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軽トラで高速道路は走行できる?注意点やマナーも

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軽トラでの通勤は狭い道で便利?バス・電車との違いやメリット・デメリット

軽トラといえば一般道や農道などを走行するイメージが多いですが、遠出する場合などは高速道路を走ることもあります。

軽トラで高速道路を走行する場合、乗用車と違ったルールやマナーがあるのでしょうか。

今回は、軽トラで高速道路を走る前に知っておくべき注意点と、実際に走っている際に気をつけることについて詳しく解説してきます。

軽トラで高速は走行可能?

軽トラを運転する男性の様子

軽トラックとは名前の通り軽自動車のトラックであり、サイズはトラックの中でっ最も小さいことが特徴です。

軽バンなどとは違い、荷台スペースが外にあり屋根がないため様々な形の荷物が積載可能です。

最高積載量は350kgで軽自動車と同じであり運転手、同乗者の体重は含まれません。

高さに関しては地面から2500mmまでのものであれば積載が可能で幅に関しては軽トラの荷台からはみ出してはいけません。

長さに関しては軽トラ全長の1/10までならはみ出しても高速道路の走行が可能です。

荷台に人を乗せて走行するのは、荷物を支えなどでどうしても必要な場合に限り可能なのですが、高速道路では風などが強く危険なため絶対にやめましょう。

軽トラは軽自動車の扱いとなり、一般道路では50~60km/hで高速道路では100km/hが最高速度となります。

少し前までは軽自動車の最高速度が80km/hだったので普通自動車に比べて高速道路ではスピードが出せず不便と思われがちでしたが、今では普通自動車と同じ速度で走行が可能です。

また、現在一部の高速道路で最高速度を120km/hにした上での運用が開始されており、将来的には軽トラでも高速道路を120km/hで走れるようになるかもしれません。

高速道路料金に関しは普通自動車よりも安いことが多く、地方の高速道路などでは10~20%ほど値下げされています。

軽トラで高速を走行する場合に気をつけること

エンジンオイル

軽トラで高速道路を走行することは可能で、普通車などと同じ速度で走行することもできます。

ですが、形状などが乗用車と違ったりするので高速道路を走行する場合には、いくつかの注意点があります。

どのようなことに気をつけなければ行けないのか見ていきましょう。

走行前に車の状態をチェックする

高速道路ではいつも以上に速度が出るだけではなく、遠出する場合は運転時間も長くなります。

走行する前に軽トラの状態を点検して異常がないかを事前にチェックするようにしましょう。

また、高速道路を走らない場合でも以下のような点検を日頃から行うことで、軽トラを良好な状態で保つことが可能です。

【エンジンオイルの状態チェック】

エンジンオイルはエンジンの内部を流れており、走行距離が増えるほど劣化していきます。

劣化が進むとエンジンの調子が悪くなり、燃費が悪化したり異音の原因となるだけでなく、量が減ると冷却機能が働きにくくなりエンジンの焼付き原因にもなりえます。

走行距離3,000~5,000kmほどが交換の目安となるため、次のオイル交換予定距離を確認しておくようにしましょう。

オイル交換はガソリンスタンドやディーラーで作業ができて、費用に関しては軽トラの場合で2,000~5,000円ほどとなります。

関連記事:軽トラのオイル交換の目安や費用、方法について詳しく解説

【タイヤの点検】

高速道路ではスピードが上がるため、タイヤの点検はとても重要です。

空気圧が低い状態で高速道路を走行すると、バーストしてしまう危険性があり大事故つながる可能性があります。

溝がなくなってきているタイヤは、雨の日などにブレーキが効きにくくなったりスリップしてしまう恐れががあります。

事前にタイヤの溝は減っていないか、ひび割れや異物が刺さっていないか、空気圧の適正などをチェックしましょう。

空気圧の適正値は必ず車の情報プレート付近に貼ってあり、チェックはガソリンスタンドやディーラーなどで見てもらうことが可能です。

この他にも冷却水やワイパーのチェックをしておくことで、安心して普段から軽トラに乗ることが可能で、高速道路でも問題なく走行できる用になります。

関連記事:軽トラの空気圧チェック方法や適正値をわかりやすく解説!

