トラック

トラックメーカーの特徴を徹底比較!いすゞ・日野・UD・三菱ふそうメーカー別人気車種一覧

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今回の記事ではトラックメーカーごとに、特徴を比較していきます。

人気車種も詳しく扱っていきますので、トラックの購入を考えている人は参考にしてください。

また購入を考えていなくても、最後まで読めばトラックドライバーとして役に立つ知識も多いはずですよ。

それでは大まかに、製造メーカーの特徴から一緒にチェックしていきましょう!

 

トラックメーカーの特徴

トラックを製造している会社は、大きく2つの種類に分かれるのをご存じでしょうか?

  • 車両部分の製造を担当するボディメーカー
  • ハコや冷蔵庫などの上物を製造する架装メーカー

例えばエンジンと荷台に載せるクレーンは、まったく違ったものですよね。

それぞれを得意な製造メーカーが担当することで、よりクオリティの高いトラックが完成するのです。

ボディメーカー

ミキサー車から冷凍車まで、トラックにはさまざまな種類があります。

ですがよく見ると、大きく違うのは荷台の架装部分だけです。

 

トラックのボディ部分の構造は、車種ごとにそれほど大きくは違いません。

しかしながらエンジンやブレーキなど、トラックにとって欠かせない重要なパーツばかりです。

それらを扱うボディメーカーは安全運航のために日々、技術開発を行っています。

架装専門メーカー

先ほどのボディメーカーとは違い、荷台に載せる架装を中心に製造している企業です。

「そんな会社、聞いたことがない。」

恐らくそんな人がほとんどでしょう。

 

ですが日本には架装を製造する会社が、50社以上も存在します。

その中でも代表的な会社を挙げると、

  • タダノ
  • 極東開発工業

などがあります。

 

タダノは1984年に設立された、建築機械を取り扱うメーカーです。

クレーンを製造する技術には定評があります。

 

極東開発工業は1955年に設立された、架装車全般を扱うメーカーです。

極東開発工業が販売をしているパワーゲートに、お世話になっているトラックドライバーは多いでしょう。

 

高品質な架装を製造するためには、やはり専門のメーカーが必要です。

そのため多くのトラックが活躍する日本に、架装メーカーがたくさん存在するのは当然でしょう。

 

トラックメーカー各社の違いと特徴

トラックは日本の物流を支える存在です。

そしてそのトラックを製造するメーカーは、やはり大きな企業が多いです。

トラックにあまり詳しくない人でも、聞いたことがあるメーカーが多いかもしれません。

 

ここからは、日本の代表的なボディメーカーを中心に紹介していきます。

メーカー各社の違いや特徴を中心に、一緒にチェックしていきましょう。

三菱ふそう

トラックやバス、また産業用のエンジンを製造している会社です。

国内でのトラック販売シェア3位の会社で、トラックドライバーの間では「フソー」と呼ばれています。

 

CVDSと呼ばれる最高水準の品質管理システムを使っていることから、品質保証に力を注いでいることが分かります。

それに関連して独自の教育プログラムで整備士の技術向上を図っているので、アフターサービスも万全です。

 

2003年に三菱自動車工業から独立し、2005年にドイツのダイムラーグループ傘下の会社になりました。

海外メーカーの子会社だけあって、世界中で三菱ふそう製のトラックが活躍しています。

https://www.mitsubishi-fuso.com/content/fuso/jp/index.html

いすゞ

1916年創業の、国内に現存する最古の自動車メーカーです。

商業用の車両を主に製造・販売しています。

2006年まで、アメリカのゼネラルモーターズの関連メーカーでした。

 

自動車関連だけでなく、船舶など産業用ディーゼルエンジンの技術に定評があります。

これは第2次世界大戦前に、大型車両に関わるディーゼルエンジン開発をいすゞが中心となり進めていたためです。

 

しかし一昔前までは、

「いすゞのエンジンはよくつぶれる。」

このような声があったのも事実です。

2020年現在でも、「高性能だが壊れやすいエンジンを作る会社」といったイメージが一部で残っています。

https://www.isuzu.co.jp/index.html

日野

日野も、トラックやバスといった商用車を製造するメーカーです。

日本のトラック・バス業界最大手で、

「トラックと言えば日野。」

このようなイメージを持つトラックドライバーも多くいます。

 

