普段仕事をこなす中で、時間に追われてしまい焦るような体験を、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
周りからの指示や納期の関係で、自分のペースが乱されてしまい、ストレスを感じるのは決して珍しいことではありません。
「1人で黙々と仕事がしたい」「自由に自分のペースで働きたい」と考える人は多くいます。
そこで今回は、自分のペースでできる仕事を年収順に詳しく解説していきます。
【この記事のまとめ】
|
自分のペースでできる仕事ランキング|12選
自分のペースで進められる仕事はあまりないと思われがちですが、そのようなことはありません。
各業界に自分のペースでできる仕事は存在します。
ここでは、厚生労働省の調査や大手求人サイトの情報を基に、独自に作成した年収順のランキングで仕事を紹介していきます。
各職種の特徴や具体的な仕事内容も解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1位「コンサルタント」
コンサルタントとは、依頼先の企業の経営課題を見つけ出し、課題解決のために戦略の立案や提言を行う仕事です。
具体的な仕事内容は業界によって異なりますが、主に6つの分野に分類されています。
|
コンサルティングの仕事は一般的な企業のように固定的な組織体系を持たず、プロジェクトごとに組織が結成される特徴があります。
プロジェクトの内容によって人選が行われ、各自仕事を進めていく流れです。
課題が解決すれば組織は解散し、上司部下の関係もリセットされます。
そのため、各々の役割が明確になっており、自分の決めたペースで自由に仕事をしやすいと言えます。
また、依頼先のクライアントに合わせて動くため、勤務時間に関しては「フレックスタイム制」を導入している企業が多いことも特徴です。
各業界で経験を積めば独立することも可能であり、フリーランスになれば仕事の受注量や作業のペースまで、より自由に決められるようになるでしょう。
クライアント職の平均年収は780.9万円となっており、年代別平均年収のピークは50~54歳で、1,086万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag 経営コンサルタント|厚生労働省
2位「Webエンジニア」
Webエンジニアとは、WebサイトやECサイトといったメディアの機能開発や、アプリケーションの設計・運用・保守などを行います。
具体的な業務内容や範囲は企業によって異なりますが、システムの企画・開発だけでなく、メディア誘導やマーケティングまで行うWebエンジニアもいます。
作業自体は1人で行い、役割も明確であるため、決められた範囲を自分のペースで進めやすい仕事と言えるでしょう。
パソコンがあれば作業できるため、時間や場所に融通が利きやすく、在宅ワークを導入している企業も少なくありません。
フリーランスで活躍する人も多く、仕事時間や仕事量を自分で調整できます。
近年は、多くの企業が生産性向上を目指したDX化に着手しており、Webエンジニアの需要は今後も伸びていくと予想されています。
ソフトウェア開発関連のエンジニアの平均年収は550.2万円であり、年代別平均年収のピークは50〜54歳で、702万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag システムエンジニア(業務用システム)|厚生労働省
3位「研究開発職」
研究開発職とは、文字通り、自社の製品や製造に活かせる技術の研究を行い、それを基に新たな製品やサービスを開発する仕事です。
食品・医薬品・住宅メーカーなど、あらゆる業界にある職種で、研究職と開発職に分かれているケースがほとんどです。
具体的な仕事内容は、研究テーマに沿った実験・解析・データ収集・分析・検証があります。
開発では、得られたデータを基に商品開発を行っていきます。
研究開発自体に短期的な納期が定められていることは少なく、自分のペースで作業しやすいと言えるでしょう。
作業自体は1人で行うため、1人で黙々と仕事に取り組むのが好きな人に向いていると言えます。
国税庁が公表している「令和3年分の民間給与実態統計調査」によると、学術研究・専門技術サービス業の平均年収は521万円となります。
4位「総務」
総務は、社員が効率良く働けるような環境を整備する役割があり、必要な作業であれば何でも行います。
具体的には以下のような仕事があります。
【備品の管理や発注】
社内で使用するデスクや椅子だけでなく、文房具やコピー用紙などあらゆる「物」を管理します。
定期的に在庫のチェックを行い、必要に応じて発注もします。
【契約管理】
社内で使用しているレンタル機器の契約や社員の雇用など、あらゆる契約書の管理を行います。
書類によっては法律で保管期間が定められているため、それに従い適切に管理します。
【社内行事の企画や運営】
入社式や忘年会、社員旅行などの行事ごとで、予算の作成や会場の手配などを行います。
基本的にルーチンワークであり、緊急度の高い仕事も少ないため、時間に追われるようなことはありません。
