軽トラが欲しいけど違いがわからない。何を基準にして選んだらいいかわからない。そんな悩みを持っていませんか?軽トラは見た目が似ていますが、それぞれ細かいこだわりが詰まっている車です。
この記事では、
・軽トラの選び方や見るポイント
・マニュアルかオートマかどちらが良いのか
・主要メーカーの軽トラの特徴
を紹介しています。
ぜひ一読して、軽トラを購入する時の参考にしてください。
軽トラが欲しい人におすすめの軽トラ
各メーカーから軽トラが登場していますが、今回はその中から3社の軽トラを紹介します。
ダイハツ・ハイゼットトラック
ダイハツのはハイゼットトラックは、過去に10年連続登録販売台数1位を記録した、軽トラの中では王者的な存在です。
大きな特徴としては、軽トラとして初めて9種類ものボディカラーを準備したことです。軽トラは白が定番ですが、そこにオレンジや水色などカラフルな色を加えたために若い人や女性からも人気を集めました。
キャビンを拡充した「ジャンボ」や屋根を高くした「ハイルーフ」もグレードに追加し、幅広い層から顧客を獲得しています。
スズキ・キャリイ、スーパーキャリイ
スズキのキャリイは、登場して60年という長い歴史のある軽トラです。荷台の使い勝手の良さで、仕事をする人から人気を集めています。キャリイの1番の強みは燃費の良さです。1ℓあたり19.8kmと他の軽トラを大きく離しています。
キャリイには、キャビンを拡充した「スーパーキャリイ」と呼ばれる車種も登場しており、乗り心地の良い軽トラを求める人から支持を集めています。
日産・NT100クリッパー
日産のNT100クリッパーは、スズキキャリイのOEM車として販売されています。2013年にフルモデルされた現在2代目のNT100クリッパーは、キャリイと同じように作業のしやすさが特徴です。
上位グレードには日産が誇る衝突回避システムのインテリジェントエマージェンシーブレーキを搭載しており、安全性を追求したい人にはおすすめの車種です。
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軽トラが欲しいなら押さえたい選び方
軽トラとは、軽自動車に分類されるトラックのことです。キャビンの後ろに荷台スペースをとっており、そこに荷物を積んだりできるため、働く車として活躍しています。
主に農家さんや土木関係者、林業など物を運ぶことの多い人に活用されています。軽自動車であるため、維持費が安いのも人気の理由です。
実際に軽トラを購入する際の選び方としては、何を基準にすればいいのでしょうか。軽トラを選ぶ際の見るポイントについて、こちらで詳しく紹介していきましょう。軽トラが欲しい方は参考にしてください。
荷台スペース
荷物を運ぶのことがメインとしているので、荷台スペースがどれだけあるかは大切です。軽トラを販売している主要メーカーも荷台スペースは大きくとっていることが特徴なので、さほど大きな差はありません。
軽トラ主要メーカーのダイハツハイゼットトラックやスズキのキャリイの荷台のスペースは、荷台長1,940mm、荷台幅1,410mmとなっています。
しかし、荷台スペースを大きくとった分、キャビンが狭いのが軽トラの特徴です。車内空間が狭く、居心地があまり良くないので、ダイハツやスズキなどからはキャビンを広くしたグレードが登場しています。しかし、キャビンを広くとった分、荷台スペースが狭くなっています。
駆動方式
軽トラだけでなく、荷物を積んで運ぶ車は主に後輪駆動となっています。前輪駆動にすると荷物を積んだことにより、荷台が重たくなった際に、タイヤが路面に力をかけづらくなるデメリットがあります。
エンジンは、メーカーによって位置が異なり、ダイハツのハイゼットトラックやスズキのキャリイはキャビンの下あたりにあるのでFR(フロントエンジン・リアドライブ)、ホンダのアクティトラックは前後の車軸の間に置いたMR(ミッドシップ・リアドライブ)です。
駆動方式で言うと、2WDか4WDのどちらが欲しいかも重要となります。
一般道ばかりを走る方は2WDで充分ですが、田んぼ道といった悪走路を走る場合は4WDだと安心です。