また高い技術力を活用し、

  • ランドクルーザープラド
  • トヨエースなど

いくつかトヨタの商品を製造しています。

 

国内での大型・中型トラック販売シェアを、毎年高い水準で維持し続けている企業です。

また2007年以降は、国内よりも海外への販売台数が多くなっています。

https://www.hino.co.jp/

日産

日本の大手自動車メーカーです。

恐らくほとんどの人が、トラック販売のイメージは湧かないかもしれません。

 

それもそのはず日産が販売しているトラックは、これまで紹介したメーカーと比較しても少ないです。

日産製の商用車を、目にする機会は少ないかもしれませんね。

http://www.nissan.co.jp/

UDトラックス

大型車を専門に開発している自動車メーカーです。

以前は、先ほど紹介した日産の関連企業でした。

2007年からスウェーデンの大企業、ボルボ・グループの傘下に入りました。

 

事業の撤退や経営体制の変化など、2000年以降は何かと忙しい企業です。

ボルボ・グループの一員となったことで、復活が期待されるトラックメーカーだと言えますね。

https://www.udtrucks.com/

マツダ

日産と同じで、多くの人がトラックのイメージを持ちづらい自動車メーカーです。

ですがボンゴやタイタンといった、根強い人気を持つトラックを販売しています。

 

ただし2019年の発表で、2020年までに商用車の製造から完全に撤退することが発表されました。

あと数年でマツダのトラック部門は、完全に消滅するのかもしれませんね。

https://www.mazda.co.jp/

トヨタ

日本に住む人なら、知らない人はいない巨大自動車メーカーです。

多くの人のイメージ通り、販売しているトラックの種類はそれほど多くありません。

ですがやはり、「トヨタの車」である安心感がありますよね。

 

またトヨタは、先ほど紹介した日野の親会社です。

トヨタは乗用車業界だけでなく、トラック業界をもけん引する存在だと言えるでしょう。

https://global.toyota/en/

 

トラック車種別!人気トラック

ここまでは、日本を代表するトラックメーカーを紹介していきました。

同じように見えるトラックも、メーカーごとに特徴や得意技術があるので新車購入の際には、選択基準になるかもしれませんね。

 

ここからはそんな日本メーカーの、人気トラックを紹介していきます。

次の愛車になるかもしれないトラックを、一緒にチェックしていきましょう。

小型トラック

まずは小型トラックです。

一般的には2トン~3トンのトラックが、小型トラックと呼ばれます。

 

農作業から工事まで、幅広い作業がこなせる車両です。

宅配などで自宅にも来るので、小型トラックを見かける機会は多いですよね。

三菱ふそう「キャンター」

キャンターは三菱ふそうより、古くから販売されてきました。

そのためベテランドライバーの中には、キャンターのファンが数多く存在します。

 

2020年現在は、8代目キャンターが活躍しています。

衝突被害軽減ブレーキや車両安定性制御装置など、安全に関係する装置がひととおり装備済みです。

 

また2つのクラッチを瞬時に切り替える、「DUONIC」という装置がついています。

これにより変速時のショックが小さく、スムーズな加速を実現しました。

 

長く愛されている証拠なのか、多くの運送会社に導入されています。

三菱ふそうが扱う商品の中で、ヨーロッパ向けモデルが存在するのはこのキャンターだけです。

三菱ふそう「キャンターガッツ」

2013年に、日産のアトラスがOEM提供され誕生しました。

OEMとは、他のメーカーの製品を許可を得て製造することです。

あまり聞きなじみがない言葉ですが、乗用車などでもよく導入されています。

 

他のメーカーの車両なのですが、すべて同じというわけではありません。

トラック前面のエンブレムは自社用にチェンジされ、場合によってはデザインが変化する場合もあります。

 

上記の通りキャンターガッツは、性能面ではアトラスと変わりません。

  • 販売店が近い
  • 値引き幅が大きかった

これらの理由で良い方を選ぶべきでしょう。

いすゞ「エルフ」

いすゞが1959年に、販売をスタートさせたトラックです。

また長きにわたって、いすゞの業績を支えている主力商品です。

 