仕事内容に関しても上司から指示を仰ぐような作業は少なく、自分のペースで仕事を進めやすいと言えます。
総務の平均年収は491万円であり、年代別平均年収のピークは55〜59歳で、566万円となります。
5位「事務」
事務職は、パソコンを使用したデータ入力や、社内で必要な書類の作成・整理などを行います。
会社によって具体的な仕事内容は異なり、来客対応や電話応対、郵便物の仕分けなどの業務もあります。
仕事量が多く忙しい時間帯もありますが、ルーチンワークであるため、ペース配分を自分でコントロールしやすいことが特徴です。
次の日に持ち越せる仕事も多いため、締め切りに追われるようなこともなく、ある程度ゆとりを持ちながらの作業ができます。
残業となる日も少なく、仕事以外の時間も確保しやすい魅力もあります。
職種にもよりますが、基本的に専門的な知識は必要とされていないため、未経験でも挑戦可能です。
自分のペースでできる仕事に転職したいと考えている方におすすめと言えます。
一般事務の平均年収は490万円であり、年代別平均年収のピークは55〜59歳で、586万円となります。
6位「Webデザイナー」
Webデザイナーとは、文字通りWebサイトのデザインを行うのが仕事です。
具体的な仕事内容や流れは以下の通りです。
- 要望に関するヒアリング
- 調査、分析
- サイトの設計
- 画面情報設計
- デザイン
- コーディング
- プログラミング
- 最終チェック
まずはクライアントの要望をヒアリングした上で、競合サイトの調査を行います。
その後、構成や画面情報設計をした上で、デザインを考えていきます。
デザインしたら終わりではなく、Webサイトの動作を作るプログラミングやHTML・CSSコードの設定もWebデザイナーの仕事です。
パソコンがあれば仕事ができるため、必ずオフィスに出社する必要はなく、打ち合わせもオンラインでできます。
技術や知識を身に付けた上で独立する人も多く、自宅で仕事を受けながら自分のペースで作業する人も少なくありません。
Webデザイナーの平均年収は481万円であり、年代別平均年収のピークは55〜59歳で、585万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag Webデザイナー|厚生労働省
7位「トラックドライバー」
トラックドライバーは、さまざまな荷物を目的地まで運搬するのが仕事です。
運ぶ荷物によってトラックの種類や大きさが変わりますが、仕事のメインは運転であるため、1人ですごす時間が多い仕事です。
定められた時間内で送り届ける必要はあるものの、上司から急かされることもなく、自分のペース配分で運転できます。
近年は深刻なドライバー不足が続いており、未経験者を歓迎している求人も多いため、自分のペースで働ける仕事を探している人におすすめです。
また、EC事業の急成長により個人宅へ配送する荷物が増加傾向にあるため、軽貨物の配送をフリーランスで行うドライバーも増えてきています。
フリーランスであれば、勤務日や勤務時間も自由に決められるため、自分のペースで仕事を進められます。
トラックドライバーの平均年収は477万円であり、年代別平均年収のピークは45〜49歳で、499万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag トラック運転手|厚生労働省
関連記事:運送会社の給与ランキングTOP10|業種別の平均年収も紹介
関連記事:トラック運転手の人気がない理由とは?現役運転手の声も紹介
8位「Webライター」
Webライターは、Webメディアに掲載するためのコンテンツを執筆するのが仕事です。
執筆ジャンルは多岐に渡り、自社の商品や役立つ知識などさまざまな記事を執筆します。
執筆作業のほとんどはパソコンで行うため、場所や時間を選ばずに仕事をこなせます。
納期の設定はあるものの、執筆作業に対する指示は少なく、自分のペースで仕事を進められるのが特徴です。
近年は、フリーランスで活躍するWebライターも増えてきています。
仕事をこなす上で必須となる資格などはないため、比較的挑戦しやすくクラウドソーシングを活用し、副業として挑戦する人もいます。
「求人ボックス」によると、ライター平均年収は正社員で448万円程です。
派遣社員の場合は平均時給が1,720円となります。
参考:ライターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)|求人ボックス給料ナビ
9位「法務」
法務は会社の運営に関わる全ての法律を把握し、適切に対応するのが仕事です。
会社の内容にもよりますが、運営していく上で関係する法律は数多くあり、法務の仕事にも以下のような種類があります。
|
この中でもメインと言える「契約・取引法務」では、運営に関わる売買契約や業務委託契約などの条文をチェックします。
この他にも、社内の法律相談や社外との法的交渉も法務の仕事です。
法律に関する知識が必須であり、簡単な仕事ではないものの、基本的に裏方でコツコツと自分のペースで仕事を進められる仕事と言えます。
