅の広い大型トラックを左端に寄せるテクニックも身に着けます。

④教習第2段階

自動車学校で大型免許の仮免許を取得すると、教習第2段階に進むことになります。

第2段階の教習内容は、主に路上教習となりますが、構内教習も行われます。

構内教習は、方向転換、縦列駐車、後方間隔の3つが大きな課題となり、どれも大型トラックの後退での車両間隔をつかむ重要な教習になります。

大型免許取得費用を抑える「教育訓練給付金制度」がおすすめ!

 

大型免許を取得するには、高額な資金が必要となりますが、国による教育訓練給付制度があるのをご存じでしょうか。

昨今、トラックドライバーの人材不足から、厚生労働大臣が指定する教習講座を修了すると、自動車学校で支払った金額の一部を負担してもらえる仕組みです。

そこで、教育訓練給付金制度とはどういったものなのか、詳しく見ていきます。

最大給付額

教育訓練給付金制度は、厚生労働省が管轄でハローワークが窓口となっています。

大型免許の取得は、一般教育訓練給付金支度制度に当てはまり、自動車学校でかかった費用の20%(最大10万円)を支給されます。ただし、20%に相当する金額が、4千円に満たない場合は支給されませんが、大型免許を自動車学校で取得する場合は最低金額は問題ないでしょう。

給付条件

大型免許を自動車学校で取得する際に利用できる一般教育訓練給付金制度には、条件があります。

条件は、雇用保険の被保険者(在職者)の場合は、同事業者に就いてから通算で3年以上の方、または初めて給付金制度を利用する方は1年以上あるかたになります。

また、雇用保険に過去に被保険者であった方(離職者)の場合は、離職してから自動車学校で受講するまでの期間が1年以内であることと、離職までに被保険者となっていた期間が、同一事業者に就いていた期間が3年以上ある方もしくは、初めて給付金制度を利用する場合は1年以上ある方が対象となります。

また、仕事をする自動車の免許を取得することが条件ともなっていますから、普通自動車免許や自動二輪免許には適用されません。

大型免許取得は通学と合宿どちらがお得?

 

大型免許取得には、通学して取得する方法と、合宿で短期間で取得する方法の2種類があります。

以前、大型免許を取得するには多くの自動車学校に入校することが可能でしたが、道路交通法が改正となり大型免許の取得要件が厳しくなったことから、自動車学校の教習コースの改修が必要となりました。しかし、多くの自動車学校では改修工事を断念し、現在自動車学校で大型免許を取得できる学校数は減っています。

そのため、自動車学校に通学で免許を取得するとなると、予約が取りにくく免許取得までに長い時間がかかるのが現状です。そこで、合宿免許であれば、短期間で集中して大型免許取得できますから、即仕事に就くことができるメリットがあります。

確かに合宿免許はスケジュールが決められるので自由度が全くないといえますが、短期間で取得できることと、費用も通学より安く抑えられるので合宿で大型免許を取得するのが良いでしょう。

まとめ 

 

大型免許の取得について解説してきました。

大型免許は、地上を走る中で一番大きなクルマを運転できる素晴らしい免許証です。この免許さえあれば、ほとんどの大型トラックを運転することができますから、手に職が付いたのと同じです。

大型免許取得には、自動車学校へ高額な授業料の支払いがありますが、国の制度である給付金を利用すれば自己負担も軽減できますから、費用で躊躇していた方も大型免許にトライしやすい環境となっています。

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