エルフは1975年、国内2トン車部門でのシェアが1位になりました。

それ以来、日本の小型トラックの代表的な存在です。

 

2020年現在、販売されているモデルには「D-CORE」と呼ばれるエンジンが搭載されています。

これにより、それまでのモデルよりも大幅な燃費向上を成功させています。

また狭い場所でもミラーの折り畳みが簡単にできるなど、仕事がやりやすいトラックだといえるでしょう。

 

人気のトラックだけあって、盛んに開発が行われてきました。

人気ゆえに国内だけにとどまらず、海外への輸出台数も年々増加しています。

日野「デュトロ」

「ヒノノニトン」のテレビCMで有名なトラックです。

1999年当時、ラインアップ不足が問題視されデュトロ製造に至りました。

2020年現在、

  • 5種類のディーゼルエンジンモデル
  • ガソリンエンジンモデル
  • 天然ガス自動車モデル
  • ハイブリッド車モデル

数多くのラインアップをそろえています。

 

デュトロの開発には、親会社であるトヨタも参加しています。

そのかいあって高品質な小型トラックが完成し、発売と同時に人気車種になりました。

独特なテレビCMは、子供達からも人気ですよね。

日産「アトラス」

1982年に、

  • キャブスター
  • ホーマー

これらの後を継ぐ車両として、日産から販売されました。

その後は多くのメーカーにOEM提供されるなど、たくさんの支持を集めています。

 

2019年日産から、アトラスのディーゼルモデル開発の終了が発表されました。

その際に名称も「アトラスガソリン」に変更しています。

 

ただしアトラスのディーゼル車が、購入できないわけではありません。

いすゞのエルフがOEM提供され、「アトラスディーゼル」として2020年現在も販売中です。

UDトラックス「コンドル」

UDトラックスの人気車種です。

GH5型と呼ばれる、ボルボと共同利用することを目的に開発されたエンジンを搭載しています。

馬力とトルクに優れ、そのうえ排ガス規制にも対応しました。

 

しかしそんな自社開発の小型コンドルは、2017年に生産を終了してしまいます。

中型トラックは2020年現在も、いすゞのフォワードがOEM提供されるかたちで販売は継続中です。

 

UDトラックスは製造部門を少しずつ縮小し、大型トラックの製造を専門に扱う自動車メーカーになりました。

しばらくはコンドルのような、小型トラック開発は行わないでしょう。

UDトラックス「カゼット」

「さわやかな風のように、元気を送り届ける」をイメージして、カゼットと名づけられました。

2トン車コンドルの後を継ぐかたちで、三菱ふそうからキャンターをOEM供給してもらい販売をスタートさせています。

トラックドライバーたちからは、運転のしやすさが評価されています。

 

2015年には、小型トラックが持つ操作性や経済性は維持したままで、中型トラック同様の積載容量を持つ「カゼットRK」が発売されました。

カゼットRKは、中型トラックより維持に必要なコストが安く済みます。

これまでなかった新しいタイプのトラックに、物流業界以外からも注目を集めています。

中型トラック

次は中型トラックです。

一般的には、主に4トン車を中型トラックと呼びます。

 

小型トラックと同様、コンビニ配送から長距離輸送まで幅広い業務に対応可能です。

運送業なら半数近くの会社が、中型トラックを保有しているとのデータもあり、物流業界の中核を担っています。

三菱ふそう「ファイター」

1984年まで販売していたFKがモデルチェンジした際、ファイターという名前で発売しました。

強いトルクを発揮し、それなのに燃費効率が良いエンジンを搭載しています。

さらに2010年、マイナーチェンジの際には環境性能にこだわって改良されました。

 

また2019年モデルからは、大型トラック「スーパーグレート」に導入されている運行管理システムが搭載されます。

安全はもちろん2020年現在、トラックに求められる多くのニーズに対応しようとする姿勢が感じられますね。

三菱ふそう「ファイターミニヨン」

ファイターミニヨンは、1986年にFKのベッドレス車を発展させ販売が始まりました。

クレーン車やダンプカーなど、高重量架装のベーストラックに用いられることが多く、建築会社などから多くの需要を集めています。

 