企業法務の平均年収は437万円であり、年代別平均年収のピークは55〜59歳で、521万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag 企業法務担当|厚生労働省
10位「タクシードライバー」
タクシードライバーは、乗客を目的地まで輸送するのが仕事であり、営業所を出発してからは1人で仕事をこなします。
営業に関する必要最低限の決まりはあるものの、営業方法などは各々で自由に決めることが可能です。
休憩時間などもいつ取るかは個人の自由であるため、自分のペースで仕事をこなしやすいと言えます。
給料に関しては多くの会社で歩合制を採用しているため、自分のペースで仕事をこなしつつ高収入を目指したい人におすすめです。
転職に関しても未経験者歓迎の求人が多く挑戦しやすいと言えるでしょう。
タクシードライバーの平均年収は361万円であり、年代別平均年収のピークは35〜39歳で、446万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag タクシー運転手|厚生労働省
11位「警備員」
警備員はさまざまな場所で人々の安全を守るだけでなく、サービス業の側面もあります。
主な仕事内容や職場は以下の通りです。
【イベント会場】
コンサートや花火大会などに訪れた人を誘導します。
来場者が集中すると将棋倒しなどのリスクが高まるため、必要に応じて入場制限などの対処も求められます。
【会社】
出入り口の施錠や入館者のチェック、駐車場では車両誘導も行います。
災害発生時の避難経路への誘導も仕事の1つです。
【工事現場】
工事現場ではさまざまな特殊車両が出入りするため、付近を通る通行人を誘導します。
道路工事では現場の状況に合わせて片側交互通行や徐行指示を出しながら安全確保を行います。
警備員の仕事は特にノルマもなく、時間に追われるような作業もありません。
交通規制などを行う際にはコミュニケーションが必須となりますが、仕事の指示出しなどは少なく、人間関係によるストレスも溜まりにくいと言えます。
警備員の平均年収は334万円であり、年代別平均年収のピークは35〜39歳で423万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag施設 警備員|厚生労働省
12位「工場作業員」
工場作業員は各業界のメーカーが保有する工場で働く作業員のことであり、部品加工や機械操作を行う仕事です。
機械による製造が行われる工場では「ライン作業」が多く、生産ラインの工程ごとに作業員が配置されます。
配置された作業員は組み立てや溶接など、決まった作業を繰り返し行います。
指示書をもとに出荷する商品を集荷する「ピッキング」や、製品の不備をチェックする「検品」なども仕事の1つです。
日々の作業はルーチン化しているものが多く、仕事中のコミュニケーションも必要最低限となります。
各々が納期などを意識することも少なく、ある程度自分のペースで作業を進められます。
工場作業員の平均年収は334万円であり、年代別平均年収のピークは35〜39歳で423万円となります。
出典:職業情報提供サイトjobtag施設 工場作業員|厚生労働省
関連記事:セールスドライバーってどんなことをしているの?きついって聞くけど本当?気になる給料なども合わせて紹介します
自分のペースでできる仕事:5つの共通点
ここまで自分のペースでできる仕事を紹介してきましたが、他の職種は自由に働けないというわけでもありません。
これから紹介する共通点に当てはまっていれば、職種に関係なく自由に働ける可能性が高いと言えます。
どのような共通点があり、なぜ当てはまっていれば自由に働けるのかわかりやすく解説していきます。
人間関係のストレスが少ない
人間関係は業界や職種に関係なく、多くの社会人が抱える悩みの1つと言えます。
- 「急に上司が別の人の仕事を割り振ってきて急がされた」
- 「周りのミスをフォローするために時間に追われた」
- 「せっかちなお客様に急がされた」
このように、人間関係が原因で自分のペースが乱されるのはよくあることです。
仕事で人との関わりがほとんどないような仕事であれば、このような人間関係によるストレスも溜まりにくく、比較的自由に仕事ができます。
具体的な職種としては「ドライバー職」があります。
運転中は1人ですごす時間が多く、頻繁に上司から指示出しされるようなことはありません。
1人で黙々と仕事に打ち込めるため、時間に追われている感覚も軽減できるでしょう。
働く場所や時間に制限がない
働く場所が決まっており、勤務時間も決まっている場合、それに合わせて生活する必要があります。
- 「毎日通勤に時間がかかるから出勤時間の2時間前から準備をしている」
- 「勤務時間が決まっているから自由に計画を立てられない」
このようなことは、社会人にとって当たり前と言っても過言ではありません。
しかしながら、職種によっては自宅やカフェなど自由な場所で働けて、勤務時間に制限のない仕事も少なからずあります。
具体的な職種としては「Web系の仕事」があります。
