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運送会社の給料ランキングTOP10は?ドライバー・業種別の平均年収も徹底解説!

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運送会社への、転職を考えている人は少なくありません。

運送業界は未曾有のドライバー不足に見舞われています。

有効求人倍率は2.76倍で過去10年ほど一貫して上昇を続けており運送業界は働き方を改善しようと継続的に動いています。このため給料が上がっている可能性もあります。しかしどこの会社に行けばどれくらい給料がもらえるのでしょうか?

せっかく仕事を変えたのに収入が減ってしまっては、何のために転職したのかわかりません。

今回の記事では、

  • 「ドライバー別、業種別の平均年収」
  • 「運送会社の年収ランキング」

を解説していきます。

運送業界に転職すれば、収入が増える可能性がありますよ。

「今より100円でも多く稼ぎたい。」

「給料がたくさんもらえる会社はどこだろう?」

そんな人は今回の記事を参考に、運送業界へ転職してくださいね。

運送業界(ドライバー)の平均年収は?

運送業界には、いろいろな仕事をしている人がいます。

ここでは運送業界の主役であるトラックドライバーの、職種別年収をチェックしていきましょう。

長距離ドライバー

長距離ドライバーは名前の通り、トラックを使って長距離輸送を行う仕事です。

走行距離は仕事によってバラバラですが、1日に1000キロ近くの輸送を行うこともあります。

長距離トラックドライバーの平均年収は、400万円~750万円です。

もらえる給料の幅が広いですが、次のような要素が絡みます。

  • 乗車するトラックの大きさ
  • 輸送距離の長さ

長距離トラックドライバーの、人員不足は特に深刻です。

そのため長距離トラックドライバーの人員確保には、多くの会社が困っています。

大型トラック運転手

大型トラック運転手は、主に10t車を使って仕事をします。

車両が大きいので、国道など大きな道路での輸送業務が仕事の中心になるでしょう。

大型トラック運転手の平均年収は、450万円~650万円です。

大型トラック運転手は、さまざまな荷物を運びます。

高価な荷物を大量に扱うほど、収入が増える給料システムが一般的です。

中型トラック運転手

中型トラック運転手は、4t車を使って仕事をします。

コンビニのルート配送から宅配業務まで多くの用途に、中型トラックは使用されています。

中型トラック運転手の平均年収は、300万円~550万円程度です。

荷物の積み下ろしなど、中型トラック運転手は運転以外の仕事をしている時間がたくさんあります。

作業スピードが速い人だと、多くの仕事がこなせるので給料が高くなるでしょう。

軽トラック/小型トラック運転手

小型トラックの運転手は2tトラックをはじめとした、小さな車両で仕事をします。

特に近年ではAmazonや楽天の台頭で、小口の宅配需要が増えており、小型ドライバーを募集する業者が増えています。

小型トラック運転手の平均年収は250万円〜1000万近くまでと幅が広いのが特徴です。

中型トラック運転手と重なるのですが、特に東京圏では業務委託などで効率よく配達をすることで、月収80万円を実現している人もいるようです。

運送業 業種別の平均年収は?

運送業といえば、やはり「運送会社」ですよね。

ですが運送会社のほかにも、たくさんの業種があります。

ここからは、業種別の平均年収を紹介していきますね。

運送会社

運送会社の仕事は、運賃をもらって荷物を運ぶことです。

荷物の輸送には、主にトラックが使用されます。

運送業界といえば、多くの人が運送会社をイメージしているでしょう。

運送会社の平均年収は380万円です。

平均的な年収は、それほど高くありません。

ですが会社や職種により、収入の差が大きいです。

物流会社

物流会社は、運送会社でも行う輸送業務のほかに、

  • 荷物の保管
  • 荷役作業
  • 流通加工
  • 梱包作業

これらの業務も行います。

物流会社の平均年収は390万円です。

運送会社よりも業務が多いので、少しだけ平均年収が高くなっています。

宅配会社

宅配会社は、主に小さな荷物を輸送する会社です。

宅配会社のドライバーは、自宅にも荷物を届けに来ますよね。

一般の人でも、接する機会が多い会社だと言えるでしょう。

宅配会社の平均年収は370万円です。

運送会社などよりも、平均年収は減っています。

荷物の積み下ろしが多い会社ですので、作業効率が良い人だとたくさんの給料がもらえるはずです。

引っ越し会社

引っ越し会社は、常にアルバイトを募集しているイメージがありますよね。

もちろんアルバイト人員も多いのですが、引っ越しに使うトラックは正社員が運転することがほとんどです。

やはり運転技術の未熟なアルバイトに、トラックを運転させるのは危険ですよね。

引っ越し業界も、トラックドライバーの確保に困っている会社がたくさんあります。

引っ越し会社の平均年収は375万円です。

「引っ越し」を扱う会社ですので、繁忙期と閑散期とでもらえる給料に開きがあります。

毎月安定した給料を希望する人だと、あまり向かない会社かもしれません。

運送会社の年収ランキング

運送業界のなかでも運送会社は、特に人手不足が深刻です。

そのため給料の高い会社でも、求人情報を見つけやすいでしょう。

ここからは運送会社の年収ランキングを紹介していきます。

「転職するなら、給料が多くないとダメだ!」

そんな人はぜひ、参考にしてください。

運送会社の給与トップ5を大公開!高収入会社への転職方法と注意点とは?