価格をファイターよりも抑えていることもあり、個人事業者の購入がほかのトラックよりも多いようです。

キャビンが小さく見えるため、「ミニ4トン」から由来してミニヨンという名前に決まりました。

いすゞ「フォワード」

フォワードは、1970年にTYのポジションを引き継ぐかたちで登場しました。

1974年に中型トラックとして初めてAT車が販売されるなど、常にその時代の最新技術が盛り込まれています。

 

フォワードはエルフと部品の共有を図り、生産効率を高めています。

そのため多くのラインアップをそろえており、さまざまなニーズに対応が可能です。

 

また信頼性の高さからなのか、

  • 北米ではキャビンとエンジンを、ゼネラルモーターズが使用
  • 南米ではシボレーブランドとして販売

多くの海外メーカーに、供給されています。

いすゞ「フォワードジャストン」

先ほど紹介したフォワードのキャビンを、エルフのものと交換した車両です。

小さくて軽いエルフのキャビンを採用することで、多くの積載容量が確保できます。

キャビンが短いので、そのぶん荷台を長くすることが可能です。

 

またフォワードよりも、安い金額で販売されています。

そのためか行政の作業用トラックや、レンタカーにも多く採用されています。

 

残念ながら2004年に、国内向けの販売は終了してしまいました。

ですが新興国での人気はいまだに高く、販売が続けられています。

日野「レンジャー」

過去にテレビCMで海外の女優が採用されるなど、日野が販売に力を入れている人気車種です。

その特徴は、「とにかく売れている」点でしょう。

レンジャーは中型トラックの中で45年もの間、常に高いシェアを維持し続けています。

 

人気の理由は性能だけではなく、

  • 販売している店舗が多い
  • 整備拠点を広く展開している
  • メンテナンス費用が安い

購入する側の、メリットになるような特徴を数多く備えています。

早くから排ガス規制問題に取り組むなど、環境問題にも適切に対応しているトラックです。

時代に合ったスタイリッシュな灯火類は、トラックドライバーに人気があります。

 

インドネシアで新型が発売したり、なぜかレースに参戦したりと話題が尽きません。

2020年現在も、販売面では好調です。

トラックドライバーならレンジャーを見ない日はないはずです。

UD「コンドル」

UDトラックスが自社での開発をやめたため、いすゞのフォワードがOEM供給されています。

フォワードとの目立った違いは、フロントグリルの形です。

UDトラックスのモチーフである、ヘキサゴングリルがコンドルには採用されています。

 

特徴は、力強いエンジンを搭載している点でしょう。

パワフルな馬力とトルクは購入者から好評です。

増トントラック

ここまでは、中型までの人気トラックを紹介してきました。

「名前は聞いたことがある。」

「実際に毎日乗車している。」

トラックドライバーなら、そんな人も多かったはずです。

 

ここからはメーカーごとに、増トンの人気車種を紹介していきます。

ちなみに中型車をベースに、積載容量を増やすため改良されたトラックが増トン車です。

 

「4トントラックだと、積載容量が足りない!」

「10トントラックだと、大きすぎるし経費が高くつく……。」

このような要望にトラックメーカー側が答えた車両です。

順番にチェックしていきましょう。

三菱ふそう「ファイター」

2020年現在ファイターは、積載重量7.5トンと8トンの増トンタイプが販売されています。

中型ファイターが持つ安全面での機能や運行管理システムが、これらの増トントラックにも搭載済みです。

 

増トントラックと呼ばれるだけあって、重量物を運ぶ用途に使用されます。

そのため街中で見かける増トントラックは、クレーンなどの架装が装備されていることが多いです。

いすゞ「フォワード」

1985年に、5トン・7トンの増トントラックタイプが登場しました。

増トンのフォワードも中型トラック同様、UDトラックスに提供されています。

また変わったところでは、観光向けに水陸両用車両のベース車にも採用されています。

 

さまざまなメーカーに支持されていることは、高い信頼性の証明でしょう。

これからもベース車のフォワードを含め、さらに活躍の場を広げていくはずです。

日野「レンジャー」

日野の人気トラック、レンジャーの増トン車です。

1972年にレンジャーがマイナーチェンジされる際、増トントラックの販売が開始されました。

 

レンジャーは1980年の時点ですでに、6トンから9トンまで多くの増トントラックがラインアップされています。

日野が古くから、増トントラック開発にも力を入れていたのが分かります。

 