パソコンさえあれば、オフィス以外の場所でも仕事が可能であり、わざわざ出社する必要はありません。
また、いつでもこなせる仕事であれば、勤務時間を毎日指定する必要もないため、自分のペースで仕事を進められます。
仕事量は変わらないため、働く時間が減るわけではありませんが通勤時間などがなくなるため、余裕が生まれやすくなります。
誰かに口出しをされない
1人で仕事をこなすわけではないものの、周りからの指示を受けずに進められる仕事も自分のペースで働きやすいと言えます。
具体的には「営業職」があります。
最低限のマニュアルはありますが、結果重視であるため、プロセスに対しての指示出しは基本的にありません。
当然、結果を出せていることが前提ではありますが、周りからの口出しはなく自分のペースで働けます。
スケジュールが変動しにくい
スケジュールが変動しにくい仕事であれば、急に忙しくなるようなこともなく、自分のペースで仕事を進められます。
具体的な職種としては「工場勤務職」があります。
あらかじめ生産計画が決められているため、急に忙しくなるようなことはありません。
また、その後の製造計画などもある程度決まっているため、休暇の予定なども立てやすいと言えるでしょう。
ただし、機械による製造ではなく手作業が多いような工場では、ミスなどにより時間に追われる可能性があります。
ノルマを意識しなくていい
時間に余裕を持てない原因として多いのが「ノルマ・締め切り」です。
決められたノルマを達成できなければ、普段から焦って仕事をこなさなければならず、自分のペースで仕事ができなくなります。
また、締め切りに関しても短期間で設定されていては、常に時間に追われてしまいます。
ノルマや締め切りのある仕事を選ぶ場合には、長期的なスパンで比較的ゆとりのあるものを選ぶようにしましょう。
関連記事:運送会社におけるパワハラとは?事例や対処方法を紹介
自分のペースでできる仕事がおすすめの人
自分のペースでできる仕事と聞くと、多くの人が自由で楽なイメージを想像します。
しかし、自分のペースでできるということは、それだけ責任が重くさまざまな決断を自分で行う必要があります。
人によっては、「やっぱり周りと連携しながら働く方が楽だ」と感じる可能性もあるため、注意が必要です。
ここでは、自分のペースでできる仕事はどのような人におすすめなのか、具体的な特徴について解説していきます。
該当していないからと諦める必要はありませんが、1つの判断基準として参考にしてみてください。
1人で作業をするのを好む
自分のペースでできる仕事は基本的に1人ですごすことが多く、周りとのコミュニケーションもスマホやパソコンがほとんどです。
特にフリーランスで活動を始めると、上司などはいなくなるため、1人ですごすことが当たり前になります。
そのため1人で黙々と仕事をこなすのが好きな人が、自由度の高い仕事に向いていると言えるでしょう。
自分のペースで働きたいものの、誰かと話しながら仕事をしたいような人の場合、苦痛に感じる可能性があります。
1人で決断できる
自分のペースで自由に働くということは、全ての決断を自分で行わなければなりません。
その日にどの仕事をどこまで進めるのか自分で判断を行い、ミスした場合には全て自分の責任になります。
そのため、決断力があり仕事に強い責任感を持てるような人が、自分のペースで自由に働く仕事には向いていると言えるでしょう。
誰かに指示をもらえないと動けない人や、経験が浅く的確な判断をする自信がない人は、自由な状況になるのが早い可能性があります。
向上心が強い
自分のペースで黙々とできる仕事は、周りからの指示やアドバイスが少なくなります。
そのため、仕事の結果をデータにした上で分析を行い、改善していくような向上心が必要です。
1人きりでなんとなく仕事をこなしていては、成長スピードも落ちてきてしまいます。
特にフリーランスで働く場合、仕事の受注もあるためクライアントに必要とされるようなスキルを持ち続けなければなりません。
自己管理能力が高い
自分のペースでできる仕事は、裏を返せばスケジュール管理を自分で行わなけばいけないことになります。
仕事の受注や外注先への依頼、仕事のペース配分などはもちろん、常に高いパフォーマンスを維持するための体調管理も必要です。
社会人として当たり前のことに感じるかもしれませんが、完全に自由な環境下で自分を律するのは簡単な事ではありません。
目標に向けた徹底した自己管理ができるような人が、自分のペースでできる仕事には向いていると言えます。
適度にストレス発散ができる
自分で自由に働くということは、前述した通り自分で全ての決断をするため、ストレスが溜まります。
ミスした時にも、自分自身で解決しなければなりません。
特にフリーランスになると会社による縛りがなくなるため、逆に働く時間が増えてしまう可能性もあります。
休日も定められていないため、ついつい仕事をしてしまいがちです。
長期的に活躍し続けるには、ストレス発散を定期的に行い仕事に集中できるような環境作りも大切です。
関連記事:ヤマト運輸はブラック企業?給料激減の噂や口コミから徹底検証!