軽トラの4WDには2種類あって、手動で2WDと4WDを切り替える「パートタイム4WD」と常時4WDの「フルタイム4WD」があるので、選ぶ際の参考にしてください。
キャビン
運転席のあるキャビンの広さも選ぶ際の重要なところです。キャビンが狭いと長時間の運転がしんどいく、体格のいい人や背が高い人は特に居心地が悪く感じるでしょう。軽トラは、荷台を広くするためにキャビンの広さを犠牲にしているため、どのメーカーのキャビンも広くなく、あまり大きな差がないです。
しかし、シートを前後に動かせるかどうかでも運転のしやすさは変わってくるので、選ぶ際にみるポイントとして頭に入れておいてください。
ただ軽トラにおいて車内空間を拡充したタイプが登場しています。人気な車種としては、「ダイハツのハイゼットジャンボ」、「スズキのスーパーキャリイ」がそれに当たります。シートがリクライニングできたり、前後に大きくスライドできたりするので、長時間の運転も楽にできます。
固定機能など各種装備
軽トラの使用目的によっては、どういう装備を持っているかも大切なところです。
鳥居と呼ばれるフレームは長尺物の固定でヒモを使う際や、荷物が誤って窓にぶつかりガラスが割れるのを防ぐ効果があります。
また、軽トラの中にはエアコンが付いていないタイプもあります。その分かなり割安になりますが、夏は特に猛暑が続いているので必須となるでしょう。ラジオやCDプレーヤーなども標準装備のもの、オプションのものがあるのでしっかり確認しましょう。
最近の軽トラには、先進安全装備がついたものも登場しています。事故を防いだり、被害軽減する「衝突被害軽減ブレーキ」や踏み間違いによる急発進を回避する「誤発進抑制機能」、車線をはみ出した時に警報がなる「車線逸脱機能」などといった機能が搭載しています。安全に運転したいという人や、運転に不安を覚える人は、検討してはどうでしょうか。
軽トラのマニュアル車を使うメリット
軽トラは、他の自動車と異なり必ずマニュアル車が用意されています。
先に結論をいうとマニュアル車の方が人気が高い傾向があります。なぜマニュアルの方が人気があるのか、その理由を紹介していきましょう。
マニュアル車のメリット
・車体価格が安い
マニュアル車はオートマ車より安く販売されています。メーカーによって異なりますが、10万円程度価格差があり、軽トラ自体が元々100万円を切る価格であるため、マニュアル車を選ぶ人が多い傾向にあります。
・燃費がいい
マニュアル車は、オートマ車より燃費が良いです。車種によりますが、1ℓあたり2kmほど燃費が良いので、マニュアル車が選ばれやすいです。
・悪走路に強い
田んぼみちやアスファルトがない道のぬかるんでいるところにハマってしまった際、オートマ車よりマニュアル車の方が脱出しやすいといった特徴があります。
農家さんなどは、未舗装路を走ることが多いので、田舎に住んでいる人の多くはマニュアルの軽トラを選んでいます。
以上のことからマニュアル車の方がおすすめですが、運転には技術も必要なので、街中を運転するのであればオートマ車でも問題はないかと思います。
軽トラの中古が欲しいなら注意したいこと
新車でなくても良いから軽トラが欲しいという方は中古車がおすすめです。
しかし、安いのが良いからと大幅な値引きがされているものは、走行距離は10万kmを超えていたり年式がかなり古いものがほとんどです。
そこで10万kmを超えているものは、部品の交換が済んでいるのか、過去に事故を起こしていないかなど販売店に確認するようにしましょう。
一番良いのは「整備記録簿」を見せてもらうことです。それには、過去にどういう点検をしたか、部品の交換をしたか、など細かく記載されているので、目を通して気になったものは直接聞いて確認するようにしましょう。
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軽トラが欲しい人におすすめの軽トラについてのまとめ
軽トラは、見た目が全て同じように見えますが、細かいところで色々と差をつけています。
上手く使えば仕事にプライベートにと活躍するので、どれが自分に合うのか、欲しい人はしっかり見極めて選んでくださいね。
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