中型トラックのレンジャー同様、LEDヘッドライトなどの灯火類が多くのトラックドライバーに人気です。

2019年にマイナーチェンジを行ったばかりですので、これからさらに販売台数を伸ばすトラックでしょう。

UD「コンドル」

UDトラックスが扱うコンドルの増トンタイプです。

中型トラック同様、2017年にUDトラックス内での開発は終了してしまいました。

そのため5代目コンドル以降は、いすゞのフォワードがOEM提供され販売を続けています。

 

基本的にはフォワードと同じ車ですので、高い信頼性を誇ります。

UDトラックスが持つ大型トラック技術が、コンドルなどの小型・中型にも反映されると面白いのですが……。

大型トラック

最後はメーカーごとに、人気の大型トラックを紹介していきます。

大型トラックとは、10トン車のことです。

夜間の長距離輸送や、重量物を運搬することが主な仕事です。

 

大型トラックは、各トラックメーカーが持つ技術をすべてつぎ込んで作られています。

そのためシステム面だけではなく、内装などの見た目もこだわっているトラックが多いです。

三菱ふそう「グレート」

三菱ふそうが、1983年から1996年まで販売していた大型トラックです。

警察の装甲車や放水車といった、多くの車両の基礎に選ばれるほどの名車でした。

また完成度の高さから、その後に販売されるファイターなど人気車のデザインに影響を与えています。

 

名車ゆえに中古市場を探せば、2020年現在でも普通に購入が可能です。

また土木などの現場ではよく見かけるので、まだまだ現役の印象を受けますね。

三菱ふそう「スーパーグレート」

スーパーグレートは1996年に、先ほど紹介したグレートの後継機種として販売がスタートしました。

日本の大型車として初めて、4軸低床モデルを導入したトラックでもあります。

 

名車の後継機種だけあり、メーカーも開発に多くの力を注いでいます。

頻繁にマイナーチェンジが行われ、2017年には大型モデルチェンジが行われました。

 

  • キースロットに鍵を差し込み、スタートボタンを押せばエンジンがかかる
  • ハンドルに付いているボタンで、さまざまな操作が行える

これまでのトラックには、導入されていなかったような機能が、2020年現在に販売されているスーパーグレートには搭載されています。

名前からも読み取れるように、前機種グレートを超える名車を作ろうというメーカーの強い意志が感じられます。

いすゞ「ギガ」

ギガは1994年いすゞから、それまで販売していた大型トラック「810」の後継機種として登場しました。

2020年現在では当たり前なのですが、バンパーにヘッドライトを装着するトラックは、このギガの影響で広まりました。

ギガが登場する以前は、キャビンにヘッドライトを付けるトラックが多かったようです。

 

過去には1人乗りモデルが存在していたなど、ギガには製造メーカーのさまざまな挑戦が盛り込まれてきました。

  • 大型トラックでは珍しい天然ガスモデルを販売
  • 高機能の運転席を開発

多くの試みがギガ開発の際に行われています。

これらの挑戦の結果、将来の標準となるような画期的な機能が生まれるかもしれませんね。

日野「プロフィア」

プロフィアは1992年、日野のスーパードルフィンがモデルチェンジする際に誕生しました。

当時の正式名称は、「スーパードルフィンプロフィア」です。

しかしトラックドライバーたちからは、単に「プロフィア」と呼ばれていました。

 

2017年に3代目プロフィアにモデルチェンジしたばかりで、同年にはグッドデザイン金賞を受賞しています。

もちろんデザインだけのトラックではなく、製造メーカーの技術が詰め込まれています。

  • 運転手の状態を監視するドライバーモニター
  • 独自のハイブリッドシステム

特に燃費の向上には、力を入れて開発を進められてきました。

燃費の向上は経費削減につながるので、トラックを購入する際には気になる要素の1つですよね。

日野「ドルフィン」

ドルフィンは、1981年に日野から発売された大型トラックです。

1992年に先ほど紹介したプロフィアに、日野のフラッグシップモデルの座を引き継ぎました。

 

正式には「スーパードルフィン」という名称ですが、運送関係者からは単に「ドルフィン」と呼ばれています。

2020年現在では珍しくありませんが、ベッドスペースなどを確保できるハイルーフキャビンを、初めて導入した大型トラックです。

 