自分のペースで仕事ができる会社の特徴
自由に動ける仕事と聞くと、フリーランスな働き方をイメージする人が多いのですが、会社員でも自分のペースで働くことは十分可能です。
最近では、生産効率の向上を目的として、自由な働き方を推奨する会社も増えてきました。
具体的には「リモートワーク・サテライトオフィスの導入」「フレックスタイム」があります。
フレックスタイムとは、従業員が始業時間と就業時間を自由に決められる制度です。
このような制度を導入している会社であれば、ある程度自分のペースで働きやすいと言えます。
関連記事:中卒ではトラック運転手がおすすめ!給料・仕事内容・理由を詳しく説明!
自分のペースで仕事をする3つのコツ
「自分のペースで働けない」という不満は、労働環境ではなく働き方が原因の可能性もあります。
効率の悪い働き方をしてしまっていては、比較的自由な労働環境であったとしても時間に追われてしまいます。
ここでは、今の仕事のまま自分のペースで仕事ができるようになる、3つのコツについて解説していきますので参考にしてみてください。
作業を背負い過ぎない
周りに仕事を振り分けるのが苦手な人は、自分で作業を背負いすぎてしまい時間に追われてしまいがちです。
仕事を断れない「お人好しタイプ」の人もこれに該当します。
仕事を抱えすぎてしまい、かえって仕事効率が下がってしまっては意味がないため、忙しい時には事情を説明して仕事を断るようにしましょう。
どうしても仕事を受けざるを得ない時には、納期の交渉を行うことで余裕を持って取り組めるようになります。
優先順位をつける
仕事を複数抱えている場合、優先順位をつけて仕事を進めることが非常に大切です。
具体的な優先順位の内容は以下の通りです。
|
よくある失敗としてあるのが「自分の得意な仕事から着手すること」です。
好き嫌いに関係なく、上の優先順位に当てはめて仕事を進められれば、時間に追われにくくなります。
コミュニケーションを取り過ぎない
仕事を効率良く進める上でコミュニケーションは非常に大切ですが、不必要な内容の場合は時間の無駄と言えます。
話が長い人や世間話をしてくるような人がいる場合には、極力関わらないようにするのが有効な対策となります。
どうしても要件を伝えなければならない時には、電話やチャットで済ませるようにして、効率良く仕事を進められるようにしましょう。
自分のペースでできる仕事を探すなら転職エージェントがおすすめ
自分のペースでできる仕事を探したい場合「エージェントサービス」がおすすめです。
求人を探す前にキャリアアドバイザーとの面談を行い、理想の働き方や条件を伝えることにより、最適な求人を紹介してもらえます。
転職のプロによるアドバイスを受けながら仕事を探せるため、仕事選びに失敗するリスクも減らせます。
自分のペースで仕事を進めやすいドライバー職への転職を検討しているのであれば「ドライバーキャリア」がおすすめです。
車両サイズや運送貨物などあらゆるカテゴリで求人を絞ることが可能であり、求人数も豊富であるため理想の仕事を見つけられるでしょう。
自分のペースでできる仕事ランキングについてのまとめ
今回は自分のペースでできる仕事について解説してきました。
自分のペースでできる仕事は各業界にあり、余裕をもって自由に働くのは決して難しいことではありません。
今回ランキングで紹介した職種以外であっても、働く時間や場所に制限がなく人間関係の少ない仕事であれば、自分のペースで働ける可能性があります。
一方で自分のペースでできる仕事ならではの辛さもあるため、今回解説した内容を理解した上で目指すようにしましょう。
また、仕事効率を上げることでも、自分のペースで仕事をしやすくもできますので、今回紹介したコツを試してみてください。
ドライバーの仕事をお探しの方へ
ドライバーキャリアは、運送・物流業界に特化した転職支援サービスです。
- 希望条件に合う求人のご紹介
- 履歴書など書類作成のサポート
- 企業との条件交渉/面接日程の調整
無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。
求人を検索する(無料)