運送会社の年収ランキング1位(ヤマトHD)

おそらく誰でも知っている「ヤマト運輸」を、傘下に持つ巨大企業です。

配達スピードの速さには定評があり、Amazon商品の多くを扱っています。

ヤマトHDの平均年収は880万円です。

誰もが知る巨大企業に見合った高い給料が、ヤマトHDでは支払われています。

給料面だけを考えれば、転職先はヤマトHDで問題ありません。

運送会社の年収ランキング2位(日本郵政)

日本郵政と聞くと、わかりづらいかもしれませんが郵便局のことです。

運送業のほかに、金融商品なども扱っています。

日本郵政の平均年収は770万円です。

こちらも有名な企業だけに、高い給料が支払われています。

もともとは国が運営していた会社ですので、企業としての安定感は抜群です。

運送会社の年収ランキング3位(日立物流)

家電のイメージが強い日立グループの関連会社です。

「運送業も行っているの?」

そんな人が多いかもしれません。

日立物流の平均年収は750万円です。

日立物流は輸送業務のほかにも、在庫チェックや発注関連など物流全般を扱っています。

2021年現在は、その強みを生かしてイオンの物流センターを運営しています。

運送会社の年収ランキング4位(近鉄エクスプレス)

近鉄エクスプレスは、国際貨物を中心に扱う運送会社です。

運送業界では有名なのですが、一般の人にはあまり知られていないかもしれませんね。

近鉄エクスプレスの平均年収は740万円です。

中国で日本の物流企業として、最大のネットワークを持つ会社にまで、近鉄エクスプレスは成長しています。

これからの成長次第では、さらにもらえる給料が増える可能性がある会社ですね。

運送会社の年収ランキング5位(セイノーHD)

大手運送会社の、西濃運輸を傘下に持つ企業です。

運送業が中心の会社ですが、引っ越しや自動車学校の運営など幅広い事業を行っています。

セイノーHDの平均年収は720万円です。

長距離トラック部門の歴史が長く、2021年現在でもセイノーHDの強みと言えるでしょう。

長距離トラックドライバーへの転職なら、セイノーHDが良いかもしれませんね。

運送会社の年収ランキング6位(丸全昭和運輸)

丸全昭和運輸は化学薬品や原料など、産業の材料となるものを輸送する会社です。

大手鉄鋼メーカーや、建設機械の製造企業との取引があります。

丸全昭和運輸の平均年収は640万円です。

日用品の扱いも増えているので、そちらの業績次第では給料がアップする可能性もあるでしょう。

運送会社の年収ランキング7位(SBSホールディングス)

SBSホールディングスは運送業のほかに、不動産業や金融業も扱う会社です。

日立物流と同じく、物流システム全般を扱う事業を得意にしています。

SBSホールディングスの平均年収は630万円です。

SBSホールディングスは1987年に設立された会社ですので、他の大手に比べると若い会社です。

これからの会社運営次第で、給料システムなども変わってくるでしょう。

運送会社の年収ランキング8位(丸運)

丸運は、石油関連事業を行うJXTGグループの関連企業です。

東京に本社を置く会社で、首都圏を中心に運送事業を展開しています。

丸運の平均年収は620万円です。

日本有数の大企業、JXTGグループの関連企業という点に大きな安心感があります。

運送会社の年収ランキング9位(日新)

日新は近鉄エクスプレスと同じく、国際物流を得意にしている会社です。

アジアで活動している会社は多いですが、日新はヨーロッパにまで拠点があります。

日新の平均年収は610万円です。

個人の海外引っ越しにも対応していて、これからの業績拡大に期待できますね。

運送会社の年収ランキング10位(日本通運)

日本通運は、日本でトップクラスに歴史の長い運送会社です。

「日本通運に運べないものはない」と言われるほど、さまざまな荷物を扱っています。

日本通運の平均年収は600万円です。

歴史が長い運送会社ですので、「一生トラックに乗りたい!」

そんな人は、転職先の有力候補になるでしょう。

ランキングで紹介した大手の運送会社は、給料面だけでなく保険会社への対応もきちんとしているところが多いです。

任意の自動車保険や、荷物の損害をカバーする運送保険を保険会社は扱っています。

小さな運送会社だと、保険会社と付き合いを持たないところもあります。

ですがそのような運送会社だと、事故を起こしたときに倒産してしまうかもしれません。

いつ倒産するかわからない会社に、転職するのは怖いですよね。

また子育て中の人なら、大手の運送会社で働くべきです。

大手の運送会社は育児休暇など、子育てに必要な休みが取得しやすい職場づくりをしています。

子育て中だと、急な休みが必要になることも多いです。

大手の運送会社で働いていれば、問題なく休めるはずですよ。

トラック運転手の求人や募集はどこで探せばいい?

ハローワークや知人の紹介などで、運送会社への就職を探している人はたくさんいます。

ですが少しでも良い条件の運送会社を探すなら、ネットも活用すべきですよね。

「ドライバーキャリア」

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ドライバーキャリアは、トラックドライバーに特化した求人サイトです。

この記事で紹介した会社以外にも高収入・好条件の非公開求人を多数ご紹介しています。

ドライバー様は完全無料にてご利用いただけますので、ご興味があればぜひご利用ください。

まとめ

2021年現在、トラックドライバーの人員が足りず、困っている運送会社は多いです。

そのため転職の意思さえあれば、運送会社への就職はそれほど難しくないでしょう。

トラックドライバーは一般的に、

  • 大きなトラックに乗る
  • 長距離輸送をする

これらの要素で多くの給料がもらえます。

また少しでも多く給料をもらうためには、事前の情報収集が欠かせません。

知人に聞いたりネットで調べたり、普段から好条件の会社を探すことが転職への第一歩でしょう。

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