ドルフィンは消防から自衛隊まで、災害の現場でも数多く活躍しました。

また珍しいところでは、ジブリ映画にも登場したことがあります。

UD「ビッグサム」

ビッグサムは、UDトラックス(当時は日産ディーゼル工業)が生産していた大型トラックです。

1990年から2005年まで販売されていました。

 

バキュームカーや消防車など、ビッグサムは特殊な車両のベース車にも多く採用されています。

除雪車は、2001年に日野に対してOEM提供を行いました。

 

日本での販売が終了した後も、海外への製造は続けられています。

ですが2014年、完全に生産が終了してしまいました。

UD「クオン」

先ほど紹介したビッグサムの、後継機種として登場したのがクオンです。

2004年に、日産ディーゼル工業から販売が開始されました。

 

2017年にUDトラックスは、コンドルの開発を終了しています。

そのためクオンが、UDトラックスが自社で開発する唯一のトラックです。

クオンにはUDトラックスが持つ、技術のすべてが詰め込まれていると言っても過言ではありません。

 

トラックのシェアはどのメーカーが多い?

ここまで多くのトラックメーカー、そして人気車種を紹介してきました。

トラックは日本の物流を支える存在ですよね。

そのため製造メーカーも、高い技術を持つ企業ばかりです。

 

ではそんな中、どの会社が一番多くのシェアを集めているのでしょうか?

多くの支持を集めることは、高い品質の証明にもつながるので気になりますよね。

2013年以降「日野自動車」が安定してトップシェアを維持

実はトラック販売シェアは、基本的に日野がトップを取り続けています。

過去には30年以上も、日野がトップシェアを維持し続けていました。

 

日野は既にほかの企業が力を入れていた海外向けの販売に、遅れて進出しています。

その遅れが響き2010年、いすゞに販売台数でトップの座を奪われてしまいました。

 

しかしそれも一時だけで2013年、日野は再びトップシェアに返り咲きました。

それ以降2019年まで、安定してトップシェアを維持し続けています。

 

トラックメーカーの日本と海外の違いは

最後に、海外のトラック関連企業の特徴を紹介していきます。

海外と比較することで、さらに日本企業への愛着が湧くかもしれませんよ。

日本のトラックメーカーの特徴

日本は世界的に見ても、多くのトラック関連企業が存在しています。

国内メーカーがたくさんあると選択肢が多く持てるため、より自分に合ったトラックが選べます。

 

またすべての製造会社が、大手企業と言える存在です。

大手だけありすべての企業が高い技術を持つことが、日本のトラックメーカーの特徴だと言えるでしょう。

海外のトラックメーカーの特徴

海外にも数多く、トラックの製造を行っている企業があります。

  • ダイムラー
  • ボルボ
  • フォルクスワーゲン

上記のような有名企業が、トラック部門でも販売台数を伸ばしています。

 

しかしながら、

  • 東風(中国)
  • タタ(インド)

これらのあまり聞かないような企業も、2000年以降はトラック部門でシェアを伸ばしてきました。

世界的にシェアを伸ばしているトラックメーカーの多くが、アジアに本拠地を置く企業です。

アジア企業の需要が増えていることは、海外トラックメーカーの特徴の1つです。

 

しかしそれでも海外では、ベンツで有名なドイツのダイムラーがトップシェアを誇っています。

三菱ふそうはダイムラー傘下の会社ですよね。

 

またUDトラックスを傘下に持つボルボも、海外でのトラック販売で高いシェアを持っています。

このように日本の会社と強いつながりを持つ企業が多いことも、海外トラックメーカーの特徴です。

まとめ

日本は世界的に見ても、多くのトラックメーカーを抱える自動車大国です。

そのためどの会社、トラックを選んでも品質面では問題ありません。

もちろん会社ごとに特徴があるので、トラック購入の際には気を付ける必要があります。

 

しかしながら2020年現在は日野が、

  • トラックの故障が少ない
  • 充実したアフターサービス

これらを武器に、ほかの企業から一歩リードしています。

 

「特にこだわりがないのなら、トラックは日野で。」

おすすめのトラックを物流関係者に聞けば、このように答える人も少なくありません。

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