車間距離は多めにとる

軽自動車や軽トラックはボディが小さいため、大型トラックなどからは特に認識されにくくなっています。

なるべく車間距離は多めにとってもしもの時に余裕をもって停止できるようにしておきましょう。

適切な車間距離は時速100km/hで100mほど必要であり、道路中心にある白線と空白の部分を合わせた状態で白線5本ほどが目安となります。

追い越し車線は避ける

高速の追い越し車線は軽トラでも使用が可能なのですが、注意すべきなのが追い越し車線でずっと走行しないということです。

比較的スピードが早い車が走行する車線であるため、後続車の邪魔になってしまったり渋滞の原因になる可能性があります。

最近では邪魔になったことにより、あおり運転などのトラブルとなったりする事例も起きていますので注意が必要です。

関連記事:軽トラはターボの方がおすすめ?メリット・デメリットを解説!

背の高い貨物を積む場合は風に注意

軽トラの荷台には地面から2,500mmまでの高さの荷物を積むことが可能なのですが、高速道路を走行する場合には風に注意が必要です。

高速で走行しているため風の影響を受けやすく、背が高くなるほどハンドルが持っていかれたり、最悪の場合は横転したりする可能性があります。

強風でる場合や背の高い荷物を積んでいる時には速度を落としたりして走行する用に注意しましょう。

梱包する道具に関しても、ロープなどに比べてシートは風の影響を受けやすいのでなるべく影響を受けにくいもので固定するようにしましょう。

関連記事:軽トラに高さ制限はある?走行ルールをわかりやすく解説!

梱包やシートの固定は強めに行う

軽トラで高速道をを走行すると風の影響を受けやすいため、荷物を梱包したりするビニールやロープ、シートが途中で外れたりしないように強めい固定するようにしましょう。

紐をアオリにくくりつける場合においても、外れてしまった場合タイヤに巻き込んだりして大変危険なため注意しましょう。

軽トラで高速を走行する場合に気をつけたい場所

軽トラック

軽トラで高速道路を走行する場合に注意すべき点や事前点検について説明しましたが、高速道路の様々な箇所でも気をつけなければならないことがあります。

場所ごとにどのような危険があるのか見ていきましょう。

合流地点

高速の乗り口やパーキングエリアから本線に合流するタイミングには注意が必要です。

本線を走行している車とのスピードに大きな差があるため、ある程度距離が離れていると感じていてもあっという間に追いつかれて接触事故が起きたりする恐れがあります。

合流する場合はもちろん、本線を走っている場合においても前方には注意する用にしましょう。

合流する時には少し早めにウインカーをだして周りが気づきやすくなるようにしましょう。

料金所

高速道路の料金所の出入り口付近では車線変更などが行われやすく、周囲の車には注意が必要です。

ETCレーンに関しても一時停止せずに通過できますが、カードの期限が切れていたりする場合は通れないため急ストップする可能性があります。

十分に車間距離を取って置くようにして接触には注意しましょう。

分岐地点

高速道路では分岐地点が少なく、間違えてしまうと目的地から大きく離れてしまう恐れがあります。

そのため分岐地点の前では比較的運転手が慌てやすいと言われており、中には急に進路変更を行う車もいます。

逆に自分自身が高速道路での運転に慣れておらず、分岐地点で迷うことがないように標識を見落とさないようにしたり、事前に経路はチェックしておくようにしましょう。

カーブ

高速道路では一般道以上にスピードがでているためカーブを曲がる際には大きい遠心力が掛かります。

風が強い日などはカーブでの横転も起きやすく、軽トラで荷物を積んでいる場合は特に注意が必要となります。

また、夜間などは前の状況が把握しにくかったりもするので、車間距離を十分にとり速度を落として走行する用にしましょう。

トンネル

高速のトンネルの出入り口では急に視界が変わり、周囲の状況を把握しにくくなります。

トンネルの中を走行中は雨風の影響を受けにくい一方で、悪天候の日にはトンネルを出た瞬間にその影響を受けやすくなるため注意が必要です。

また、大きな山を超えるトンネルなどの場合、入る前と出た後での天候に違いがあることもあるので気をつけるようにしましょう。

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高速を走行可能なおすすめの軽トラ

トラックからこちらを見つめる男性の様子

軽トラと言ってもいくつかのメーカーで販売されており、それぞれで走行性能や安全走行機能、価格が違います。

各メーカーで販売されている軽トラの特徴を見ていきましょう。

ダイハツ・ハイゼットトラック

ダイハツハイゼットトラックには軽トラック初となる衝突回避支援ブレーキ機能が搭載されています。

走行中に人などの障害物を検知するとブザー音とメーターによる表示警告が行われ、更に近づくと弱いブレーキが働きます。

更に近づいて衝突が避けられないと判断すると強いブレーキで減速を行います。

高速道路では強風の影響を受けやすく車線をはみ出しやすくなるのですが、そのようなときにも「車線逸脱警報機能」により音声とメーターにより警報がなるようになっています。

燃費に関してはMT車で15.3km/L、AT車13.2km/Lとなっており、高速道路を走行する場合はMT車で15.5km/L、AT車13.6km/Lとなります。

ボタンひとつで2WDと4WDを切り替えられるため、農道や高速道路など走行環境に応じて性能を変えることが可能です。

価格は693,000円~1,430,000円になります。

スズキ・キャリイ、スーパーキャリイ

スズキのキャリイには安全技術として以下のような機能が備わっています。

・衝突被害軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト

ATとMTの良さを併せ持った5AGSがスーパーキャリイ(X)に設定してあり、ドライブモードでは積載荷物や路面状況によって通常の1速発進と2速発進モードを使い分けることが可能です。

マニュアルモードに切り替えると積極的な加減速がある運転状況にも対応ができます。

エンジンオイルに関してはメーター内に交換のお知らせ表示があるため、交換忘れ等を防ぐことが可能です。

重い荷物を積載していても強化リヤサスペンションで車体の沈み込みなどを防止します。(メーカーオプション)

燃費に関してはキャリイで17.0km/L~19.8km/L、スーパーキャリイで18.4km/L~18,8km/Lになります。

価格は735,000円~1,413,500円です。

ホンダ・アクティトラック

ホンダ・アクティトラックではエンジンが車軸の間にあるMR(ミッドシップ・リアドライブ)方式となっており、空荷時であっても後輪にしっかりと荷重がかかり安定した走りが特徴です。

荷物積載時も専用サスペンションにより、バランスが変わっても安定した走行性能が確保でき様々な走行環境でも安心して走行することができます。

燃費は18.4km/Lで価格は836,000円~1,007,600円となります。

スバル・サンバートラック

スバル・サンバートラックにはスマートアシストⅢtが備わっており、歩行者や先行車の情報を把握した上で運転手に注意を促したり緊急ブレーキの作動が可能です。

この他にも以下の安全走行機能が備わっています。

・車線逸脱警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・AT誤発進抑制制御機能

AT車には電子制御4速ATを採用しており、低いエンジン回転数で走行するため静かで快適な運転と優れた燃費となります。

セレクティブ4WDでは路面状況に合わせて2WDと4WDに切り替えが可能です。

燃費はMT車で15.3km/L、AT車で13.2km/Lとなり高速道路ではMT車では15.5km/L、AT車では13.6km/Lとなります。

価格は、858,000円~1,441,000円になります。

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軽トラで高速は走行可能?についてのまとめ

今回は軽トラ高速道路を走行する際の注意点について解説してきました。

軽トラは軽自動車扱いとなり、一般道でも高速道路でも積載量は350kgまでとなり、積載する荷物の大きさに関しても一般道でのルールと同じとなります。

高速道路では乗用車と違うルール等は存在しないのですが、農道や一般道とは違いスピードが出ることと遠出などの場合は長時間運転するため、事前に軽トラの状態を点検しておくことが大切です。

タイヤの溝や空気圧、エンジンオイルの交換などで異常がないか確認をしましょう。

また、走行中はスピードが出ており、荷台に荷物を積んでいる場合は余計に風などの影響を受けやすくなります。

強風の日はもちろん、カーブを走行する場合などはスピードをおとして横転などに注意し、シートなどの固定もいつもより強めに止めておくようにしましょう。

しっかりとした対策を行えば、軽トラで合っても高速道路の走行は全く問題ないと言えます。

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